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8.浣腸
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「それでは、これから浣腸を行います」
つぷりと、いとも簡単に浣腸器の先端が私の中に侵入する。
そしてじんわりと、人肌に温められた浣腸液が私の中に送り込まれてくるのを感じた。
浣腸液の量自体は、それほど多くなかった。
しかし効き目はなかなか強力であり、数十秒後には腹痛が私を襲い始めた。
「すぐに出してしまっては意味がありません。
お辛いでしょうが、排泄はもうしばらくお待ちください」
悪魔のような大臣の言葉に、私は唖然とした。
あっという間に限界まで高まった便意。
腹を押さえ、せわしなく足を動かし、冷や汗を流しながら、私は便意に耐えるしかなかった。
皆が服を着ている中で、私一人が一糸まとわぬ裸体を晒している。
そればかりか、腹痛に耐え悶えている様子を皆に見られているのだ。
見世物小屋の動物ですら、ここまで惨めなことは要求されないだろう。
腰をくねらせ、少しでも便意が和らぐよう私は痴態を晒し続ける。
「そろそろいいですよ」
どれくらい経っただろうか。
実際には数分程度であろうが、私には絶望的な時間が経過した頃、ようやく大臣から排泄の許可が出た。
しかし、この控え室にトイレなどない。
代わりにあるのは、大きめの金ダライだけだった。
極限の便意の中にいても、さすがに足が止まった。
皆の前で、この中にするのかと。
しかしそれでも、いつまでもこの強烈な便意に耐えることなどできない。
私は金ダライを跨ぐと腰を下ろした。
その瞬間、下品な水音と共に、浣腸液が金ダライの底を叩いた。
初めは浣腸液だけだったが、徐々にその中に内容物が混ざり始める。
(私、皆に排泄姿まで見られてる……)
どれだけ美しかろうとも、人間である限り、誰しもが排泄をする。
そんな当たり前のことであったとしても、目の前で美姫と名高い女が全裸で排泄をしているのだ。
その衝撃は図り知れない。
つぷりと、いとも簡単に浣腸器の先端が私の中に侵入する。
そしてじんわりと、人肌に温められた浣腸液が私の中に送り込まれてくるのを感じた。
浣腸液の量自体は、それほど多くなかった。
しかし効き目はなかなか強力であり、数十秒後には腹痛が私を襲い始めた。
「すぐに出してしまっては意味がありません。
お辛いでしょうが、排泄はもうしばらくお待ちください」
悪魔のような大臣の言葉に、私は唖然とした。
あっという間に限界まで高まった便意。
腹を押さえ、せわしなく足を動かし、冷や汗を流しながら、私は便意に耐えるしかなかった。
皆が服を着ている中で、私一人が一糸まとわぬ裸体を晒している。
そればかりか、腹痛に耐え悶えている様子を皆に見られているのだ。
見世物小屋の動物ですら、ここまで惨めなことは要求されないだろう。
腰をくねらせ、少しでも便意が和らぐよう私は痴態を晒し続ける。
「そろそろいいですよ」
どれくらい経っただろうか。
実際には数分程度であろうが、私には絶望的な時間が経過した頃、ようやく大臣から排泄の許可が出た。
しかし、この控え室にトイレなどない。
代わりにあるのは、大きめの金ダライだけだった。
極限の便意の中にいても、さすがに足が止まった。
皆の前で、この中にするのかと。
しかしそれでも、いつまでもこの強烈な便意に耐えることなどできない。
私は金ダライを跨ぐと腰を下ろした。
その瞬間、下品な水音と共に、浣腸液が金ダライの底を叩いた。
初めは浣腸液だけだったが、徐々にその中に内容物が混ざり始める。
(私、皆に排泄姿まで見られてる……)
どれだけ美しかろうとも、人間である限り、誰しもが排泄をする。
そんな当たり前のことであったとしても、目の前で美姫と名高い女が全裸で排泄をしているのだ。
その衝撃は図り知れない。
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