60 / 61
番外編 クリスマス
しおりを挟む
※今回は少し長めです。
「花とオリバーは悪い子だったんだね……」
オリバーと淀み近くの泥沼から帰ってきてからの一言。
「どういうこと?」
「クリスマスのプレゼントは諦めるしかないよ」
「あぁ……(それね)」
マリーはため息をついて同情するような目で見てきた。
「お気の毒に……」
「…………」
(大人なのにプレゼントを貰う子供から同情された……)
淀み泥事件から2日後クリスマスは開催された。場所は屋敷の裏側にあるコンサバトリー。そこから見える木に色々飾りつけをしてクリスマスツリーを表現。
(さすがにこの日のために木を切るのは可哀想だからね)
そしてご馳走をこれでもかと用意してみんなを迎える。
「わぁぁぁー!!! すごーい!!! 夢のようなパーティーだ!」
「…………」
嬉しくてはしゃぐマリーに対して言葉を無くして喜ぶメリー。対照的だけど2人ともとても感激してるようでよかった。
「おぉ!! これがクリスマスか! すげーな! やるじゃん、シッター!!」
「わぁ。こんなに手間暇かけて色々用意してくれたんですね。本当に何から何までありがとうございます」
豪快に喜ぶ次男カルロスとそれまでの背景を考えてこちら側の苦労を労う長男アルベルト。こちらも違う意味で対照的なのが面白い。
「わぁーー!!!! と、父ちゃん!! すっ、スッゲェぇ~!!」
「……ふぁー……」
「はっはー!! すげぇな! さっすが花様だぜー!! 良かったな、お前ら!!」
「わぁー……。懐かしい……。あっ、クリスマスツリーに星まである!」
へルマン家族も全員喜んでくれて嬉しい。子供たちは始めての豪華な催しに感激しているが、妻のリナは日本人らしく懐かしさに感動していた。
「喜んで貰えて良かったな!」
「飾りつけは大変でしたが皆さんがこんなに感激した姿をみたら苦労もぶっ飛びますね」
飾り担当のオリバーとルーベンスさんが嬉しそうに苦労を労ってくれた。
「わぁ……。素敵……」
「だろ? きて良かったな!」
「うん。カルロス、ありがとう」
「なっ、いや、別に、お前のためだけじゃねぇし!!」
「うん。分かってるよ。それでも招待してくれて嬉しかったから……。私1人でごめんね……」
「あっ、いや、その、……悪い、言い過ぎた……」
こちらはこちらで、折角宮沢さんの娘さんがわざわざ来てくれたのに相変わらずのツンデレを発揮してしまって慌てるカルロス。しょうがない助け船出してやりますか。
「メリークリスマス! 今日は来てくれて本当にありがとうございます! いっぱい食べて楽しんで下さいね? それが今回の目的ですからね!」
「はい! こちらこそありがとうございます。こんなに素敵なパーティーは生まれて始めてなので凄く嬉しいです! あっ、それとこれ父からです」
「わざわざすみません。お母様の体調は大丈夫ですか?」
「はい。母も赤ちゃんもとっても元気です。私も弟が生まれたので念願のお姉さんになれて、こちらで祝われてるような感じもして嬉しいんです!」
「ふふ。いいですね! お姉さん記念! それも含めてお祝いしましょう! 楽しいことや嬉しいことはいっぱいあるほうがいいですから!」
「はい!」
笑顔を取り戻したカルロスの想い人にこちらも笑顔を向けると何故かカルロスが恨めしそうに少し睨んでる? あれ? 助け船失敗したかな?
