282 / 781
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第408話 迷宮都市 地下14階 丸椅子完成&囲碁教室
翌日の午前中はキウイフルーツの収穫&薬草採取、午後からは丸椅子の組み立て作業を進める。
まずは昨日の残り作業、130個分の補強材を丸座面に木工用ボンドで貼り合わせていく。
それが済んだら、電動ドリルを使用して4ケ所ネジを入れる。
数をこなしている間に、大分手付きが慣れてきた。
ただ、油断していると怪我をする元になるので要注意だ。
電動工具は取り扱いを間違えると大惨事になる可能性がある。
兄に心配されたように、手に穴が開いたりしてからでは遅い。
残り4日間をかけて全ての脚を付け終わり、全部で180脚の丸椅子が完成した。
完成した大人用の丸椅子に座り出来を確認する。
うん、ガタガタもしないし初めて作ったにしては上出来かも?
全部を自分で作った訳じゃないけど、これは自慢しても良いと思う。
後は、食事時のテーブルが必要なんだけど……。
これは、ガーグ老の工房で注文した方が早そうね。
その後も問題なく5日間の攻略は終了。
旭が換金。
ファングボアの肉5体を引き取り、肉屋にファングボアの肉3体を卸す。
シルバーとフォレストは、冒険者ギルドを出た後でホームに連れ帰った。
以前リバーシを製麺店の従業員に教えた時に、兄に将棋か囲碁を教えてもらえないか確認するのを忘れていた事を思い出した。
将棋は漢字が読めないと意味が分からないだろう。
囲碁なら大丈夫かな?
「お兄ちゃん、これから『製麺店』に寄ってもいい? 出来れば囲碁の仕方を教えてあげてほしいの」
「囲碁? あぁ、この世界には娯楽が少ないからな。旭も出来るから2人で教えるよ」
「わぁ~囲碁なんてするの、何十年振りだろう。まだルール覚えてるかな?」
「大丈夫だろう。やっていく内に思い出すさ」
「ちょっと不安だけど……」
兄は快くOKしてくれたので、そのまま『製麺店』に歩き出す。
囲碁に必要な物はアイテムBOXに入っているので問題ない。
アパートの住人さんは、趣味人が多かったようだ。
店内に入ると、本日の料理当番の人が野菜を手にしたままこちらに向かってきた。
「こんばんは。これから夕食の準備ですか?」
「オーナー、いらっしゃい! はい、丁度今から作ろうとしてました」
それなら、今日の夕食は私が作ってあげよう!
「じゃあ一緒に作りましょう。今日は皆に新しい遊びを教えにきたので、部屋にいる人達を呼んできてもらってもいいですか?」
「そりゃ楽しみですね、今から呼んできます!」
人参を手に持ったまま、彼は呼びに行ってしまった……。
囲碁は本来正座で打つ物だけど、異世界で正座は馴染みがないだろうなぁ。
少し打ちにくいかもしれないけど、5台のテーブルの上に碁盤と白・黒の碁石をセットした。
後は2人に任せておけばいいだろう。
私は、夕食当番の人と料理の準備開始。
食べた事がない物にしようと、夕食は『ナン』を2枚使用した『カツサンド』にする。
キャベツを千切りに切ってもらい、私は厚切りのハイオーク肉に小麦粉・卵液・パン粉を付けて揚げていく。
そういえば、『製麺店』の従業員達は揚げ物を食べるのは初めてだったかしら?
『バーベキュー』と『鰻の蒲焼』は、披露した覚えがあるんだけど……。
『肉うどん店』の母親達みたいに教会の炊き出しには参加しないから、新しい料理を食べる機会が少ないのかも知れない。
同じ従業員に差があってはいけないので、気をつけるようにしなくちゃね。
帰りにソースの壺も渡しておこう。
ナン種を四角い状態に伸ばし、フライパン2枚で同時に焼き上げる。
時短のためオーブン代わりに、表面はファイヤーボールの魔法を使用した。
焼けた『ナン』の上に千切りキャベツ・揚げたてのカツを載せ、上からソースを掛けてもう一枚の『ナン』に挟めば完成だ。
食べ易く4等分に切って皿に盛る。
カツの厚みが3cmもあるので、食べ応え充分だろう。
料理担当者と2人でカツサンドを作り終わり従業員達を見てみると、兄と旭の囲碁勝負を真剣な表情で見ていた。
リバーシは簡単な遊びで私も教える事が出来たけど、囲碁は流石に門外漢で分からない。
兄と旭は子供の頃に祖父や父とよく対局をしていたので、初心者相手に多面打ちも出来るだろう。
「夕食が出来たので、皆さん一旦席に着いて食事にしましょう。今日のメニューは『カツサンド』です」
私が夕食が出来たと声を掛けると、従業員達が素早く席に着いたので笑ってしまう。
料理を作る時の匂いにやられて、お腹が空いてしまっていたのかな?
