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二年目 アッシェの願い
海に来た理由
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ポッシェの指示に従って、着替え用に開放されている小屋に入って渡された海水浴着を袋から取り出し、しげしげと眺める。
私の目の色に合わせたのか、水色がベースの半ズボンとホルターネックのトップスが合体したような服。
首の後ろでリボンを結んで体の前面を隠すようになってる。
太ももの半ばまであるズボンの裾にも細いリボン。
首の後ろの大きなリボンと、裾の小さなリボンがアクセントになってて結構可愛い。
「あ、リボンを結ぶとウェスト部分も締まるんだ……」
ちょっと、背中が大きくさらけ出す形なのは恥ずかしいかなと思っていたら、腰の部分にもついていたリボンを縛る時に多少は調節ができるみたい。
その上、一緒に入っていたフード付きのショートマントを羽織れば背中は隠せそう。
このショートマントは日差し除けを兼ねているのか、ざっくりとした織物でできていて風もいいかんじに通る。
着ていてもあまり暑くないのは、助かっちゃう。
さすがにポッシェが作ったわけじゃないだろうけど、可愛い服を用意してくれたことに感謝!
「おかえり、コンカッセ」
「ただ」
熱い砂に辟易しながらポッシェの元に戻ると、日除けの下にはすでに敷物が敷かれていた。
一人で全部やらせてしまって、申し訳ない気分。
お弁当として持ってきた、袋パンやキュウリなんかの野菜類も日陰に置かれているし。
いつも細かいところに気が付くの、ポッシェはやっぱりすごいな。
「……これ、どうしたの?」
「お野菜? 砂を少し掘ると海水が出てくるから、それで冷やすと良いんだって」
なるほど。
それでお野菜が水に浸かってるのか。
お昼に食べるように持ってきたお野菜をこんなに暑い砂浜に置いておいたら茹で上がっちゃうと思ってたんだけど、どうやらそれは余計な心配だったかな?
試しに手を浸けてみたら、日陰になっているのもあってかちょっぴり冷たい。
「ポッシェ凄い」
「ふふーん♪ でしょでしょ?」
ポッシェは褒めらると、嬉し気に胸を反らす。
……うん、ポッシェ。
ポッシェの水着はズボンだけだから、ちょっぴり目のやり場に困っちゃう。
「それはそれとして、着替えに手間取ってごめん」
着替えに手間取りすぎたかと反省しつつ謝ったんだけど、ポッシェは気にしてないみたい。
私の謝罪には、いつものフワフワした笑みが返ってきた。
「むしろ、あんまり早く帰ってきちゃってたら僕の着替えを見られちゃうとこだったよ」
それは恥ずかしい……!
思わず想像しちゃって、頬が熱くなる。
慌てて両手でほっぺを押さえたんだけど、ポッシェはしっかりとそれに気づいてニヤニヤしながらからかってきた。
「あ、僕の着替え、想像したんでしょ? コンカッセのエッチ~!」
~~~もう!
想像しちゃうような事言うのがいけないんじゃないかな?
ポッシェの意地悪!
プンスカいつまでも怒ってても仕方がない。
適当なところで、ポッシェとは仲直り。
折角、海まで出かけてきたんだもの。
目的とはまた別に、楽しまなくちゃ。
「この輪っかの真ん中に入って、つかまって水の中で浮くのが気持ちいいんだって」
「へぇ」
ポッシェが大事に担いできたまあるい輪っかの中に入って、今は、二人仲良く海の中。
水の中に入っているのに、忙しなく手足を動かさなくてもいいなんて、とっても素敵。
こんな物を誰に聞いたのかと思ったら、情報源はリエラちゃんらしい。
彼女に熱く熱く語られた挙句に、現物も渡されたから試してみることにしたんだなんて話をしながら、ポッシェは私を連れて砂浜から離れる。
今日、一番の目的は海にぷかぷか浮きながら、二人で内緒話をすること。
だってほら、自分達の部屋の中だとしても工房内じゃちょっと落ち着かない。
なんとなく話しづらい事もあるでしょ?
人に気兼ねせずにお話ができる場所って、意外と無い。
特に、お師匠様が関係することってなると余計にかな。
ほら、波の音でいい感じに声が紛れるし、近くに人がいればすぐにわかるじゃない?
