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第二章 ダンスパーティー
パーティー終了
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パーティーはその後何事もなく終わった。
マリアは結局パーティーが終わるまでアイリスと話しながら様々なお菓子を心ゆくまで堪能した。パーティーが終わるころにはアイリスとも仲良くなり、今度有名なお菓子屋さんに連れていってもらう約束までした。
「楽しみだなぁ~」
寮の部屋に戻る途中マリアは終始笑顔だった。
「はいはい、楽しみなのはわかったけど顔が不気味よ」
にやけすぎてエリザベートからお叱りを受けてしまったが……。
◇◆◇
場所は変わり、王家の紋章が入った馬車の中、国王は1人悶々と考え込んでいた。
「あれはやっぱりそういうことなのか?いや、でも……」
その呟きを聞くものはいない。
そしてそのまま馬車は王城に向かった。
◇◆◇
寮の自室でアルフォードは頭を抱えていた。
「まさか父上に見られていただなんて……」
アルフォードはあの後マリアと別れた後、国王、サンドライトのもとに向かった。
誤解を解こうとしたのだが、会わせられないと近衛騎士たちに追い払われてしまったどんなに頼んでも無駄だった。
「絶対誤解されている……」
後日呼び出されて根掘り葉掘り訊かれることを予感してアルフォードは気が重かった。
◇◆◇
「パーティーは退屈なものだと思っていましたがあんな可愛らしい子と会えるとは思いませんでしたわ~」
アイリスは部屋で今度のマリアとの約束を思い出してニヤニヤしていた。
「どのお店にしましょう」
頭の中にいくつか候補を思い浮かべて、マリアの好みに合う店をピックアップし始めた。
◇◆◇
寮の入り口でマリアと別れた後、エリザベートは部屋で自己嫌悪に陥っていた。
「そもそも今日マリアが上級貴族に絡まれたのは私がマリアを置いて先に会場に行っちゃったせいよ。国王陛下が助けて下さったのだって偶然にすぎないし……。それにマリアを一人にしたせいで色んな輩に変な目で見られていたし……。それにあのレオンチェフ先輩と約束しちゃうなんて完璧に失敗だったわ」
今日の反省を挙げ、どれだけ自分の行動が不味かったのかわかり、更なる自己嫌悪に陥っていた。
「そ、それに表情が不気味だって言っちゃった……」
◇◆◇
アーティスは1人落ち込んでいた。
「まさかマリアに名前はおろか、顔すらも覚えられていないなんて……」
アーティスは大の可愛いもの好きだった。女性の好みはロリコンといっても差し支えないほどだ。
アーティスは明日から必死にクラスメートであることをアピールすることを心に決めるのだった。
☆★☆★☆
多分全員分あると思います。誰これというキャラがいましたら登場人物紹介をお読み下さい。
次回から新章の予定ですがまたしばらく更新停止します。更新再開は近況ボードの方で少し前にお知らせするつもりです。
マリアは結局パーティーが終わるまでアイリスと話しながら様々なお菓子を心ゆくまで堪能した。パーティーが終わるころにはアイリスとも仲良くなり、今度有名なお菓子屋さんに連れていってもらう約束までした。
「楽しみだなぁ~」
寮の部屋に戻る途中マリアは終始笑顔だった。
「はいはい、楽しみなのはわかったけど顔が不気味よ」
にやけすぎてエリザベートからお叱りを受けてしまったが……。
◇◆◇
場所は変わり、王家の紋章が入った馬車の中、国王は1人悶々と考え込んでいた。
「あれはやっぱりそういうことなのか?いや、でも……」
その呟きを聞くものはいない。
そしてそのまま馬車は王城に向かった。
◇◆◇
寮の自室でアルフォードは頭を抱えていた。
「まさか父上に見られていただなんて……」
アルフォードはあの後マリアと別れた後、国王、サンドライトのもとに向かった。
誤解を解こうとしたのだが、会わせられないと近衛騎士たちに追い払われてしまったどんなに頼んでも無駄だった。
「絶対誤解されている……」
後日呼び出されて根掘り葉掘り訊かれることを予感してアルフォードは気が重かった。
◇◆◇
「パーティーは退屈なものだと思っていましたがあんな可愛らしい子と会えるとは思いませんでしたわ~」
アイリスは部屋で今度のマリアとの約束を思い出してニヤニヤしていた。
「どのお店にしましょう」
頭の中にいくつか候補を思い浮かべて、マリアの好みに合う店をピックアップし始めた。
◇◆◇
寮の入り口でマリアと別れた後、エリザベートは部屋で自己嫌悪に陥っていた。
「そもそも今日マリアが上級貴族に絡まれたのは私がマリアを置いて先に会場に行っちゃったせいよ。国王陛下が助けて下さったのだって偶然にすぎないし……。それにマリアを一人にしたせいで色んな輩に変な目で見られていたし……。それにあのレオンチェフ先輩と約束しちゃうなんて完璧に失敗だったわ」
今日の反省を挙げ、どれだけ自分の行動が不味かったのかわかり、更なる自己嫌悪に陥っていた。
「そ、それに表情が不気味だって言っちゃった……」
◇◆◇
アーティスは1人落ち込んでいた。
「まさかマリアに名前はおろか、顔すらも覚えられていないなんて……」
アーティスは大の可愛いもの好きだった。女性の好みはロリコンといっても差し支えないほどだ。
アーティスは明日から必死にクラスメートであることをアピールすることを心に決めるのだった。
☆★☆★☆
多分全員分あると思います。誰これというキャラがいましたら登場人物紹介をお読み下さい。
次回から新章の予定ですがまたしばらく更新停止します。更新再開は近況ボードの方で少し前にお知らせするつもりです。
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