「あら、皆さんに揃ったようね。じゃ、他の料理も運んで来ましょうかね?」
「あっ、私も手伝うよ!」
「ダメダメ! 花ちゃんは主催者でしょ? お兄様、こちらも手伝って下さいな!」
「相変わらず人使いが荒いですねぇ」
おばあちゃんはルーベンスさんを引っ張ってキッチンへと向かったので花はクリスマスパーティーの開始を告げた。
「後でデザートのケーキやお菓子も出るのでその分の余裕も考えて食べて下さいねー!!」
「「「「ケーキ!!」」」」
ケーキと聞いてテンションが上がるのはやはり子供で苦笑する。きっと今日は子供時代での楽しい1日になるだろうから全力で夢を叶えよう。
その後料理を食べながら談笑し花とカメリアが作った渾身の特大ケーキを見てみんな大喜びをしてくれた。そしてミニゲームなどを沢山してその日は終了したが、ある意味ここからが本番だ。
そう! 子供たちにプレゼントをバレないように靴下に入れると言うミッションが大人たちには課せられている。
「マリー! メリー! いつまでも起きてるのは果たして良い子なのでしょうか? 確か悪い子供にはプレゼントは無いのでしたよね?」
「マリーはいい子供だから、すぐに寝るよ!!」
「メリーも、寝る!」
ルーベンスにマリーは勿論、おっとりメリーまでもが素早く就寝を決意表明してベッドに潜る。
(よっぽど欲しいのが分かる。さすが2人の先生。良く理解してる)
「へルマンの所も上手くいくといいけど……」
「あっちは庭を駆け回ってたりへルマンといっぱい遊んでたから多分爆睡してるよ」
「さすが親。こちらもよく理解してるわ」
「じゃ、サンタクロースさん! よろしくね!」
「ははっ、まさかこんなところで冒険者スキルがいかされるとはね……」
「変装セットはバッチリだから任せて!!」
「この年でおじいさん役かぁ……」
「……ちゃんと出来たら私からもプレゼントあげるよ!」
「! 花自身?」
「っ、バカ!!」
翌日は予想通り朝から騒がしかった。
「サンタクロースが来たー!! やっぱりマリーはいい子だったよ!!」
「……メリーにも来てた……花の言う通り、サンタクロースはいい子だって言ってくれた……うっ、うっ……」
「わっ、わっ、ど、どうしたの? メリーのプレゼント嫌だった?」
「……ううん。プレゼントの中身より……サンタクロースがメリーを……ちゃんといい子だって……思ってくれたのが……嬉しいの……」
嬉し涙を流すメリーをそっと抱きしめて「よかったね」と背中を優しく撫でる。これでもうミム夫人から逃げてきた罪悪感も無くなるだろう。やっと呪縛が溶けたのだ。クリスマスを本当にして良かったな。
落ち着いたメリーと共に食堂にやってくると、マリーは皆にプレゼントを自慢していた。
「あれ? メリーどうしたの?!」
「……プレゼントが嬉しくて……」
「分かる。大きい靴下を花から貰って良かったよね! いっぱい入ってたもん! これがへルマンの靴下だったら取り出すのも勇気がいるところだったよ……」
マリーが安心するようにホッとため息をついていると、そっとアルベルトが花にお礼をいってきた。
「プレゼント、ありがとうございます。ドアノブに引っかけてくれたのってマリーですよね?」
「ふふ。さてどうでしょう? サンタクロースからかもしれませんよ? だってアルベルトさんもいい子ですからね!」
茶目っ気に花がとぼけるとアルベルトは一瞬ビックリしてから、「そっか……」と呟いて嬉しそうに微笑んだ。
「そういえばカルロスさんは?」
「あぁ、カルロスならあそこに」
示された場所は庭先。よく見るとボーっと空を見てる。
「フラれた?」
「いえ、逆みたいですね」
「あら? 聖なる夜に結ばれたんですね!」
「それは喜ばしいんですけど……」
何だかあんまり嬉しそうじゃない。先を越されたのが悔しい? いや、アルベルトはそんな人じゃない。では一体?
「……うるさいんです!! 隣部屋だから昨日1日中奇声を発したり壁を叩いたり暴れたりするから寝不足ですよ!!
