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第76話 模擬戦と新技
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魔王妃である私の訓練のはずだったのだが、いつの間にか 「大戦期の猛者二人」 VS 「医者と下っ端」 という構図が出来上がっていた。
人垣が出来上がっている訓練場の中心には、ドレイク隊長、料理長のオーキンス、軍医のラティス、そして人狼のロキが立っている。
「なんだかすごいことになってるわねえ」
そして、本来の当事者である私はお腹にワタアメを抱えて、完全に観客としてこの状況を俯瞰していた。
いよいよ始まる「大戦期を生きた猛者たちの本気バトル」に、観客達は総立ちである。
訓練場があるのは屋外であるというのに、4人が中央に集まると大地が揺れるほどの歓声が上がった。
非戦闘員である私は、魔王軍の兵士たちの雄叫びを聞いただけで倒れてしまいそうなほどの衝撃を受ける。
「本当、明日は我が身よねぇ……」
今も尚、青い顔をして俯いているロキを見た私は、これから自らに降りかかる災難を未来視しているかのような錯覚を受けた。
「それじゃあ、一応組手だからルールを説明しておくね」
隣に立つロキとは対照的に、緊張感のないニコニコとした表情でルールを説明し始めるラティス。
組手である以上、不要な軋轢を生んだりケガをしないように反則行為等のルール設定が行われる。
今回の場合は「お互いに全力でやる」「チームの2名共が負傷したら負け」「ドレイクの竜化禁止」という3点が共有されたようであった。
全力で取り組むというのはルールなのかすら怪しいが、メンバーの両者が負傷するまで試合が終わらないという点に驚かされる。
「つまり、ロキは絶対に負傷は免れないというわけね……」
ラティスが敗れたとしても試合が終わらない以上、ロキは自分も瀕死に追い込まれるか、オーキンス達を撃破する以外に道はないというわけだ。
彼の悲痛な面持ちからもある程度こうなることは想像できていたが、こうなるともはや「ご愁傷様」以外の感情は浮かばない。
腕の中のワタアメも「もきゅぅ」と目を閉じて、ロキに武運を祈っているようである。
「ドレイク隊長の竜化禁止っていうのは当然よね」
彼が竜化した場合、もはや組手とか以前の問題で観客にも被害が及んでしまうことになりかねない。
以上のルール3点を整理すると「武器や魔法を使った人型状態でのガチバトル」ということになる。
お互いに「非戦闘員」と「軍人」のペアであるということで、一応条件は対等らしい。
「とはいえ、この中だと明らかにロキだけ格が違うわよね……」
そんな取り決めを前にして私は「対等」という言葉の意味を考えるのであった。
----
ルールの確認を終えた両チームは、各々「歩行術」を全開にして戦闘準備に入る。
さすがに魔王軍の最高戦力たちの本気の歩行術ともなると、会場全体の地響きのような歓声に負けない迫力があった。
というか、彼らを中心に出来上がっている渦巻のような砂煙がひどくていまいち戦闘風景が見え無さそうである。
「料理長たちが先に動いたぞ!!」
観客席とかした訓練場の後方から若い兵士の声が聞こえてきた。
それに続きあれこれと怒号のような歓声が飛び交う。
どうやら、オーキンスが敵陣に一人飛び込んだらしい。
待ち受けるは人狼のロキであり、ラティスはその後方で何やら黙っている様子が見える。
「もしかして、あれって無詠唱魔法ってやつかしら……?」
一見何もしていないように見えるラティスであったが、彼の目の前で構えを取るロキの様子がなにやらおかしいことに私は気づいた。
ロキの醸し出す歩行術のオーラに加えて、キラキラと光る星屑のような光が彼の周囲を漂っている。
その正体とラティスの様子が気になった私は、先日の調査の際にシグマに教わった「気配察知」を使って彼の周囲を確認してみた。
すると、私はとんでもないことに気づく。
「なにあれ……ラティスとロキの間にとんでもない高濃度の魔力渦があるわ……」
ラティスの前方、ロキの後方の空間におびただしい量の魔力が滞留しているのである。
