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「んっ、んぅ、んんっ!………ぷはぁっ!はぁ、はぁ…。」
早急な口づけについてくるのがやっとといった風にイオリがへばる。
「なんだ、もう酸欠か?体力がないな…。ほらイオリ、次、下だ、下。俺のを舐めろ。」
優しい口調で酷いことを言っている自覚はある。上体を起こしイオリに俺のものを舐めるように指示するとへばっていたイオリが呼吸を整えもそもそと俺の下半身の方へ移動する。
俺の半立ちになっているものをやわやわと優しく揉んでから小さな口でパクッと咥える。口に収まりきらないものに恨言でも言うように見上げてくる。
「ん、んむっ。んっ、んっ。…はぁっ!」
咥えたまましっかりと飲み込み舐められる。ときどき喉奥を突いてやると苦しそうにするが離さない。息継ぎのために一度咥えたものを離し、今度は下の方を舐めながら先端を手で愛撫される。
「んっ………。んむっ。……リッカ様、舐められるの好きですよね…ふっ、んむっ。」
イオリが丁寧に舐め上げながら上目遣いで話しかけてくる。自分でもあまり自覚していなかったことを言われ、そうなのだろうかと考えているとイオリが続けて話しかけてくる。
「初めてのときもそうでしたし……んっ。はぁっ……。今回も………。僕、うれしい、リッカ様の好きなことすることができて……んっんぅ!」
裏筋を舌先で舐め上げられ先端を軽くついばまれる。……確かに、上手い。「そうかもなぁ。」とぼんやり答えて小さく飛び出ているイオリの角を撫でる。
「あっ、やっ。そこ、角はダメ、んっ!」
代わりにイオリの弱いところを撫でてやる。期待通りの反応を見せるイオリについ面白くなってしまう。
「ははっ!本当に角が弱いんだな。……なぁ、鬼族は全員角が弱いのか?」
よほど気持ちいいらしく俺の股間に顔を埋めて悶えているイオリに話しかける。
「あうっ。や、やめっ。…んんっ。知らない、わかんないぃぃ。はぅっ。」
「鬼族全員が角が弱いんだったら面白いなぁ。なぁ、レオナとか普段の無愛想な顔がこんなんになると想像しただけで………いや、レオナだと気持ち悪いか?」
イオリの角を触りながら面白がって話しかけるとイオリが急に頭を振って俺の手を払ってきた。
「なんだ、いいじゃないか。もう少し触らせてくれても。イオリも気持ちいいだろう。」
少し不機嫌に言うとイオリが俺のペニスを甘噛みしてきた。
「ってぇ。なにすんだイオリ。」
「………。」
恨めしそうに無言でイオリが見つめてくる。
無言のままイオリが体制を上げて俺の首元に顔を埋めてむっとした小さな声で言う。
「リッカ様、仲が良いことは存じていますけど、今、レオナ王の名前を出さなくても……。僕だって僕だけを見て欲しい時くらい……あぁっ!はっ、んっ!きゅ、急にっ。あぁっ!!」
イオリが全てを言い切る前にイオリの脇を抱えて俺のペニスに思い切り突き落とす。嫉妬するイオリがいじらしくて無体なことを強いたくなる。何ももたないイオリが盲目的に俺のことを好いてくる様が俺を満足させる。
たぶん、俺はイオリが思っているほどいい奴でもイオリの好意に素直に答えることができるほどいい奴でもない。でも、それでも俺のことを…。
「あっ、あっ、あぁぁ!やだっ、リッカ様、んっ。ちょっ、ちょっとまって。ゆっくり、あぁっ!」
激しい上げ下げに戸惑いながらも体は素直に反応している。ゆっくりと言う割には喜んでいる体にさらに深い突き上げをし、そのまま精液を注いでやる。
「ほら、出すぞ。……んっ。」
「あっ!やだ、また出ちゃう、あぁぁっ!」
俺の吐精と共に何度目かの絶頂をイオリが迎える。俺に串刺しにされたままイオリはビクビクと体をしならせた。
「ほら、起きろ、もうちょっと付き合え。」
イッたばかりでぐったりしているイオリを揺すって起こす。完全にもう終わりだと思っていたのか気怠げに俺を見上げるイオリをもう一度組み敷く。
「え?あっ、やだっ。も、もう無理。えっ、あぁっ‼︎」
イオリのぬかるんだ後孔は滑りが良くすぐに俺のものを咥えた。
「こんなにすぐ組み敷かれて、本当に力がねぇなぁ、イオリは。」
軽く突き上げてやれば可愛い声で喘ぐ。
「あっ!やっ、あっあっ。んっ。」
「なんだ、もう抵抗はやめにするのか?」
「て、抵抗してもするんでしょう?…あぅっ!」
「ま、そうなんだがなぁ……。」
若干抵抗しないことが面白くない気がしてぼやきながら突き上げる。
「んっ、んんっ。あっ!ひぁっ!あっあっ、やだ、もう、また、あっ!イッちゃう、あっ、やだぁぁぁっ!」
聞き分けのよいイオリにここぞとばかりに前と後の両方を攻め上げる。もうイッてしまうのがキツいのか仰け反り逃げを打ちながらビクビクと痙攣してイッている。俺はイオリの中にたっぷりと出してから満足してイチモツを抜き取る。
抜き取る動作にも感じているのか気絶したままビクビクと震えるイオリを見下ろす。
「ちょっと、やり過ぎたか。」
眉間に皺を寄せて眠るイオリの頭を撫でる。なんとなく気まずくなり、たまには事後に風呂でも入れといてやるかと、滅多にしない心遣いをしてやることにした。
