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この辺なら大丈夫だろう。
後ろを見れはリュイル達5人は食事をしながら会話しているのが見えるし聞こえもする。
さてこちらも食事の用意を始めよう。
彼女達が食べ終わってから皆の前では食べにくいしな。
まずは準備だな。
アイテムボックスからテーブルをだしてその上にカセットコンロ、鍋、フライパン、まな板などいくつかの道具を出していく。
まな板の上に使いやすい大きさの切り分けてもらったボアの肉をだしたのはいいが悩む。
この肉がどんな味なのか分からないのでまずは味見をしてみるか。
彼女達5人は串にさして焚き火で焼いていたな串焼きか。
肉の脂肪部分を少しそぎ落としフライパンにのせ火に掛けその間に肉を薄くスライス、脂肪の塊が油になったらスライスした肉を焼いていく焼きあがったら半分に切り分けてまずは何も味付けせずにそのまま食べてみる。
ふむ、見た目猪だが食べてみると豚肉のような感じか、残りは軽く塩コショウを取り出し振りかけて食べる。
これなら豚肉を同じような調理方でいけるか。
しかしアイテムボックスは便利だ必要と思ったときに取り出せるので調味料で調理スペースを邪魔しない。
この肉を何して食べようかと考えているとさっきまで聞こえていた話し声が聞こえない。
どこかへ行ったのか5人で移動するなら声掛けていだろうし、俺1人にする事はないはずなんだが、気になって後ろを振り向くと彼女達5人は驚愕してこちらを見ていた。
「こちらは気にしなくて良いですよ」
「気にするなというのが無理」
リュイルの返答にこちらを見ていたメンバーもうなずいている。
「テーブルなんて持ち歩いていたのね」
「まぁ、料理するのに必要と思ったので」
平らでそれなりの高さがある調理場所があるとないとでは作業効率が変わってくるだろうし、無いよりはあったほうが良いしアイテムボックスがあるのだから使うべきだよな。
「そうだとしても持ち歩きませんよ」
「普通は持ち歩かないというか持ち歩けないから」
「持ち歩こうって事を考えないもの」
「アイテムボックス持ちだから出来る事でしょうね」
リーリエ、アイシェラ、ラムリア、レスティナがそれぞれテーブルを持ち歩いている事に対しての感想を言って来る。
感覚の違いだから理解されないのも仕方が無い。
「ごめんね、私も含めてみんなヒロの行動が珍しかったものだからね」
「いえ、気にしていないので」
「ほら、みんな私達のほうも作業しないとね」
リュイルに言われ話をしながらそれぞれ焚き火で焼いてる串焼きを焦げないようにしたり夕食の作業をしていく。
さて、こちらも作業しますかね。
先にスープを作るか多めに作っても明日の朝も食べればいいし、アイテムボックスの中って事もできる。
簡単で良いだろう鍋に水入れて火にかけ、沸騰する間に玉ねぎを薄切りにしてベーコンは好みで適当な大きさにして沸騰したら玉ねぎ、ベーコンを入れ中火にして適当なところでスープの素、だしの素少々入れ好みの味になったら鍋を火かからはずす。
作業している背後にもうひとつテーブル出してそこに鍋敷きが無かったので代わりに木の皿を敷いておく。
さて肉は何にしよう。
米は無いのでパンに合う料理でなにか。
カツサンドにでもするか。
決めたら行動に移す、適当な厚さに切って食パンより肉の大きさが大きいので食パンと同じ大きさの四角に切る。
切り落とした肉はあとで何かの料理に使えるのでまとめてアイテムボックスへ。
肉には軽く包丁を入れ塩コショウを軽く両面にふって放置。
鍋に油をいれ火にかけ適温になる間に溶き卵を作り食パンでパン粉を作るのだが、その際の溶き卵はなめらかになるまで混ぜほんの少しだしを混ぜるのが俺は好みだ。
肉に小麦粉をつけるのだが持ち合わせていないので溶き卵をつけパン粉をつける。
使う時にならないと必要な材料って分からない所がある、次までには購入しておかないと。
適温になった油で一枚ずつ揚げていけばカツが出来上がる。
作り方など好みにの味によって変化するからな自分で作って食べて納得できれば問題なしだ。
よほどの事さえしなければ味は許容範囲になるだろう、見た目は分からないが。
あとは食パンの片面をコンロの火であぶり、もう片面にはマヨネーズを薄く塗りカツをのせる。
もう一枚も同様にあぶって片面にはソースを薄く塗りカツの上にのせて上から少し押さえつけてなじませた後に半分か4等分に切ればカツサンドの出来上がりだ。
キャベツの千切りなど一緒にサンドすれば良いのだけど購入してないので無しだ。
残りのカツも同様にカツサンドにしていく。
「!」
出来上がったカツサンドを後ろのテーブルに置こうと振り向いたらテーブル上に顔5つ。
料理が気になったんだろうけど驚くわ。
つかテーブルの上に見事な巨胸乗せてなにやってんだ。
見ごたえあるけどさ。
後ろを見れはリュイル達5人は食事をしながら会話しているのが見えるし聞こえもする。
さてこちらも食事の用意を始めよう。
彼女達が食べ終わってから皆の前では食べにくいしな。
まずは準備だな。
アイテムボックスからテーブルをだしてその上にカセットコンロ、鍋、フライパン、まな板などいくつかの道具を出していく。
まな板の上に使いやすい大きさの切り分けてもらったボアの肉をだしたのはいいが悩む。
この肉がどんな味なのか分からないのでまずは味見をしてみるか。
彼女達5人は串にさして焚き火で焼いていたな串焼きか。
肉の脂肪部分を少しそぎ落としフライパンにのせ火に掛けその間に肉を薄くスライス、脂肪の塊が油になったらスライスした肉を焼いていく焼きあがったら半分に切り分けてまずは何も味付けせずにそのまま食べてみる。
ふむ、見た目猪だが食べてみると豚肉のような感じか、残りは軽く塩コショウを取り出し振りかけて食べる。
これなら豚肉を同じような調理方でいけるか。
しかしアイテムボックスは便利だ必要と思ったときに取り出せるので調味料で調理スペースを邪魔しない。
この肉を何して食べようかと考えているとさっきまで聞こえていた話し声が聞こえない。
どこかへ行ったのか5人で移動するなら声掛けていだろうし、俺1人にする事はないはずなんだが、気になって後ろを振り向くと彼女達5人は驚愕してこちらを見ていた。
「こちらは気にしなくて良いですよ」
「気にするなというのが無理」
リュイルの返答にこちらを見ていたメンバーもうなずいている。
「テーブルなんて持ち歩いていたのね」
「まぁ、料理するのに必要と思ったので」
平らでそれなりの高さがある調理場所があるとないとでは作業効率が変わってくるだろうし、無いよりはあったほうが良いしアイテムボックスがあるのだから使うべきだよな。
「そうだとしても持ち歩きませんよ」
「普通は持ち歩かないというか持ち歩けないから」
「持ち歩こうって事を考えないもの」
「アイテムボックス持ちだから出来る事でしょうね」
リーリエ、アイシェラ、ラムリア、レスティナがそれぞれテーブルを持ち歩いている事に対しての感想を言って来る。
感覚の違いだから理解されないのも仕方が無い。
「ごめんね、私も含めてみんなヒロの行動が珍しかったものだからね」
「いえ、気にしていないので」
「ほら、みんな私達のほうも作業しないとね」
リュイルに言われ話をしながらそれぞれ焚き火で焼いてる串焼きを焦げないようにしたり夕食の作業をしていく。
さて、こちらも作業しますかね。
先にスープを作るか多めに作っても明日の朝も食べればいいし、アイテムボックスの中って事もできる。
簡単で良いだろう鍋に水入れて火にかけ、沸騰する間に玉ねぎを薄切りにしてベーコンは好みで適当な大きさにして沸騰したら玉ねぎ、ベーコンを入れ中火にして適当なところでスープの素、だしの素少々入れ好みの味になったら鍋を火かからはずす。
作業している背後にもうひとつテーブル出してそこに鍋敷きが無かったので代わりに木の皿を敷いておく。
さて肉は何にしよう。
米は無いのでパンに合う料理でなにか。
カツサンドにでもするか。
決めたら行動に移す、適当な厚さに切って食パンより肉の大きさが大きいので食パンと同じ大きさの四角に切る。
切り落とした肉はあとで何かの料理に使えるのでまとめてアイテムボックスへ。
肉には軽く包丁を入れ塩コショウを軽く両面にふって放置。
鍋に油をいれ火にかけ適温になる間に溶き卵を作り食パンでパン粉を作るのだが、その際の溶き卵はなめらかになるまで混ぜほんの少しだしを混ぜるのが俺は好みだ。
肉に小麦粉をつけるのだが持ち合わせていないので溶き卵をつけパン粉をつける。
使う時にならないと必要な材料って分からない所がある、次までには購入しておかないと。
適温になった油で一枚ずつ揚げていけばカツが出来上がる。
作り方など好みにの味によって変化するからな自分で作って食べて納得できれば問題なしだ。
よほどの事さえしなければ味は許容範囲になるだろう、見た目は分からないが。
あとは食パンの片面をコンロの火であぶり、もう片面にはマヨネーズを薄く塗りカツをのせる。
もう一枚も同様にあぶって片面にはソースを薄く塗りカツの上にのせて上から少し押さえつけてなじませた後に半分か4等分に切ればカツサンドの出来上がりだ。
キャベツの千切りなど一緒にサンドすれば良いのだけど購入してないので無しだ。
残りのカツも同様にカツサンドにしていく。
「!」
出来上がったカツサンドを後ろのテーブルに置こうと振り向いたらテーブル上に顔5つ。
料理が気になったんだろうけど驚くわ。
つかテーブルの上に見事な巨胸乗せてなにやってんだ。
見ごたえあるけどさ。
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