『カツサンド』が盛られた皿を、テーブルの上に置いていく。
全員に配り終えた所で、「いただきます!」と声を出し皆が料理を手に取った。
「旨い! 何だこれっ!」
「このサクサク感といい、初めて食べたけど『カツサンド』は最高だ!」
気に入ってもらえて良かった。
豚カツは、男の人は好きだと思う。
兄の大好物だしね~。
2人も今日はソース味なので嬉しいだろう。
カツも厚めに切ってあるし。
温かい紅茶と一緒に、私も『カツサンド』を食べる。
これは片手で食べる事も出来るので、この世界のパンに挟んで作ってほしい。
料理担当者には揚げ物の作り方を教えておいたから、オーク肉や迷宮サーモンを使用した料理が増えるといいな。
その夜は、遅くまで『製麺店』にいる事になった。
皆、新しい遊びの囲碁に夢中だ。
私と一緒に料理をしていた彼だけがルールを覚えられずしょんぼりしていたので、一緒にリバーシをする事にした。
きっといつも仕事終わりに皆で遊んでいたのだろう、最初より随分と強くなっていて驚く。
でも、まだまだ私の方が強いわよ!
負けないからね!
兄と旭は2面打ちをしている。
まぁ、初心者相手だから勝てるだろう。
ここで一番強くなりそうなのは、やはりバスクさんかな?
Lvが高いと知力も上がるからね~。
全員の対局が終了する頃には23時を過ぎていた。
兄も旭も、久し振りの囲碁を楽しんだみたいで機嫌が良い。
旭は一度も兄に勝てなかったけどね……。
子供達の遊び道具も考えておかないと。
最後にオリーブ油・ソースの壺と梨を5個お土産として渡し店を出た。
今日は飲みに行けなかったけど、後で2人は晩酌でもするだろう。
明日は休みの日だから、寝るのが遅くなっても大丈夫だよ。
従業員のために囲碁を教えてくれた2人に感謝しながら、私は眠りに就いたのだった。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
まずは昨日の残り作業、130個分の補強材を丸座面に木工用ボンドで貼り合わせていく。
それが済んだら、電動ドリルを使用して4ケ所ネジを入れる。
数をこなしている間に、大分手付きが慣れてきた。
ただ、油断していると怪我をする元になるので要注意だ。
電動工具は取り扱いを間違えると大惨事になる可能性がある。
兄に心配されたように、手に穴が開いたりしてからでは遅い。
残り4日間をかけて全ての脚を付け終わり、全部で180脚の丸椅子が完成した。
完成した大人用の丸椅子に座り出来を確認する。
うん、ガタガタもしないし初めて作ったにしては上出来かも?
全部を自分で作った訳じゃないけど、これは自慢しても良いと思う。
後は、食事時のテーブルが必要なんだけど……。
これは、ガーグ老の工房で注文した方が早そうね。
その後も問題なく5日間の攻略は終了。
旭が換金。
ファングボアの肉5体を引き取り、肉屋にファングボアの肉3体を卸す。
シルバーとフォレストは、冒険者ギルドを出た後でホームに連れ帰った。
以前リバーシを製麺店の従業員に教えた時に、兄に将棋か囲碁を教えてもらえないか確認するのを忘れていた事を思い出した。
将棋は漢字が読めないと意味が分からないだろう。
囲碁なら大丈夫かな?
「お兄ちゃん、これから『製麺店』に寄ってもいい? 出来れば囲碁の仕方を教えてあげてほしいの」
「囲碁? あぁ、この世界には娯楽が少ないからな。旭も出来るから2人で教えるよ」
「わぁ~囲碁なんてするの、何十年振りだろう。まだルール覚えてるかな?」
「大丈夫だろう。やっていく内に思い出すさ」
「ちょっと不安だけど……」
兄は快くOKしてくれたので、そのまま『製麺店』に歩き出す。
囲碁に必要な物はアイテムBOXに入っているので問題ない。
アパートの住人さんは、趣味人が多かったようだ。
店内に入ると、本日の料理当番の人が野菜を手にしたままこちらに向かってきた。
「こんばんは。これから夕食の準備ですか?」
「オーナー、いらっしゃい! はい、丁度今から作ろうとしてました」
それなら、今日の夕食は私が作ってあげよう!
「じゃあ一緒に作りましょう。今日は皆に新しい遊びを教えにきたので、部屋にいる人達を呼んできてもらってもいいですか?」
「そりゃ楽しみですね、今から呼んできます!」
人参を手に持ったまま、彼は呼びに行ってしまった……。
囲碁は本来正座で打つ物だけど、異世界で正座は馴染みがないだろうなぁ。
少し打ちにくいかもしれないけど、5台のテーブルの上に碁盤と白・黒の碁石をセットした。
後は2人に任せておけばいいだろう。
私は、夕食当番の人と料理の準備開始。
食べた事がない物にしようと、夕食は『ナン』を2枚使用した『カツサンド』にする。
キャベツを千切りに切ってもらい、私は厚切りのハイオーク肉に小麦粉・卵液・パン粉を付けて揚げていく。
そういえば、『製麺店』の従業員達は揚げ物を食べるのは初めてだったかしら?
『バーベキュー』と『鰻の蒲焼』は、披露した覚えがあるんだけど……。
『肉うどん店』の母親達みたいに教会の炊き出しには参加しないから、新しい料理を食べる機会が少ないのかも知れない。
同じ従業員に差があってはいけないので、気をつけるようにしなくちゃね。
帰りにソースの壺も渡しておこう。
ナン種を四角い状態に伸ばし、フライパン2枚で同時に焼き上げる。
時短のためオーブン代わりに、表面はファイヤーボールの魔法を使用した。
焼けた『ナン』の上に千切りキャベツ・揚げたてのカツを載せ、上からソースを掛けてもう一枚の『ナン』に挟めば完成だ。
食べ易く4等分に切って皿に盛る。
カツの厚みが3cmもあるので、食べ応え充分だろう。
料理担当者と2人でカツサンドを作り終わり従業員達を見てみると、兄と旭の囲碁勝負を真剣な表情で見ていた。
リバーシは簡単な遊びで私も教える事が出来たけど、囲碁は流石に門外漢で分からない。
兄と旭は子供の頃に祖父や父とよく対局をしていたので、初心者相手に多面打ちも出来るだろう。
「夕食が出来たので、皆さん一旦席に着いて食事にしましょう。今日のメニューは『カツサンド』です」
私が夕食が出来たと声を掛けると、従業員達が素早く席に着いたので笑ってしまう。
料理を作る時の匂いにやられて、お腹が空いてしまっていたのかな?
『カツサンド』が盛られた皿を、テーブルの上に置いていく。
全員に配り終えた所で、「いただきます!」と声を出し皆が料理を手に取った。
「旨い! 何だこれっ!」
「このサクサク感といい、初めて食べたけど『カツサンド』は最高だ!」
気に入ってもらえて良かった。
豚カツは、男の人は好きだと思う。
兄の大好物だしね~。
2人も今日はソース味なので嬉しいだろう。
カツも厚めに切ってあるし。
温かい紅茶と一緒に、私も『カツサンド』を食べる。
これは片手で食べる事も出来るので、この世界のパンに挟んで作ってほしい。
料理担当者には揚げ物の作り方を教えておいたから、オーク肉や迷宮サーモンを使用した料理が増えるといいな。
その夜は、遅くまで『製麺店』にいる事になった。
皆、新しい遊びの囲碁に夢中だ。
私と一緒に料理をしていた彼だけがルールを覚えられずしょんぼりしていたので、一緒にリバーシをする事にした。
きっといつも仕事終わりに皆で遊んでいたのだろう、最初より随分と強くなっていて驚く。
でも、まだまだ私の方が強いわよ!
負けないからね!
兄と旭は2面打ちをしている。
まぁ、初心者相手だから勝てるだろう。
ここで一番強くなりそうなのは、やはりバスクさんかな?
Lvが高いと知力も上がるからね~。
全員の対局が終了する頃には23時を過ぎていた。
兄も旭も、久し振りの囲碁を楽しんだみたいで機嫌が良い。
旭は一度も兄に勝てなかったけどね……。
子供達の遊び道具も考えておかないと。
最後にオリーブ油・ソースの壺と梨を5個お土産として渡し店を出た。
今日は飲みに行けなかったけど、後で2人は晩酌でもするだろう。
明日は休みの日だから、寝るのが遅くなっても大丈夫だよ。
従業員のために囲碁を教えてくれた2人に感謝しながら、私は眠りに就いたのだった。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
家ごと異世界ライフ
もちもちほっぺ
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
2024年5月 書籍一巻発売
2025年7月 書籍二巻発売
2025年10月 コミカライズ連載開始
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