しかも何度も注意したのに心ここに非ずで聞いちゃいない!! たまに自分の唇を触ってにやけたりして気味が悪いし、最悪ですよ!!」
「……この後、ゆっくり二度寝してください。マリーやメリーも近付かないようにしますので……」
(多分、告白が上手くいって雰囲気も良かったんだろう。そのまま大好きな彼女とキス出来て夢ごこちのまま、嬉しくて恥ずかしくて悶えてたんだろうね……そして被害者兄は睡眠不足)
色々あった最初のクリスマスはこうして幕を閉じた。
そして翌年から毎年クリスマスを開催することになり、それは次第に口コミで広がり数年後は国のお祭として皆に愛されるようになるのだった。
「花とオリバーは悪い子だったんだね……」
オリバーと淀み近くの泥沼から帰ってきてからの一言。
「どういうこと?」
「クリスマスのプレゼントは諦めるしかないよ」
「あぁ……(それね)」
マリーはため息をついて同情するような目で見てきた。
「お気の毒に……」
「…………」
(大人なのにプレゼントを貰う子供から同情された……)
淀み泥事件から2日後クリスマスは開催された。場所は屋敷の裏側にあるコンサバトリー。そこから見える木に色々飾りつけをしてクリスマスツリーを表現。
(さすがにこの日のために木を切るのは可哀想だからね)
そしてご馳走をこれでもかと用意してみんなを迎える。
「わぁぁぁー!!! すごーい!!! 夢のようなパーティーだ!」
「…………」
嬉しくてはしゃぐマリーに対して言葉を無くして喜ぶメリー。対照的だけど2人ともとても感激してるようでよかった。
「おぉ!! これがクリスマスか! すげーな! やるじゃん、シッター!!」
「わぁ。こんなに手間暇かけて色々用意してくれたんですね。本当に何から何までありがとうございます」
豪快に喜ぶ次男カルロスとそれまでの背景を考えてこちら側の苦労を労う長男アルベルト。こちらも違う意味で対照的なのが面白い。
「わぁーー!!!! と、父ちゃん!! すっ、スッゲェぇ~!!」
「……ふぁー……」
「はっはー!! すげぇな! さっすが花様だぜー!! 良かったな、お前ら!!」
「わぁー……。懐かしい……。あっ、クリスマスツリーに星まである!」
へルマン家族も全員喜んでくれて嬉しい。子供たちは始めての豪華な催しに感激しているが、妻のリナは日本人らしく懐かしさに感動していた。
「喜んで貰えて良かったな!」
「飾りつけは大変でしたが皆さんがこんなに感激した姿をみたら苦労もぶっ飛びますね」
飾り担当のオリバーとルーベンスさんが嬉しそうに苦労を労ってくれた。
「わぁ……。素敵……」
「だろ? きて良かったな!」
「うん。カルロス、ありがとう」
「なっ、いや、別に、お前のためだけじゃねぇし!!」
「うん。分かってるよ。それでも招待してくれて嬉しかったから……。私1人でごめんね……」
「あっ、いや、その、……悪い、言い過ぎた……」
こちらはこちらで、折角宮沢さんの娘さんがわざわざ来てくれたのに相変わらずのツンデレを発揮してしまって慌てるカルロス。しょうがない助け船出してやりますか。
「メリークリスマス! 今日は来てくれて本当にありがとうございます! いっぱい食べて楽しんで下さいね? それが今回の目的ですからね!」
「はい! こちらこそありがとうございます。こんなに素敵なパーティーは生まれて始めてなので凄く嬉しいです! あっ、それとこれ父からです」
「わざわざすみません。お母様の体調は大丈夫ですか?」
「はい。母も赤ちゃんもとっても元気です。私も弟が生まれたので念願のお姉さんになれて、こちらで祝われてるような感じもして嬉しいんです!」
「ふふ。いいですね! お姉さん記念! それも含めてお祝いしましょう! 楽しいことや嬉しいことはいっぱいあるほうがいいですから!」
「はい!」
笑顔を取り戻したカルロスの想い人にこちらも笑顔を向けると何故かカルロスが恨めしそうに少し睨んでる? あれ? 助け船失敗したかな?
