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寺島が気になるわけない!

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『――純太、昨日はあんな後輩してごめんな!』

『真様……!』

『ううん、僕はいいんだ。気にしてないから全然平気!』

『バカ! 少しは俺の事を気にしろよ!』

『えっ…――?』

『保健室でのことだよ。お前が牧野の話しばかりするから、つい……! 俺もカッとなってお前のことをめちゃくちゃにしてやろうとベッドに押し倒したけどさ。純太は牧野のが好きなのか?』

『真様……! ううん、僕は牧野君よりも真様の方が一番だよ!? だって真様にベッドに押し倒された時、嫌じゃなかったんだもん!』

『えっ……?』

『あっ…――』

『なんだよ純太。いきなりそんな顔で、俺の事を惑わす気かよ。また一人でバカみたいに舞い上がっちゃうだろ?』

『僕はキミならめちゃくちゃにされても良い! 真様が大好きだから、大好きっ……!』

『バカ、いきなり泣くなよ! 俺もお前の事が、世界で一番大好きだ! お前が俺の胸ポケットに入ればいいのに…――! 誰にもお前を見せたくない! だってお前可愛い過ぎだから俺しか視界に見えなくなればいいのに!』

『しっ、真様…――!』

『あの時の続きしてもいいか?』

『あっ、やっ…! そんな……! こんな所を誰かに見られたら…――!』

『大丈夫、誰も来たりなんかしないだろ。それにここにはマットレスもあるし誰も来ないから安心しろよ。体育館には鍵かけといたし』

『しっ、真様…――!』

『こないだの続き、嫌とは言わせないぜ? 俺はずっとお前とこうしたいと思ってた。お前が本当は腐男子でも俺はお前を嫌ったりなんかしない、大好きだ純太…――!』

『ああっ、真様っつ!!』

『――バカ、泣くなよ。こっちまで泣きたくなるだろ。お前の生まれたままの姿をせてくれ』

『だっ、だめ……! やっ、そこは…――!』

『純太の『ここ』がこんなに可愛らしいなんて、俺よりも小さくて、大事に扱わないと壊れちゃいそうだな』

『やっ、そこは汚いよ……! ふぁっ、しっ、真様…――!』

『スゲーピンク。可愛い、純太』

『あっ、あっ、真さまぁ……!』
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