それは、邪神教四天王の一角である魔術師フォルトゥナと相対したときに感じた「恐怖」にも勝らずとも劣らない強烈さであった。
ちょっと、本当に全力でやるのねこの人たち。
「オーキンス!気を付けろ!ロキの様子が何かおかしいぞ!」
私と同様にラティスとロキの間に強力な魔力渦が発生していることに気づいたらしいドレイクは、先陣を切るオーキンスに忠告する。
しかし、魔法使いとの戦闘にも慣れているオーキンスもそのことには気づいていたらしい。
とはいえ、全速力で間合いを詰めるオーキンスの判断は「魔法が発動する前に切る」というものだったらしく、進軍を止める気配はなかった。
恐ろしく鋭利な刃を携えたハルバードを構えた、巨大な筋肉の塊が鬼の形相でロキへと突撃していく。
「ねえ!!まだかよラティさん!!もう不味いって!!」
全身から汗を拭き出し、歯をガチガチと打ち合わせて震えるロキが後方で魔法を打つラティスに問いかける。
観客席から見てる私でさえ、大型トラックの暴走を見ているような気分であるというのだから、当事者であるロキの緊張感はすさまじいものだろう。
彼が不味いというように、既にオーキンスはロキの目前へと迫っていた。
戦闘開始の合図からここまでわずか数秒、異次元の戦闘が繰り広げられているという事実に会場は息を飲んでいる。
「おっけ~、準備できたよロキ君!」
ラティスの緊張感のない声が聞こえてきた次の瞬間、ニヤリと笑ったオーキンスが両の手に持った獲物をロキへと振りかざした。
会場で見守っていた誰しもが「あ、死んだ」と思った瞬間である。
かくいう私も「骨、拾わないとかしら……」と眉をひそめ、命の奪い合いの恐ろしさを目の当たりにしていた。
だがしかし、あっさりと終わるかと思われた戦闘も意外な展開を見せる。
「ぐぬぅ!?なんだこの抵抗感……」
金属同士が激しくぶつかり合うときに出る衝撃音が会場に響く。
その際に宙を舞った小石が高速で客席へと飛来し、更に運悪く命中したらしい観客の兵士がうずくまってうめいていた。
ロキ達を包み込む砂煙が漸く晴れた時、会場全体から「おおっ!!」とどよめきが上がる。
「へへっ、なんだ、案外余裕じゃないっすか」
そこには信じられないことに、伸びた爪でハルバードを受け止めるロキの姿があった。
人垣が出来上がっている訓練場の中心には、ドレイク隊長、料理長のオーキンス、軍医のラティス、そして人狼のロキが立っている。
「なんだかすごいことになってるわねえ」
そして、本来の当事者である私はお腹にワタアメを抱えて、完全に観客としてこの状況を俯瞰していた。
いよいよ始まる「大戦期を生きた猛者たちの本気バトル」に、観客達は総立ちである。
訓練場があるのは屋外であるというのに、4人が中央に集まると大地が揺れるほどの歓声が上がった。
非戦闘員である私は、魔王軍の兵士たちの雄叫びを聞いただけで倒れてしまいそうなほどの衝撃を受ける。
「本当、明日は我が身よねぇ……」
今も尚、青い顔をして俯いているロキを見た私は、これから自らに降りかかる災難を未来視しているかのような錯覚を受けた。
「それじゃあ、一応組手だからルールを説明しておくね」
隣に立つロキとは対照的に、緊張感のないニコニコとした表情でルールを説明し始めるラティス。
組手である以上、不要な軋轢を生んだりケガをしないように反則行為等のルール設定が行われる。
今回の場合は「お互いに全力でやる」「チームの2名共が負傷したら負け」「ドレイクの竜化禁止」という3点が共有されたようであった。
全力で取り組むというのはルールなのかすら怪しいが、メンバーの両者が負傷するまで試合が終わらないという点に驚かされる。
「つまり、ロキは絶対に負傷は免れないというわけね……」
ラティスが敗れたとしても試合が終わらない以上、ロキは自分も瀕死に追い込まれるか、オーキンス達を撃破する以外に道はないというわけだ。
彼の悲痛な面持ちからもある程度こうなることは想像できていたが、こうなるともはや「ご愁傷様」以外の感情は浮かばない。
腕の中のワタアメも「もきゅぅ」と目を閉じて、ロキに武運を祈っているようである。
「ドレイク隊長の竜化禁止っていうのは当然よね」
