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第05話 もう一人の聖女候補、アリス
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王都神殿──その中心にある《聖女の間》。
純白の大理石で築かれたその空間は、天蓋から差し込む光すら計算されたように神々しく、神の栄光を象徴する場として完璧に整えられていた。
床には精緻なモザイク、壁には歴代の聖女たちの肖像画。本来ならば、神に選ばれた少女ただ一人が玉座に座し、民の祈りを一身に受けるための場所だ。
――だが、その欺瞞的な美しさが、俺の胸を静かに抉った。
嘗て聖女が祈りを捧げ、人々が膝を折ったこの場所は、いまやただの装飾だ。妹の血で汚されたこの空間を、俺はもはや神聖とは思わない。完璧な造形も、神を讃える歌声も、全てよく出来た舞台装置に過ぎない。
そして今日、その舞台に新たな役者が現れる。
俺と言う存在だ――王都のすべてを欺き、世界の前提を破壊する、偽りの存在。
名を、アリス。リリスの【双子の妹】として、本来この世界に存在しない影の聖女。その名を心の中で転がすと、どこか甘く、同時に吐き気のような違和感が喉を撫でた。
そんな人間は、本来この世界にいない。
歴史にも、神殿の記録にも、人々の記憶にも、一片の痕跡すらない。
完全な虚構。無から生み出された嘘。
だが存在しなかったからこそ、作れる。
筋書きにない空白、誰にも触れられていない余白、その余白に何を書くかは、俺の自由だ。言葉で、視線で、沈黙し、すべてを計算し、慎重に、確実に。
虚構を真実に塗り替える。過去を捏造し、絆を編み、世界の認識そのものを歪ませる。それが俺の選んだ手段だった。
禁術によって俺が手にしたのは、力ではない。認識を侵すという、神が与えなかったもの。世界に信じさせる力だ。
信仰でも、血筋でもない。欺瞞の上に築かれた本物より、本物のように振る舞う虚構の方がずっと強い。俺はその強さを選んだ。奪い取った。
薄暗い通路を抜け、《聖女の間》へ続く長い階段を上る。
一段、一段、慎重に足を運ぶたび、足音がやけに大きく響いた。
神殿全体に、俺の存在を知らしめるかのように。鼓動は驚くほど冷静で一定のリズムを刻んでいた。
心が凍っているのか、それとも高ぶりすぎて感情が壊れているのか、自分でもわからない。
身に纏うのは、淡い薄桃色のドレス。
柔らかな絹が肌を撫でるたび、ぞっとするような異物感が走る。かつて鎧を纏っていた自分の肌には、これはあまりに柔らかく、薄く、そして無防備だった。
軽い靴が控えめな音を立てる。この細く華奢な脚は、もはや敵を追い詰めるために地を蹴った脚ではない。それでも、今の俺にとっては十分すぎるほどの武器だった。見せるための姿。信じさせるための演出。
慣れぬ髪の重みが、右目を隠すように揺れる。その奥には、俺が【ヨシュア】である証がある――火傷の痕。決して人に見せてはならない。どれだけ完璧に姿を偽ろうとも、それだけは消えない。
存在の証明――誰にも知られず、誰にも見せず、俺だけがその痕跡を知っていればいい。
この場所に、【ヨシュア】は存在しない。
感情を奥底に沈め、怒りを凍らせ、アリスという仮面を被る。魂が今も燃え続けていても、表情は穏やかなまま。誰も疑わない微笑みを浮かべて、俺はただ静かに、舞台の中心へと歩いていく。
「ご案内いたします、アリス様」
控えていた侍女たちは、戸惑いを隠しきれないまま俺を迎え入れた。
疑念はある、だがそれ以上に権威に従うという習性がその表情に色濃く滲んでいる。彼女たちの視線は俺の顔から離れず、しかし問いかける勇気はなかった。
手には、王家と神殿の正式な推薦状がある。筆跡も印章も、細部に至るまで完璧に再現された偽造品だ。だが、誰一人としてそれを疑おうとはしない。
聖女のような【少女】が、そこに立っている。それだけで、人の思考は容易く停止する――世界は、欺かれることを望んでいる。
重厚な扉が、ゆっくりと開かれた。磨き上げられた大理石の床に、俺の影が細長く伸びる。
その影は、まるで魂の闇そのものを引きずっているかのようで、思わず笑いそうになった。
