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二年目 駐屯所
久しぶりの箱庭づくり
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『涙石』は『鉱石1』の区分に入るはずだから、必要魔力が五万も必要だ。
あれこれ悩んだものの、結局最終的にはカワウソさんとヤギさんと鳥さんの『常時発生』は諦めることにした。
『箱庭』が成長して、余裕ができてきたら設定していくことにしよう。
うん。
今回は仕方がないよね。
うっかりミスにため息を吐きながら、箱庭づくりを開始する。
「『領域作成』、『大地型』」
領域として選ぶのは、『大地型』と『洞窟型』の二種類。
今回は水の中の孤島を作るつもりだから、『素材回収所』と同じ『大地型』だ。
思えばこれも一年近く前にやったっきりだし、ちょっぴり懐かしい気分になっちゃうね。
そんなことを考えながら浮かび上がった文字を見て、一瞬、思考がとまる。
「うえ、基礎を水にはできないんだっけ……?」
作り始めたばっかりなのに、こんなところで突然の挫折だ。
領域の基礎に『水(下)』を使う予定だったのに、どうしよう?
今回は維持魔力さえ問題なく稼ぐことができるなら、『素材回収所』を作った時に用に大きな土地が必要ない。
だからこそ、水と土の割合を9:1にすることによって作成時のコストを下げようと思っていたのに、基礎に水が選べないなんて……
まさか、ここでも計算違いが発生するとは……
「仕方がないか……」
しょんぼりしつつ、基礎に『土(下)』を選択。
八千の計算違いは大きすぎる。
んー……
せめて、基礎の中に水場を作るんじゃなく、領域を追加する形で対応できないかな?
そっちが可能だったら、予定していた作成コストと同じで済むはずなんだけど……
半ば諦めつつも、ダメ元で『領域追加』と呟いてみる。
『領域追加』って、一通り作り終わった後に箱庭を広げるために使える選択肢だから無理だろうという、リエラの予測は嬉しい方向に裏切られた。
◇領域追加◇
現在の状態では領域追加作業は行えません。
配置対象・配置割合の選択がされていないため、領域追加は行えません。
一度、領域作成終了をした上で、再度ご選択ください。
え、それでいいの?
肩透かしを食らった気分になりながらも指示通りにすると、あっさりと水の領域を追加できた。
というか、最初に作る時点では水系の選択肢がなかったのに、領域を追加する場合にはその選択が可能だったみたいだ。
……新発見? なのかな??
なにはともあれ、島が大きくなりすぎたこと以外は予定通りに進められそうで一安心。
予定通りに水中の魔物達や、地上の野菜を配置し終えたリエラは、いざ『涙石』を配置しようとして首を傾げた。
「おかしいなぁ……」
何がおかしいって、『鉱石』の分類に『涙石』が入っていないのだ。
鉱石、だよね?
涙石って……
「そういえば、『砂利』『砂』『岩』なんて項目もあったような……」
……砂利と砂って、どう違うんだろう?
不思議に思って確認してみる。
結果は以下の通り。
砂利=指先~赤ん坊程度の大きさの石
砂 =砂利に満たない細かな石
岩 =砂利に含まれない大きな石
どうやら、大きさが違うだけで全部石らしい。
領域作成を終了にしなければいくらでもやり直しはきくんだし。
あまり期待せずに『砂利』を選ぶ。
◇『砂利』を配置します◇
配置できる対象は『涙石』のみです。
「え、ほんとに?」
思わずポロリと声が出た。
いや、だってね?
ここでも出てこないんだろうって思ってたんだよ?
それがあっさり出てきたら、そういう反応にもなるよね。
って……あれ?
もしかして、『鉱石1』を配置するつもりで削った『常時発生』分が必要なくなった?
やった!
最初の予定通り、巨大カワウソさんとヤギと鳥は常時発生にしてしまおう♪
その後は魔魚さんの繁殖には水草が必要だということが判明した程度で、ほぼ、最初の予定通りに箱庭の作成作業は進んだ。
現状の必要魔力は六万六千九十。
目的は達成できたから、ここで一旦、箱庭の作成は終了だ。
「でも、なんとか『木1』を導入したいんだよねぇ……」
呟きつつ、改めて箱庭の配置状況を確認してみる。
駄目なら、頑張って薪を運んでもらえばいいんだけど、野菜畑があるだけの箱庭は殺風景すぎて気に入らない。
「『木1』の範囲を半分にできたら――」
『作成魔力が一万五千で済むのに。』と、いう言葉は声にならなかった。
◇配置対象・配置割合の選択◇
『木1』を5%の割合で配置すると必要魔力は一万五千になります。
配置する木の種類を選択してください。
――って、出来るんかーい!!