「あら、皆さんに揃ったようね。じゃ、他の料理も運んで来ましょうかね?」
「あっ、私も手伝うよ!」
「ダメダメ! 花ちゃんは主催者でしょ? お兄様、こちらも手伝って下さいな!」
「相変わらず人使いが荒いですねぇ」
おばあちゃんはルーベンスさんを引っ張ってキッチンへと向かったので花はクリスマスパーティーの開始を告げた。
「後でデザートのケーキやお菓子も出るのでその分の余裕も考えて食べて下さいねー!!」
「「「「ケーキ!!」」」」
ケーキと聞いてテンションが上がるのはやはり子供で苦笑する。きっと今日は子供時代での楽しい1日になるだろうから全力で夢を叶えよう。
その後料理を食べながら談笑し花とカメリアが作った渾身の特大ケーキを見てみんな大喜びをしてくれた。そしてミニゲームなどを沢山してその日は終了したが、ある意味ここからが本番だ。
そう! 子供たちにプレゼントをバレないように靴下に入れると言うミッションが大人たちには課せられている。
「マリー! メリー! いつまでも起きてるのは果たして良い子なのでしょうか? 確か悪い子供にはプレゼントは無いのでしたよね?」
「マリーはいい子供だから、すぐに寝るよ!!」
「メリーも、寝る!」
ルーベンスにマリーは勿論、おっとりメリーまでもが素早く就寝を決意表明してベッドに潜る。
(よっぽど欲しいのが分かる。さすが2人の先生。良く理解してる)
「へルマンの所も上手くいくといいけど……」
「あっちは庭を駆け回ってたりへルマンといっぱい遊んでたから多分爆睡してるよ」
「さすが親。こちらもよく理解してるわ」
「じゃ、サンタクロースさん! よろしくね!」
「ははっ、まさかこんなところで冒険者スキルがいかされるとはね……」
「変装セットはバッチリだから任せて!!」
「この年でおじいさん役かぁ……」
「……ちゃんと出来たら私からもプレゼントあげるよ!」
「! 花自身?」
「っ、バカ!!」
翌日は予想通り朝から騒がしかった。
「サンタクロースが来たー!! やっぱりマリーはいい子だったよ!!」
「……メリーにも来てた……花の言う通り、サンタクロースはいい子だって言ってくれた……うっ、うっ……」
「わっ、わっ、ど、どうしたの? メリーのプレゼント嫌だった?」
「……ううん。プレゼントの中身より……サンタクロースがメリーを……ちゃんといい子だって……思ってくれたのが……嬉しいの……」
嬉し涙を流すメリーをそっと抱きしめて「よかったね」と背中を優しく撫でる。これでもうミム夫人から逃げてきた罪悪感も無くなるだろう。やっと呪縛が溶けたのだ。クリスマスを本当にして良かったな。
落ち着いたメリーと共に食堂にやってくると、マリーは皆にプレゼントを自慢していた。
「あれ? メリーどうしたの?!」
「……プレゼントが嬉しくて……」
「分かる。大きい靴下を花から貰って良かったよね! いっぱい入ってたもん! これがへルマンの靴下だったら取り出すのも勇気がいるところだったよ……」
マリーが安心するようにホッとため息をついていると、そっとアルベルトが花にお礼をいってきた。
「プレゼント、ありがとうございます。ドアノブに引っかけてくれたのってマリーですよね?」
「ふふ。さてどうでしょう? サンタクロースからかもしれませんよ? だってアルベルトさんもいい子ですからね!」
茶目っ気に花がとぼけるとアルベルトは一瞬ビックリしてから、「そっか……」と呟いて嬉しそうに微笑んだ。
「そういえばカルロスさんは?」
「あぁ、カルロスならあそこに」
示された場所は庭先。よく見るとボーっと空を見てる。
「フラれた?」
「いえ、逆みたいですね」
「あら? 聖なる夜に結ばれたんですね!」
「それは喜ばしいんですけど……」
何だかあんまり嬉しそうじゃない。先を越されたのが悔しい? いや、アルベルトはそんな人じゃない。では一体?