工房の中だと話しづらい話もあるから、って言うのがポッシェが私をここに連れてきた理由。
私の目の色に合わせたのか、水色がベースの半ズボンとホルターネックのトップスが合体したような服。
首の後ろでリボンを結んで体の前面を隠すようになってる。
太ももの半ばまであるズボンの裾にも細いリボン。
首の後ろの大きなリボンと、裾の小さなリボンがアクセントになってて結構可愛い。
「あ、リボンを結ぶとウェスト部分も締まるんだ……」
ちょっと、背中が大きくさらけ出す形なのは恥ずかしいかなと思っていたら、腰の部分にもついていたリボンを縛る時に多少は調節ができるみたい。
その上、一緒に入っていたフード付きのショートマントを羽織れば背中は隠せそう。
このショートマントは日差し除けを兼ねているのか、ざっくりとした織物でできていて風もいいかんじに通る。
着ていてもあまり暑くないのは、助かっちゃう。
さすがにポッシェが作ったわけじゃないだろうけど、可愛い服を用意してくれたことに感謝!
「おかえり、コンカッセ」
「ただ」
熱い砂に辟易しながらポッシェの元に戻ると、日除けの下にはすでに敷物が敷かれていた。
一人で全部やらせてしまって、申し訳ない気分。
お弁当として持ってきた、袋パンやキュウリなんかの野菜類も日陰に置かれているし。
いつも細かいところに気が付くの、ポッシェはやっぱりすごいな。
「……これ、どうしたの?」
「お野菜? 砂を少し掘ると海水が出てくるから、それで冷やすと良いんだって」
なるほど。
それでお野菜が水に浸かってるのか。
お昼に食べるように持ってきたお野菜をこんなに暑い砂浜に置いておいたら茹で上がっちゃうと思ってたんだけど、どうやらそれは余計な心配だったかな?
試しに手を浸けてみたら、日陰になっているのもあってかちょっぴり冷たい。
「ポッシェ凄い」
「ふふーん♪ でしょでしょ?」
ポッシェは褒めらると、嬉し気に胸を反らす。
……うん、ポッシェ。
ポッシェの水着はズボンだけだから、ちょっぴり目のやり場に困っちゃう。
「それはそれとして、着替えに手間取ってごめん」
着替えに手間取りすぎたかと反省しつつ謝ったんだけど、ポッシェは気にしてないみたい。
私の謝罪には、いつものフワフワした笑みが返ってきた。
「むしろ、あんまり早く帰ってきちゃってたら僕の着替えを見られちゃうとこだったよ」
それは恥ずかしい……!
思わず想像しちゃって、頬が熱くなる。
慌てて両手でほっぺを押さえたんだけど、ポッシェはしっかりとそれに気づいてニヤニヤしながらからかってきた。
「あ、僕の着替え、想像したんでしょ? コンカッセのエッチ~!」
~~~もう!
想像しちゃうような事言うのがいけないんじゃないかな?
ポッシェの意地悪!
プンスカいつまでも怒ってても仕方がない。
適当なところで、ポッシェとは仲直り。
折角、海まで出かけてきたんだもの。
目的とはまた別に、楽しまなくちゃ。
「この輪っかの真ん中に入って、つかまって水の中で浮くのが気持ちいいんだって」
「へぇ」
ポッシェが大事に担いできたまあるい輪っかの中に入って、今は、二人仲良く海の中。
水の中に入っているのに、忙しなく手足を動かさなくてもいいなんて、とっても素敵。
こんな物を誰に聞いたのかと思ったら、情報源はリエラちゃんらしい。
彼女に熱く熱く語られた挙句に、現物も渡されたから試してみることにしたんだなんて話をしながら、ポッシェは私を連れて砂浜から離れる。
今日、一番の目的は海にぷかぷか浮きながら、二人で内緒話をすること。
だってほら、自分達の部屋の中だとしても工房内じゃちょっと落ち着かない。
なんとなく話しづらい事もあるでしょ?
人に気兼ねせずにお話ができる場所って、意外と無い。
特に、お師匠様が関係することってなると余計にかな。
ほら、波の音でいい感じに声が紛れるし、近くに人がいればすぐにわかるじゃない?
工房の中だと話しづらい話もあるから、って言うのがポッシェが私をここに連れてきた理由。
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