そこにいたのは、クララ=フォンテーヌ。
純白のドレスを纏い、玉座に腰掛け、完璧な笑顔を貼り付けている。その表情は、すでに勝利を手にした者のものだった。
だが、目が合った瞬間――その笑顔が、ほんの一瞬だけ硬直する。
戸惑い、理解不能、想定外、あまりにも分かりやすい反応だった。まるで、用意されていない選択肢が画面に表示された瞬間の、無防備な顔。
「あ、あら……どなたかしら? 王都では、お見かけした覚えがありませんわね」
言葉は柔らかい。だが視線は鋭く、値踏みするようにこちらをなぞってくる。優雅に立ち上がりながらも、警戒を解いていないのがはっきりとわかる。
「このような場にお立ちになる以上、相応のご身分でいらっしゃるのでしょう?差し支えなければ、お名前を伺っても?」
「はじめまして、クララ様。わたしはアリスと申します。本日より、神殿に仕える事になりました」
深く、静かに会釈する。
嘗てリリスが人々の前で見せていた、あの柔らかな所作を、寸分違わずなぞる。視線は伏せすぎず、逸らしすぎず、疑われない距離。
「……アリス、様?」
クララが、その名を反芻する。知らない名前だ、と言外に滲ませながら。
「そして……」
わずかに間を置き、声を落とす。確実に、彼女の耳に届く距離で。
「――わたしは、リリスの双子の妹です」
その瞬間、空気が凍りついた。
神官たちの息が止まり、侍女の誰かが小さく息を呑む音がし、室内の時間が、一拍、遅れた。
「……双子、ですって?」
クララの声が、僅かに揺れる。
「そんな話、わたくしは――いいえ、神殿の記録にも、そのような……」
言葉を選ぶ仕草。否定したいが、否定しきれない焦り。俺はただ、静かに微笑む。
その微笑みは、かつてリリスが人々に向けていた慈愛のそれと、寸分違わない――ただし、その奥に宿るものだけが、決定的に違っていた。
神官たちの顔から血の気が引き、侍女が息を呑み、言葉を失う。
そして、クララだけが――理解していた。
この存在が、自分の物語に存在しないことを。
「……聞いていない。そんな登場人物……」
クララの声はかすかに震えていた。息を吸う音が耳に残るほど、部屋の空気は静まり返っている。
彼女の唇が微かに動き、だがその表情は――あまりにも素直だった。
驚き、怯え、認めたくないという幼稚な拒絶が、作り込まれた笑顔の下から覗いている。
――俺は、微笑んだ。
表情は柔らかく、角を削ぎ落としたように穏やかで、誰からも好意を持たれるそれだった。
リリスが生前、よく浮かべていた慈愛の微笑み。だが――その奥に宿っているものは違う。あの子の眼差しには他者を思う温度があったが、今、俺の中にあるのは、無機質な冷気と黒々とした怒りだ。
慈しみの形を借りた、純粋な殺意をみせながら。
「物語は、ときに分岐するものです、クララ様」
一歩、足を踏み出す。音を立てないように、だが確かに踏みしめる。
ドレスの裾が揺れ、まつげが影を落とす。
距離が縮まるたび、クララの顔がこわばっていくのが分かった。瞳孔がわずかに開き、喉が上下する。
「一本道とは限りません」
その言葉が届いた瞬間、彼女の呼吸が一度、乱れた。内心を悟られまいと強く作った笑顔の縁が、耐えきれず震えている。
余裕はもうないだろう、強がりが仮面として成立する限界をもうとっくに超えていた。
「どうぞ、末永くよろしくお願いいたします」
声は静かだった。波紋を立てぬ水面に、音もなく落ちる雫のような声音。だが、その実、ゆっくりと毒を広げる挨拶。意味などどうでもいい。
ただの定型句で、心の中を揺さぶる。
「――聖女様」
最後の一言は、わずかに囁きに近かった。けれど確実に、彼女の耳に届く。鼓膜に焼き付けるように。
クララの顔が、完全に引きつった。頬の筋肉が固まり、視線が一瞬だけ泳いだ。口元を引き結ぶその表情には、もはや取り繕いの余地はない。
恐怖と敵意。支配されていた舞台に、制御不能の異物が滑り込んできたという、支配者ならではの焦燥。それが、確かにそこにあった。
それでいい。むしろ、それが欲しかった。
舞台は整った。幕はすでに上がっている。
さあ――始めよう。
お前が奪った役を、今度は俺が喰らう番だ。