早急な口づけについてくるのがやっとといった風にイオリがへばる。
「なんだ、もう酸欠か?体力がないな…。ほらイオリ、次、下だ、下。俺のを舐めろ。」
優しい口調で酷いことを言っている自覚はある。上体を起こしイオリに俺のものを舐めるように指示するとへばっていたイオリが呼吸を整えもそもそと俺の下半身の方へ移動する。
俺の半立ちになっているものをやわやわと優しく揉んでから小さな口でパクッと咥える。口に収まりきらないものに恨言でも言うように見上げてくる。
「ん、んむっ。んっ、んっ。…はぁっ!」
咥えたまましっかりと飲み込み舐められる。ときどき喉奥を突いてやると苦しそうにするが離さない。息継ぎのために一度咥えたものを離し、今度は下の方を舐めながら先端を手で愛撫される。
「んっ………。んむっ。……リッカ様、舐められるの好きですよね…ふっ、んむっ。」
イオリが丁寧に舐め上げながら上目遣いで話しかけてくる。自分でもあまり自覚していなかったことを言われ、そうなのだろうかと考えているとイオリが続けて話しかけてくる。
「初めてのときもそうでしたし……んっ。はぁっ……。今回も………。僕、うれしい、リッカ様の好きなことすることができて……んっんぅ!」
裏筋を舌先で舐め上げられ先端を軽くついばまれる。……確かに、上手い。「そうかもなぁ。」とぼんやり答えて小さく飛び出ているイオリの角を撫でる。
「あっ、やっ。そこ、角はダメ、んっ!」
代わりにイオリの弱いところを撫でてやる。期待通りの反応を見せるイオリについ面白くなってしまう。
「ははっ!本当に角が弱いんだな。……なぁ、鬼族は全員角が弱いのか?」
よほど気持ちいいらしく俺の股間に顔を埋めて悶えているイオリに話しかける。
「あうっ。や、やめっ。…んんっ。知らない、わかんないぃぃ。はぅっ。」
「鬼族全員が角が弱いんだったら面白いなぁ。なぁ、レオナとか普段の無愛想な顔がこんなんになると想像しただけで………いや、レオナだと気持ち悪いか?」
イオリの角を触りながら面白がって話しかけるとイオリが急に頭を振って俺の手を払ってきた。
「なんだ、いいじゃないか。もう少し触らせてくれても。イオリも気持ちいいだろう。」
少し不機嫌に言うとイオリが俺のペニスを甘噛みしてきた。
「ってぇ。なにすんだイオリ。」
「………。」
恨めしそうに無言でイオリが見つめてくる。
無言のままイオリが体制を上げて俺の首元に顔を埋めてむっとした小さな声で言う。
「リッカ様、仲が良いことは存じていますけど、今、レオナ王の名前を出さなくても……。僕だって僕だけを見て欲しい時くらい……あぁっ!はっ、んっ!きゅ、急にっ。あぁっ!!」
イオリが全てを言い切る前にイオリの脇を抱えて俺のペニスに思い切り突き落とす。嫉妬するイオリがいじらしくて無体なことを強いたくなる。何ももたないイオリが盲目的に俺のことを好いてくる様が俺を満足させる。
たぶん、俺はイオリが思っているほどいい奴でもイオリの好意に素直に答えることができるほどいい奴でもない。でも、それでも俺のことを…。
「あっ、あっ、あぁぁ!やだっ、リッカ様、んっ。ちょっ、ちょっとまって。ゆっくり、あぁっ!」
激しい上げ下げに戸惑いながらも体は素直に反応している。ゆっくりと言う割には喜んでいる体にさらに深い突き上げをし、そのまま精液を注いでやる。
「ほら、出すぞ。……んっ。」
「あっ!やだ、また出ちゃう、あぁぁっ!」
俺の吐精と共に何度目かの絶頂をイオリが迎える。俺に串刺しにされたままイオリはビクビクと体をしならせた。
「ほら、起きろ、もうちょっと付き合え。」
イッたばかりでぐったりしているイオリを揺すって起こす。完全にもう終わりだと思っていたのか気怠げに俺を見上げるイオリをもう一度組み敷く。
「え?あっ、やだっ。も、もう無理。えっ、あぁっ‼︎」
イオリのぬかるんだ後孔は滑りが良くすぐに俺のものを咥えた。
「こんなにすぐ組み敷かれて、本当に力がねぇなぁ、イオリは。」
軽く突き上げてやれば可愛い声で喘ぐ。
「あっ!やっ、あっあっ。んっ。」
「なんだ、もう抵抗はやめにするのか?」
「て、抵抗してもするんでしょう?…あぅっ!」
「ま、そうなんだがなぁ……。」
若干抵抗しないことが面白くない気がしてぼやきながら突き上げる。
「んっ、んんっ。あっ!ひぁっ!あっあっ、やだ、もう、また、あっ!イッちゃう、あっ、やだぁぁぁっ!」
聞き分けのよいイオリにここぞとばかりに前と後の両方を攻め上げる。もうイッてしまうのがキツいのか仰け反り逃げを打ちながらビクビクと痙攣してイッている。俺はイオリの中にたっぷりと出してから満足してイチモツを抜き取る。
抜き取る動作にも感じているのか気絶したままビクビクと震えるイオリを見下ろす。
「ちょっと、やり過ぎたか。」
眉間に皺を寄せて眠るイオリの頭を撫でる。なんとなく気まずくなり、たまには事後に風呂でも入れといてやるかと、滅多にしない心遣いをしてやることにした。
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