彼が竜化した場合、もはや組手とか以前の問題で観客にも被害が及んでしまうことになりかねない。
以上のルール3点を整理すると「武器や魔法を使った人型状態でのガチバトル」ということになる。
お互いに「非戦闘員」と「軍人」のペアであるということで、一応条件は対等らしい。
「とはいえ、この中だと明らかにロキだけ格が違うわよね……」
そんな取り決めを前にして私は「対等」という言葉の意味を考えるのであった。
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ルールの確認を終えた両チームは、各々「歩行術」を全開にして戦闘準備に入る。
さすがに魔王軍の最高戦力たちの本気の歩行術ともなると、会場全体の地響きのような歓声に負けない迫力があった。
というか、彼らを中心に出来上がっている渦巻のような砂煙がひどくていまいち戦闘風景が見え無さそうである。
「料理長たちが先に動いたぞ!!」
観客席とかした訓練場の後方から若い兵士の声が聞こえてきた。
それに続きあれこれと怒号のような歓声が飛び交う。
どうやら、オーキンスが敵陣に一人飛び込んだらしい。
待ち受けるは人狼のロキであり、ラティスはその後方で何やら黙っている様子が見える。
「もしかして、あれって無詠唱魔法ってやつかしら……?」
一見何もしていないように見えるラティスであったが、彼の目の前で構えを取るロキの様子がなにやらおかしいことに私は気づいた。
ロキの醸し出す歩行術のオーラに加えて、キラキラと光る星屑のような光が彼の周囲を漂っている。
その正体とラティスの様子が気になった私は、先日の調査の際にシグマに教わった「気配察知」を使って彼の周囲を確認してみた。
すると、私はとんでもないことに気づく。
「なにあれ……ラティスとロキの間にとんでもない高濃度の魔力渦があるわ……」
ラティスの前方、ロキの後方の空間におびただしい量の魔力が滞留しているのである。
それは、邪神教四天王の一角である魔術師フォルトゥナと相対したときに感じた「恐怖」にも勝らずとも劣らない強烈さであった。
ちょっと、本当に全力でやるのねこの人たち。
「オーキンス!気を付けろ!ロキの様子が何かおかしいぞ!」
私と同様にラティスとロキの間に強力な魔力渦が発生していることに気づいたらしいドレイクは、先陣を切るオーキンスに忠告する。
しかし、魔法使いとの戦闘にも慣れているオーキンスもそのことには気づいていたらしい。
とはいえ、全速力で間合いを詰めるオーキンスの判断は「魔法が発動する前に切る」というものだったらしく、進軍を止める気配はなかった。
恐ろしく鋭利な刃を携えたハルバードを構えた、巨大な筋肉の塊が鬼の形相でロキへと突撃していく。
「ねえ!!まだかよラティさん!!もう不味いって!!」
全身から汗を拭き出し、歯をガチガチと打ち合わせて震えるロキが後方で魔法を打つラティスに問いかける。
観客席から見てる私でさえ、大型トラックの暴走を見ているような気分であるというのだから、当事者であるロキの緊張感はすさまじいものだろう。
彼が不味いというように、既にオーキンスはロキの目前へと迫っていた。
戦闘開始の合図からここまでわずか数秒、異次元の戦闘が繰り広げられているという事実に会場は息を飲んでいる。
「おっけ~、準備できたよロキ君!」
ラティスの緊張感のない声が聞こえてきた次の瞬間、ニヤリと笑ったオーキンスが両の手に持った獲物をロキへと振りかざした。
会場で見守っていた誰しもが「あ、死んだ」と思った瞬間である。
かくいう私も「骨、拾わないとかしら……」と眉をひそめ、命の奪い合いの恐ろしさを目の当たりにしていた。
だがしかし、あっさりと終わるかと思われた戦闘も意外な展開を見せる。
「ぐぬぅ!?なんだこの抵抗感……」
金属同士が激しくぶつかり合うときに出る衝撃音が会場に響く。
その際に宙を舞った小石が高速で客席へと飛来し、更に運悪く命中したらしい観客の兵士がうずくまってうめいていた。
ロキ達を包み込む砂煙が漸く晴れた時、会場全体から「おおっ!!」とどよめきが上がる。
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