その物語ごと。世界ごと。骨の髄まで、噛み砕くように。
そして――お前が信じてきた筋書きを、地獄の底へと塗り潰す。
純白の大理石で築かれたその空間は、天蓋から差し込む光すら計算されたように神々しく、神の栄光を象徴する場として完璧に整えられていた。
床には精緻なモザイク、壁には歴代の聖女たちの肖像画。本来ならば、神に選ばれた少女ただ一人が玉座に座し、民の祈りを一身に受けるための場所だ。
――だが、その欺瞞的な美しさが、俺の胸を静かに抉った。
嘗て聖女が祈りを捧げ、人々が膝を折ったこの場所は、いまやただの装飾だ。妹の血で汚されたこの空間を、俺はもはや神聖とは思わない。完璧な造形も、神を讃える歌声も、全てよく出来た舞台装置に過ぎない。
そして今日、その舞台に新たな役者が現れる。
俺と言う存在だ――王都のすべてを欺き、世界の前提を破壊する、偽りの存在。
名を、アリス。リリスの【双子の妹】として、本来この世界に存在しない影の聖女。その名を心の中で転がすと、どこか甘く、同時に吐き気のような違和感が喉を撫でた。
そんな人間は、本来この世界にいない。
歴史にも、神殿の記録にも、人々の記憶にも、一片の痕跡すらない。
完全な虚構。無から生み出された嘘。
だが存在しなかったからこそ、作れる。
筋書きにない空白、誰にも触れられていない余白、その余白に何を書くかは、俺の自由だ。言葉で、視線で、沈黙し、すべてを計算し、慎重に、確実に。
虚構を真実に塗り替える。過去を捏造し、絆を編み、世界の認識そのものを歪ませる。それが俺の選んだ手段だった。
禁術によって俺が手にしたのは、力ではない。認識を侵すという、神が与えなかったもの。世界に信じさせる力だ。
信仰でも、血筋でもない。欺瞞の上に築かれた本物より、本物のように振る舞う虚構の方がずっと強い。俺はその強さを選んだ。奪い取った。
薄暗い通路を抜け、《聖女の間》へ続く長い階段を上る。
一段、一段、慎重に足を運ぶたび、足音がやけに大きく響いた。
神殿全体に、俺の存在を知らしめるかのように。鼓動は驚くほど冷静で一定のリズムを刻んでいた。
心が凍っているのか、それとも高ぶりすぎて感情が壊れているのか、自分でもわからない。
身に纏うのは、淡い薄桃色のドレス。
柔らかな絹が肌を撫でるたび、ぞっとするような異物感が走る。かつて鎧を纏っていた自分の肌には、これはあまりに柔らかく、薄く、そして無防備だった。
軽い靴が控えめな音を立てる。この細く華奢な脚は、もはや敵を追い詰めるために地を蹴った脚ではない。それでも、今の俺にとっては十分すぎるほどの武器だった。見せるための姿。信じさせるための演出。
慣れぬ髪の重みが、右目を隠すように揺れる。その奥には、俺が【ヨシュア】である証がある――火傷の痕。決して人に見せてはならない。どれだけ完璧に姿を偽ろうとも、それだけは消えない。
存在の証明――誰にも知られず、誰にも見せず、俺だけがその痕跡を知っていればいい。
この場所に、【ヨシュア】は存在しない。
感情を奥底に沈め、怒りを凍らせ、アリスという仮面を被る。魂が今も燃え続けていても、表情は穏やかなまま。誰も疑わない微笑みを浮かべて、俺はただ静かに、舞台の中心へと歩いていく。
「ご案内いたします、アリス様」
控えていた侍女たちは、戸惑いを隠しきれないまま俺を迎え入れた。
疑念はある、だがそれ以上に権威に従うという習性がその表情に色濃く滲んでいる。彼女たちの視線は俺の顔から離れず、しかし問いかける勇気はなかった。
手には、王家と神殿の正式な推薦状がある。筆跡も印章も、細部に至るまで完璧に再現された偽造品だ。だが、誰一人としてそれを疑おうとはしない。
聖女のような【少女】が、そこに立っている。それだけで、人の思考は容易く停止する――世界は、欺かれることを望んでいる。
重厚な扉が、ゆっくりと開かれた。磨き上げられた大理石の床に、俺の影が細長く伸びる。
その影は、まるで魂の闇そのものを引きずっているかのようで、思わず笑いそうになった。
そこにいたのは、クララ=フォンテーヌ。
純白のドレスを纏い、玉座に腰掛け、完璧な笑顔を貼り付けている。その表情は、すでに勝利を手にした者のものだった。