あれこれ悩んだものの、結局最終的にはカワウソさんとヤギさんと鳥さんの『常時発生』は諦めることにした。
『箱庭』が成長して、余裕ができてきたら設定していくことにしよう。
うん。
今回は仕方がないよね。
うっかりミスにため息を吐きながら、箱庭づくりを開始する。
「『領域作成』、『大地型』」
領域として選ぶのは、『大地型』と『洞窟型』の二種類。
今回は水の中の孤島を作るつもりだから、『素材回収所』と同じ『大地型』だ。
思えばこれも一年近く前にやったっきりだし、ちょっぴり懐かしい気分になっちゃうね。
そんなことを考えながら浮かび上がった文字を見て、一瞬、思考がとまる。
「うえ、基礎を水にはできないんだっけ……?」
作り始めたばっかりなのに、こんなところで突然の挫折だ。
領域の基礎に『水(下)』を使う予定だったのに、どうしよう?
今回は維持魔力さえ問題なく稼ぐことができるなら、『素材回収所』を作った時に用に大きな土地が必要ない。
だからこそ、水と土の割合を9:1にすることによって作成時のコストを下げようと思っていたのに、基礎に水が選べないなんて……
まさか、ここでも計算違いが発生するとは……
「仕方がないか……」
しょんぼりしつつ、基礎に『土(下)』を選択。
八千の計算違いは大きすぎる。
んー……
せめて、基礎の中に水場を作るんじゃなく、領域を追加する形で対応できないかな?
そっちが可能だったら、予定していた作成コストと同じで済むはずなんだけど……
半ば諦めつつも、ダメ元で『領域追加』と呟いてみる。
『領域追加』って、一通り作り終わった後に箱庭を広げるために使える選択肢だから無理だろうという、リエラの予測は嬉しい方向に裏切られた。
◇領域追加◇
現在の状態では領域追加作業は行えません。
配置対象・配置割合の選択がされていないため、領域追加は行えません。
一度、領域作成終了をした上で、再度ご選択ください。
え、それでいいの?
肩透かしを食らった気分になりながらも指示通りにすると、あっさりと水の領域を追加できた。
というか、最初に作る時点では水系の選択肢がなかったのに、領域を追加する場合にはその選択が可能だったみたいだ。
……新発見? なのかな??
なにはともあれ、島が大きくなりすぎたこと以外は予定通りに進められそうで一安心。
予定通りに水中の魔物達や、地上の野菜を配置し終えたリエラは、いざ『涙石』を配置しようとして首を傾げた。
「おかしいなぁ……」
何がおかしいって、『鉱石』の分類に『涙石』が入っていないのだ。
鉱石、だよね?
涙石って……
「そういえば、『砂利』『砂』『岩』なんて項目もあったような……」
……砂利と砂って、どう違うんだろう?
不思議に思って確認してみる。
結果は以下の通り。
砂利=指先~赤ん坊程度の大きさの石
砂 =砂利に満たない細かな石
岩 =砂利に含まれない大きな石
どうやら、大きさが違うだけで全部石らしい。
領域作成を終了にしなければいくらでもやり直しはきくんだし。
あまり期待せずに『砂利』を選ぶ。
◇『砂利』を配置します◇
配置できる対象は『涙石』のみです。
「え、ほんとに?」
思わずポロリと声が出た。
いや、だってね?
ここでも出てこないんだろうって思ってたんだよ?
それがあっさり出てきたら、そういう反応にもなるよね。
って……あれ?
もしかして、『鉱石1』を配置するつもりで削った『常時発生』分が必要なくなった?
やった!
最初の予定通り、巨大カワウソさんとヤギと鳥は常時発生にしてしまおう♪
その後は魔魚さんの繁殖には水草が必要だということが判明した程度で、ほぼ、最初の予定通りに箱庭の作成作業は進んだ。
現状の必要魔力は六万六千九十。
目的は達成できたから、ここで一旦、箱庭の作成は終了だ。
「でも、なんとか『木1』を導入したいんだよねぇ……」
呟きつつ、改めて箱庭の配置状況を確認してみる。
駄目なら、頑張って薪を運んでもらえばいいんだけど、野菜畑があるだけの箱庭は殺風景すぎて気に入らない。
「『木1』の範囲を半分にできたら――」
『作成魔力が一万五千で済むのに。』と、いう言葉は声にならなかった。
◇配置対象・配置割合の選択◇
『木1』を5%の割合で配置すると必要魔力は一万五千になります。
配置する木の種類を選択してください。
――って、出来るんかーい!!
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