「……うるさいんです!! 隣部屋だから昨日1日中奇声を発したり壁を叩いたり暴れたりするから寝不足ですよ!!
しかも何度も注意したのに心ここに非ずで聞いちゃいない!! たまに自分の唇を触ってにやけたりして気味が悪いし、最悪ですよ!!」
「……この後、ゆっくり二度寝してください。マリーやメリーも近付かないようにしますので……」
(多分、告白が上手くいって雰囲気も良かったんだろう。そのまま大好きな彼女とキス出来て夢ごこちのまま、嬉しくて恥ずかしくて悶えてたんだろうね……そして被害者兄は睡眠不足)
色々あった最初のクリスマスはこうして幕を閉じた。
そして翌年から毎年クリスマスを開催することになり、それは次第に口コミで広がり数年後は国のお祭として皆に愛されるようになるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
ヒロイン気質がゼロなので攻略はお断りします! ~塩対応しているのに何で好感度が上がるんですか?!~
浅海 景
恋愛
幼い頃に誘拐されたことがきっかけで、サーシャは自分の前世を思い出す。その知識によりこの世界が乙女ゲームの舞台で、自分がヒロイン役である可能性に思い至ってしまう。貴族のしきたりなんて面倒くさいし、侍女として働くほうがよっぽど楽しいと思うサーシャは平穏な未来を手にいれるため、攻略対象たちと距離を取ろうとするのだが、彼らは何故かサーシャに興味を持ち関わろうとしてくるのだ。
「これってゲームの強制力?!」
周囲の人間関係をハッピーエンドに収めつつ、普通の生活を手に入れようとするヒロイン気質ゼロのサーシャが奮闘する物語。
※2024.8.4 おまけ②とおまけ③を追加しました。
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
【完結】旦那様、どうぞ王女様とお幸せに!~転生妻は離婚してもふもふライフをエンジョイしようと思います~
魯恒凛
恋愛
地味で気弱なクラリスは夫とは結婚して二年経つのにいまだに触れられることもなく、会話もない。伯爵夫人とは思えないほど使用人たちにいびられ冷遇される日々。魔獣騎士として人気の高い夫と国民の妹として愛される王女の仲を引き裂いたとして、巷では悪女クラリスへの風当たりがきついのだ。
ある日前世の記憶が甦ったクラリスは悟る。若いクラリスにこんな状況はもったいない。白い結婚を理由に円満離婚をして、夫には王女と幸せになってもらおうと決意する。そして、離婚後は田舎でもふもふカフェを開こうと……!
そのためにこっそり仕事を始めたものの、ひょんなことから夫と友達に!?
「好きな相手とどうやったらうまくいくか教えてほしい」
初恋だった夫。胸が痛むけど、お互いの幸せのために王女との仲を応援することに。
でもなんだか様子がおかしくて……?
不器用で一途な夫と前世の記憶が甦ったサバサバ妻の、すれ違い両片思いのラブコメディ。
※5/19〜5/21 HOTランキング1位!たくさんの方にお読みいただきありがとうございます
※他サイトでも公開しています。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
【完結】灰かぶりの花嫁は、塔の中
白雨 音
恋愛
父親の再婚により、家族から小間使いとして扱われてきた、伯爵令嬢のコレット。
思いがけず結婚が決まるが、義姉クリスティナと偽る様に言われる。
愛を求めるコレットは、結婚に望みを託し、クリスティナとして夫となるアラード卿の館へ
向かうのだが、その先で、この結婚が偽りと知らされる。
アラード卿は、彼女を妻とは見ておらず、曰く付きの塔に閉じ込め、放置した。
そんな彼女を、唯一気遣ってくれたのは、自分よりも年上の義理の息子ランメルトだった___
異世界恋愛 《完結しました》
ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です
山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」
ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる