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二章
86、情報収集? ★
しおりを挟むエロ注意!
ー ー ー ー ー
ガリアの悪夢からとりあえず逃れて、もう数日が経っていた。
俺とウルはガリアの居場所を探すため、今は隣町に来ている。
そこは前いた国境の町に比べたら小さいのだけど、鉱山が近いためなのか働く男達が沢山いた。
そして俺達がここに来た理由。
それは、ガリアが取引している玩具を作っている商会があるらしいと聞いたからで……俺たちは今すでにその商会の事務所の中へと来ていた。
しかし、どうしてこうなってしまったのか……。
「お兄さん、いい声で鳴くね?これだと商品を試してるだけなのに、楽しくなってきちまうな~」
「おじさんは楽しくならないくていいからね~、それとこの試作を試す代わりに話を聞かせて貰うって約束は、ちゃんと守って貰うよ?」
「ひゃっ!? なにこれ、なにっ!?」
そんな訳で、俺は絶賛大人の玩具試作品のテスターのような事をさせられているわけで……。
今、俺の体は鉄の塊で出来た椅子に拘束されて身動きが出来なかった。
何でこんな事になったのかといえば、事務所に突然乗り込んだ俺たちだったのに、そこのおじさんは試作を試して貰えるならいくらでも話をするぞと、陽気に答えてくれたのだ。
そしてウルに良いように言いくるめられて、気付けば俺は裸で椅子の上に……。
そして今の俺は、椅子から生えた長細いディルドに尻の穴を犯され、さらにオナホのような物が椅子の腰付近から伸びているため俺を逃げられなくしていた。
何より、この椅子は震えながらも俺を上下へ揺れ動かしてくるのだ。
そのせいでオナホが俺の男根を擦り、ディルドが中を行き来するのが気持ちよくて仕方がない。
「やぁ、か、からだ!ゆれすぎぃっ……だからぁっ、ぁん!」
「デオったら、こんな鉄の椅子でもすぐに気持ちよくなっちゃうんだもんな~」
「いやぁ~、お兄さんの躾が良いんじゃねぇか?」
「えーそうかなぁ?」
「試作品だからまだこの二つの機能しかねぇけどよ、そのうち強さを変えれるようにしたり乳首責めやこしょぐり機能なんかもつけてぇもんよ!」
そう呑気に話す二人の声に、まだその機能がついてなくて良かったなんて思ってしまう。
「それは楽しみだなぁ~」
「そうだ!完成したらまた試しに来ないか?俺の作品にこんなに気持ちよくなってくれる奴だったら、大歓迎だからな」
「だってさ~、デオはどうしたい?」
「だ、ダメだぁっ、これ以上の、刺激はぁっ!!」
「うん、わかったよ。デオはオッケーみたいだね」
誰もそんな事いってないのに何で……?
俺は首をブンブンと振る。
「良いのかい?嫌がってるように見えたけどよ?」
「デオのイヤイヤは、して欲しいって事なので大丈夫ってことだからね~」
「ち、違っ!?」
「だってこの状態で、乳首も弄られるんだよ。楽しみでしょ……?」
「ぁんっ、なんで乳首!?」
ウルは俺の乳首を何故か今、キュッと摘んできたのだ。
まだこの椅子の試験運用中だから、触るのはダメだって言われてたはずなのに……そう思っておじさんを見ても、ニッコリこちらを見ているだけだった。
「この魔術式大人のマッサージチェアの効果はだいぶわかったから、暫く好きに使ってくれていいぜ?俺は奥で作業してくるわ。インスピレーションがガンガンきてるからよ!だからそれが終わったら話を聞いてやるから、呼びにこいよな~」
「わかった、おじさんありがとうね~」
そう言ってウルはおじさんを見送った後、椅子に犯される俺を楽しそうに見つめながら、両乳首をクリクリと弄りはじめたのだ。
「まって……ぁあっ、乳首引っ張るなぁっ!」
ウルは俺の乳首をクリクリしたまま、ゆっくりと伸ばしていく。
それが気持ちよくて、もっとして欲しくてたまらない。
「ふふ……デオは乳首が敏感だね」
「だ、誰のせいだよぉ……っん」
「俺のせいだけど、でもデオの乳首こんなにも伸びるようになったんだよ?」
ウルは俺に見せつけるように、乳首を上に引っ張る。その伸びてしまった乳首が見えて俺は恥ずかしくて仕方がない。
「凄く美味しそう……、食べてもいい?」
「っあ、あぁ……いいけどっ」
「それじゃあ、頂いちゃおうかな~」
ウルはパクりと俺の乳首を口に含み、吸い付きはじめた。
それは指で引っ張られるよりも強い刺激を俺に与えていた。
「やぁっ、まってぇ!吸い付きすぎだからぁっ……俺の乳首食べられちゃってるからぁ!!」
ウルは吸い付きながらも、乳首を軽く噛んだり舌で転がすように味わったりと、執拗に責めてくる。
そして反対の乳首は爪でカリカリと擦られいた。
「だめぇっ!両方の乳首、別々に弄るなよぉっ!」
「でも、片方だけだと可哀想でしょ?だから反対の乳首も美味しく頂くからね~」
そして今度は反対側もウルはチュッと吸ったり潰したりしながら、俺を翻弄していた。
そのせいで俺の脳はドンドン溶けていて、気持ちいい事しか考えられなくなってしまう。
「あぁっ!ウル……気持ちいぃよぉっ、もっと俺の乳首吸ってぇっ!」
「デオ……それも凄く唆るけど。でも言うならさ、俺のおっきなおっぱい吸って、って言ってくれた方がもっと唆るんだけどなぁ~」
「お、おっきな……?」
「ほら、言ってみてよ~。そしたらもっともっと吸ってあげるからね」
もう、頭がぽやっとしている俺はウルに言われた通りそのまま言わないとと、それを口に出す。
「う、ウル……俺のぉっ、おっきなおっぱい、沢山吸ってぇっ、んっ!」
「ちゃんと言えて偉いね。だからお望み通り沢山吸ってあげるよ~」
そういうと、ウルは俺の胸を手で持ち上げるように揉みしだきながら、その頂にある尖ったそれに噛み付くように吸い付いたのだ。
「ぁんっ!気持ちいい……ウル、もっと吸ってぇっ!!」
今の俺はもうここが何処かなんて忘れていた。
とにかくウルに乳首を弄って欲しくて仕方がなくて、胸を突き出してしまう。
「デオ、エロ過ぎ……本当に可愛い」
「ひゃあっっ!?」
可愛いと言われた事で、俺の感度は上がり中のディルドをキュッと締め付けてしまう。
そしてこのとき、ディルドが知らぬ間にブツブツの突起が付いたものに変わっていた事に気がついた。
その締め付けせいなのか、ブツブツが俺の良いところを抉っていくせいで、喘ぐ声が大きくなってしまう。
「あぁ、ぁんっ!やぁっ!!」
「ふふ……デオ、そんなに乳首よかった?」
「ち、ちがぁぁ、中の形がぁ!?」
「中?そういえばドルフさんが、ディルドはたまに形が変わるっていってたけど、今はどんな形なのか俺に教えてくれる?」
「ぁあっ、な、なんかぁ、ブツブツが俺の中ゴリってぇっ……」
「そっか、じゃあ上も下も良いところ責められてイっちゃおっか?」
そう言うと、ウルは俺の乳首をギュッと強く摘んだ。その瞬間、俺は簡単にイってしまった。
「イっ、あぁあっぁっーーーーー!!イった、イったからこの椅子止めてぇっ!?」
「うーん、どうやって止めるんだったかな?ちょっとドルフさん呼んでくるから待っててね~」
「ま、待って……一人にするなぁっ!?」
部屋から立ち去ってしまったウルに、俺はいまだ止まらない椅子のせいでビクビクしたままだった。
この事務所には確かに誰もいないけど、誰か来たらどうしようかと俺はドキドキしながら待っていた。
それなのにウルは全然戻ってこなくて……。
「あれー?今日は試作品試験の日だったっけ?」
そして突然聞こえた知らない声に、俺はビクリと肩を震わせたのだった。
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