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「おお、これはまた随分と快適な」
「いいねえ、コブ付きだけど夜のデートってやつだ。いい加減俺の卵産む気になったウメノちゃん」
「人間は胎生だよお馬鹿さん。つか僕オメガじゃないから孕まないし」
「難しいことわかんないけどさ、そこら辺はアモンでどうにかならないわけ、っていたタタタタ」
「毒蛇の鱗素材、貴重なんだよねえ」
「わかったわかった! もう口閉じるって。ま、最初から閉じてるんだけどねいだダダダ」
ルスフスは、器用に体をうねらせて砂漠の海を進んだ。道中出くわしたサンドワームはアモンがこんがりと丸焼きにしていた。ルスフスはそれをうまそうに丸呑みをすると、ウメノは思わず口元を抑える。途中道草を物理的に食いながら、ミカヅキ平野の入り口である魔素溜まりまで向かったのであった。
ルスフスの頭の上で半刻ほど過ごした頃だろうか。ようやくウメノの目線の先に、目的地が飛び込んできた。
なんの変哲もない砂漠に見える。しかし、それが周りと異質なものだと言うのが、ウメノにはわかっていた。
アモンに抱え上げられるようにして、砂漠へと降り立った。ルスフスは蛇の姿のまま、二つの影を飲み込むようにして頭上に居座る。
「わかるかいルスフス。あそこの蜃気楼、同じ砂漠に見えるだろうけどちょっと違う。夜なのに光を反射するように、一定の間隔で光ってる。魔素が入り込んでる証拠だ」
「確かに月明かりが当たっているわけでもなさそうだ。どうする? どうやって道を開く」
「アモン、出番だよ」
「ふう、やっと我の見せ場が来たか」
「魔素残すんだよ‼︎ 払うのはかかってる阻害術だけ、薄く、薄く結界を焼き消すみたいに表面だけさっと炙って‼︎」
「料理でもするの?」
「全部焼き払うとまた一晩待たなきゃいけなくなるの‼︎」
前回ウメノはそれで帰るのが遅くなったのだ。必死な様子に、ルスフスは引き攣り笑みを浮かべている。蜷局を巻くように身を捩らせれば、眩いばかりの光が熱を伴って蜃気楼を飲み込んだ。
「あいやうっかり」
「バッオマッ……‼︎」
「何だやらかしたのか⁉︎」
太陽が天辺に登っているかのような熱が肌を撫でたかと思えば、ウメノの情けない声が上がった。どうやらアモンがやらかしたらしい。人が叱られているところを眺めるのが趣味なルスフスは、片目を輝かせて二人を見た。
目の前にあったはずの蜃気楼が、消え去っていた。ルスフスは、ウメノへと憐れみの視線を送る。しかし、ウメノは砂をけるように大慌てで走り出した。
魔素溜まりがあった場所には、焦げた砂しか残っていない。アモンはどれほどの手加減をしたのかは定かではないが、少なくとも焦げた範囲は擬態化したルスフスが容易く収まるだろう範囲である。
「っ空間固定‼︎ 魔素よ応えよ‼︎ 集結、凝縮‼︎」
ウメノが声に魔力を乗せて言葉を放った。不思議な反響音を伴って、小さな手のひらが怪しく光る。途端に眩いばかりの球状の赤い光が二対現れると、それらは踊るように焼けた地へと飛び込んだ。
それは、アモンの力で使役をしている火の精フレイヤであった。炎のように燃える髪を持つ蜻蛉羽の精霊が、両手を広げて踊り出す。まるで、火の玉が光って動いているかのようだった。彼らの踊りは周りに散らばった魔素を少しずつ集め、一箇所に集中させていく。
その間、ウメノはずっと手を挙げ続けたままだ。無防備な様子に、ルスフスがソワソワと目を輝かせる。
蛇の体を巻き直すようにして人型へと戻ると、ウメノの背後に向かおうとしたところでアモンに止められた。
「今邪魔をしたら、一生口を聞いてもらえぬぞ」
「なんで? あんた前科者?」
「うむ。精霊を操ると言うのは神経を使うものでな。以前我が可愛らしい姿で肩に乗ったら、フレイヤが暴走して辺りを焼いてしまったんだ。ははは、我は愉快だったがその後は地獄であった」
