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後編

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 かわいい。俺も好き。って思わず言おうかと思ったけど、ちょっと待て、これが手口か。みんな大好きってか。ふざけんな。その手に乗るかよ。

「ふざけんな。」

 速攻で腕をつかみ、床に押し倒し、膝裏を持ち上げ彼女の足を広げた。
 すかさず、股の間に入りこみ、ズボンをくつろげ、クロッチをよけて、最高潮に興奮している自身を当てて一気に貫いた。

「んっ!!!」
 彼女の顔がゆがむ。

「貞淑そうな顔して、本当は、毎日、毎日、喘いでる、くせに、そんな勝手なこと、言ってんじゃ、ねぇよ。こっちは、そんな、リップサービス、いらねぇんだよ。」

 パチュンと音を立てて腰を打ち付けながら抽挿を速める。
 すげぇキツイ。ほぐしたりなかったかな。でもいいや。すげぇ気持ちいい。
「はぁはぁ、淫乱のくせに狭くて硬いな。すげぇいいよ。」

「んんぅっうんっんんっ」
 グリグリと中をかき回すと彼女の表情は気持ちよさそうに緩んできた。

「ふぁん……んん」
 トロ顔超かわいい。

「今度から、俺にもこうやってまんこ差し出してよ?」

「そん、なっ、あ、あ、あ、あ、あんっ」

「声抑えないのもいいな。もっと喘げよ。」

「ぁあっ……」

「んんっ ココか?ココだろ。ココで超締まるっ!」

「はぁ、はぁ、あんっ、あっあっあっあっイク。」
 彼女の体がビクビクと跳ねる。俺のものを奥へ奥へと誘導して締め付ける。
 やべぇ。俺もイキそ。でも、早漏って思われたくないし!

「俺はまだイッてねぇぞ。勇者の体力舐めんな。」
 耐えた。

 とりあえず、堪能しそびれていたおっぱいをいっぱいちゅっちゅして、花芽もクリクリして、何度もイかせた。
 そして、最奥に子種をそそぎ、こぼれないようにぐりぐりとダメ押しとばかりに抑えつけた。

「ああ、すごい、すごいの。おかしくなっちゃう、気持ちいいよぉ。」
 決めた。絶対独り占めする。ほかの男とか、全部蹴散らして、俺だけで満足って思わせてやる。

「こんだけすりゃとりあえず明日まで、ほかの男とやりたいなんて思えねぇだろ。」
 この後、ほかの男の名前吐かせたら、またたっぷり可愛がってやる。

 □■□■□■□■□■


「え?ほんとに好きだったの?」

「は?オナニー?俺の肖像画で?」

「セックスは初めて?」

「いや、ほんとごめん。もっと優しく……やり直していい?」

「とりあえず……俺も好きだってところから。」

 まさにどストライクだ。
 一生を添い遂げるなら、彼女がいい。
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