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第六章 王都への帰路
査定終了
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それから5日後、ようやく査定が終わったと連絡が入った。
「思ったより時間がかかったわね」
「あれだけの量だし、仕方ないよ」
「私、もっと時間がかかると思ってた」
表面上は明るく振る舞っていたが、皆内心ではいくらになったのかと、不安で一杯だった。
(前に冒険者の人が買取金額が8割くらいに落ちているって話しているのを聞いたからなぁ。あれから更に下がっていないと良いけど……)
(……あれ一体どれぐらいあったんだろ?数えていないからわからないんだよね。みんなに訊いても教えてくれないし……)
いつもよりほんの僅かに重い足取りで、6人はギルドに入っていった。
「やっと来たわね」
ギルドに入るとステラが待ち構えていた。
「やっとって、そこまで待たせていないと思うんですが……」
アルフォードは苦笑いしながら周りに同意を求めた。
「ああ、気にしないで頂戴。私の気分的な問題だから」
「?そうですか?……それで金額が出たって聞いたんですけど……」
「それは執務室の方で話すわ。ここは人が多いし……」
「わかりました」
頷くとステラの後をついていった。
「……今日こそあなたたちの秘密を話してもらうわ」
執務室に入って一番最初に言われたことはそれだった。
「「はい?」」
「「「「あ~」」」」
リオナとグレンは口をポカンと開けた。他の者たちはついにこの時がきたと納得の声を上げた。
「当然ですよね。……数、自分でもとんでもなかったと思いましたもん」
「わかってくれる?」
マリアが苦笑いしながら言うと、ステラも微笑んだ。
「はい!……でも教えるかは別問題です」
マリアは満面の笑みで答えた。
「そ、そう」
「どうしても知りたいんだったら、王都のレオナールさんに訊いてください」
「……わかったわ」
ステラは淡々と答えたが、内心ではかなり混乱していた。
(レオナールって、ギルマスのレオナールよね?他に知らないし……。あいつに訊けって、私には無理よ~。この子、それがわかって言ってるの?それともただの偶然?いや、でもこの子の口ぶりだと知り合いよね?だったら偶然……。でもこの子たちの秘密を知っているってことは……あいつの同類?いや、そんなはずは……)
そんな内心を微塵も表に出さなかったのは流石と言えよう。
「それで一体いくらになったんですか?」
話は終わったと判断したアルフォードが尋ねた。
「そ、そうね。確かこの辺にその書類が……あっ、あったわ」
ステラは執務机の上に積まれていた書類の山から、辞書ほどもある書類の束を抜き出した。
☆★☆★☆
ステラのレオナールの人物評価
仕事はきっちりこなすが、性格は軽い。秘密など普通は守れない(自分が関係することは別)。ステラにとって、話すのが苦手なタイプ。
分析は的確だが、真実は当たらずとも遠からずといったところ。口止めは国王がしているので、レオナールの口から漏らされることはないだろう。
「思ったより時間がかかったわね」
「あれだけの量だし、仕方ないよ」
「私、もっと時間がかかると思ってた」
表面上は明るく振る舞っていたが、皆内心ではいくらになったのかと、不安で一杯だった。
(前に冒険者の人が買取金額が8割くらいに落ちているって話しているのを聞いたからなぁ。あれから更に下がっていないと良いけど……)
(……あれ一体どれぐらいあったんだろ?数えていないからわからないんだよね。みんなに訊いても教えてくれないし……)
いつもよりほんの僅かに重い足取りで、6人はギルドに入っていった。
「やっと来たわね」
ギルドに入るとステラが待ち構えていた。
「やっとって、そこまで待たせていないと思うんですが……」
アルフォードは苦笑いしながら周りに同意を求めた。
「ああ、気にしないで頂戴。私の気分的な問題だから」
「?そうですか?……それで金額が出たって聞いたんですけど……」
「それは執務室の方で話すわ。ここは人が多いし……」
「わかりました」
頷くとステラの後をついていった。
「……今日こそあなたたちの秘密を話してもらうわ」
執務室に入って一番最初に言われたことはそれだった。
「「はい?」」
「「「「あ~」」」」
リオナとグレンは口をポカンと開けた。他の者たちはついにこの時がきたと納得の声を上げた。
「当然ですよね。……数、自分でもとんでもなかったと思いましたもん」
「わかってくれる?」
マリアが苦笑いしながら言うと、ステラも微笑んだ。
「はい!……でも教えるかは別問題です」
マリアは満面の笑みで答えた。
「そ、そう」
「どうしても知りたいんだったら、王都のレオナールさんに訊いてください」
「……わかったわ」
ステラは淡々と答えたが、内心ではかなり混乱していた。
(レオナールって、ギルマスのレオナールよね?他に知らないし……。あいつに訊けって、私には無理よ~。この子、それがわかって言ってるの?それともただの偶然?いや、でもこの子の口ぶりだと知り合いよね?だったら偶然……。でもこの子たちの秘密を知っているってことは……あいつの同類?いや、そんなはずは……)
そんな内心を微塵も表に出さなかったのは流石と言えよう。
「それで一体いくらになったんですか?」
話は終わったと判断したアルフォードが尋ねた。
「そ、そうね。確かこの辺にその書類が……あっ、あったわ」
ステラは執務机の上に積まれていた書類の山から、辞書ほどもある書類の束を抜き出した。
☆★☆★☆
ステラのレオナールの人物評価
仕事はきっちりこなすが、性格は軽い。秘密など普通は守れない(自分が関係することは別)。ステラにとって、話すのが苦手なタイプ。
分析は的確だが、真実は当たらずとも遠からずといったところ。口止めは国王がしているので、レオナールの口から漏らされることはないだろう。
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