だが、目が合った瞬間――その笑顔が、ほんの一瞬だけ硬直する。
戸惑い、理解不能、想定外、あまりにも分かりやすい反応だった。まるで、用意されていない選択肢が画面に表示された瞬間の、無防備な顔。
「あ、あら……どなたかしら? 王都では、お見かけした覚えがありませんわね」
言葉は柔らかい。だが視線は鋭く、値踏みするようにこちらをなぞってくる。優雅に立ち上がりながらも、警戒を解いていないのがはっきりとわかる。
「このような場にお立ちになる以上、相応のご身分でいらっしゃるのでしょう?差し支えなければ、お名前を伺っても?」
「はじめまして、クララ様。わたしはアリスと申します。本日より、神殿に仕える事になりました」
深く、静かに会釈する。
嘗てリリスが人々の前で見せていた、あの柔らかな所作を、寸分違わずなぞる。視線は伏せすぎず、逸らしすぎず、疑われない距離。
「……アリス、様?」
クララが、その名を反芻する。知らない名前だ、と言外に滲ませながら。
「そして……」
わずかに間を置き、声を落とす。確実に、彼女の耳に届く距離で。
「――わたしは、リリスの双子の妹です」
その瞬間、空気が凍りついた。
神官たちの息が止まり、侍女の誰かが小さく息を呑む音がし、室内の時間が、一拍、遅れた。
「……双子、ですって?」
クララの声が、僅かに揺れる。
「そんな話、わたくしは――いいえ、神殿の記録にも、そのような……」
言葉を選ぶ仕草。否定したいが、否定しきれない焦り。俺はただ、静かに微笑む。
その微笑みは、かつてリリスが人々に向けていた慈愛のそれと、寸分違わない――ただし、その奥に宿るものだけが、決定的に違っていた。
神官たちの顔から血の気が引き、侍女が息を呑み、言葉を失う。
そして、クララだけが――理解していた。
この存在が、自分の物語に存在しないことを。
「……聞いていない。そんな登場人物……」
クララの声はかすかに震えていた。息を吸う音が耳に残るほど、部屋の空気は静まり返っている。
彼女の唇が微かに動き、だがその表情は――あまりにも素直だった。
驚き、怯え、認めたくないという幼稚な拒絶が、作り込まれた笑顔の下から覗いている。
――俺は、微笑んだ。
表情は柔らかく、角を削ぎ落としたように穏やかで、誰からも好意を持たれるそれだった。
リリスが生前、よく浮かべていた慈愛の微笑み。だが――その奥に宿っているものは違う。あの子の眼差しには他者を思う温度があったが、今、俺の中にあるのは、無機質な冷気と黒々とした怒りだ。
慈しみの形を借りた、純粋な殺意をみせながら。
「物語は、ときに分岐するものです、クララ様」
一歩、足を踏み出す。音を立てないように、だが確かに踏みしめる。
ドレスの裾が揺れ、まつげが影を落とす。
距離が縮まるたび、クララの顔がこわばっていくのが分かった。瞳孔がわずかに開き、喉が上下する。
「一本道とは限りません」
その言葉が届いた瞬間、彼女の呼吸が一度、乱れた。内心を悟られまいと強く作った笑顔の縁が、耐えきれず震えている。
余裕はもうないだろう、強がりが仮面として成立する限界をもうとっくに超えていた。
「どうぞ、末永くよろしくお願いいたします」
声は静かだった。波紋を立てぬ水面に、音もなく落ちる雫のような声音。だが、その実、ゆっくりと毒を広げる挨拶。意味などどうでもいい。
ただの定型句で、心の中を揺さぶる。
「――聖女様」
最後の一言は、わずかに囁きに近かった。けれど確実に、彼女の耳に届く。鼓膜に焼き付けるように。
クララの顔が、完全に引きつった。頬の筋肉が固まり、視線が一瞬だけ泳いだ。口元を引き結ぶその表情には、もはや取り繕いの余地はない。
恐怖と敵意。支配されていた舞台に、制御不能の異物が滑り込んできたという、支配者ならではの焦燥。それが、確かにそこにあった。
それでいい。むしろ、それが欲しかった。
舞台は整った。幕はすでに上がっている。
さあ――始めよう。
お前が奪った役を、今度は俺が喰らう番だ。
その物語ごと。世界ごと。骨の髄まで、噛み砕くように。
そして――お前が信じてきた筋書きを、地獄の底へと塗り潰す。
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