「マジでか」
ウメノの口はかすかに動いていた。両目の宝石が爛々と輝き、意思を持って動いているのかと思うほどよく反応をする頭頂部の一本も、今は静かに息を殺していた。
フレイヤの集めた魔素が、円形状に砂地へと定着する。その瞬間、ウメノは肺を膨らますように叫んだ。
「オープンセサミ‼︎」
「何だって?」
ゴポン、と水が揺蕩う音がした。ウメノの声と共に、慌ててフレイヤが姿を消す。その瞬間、まるで間欠泉かのように噴き上げた砂が、キラキラと輝いて辺りへと水気を散らしながら戻っていく。不思議なことに、確かに砂だと認識していたそれが、水となって元の場所に吸い込まれていったのだ。あっけにとられるルスフスの目の前で、不可思議な現象によってオアシスが出現した。
肩で息を切らしているウメノの元へルスフスが駆け寄れば、ものすごい目で睨まれた。
「今話しかけんな」
「顔こっわ」
羽ばたく音と共に、アモンが二人の元へと向かおうとすれば。鋭い眼光を光らせたウメノが、しっかりと阻止をした。
「縛‼︎」
「ウギャッ」
「お前僕が表面だけ炙れって言ったの覚えてるよな覚えてなかったのかだとしたら風切り羽根を引っこ抜くよ⁉︎」
「とても一息でつなげたとは思えぬほどの鮮やかな罵倒なり」
「お前まるまんま濡れろ。アモンなんて知るか!」
「まて、それはいけない。おいウメノ、我が悪かったからそのままオアシスへと向かうな。ルスフスお前からも何とか言ってくれ」
「俺、人が怒られてんのみるの好きだから力になれないわ」
「ぐわあああむねんここにきわまれ」
大きな水音と共に、二人は姿を消した。何の説明もないまま、澱みない足取りでオアシスへと近づく様子を眺めていたが、戸惑いもなく飛び込む二人を前にルスフスは目を丸くした。
ルスフスは恐る恐るオアシスを覗き込んだ。水面が揺らぐ。きらりと光った二対の宝石に悲鳴を上げかけたとき。ルスフスは襟元を小さな手によって鷲掴まれ、水の中へと引き摺り込まれたのであった。
「いいねえ、コブ付きだけど夜のデートってやつだ。いい加減俺の卵産む気になったウメノちゃん」
「人間は胎生だよお馬鹿さん。つか僕オメガじゃないから孕まないし」
「難しいことわかんないけどさ、そこら辺はアモンでどうにかならないわけ、っていたタタタタ」
「毒蛇の鱗素材、貴重なんだよねえ」
「わかったわかった! もう口閉じるって。ま、最初から閉じてるんだけどねいだダダダ」
ルスフスは、器用に体をうねらせて砂漠の海を進んだ。道中出くわしたサンドワームはアモンがこんがりと丸焼きにしていた。ルスフスはそれをうまそうに丸呑みをすると、ウメノは思わず口元を抑える。途中道草を物理的に食いながら、ミカヅキ平野の入り口である魔素溜まりまで向かったのであった。
ルスフスの頭の上で半刻ほど過ごした頃だろうか。ようやくウメノの目線の先に、目的地が飛び込んできた。
なんの変哲もない砂漠に見える。しかし、それが周りと異質なものだと言うのが、ウメノにはわかっていた。
アモンに抱え上げられるようにして、砂漠へと降り立った。ルスフスは蛇の姿のまま、二つの影を飲み込むようにして頭上に居座る。
「わかるかいルスフス。あそこの蜃気楼、同じ砂漠に見えるだろうけどちょっと違う。夜なのに光を反射するように、一定の間隔で光ってる。魔素が入り込んでる証拠だ」
「確かに月明かりが当たっているわけでもなさそうだ。どうする? どうやって道を開く」
「アモン、出番だよ」
「ふう、やっと我の見せ場が来たか」
「魔素残すんだよ‼︎ 払うのはかかってる阻害術だけ、薄く、薄く結界を焼き消すみたいに表面だけさっと炙って‼︎」
「料理でもするの?」
「全部焼き払うとまた一晩待たなきゃいけなくなるの‼︎」
前回ウメノはそれで帰るのが遅くなったのだ。必死な様子に、ルスフスは引き攣り笑みを浮かべている。蜷局を巻くように身を捩らせれば、眩いばかりの光が熱を伴って蜃気楼を飲み込んだ。
「あいやうっかり」
「バッオマッ……‼︎」
「何だやらかしたのか⁉︎」
太陽が天辺に登っているかのような熱が肌を撫でたかと思えば、ウメノの情けない声が上がった。どうやらアモンがやらかしたらしい。人が叱られているところを眺めるのが趣味なルスフスは、片目を輝かせて二人を見た。
目の前にあったはずの蜃気楼が、消え去っていた。ルスフスは、ウメノへと憐れみの視線を送る。しかし、ウメノは砂をけるように大慌てで走り出した。
魔素溜まりがあった場所には、焦げた砂しか残っていない。アモンはどれほどの手加減をしたのかは定かではないが、少なくとも焦げた範囲は擬態化したルスフスが容易く収まるだろう範囲である。
「っ空間固定‼︎ 魔素よ応えよ‼︎ 集結、凝縮‼︎」
ウメノが声に魔力を乗せて言葉を放った。不思議な反響音を伴って、小さな手のひらが怪しく光る。途端に眩いばかりの球状の赤い光が二対現れると、それらは踊るように焼けた地へと飛び込んだ。
それは、アモンの力で使役をしている火の精フレイヤであった。炎のように燃える髪を持つ蜻蛉羽の精霊が、両手を広げて踊り出す。まるで、火の玉が光って動いているかのようだった。彼らの踊りは周りに散らばった魔素を少しずつ集め、一箇所に集中させていく。
その間、ウメノはずっと手を挙げ続けたままだ。無防備な様子に、ルスフスがソワソワと目を輝かせる。
蛇の体を巻き直すようにして人型へと戻ると、ウメノの背後に向かおうとしたところでアモンに止められた。
「今邪魔をしたら、一生口を聞いてもらえぬぞ」
「なんで? あんた前科者?」
「うむ。精霊を操ると言うのは神経を使うものでな。以前我が可愛らしい姿で肩に乗ったら、フレイヤが暴走して辺りを焼いてしまったんだ。ははは、我は愉快だったがその後は地獄であった」
「マジでか」
ウメノの口はかすかに動いていた。両目の宝石が爛々と輝き、意思を持って動いているのかと思うほどよく反応をする頭頂部の一本も、今は静かに息を殺していた。
フレイヤの集めた魔素が、円形状に砂地へと定着する。その瞬間、ウメノは肺を膨らますように叫んだ。
「オープンセサミ‼︎」
「何だって?」
ゴポン、と水が揺蕩う音がした。ウメノの声と共に、慌ててフレイヤが姿を消す。その瞬間、まるで間欠泉かのように噴き上げた砂が、キラキラと輝いて辺りへと水気を散らしながら戻っていく。不思議なことに、確かに砂だと認識していたそれが、水となって元の場所に吸い込まれていったのだ。あっけにとられるルスフスの目の前で、不可思議な現象によってオアシスが出現した。
肩で息を切らしているウメノの元へルスフスが駆け寄れば、ものすごい目で睨まれた。
「今話しかけんな」
「顔こっわ」
羽ばたく音と共に、アモンが二人の元へと向かおうとすれば。鋭い眼光を光らせたウメノが、しっかりと阻止をした。
「縛‼︎」
「ウギャッ」
「お前僕が表面だけ炙れって言ったの覚えてるよな覚えてなかったのかだとしたら風切り羽根を引っこ抜くよ⁉︎」
「とても一息でつなげたとは思えぬほどの鮮やかな罵倒なり」
「お前まるまんま濡れろ。アモンなんて知るか!」
「まて、それはいけない。おいウメノ、我が悪かったからそのままオアシスへと向かうな。ルスフスお前からも何とか言ってくれ」
「俺、人が怒られてんのみるの好きだから力になれないわ」
「ぐわあああむねんここにきわまれ」
大きな水音と共に、二人は姿を消した。何の説明もないまま、澱みない足取りでオアシスへと近づく様子を眺めていたが、戸惑いもなく飛び込む二人を前にルスフスは目を丸くした。
ルスフスは恐る恐るオアシスを覗き込んだ。水面が揺らぐ。きらりと光った二対の宝石に悲鳴を上げかけたとき。ルスフスは襟元を小さな手によって鷲掴まれ、水の中へと引き摺り込まれたのであった。
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