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第四章 護衛依頼
十四日目(21) 買物(6)
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「といわけで、これ買います」
「えっ?えっ、本当ですか!?」
店員は狼狽していた。
「はい。あっ、でも他にも買いたいものがあるんですよ。とりあえず武器からかしら?」
「そうだな。値段は気にしなくて良いから、この店で一番切れ味が良い剣を持ってきてくれ」
アルフォードの言葉に、店員は弾かれたように動き出した。
すぐに戻ってきたその手には一振りの長剣が握られていた。柄と鞘は白銀に輝き、鞘には金色と青い金属で繊細な蔓薔薇の飾りがつけられている。
「抜いてみても良いですか?」
「勿論です!」
許可を貰い、抜かれた刀身は、柄や鞘とは対照的に、吸い込まれそうなぐらい深い漆黒だった。
「見事ですね。これは誰が?」
「そちらも先ほどと同じく、ドリアン氏の作品です。材質は柄と鞘がミスリル、刀身がガルヴォルンと呼ばれる金属で出来ています。蔓薔薇はアダマンタイトとオリハルコンです。……お値段も訊かれますか?」
「はい」
「大金貨7枚です。買われますよね?」
それはもはや質問というよりは確認だった。
アルフォードは他の3人の顔色を伺った。
「……私の杖の方が高いし、駄目なんて言えないじゃない」
「私も別に良いと思うよ」
アーティスも無言で頷いた。
「っていうことで、こちらも購入で。次はアーティスだな」
店員も何かが吹っ切れたのか、平静を保って、カウンターの上、杖の隣に置いた。
「僕は弓をお願いできますか?条件は……」
「お値段に関係なく、性能の高いものですね?」
「はい」
店員は奥から白木の弓を持ってきた。所々、金属で補強されており、アルフォードの剣同様、表面にはよく見ると蔓薔薇の彫刻がされていた。
「これは世界樹の枝とウーツ鋼の複合弓です。製作者はオーデヒド氏です。弓作りで有名な方ですね」
「その方もこの店と?」
「はい。懇意にさせて頂いております」
「……そうなんですか」
アーティスの中で、この店の謎が深まった瞬間だった。
値段を訊くと、大金貨6枚だと言われ、こちらもお買い上げとなった。
「次はマリアだね」
「えっ?えっ、本当ですか!?」
店員は狼狽していた。
「はい。あっ、でも他にも買いたいものがあるんですよ。とりあえず武器からかしら?」
「そうだな。値段は気にしなくて良いから、この店で一番切れ味が良い剣を持ってきてくれ」
アルフォードの言葉に、店員は弾かれたように動き出した。
すぐに戻ってきたその手には一振りの長剣が握られていた。柄と鞘は白銀に輝き、鞘には金色と青い金属で繊細な蔓薔薇の飾りがつけられている。
「抜いてみても良いですか?」
「勿論です!」
許可を貰い、抜かれた刀身は、柄や鞘とは対照的に、吸い込まれそうなぐらい深い漆黒だった。
「見事ですね。これは誰が?」
「そちらも先ほどと同じく、ドリアン氏の作品です。材質は柄と鞘がミスリル、刀身がガルヴォルンと呼ばれる金属で出来ています。蔓薔薇はアダマンタイトとオリハルコンです。……お値段も訊かれますか?」
「はい」
「大金貨7枚です。買われますよね?」
それはもはや質問というよりは確認だった。
アルフォードは他の3人の顔色を伺った。
「……私の杖の方が高いし、駄目なんて言えないじゃない」
「私も別に良いと思うよ」
アーティスも無言で頷いた。
「っていうことで、こちらも購入で。次はアーティスだな」
店員も何かが吹っ切れたのか、平静を保って、カウンターの上、杖の隣に置いた。
「僕は弓をお願いできますか?条件は……」
「お値段に関係なく、性能の高いものですね?」
「はい」
店員は奥から白木の弓を持ってきた。所々、金属で補強されており、アルフォードの剣同様、表面にはよく見ると蔓薔薇の彫刻がされていた。
「これは世界樹の枝とウーツ鋼の複合弓です。製作者はオーデヒド氏です。弓作りで有名な方ですね」
「その方もこの店と?」
「はい。懇意にさせて頂いております」
「……そうなんですか」
アーティスの中で、この店の謎が深まった瞬間だった。
値段を訊くと、大金貨6枚だと言われ、こちらもお買い上げとなった。
「次はマリアだね」
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