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カルマイン編
はんぶんこ **
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グッと腰を押し付けられるように奥の弁を開かれて、シグムントは絶頂した。もう、出すものなんて何もない。腹を引き絞るようにして達したシグムントの中に、イザルの熱い精液が注ぎ込まれる。
「っは……おま、……っめ、すいき……っ」
「は……ぁ……っん、んぅ……っ」
「くそ、俺がさせたかった……っ」
腹の奥で、トクトクと脈打ちながら注がれたイザルのそれに、シグムントの長い尾がびくんと反応を示す。白い蛇の尾は美しく光沢を帯び、シグムントの体が魔力を受け止めたことを示していた。
薄い舌に押し付けるように、ルシアンが性器を含ませる。大きな掌が幹に添えられると、シグムントは無意識のうちに性器へと吸い付いた。
「お前は入れねえのかよ」
「っ……うるせ、……イきそうなんだからしゃべるな」
こめかみに青筋を浮かばせたルシアンが、シグムントの頭を撫でるように舌の上に性器を滑らせる。
熱くとろけた口内へと、ルシアンは味を教え込むように吐精した。細い喉が震える。飲みきれなかった精液が口端から溢れる様子がひどく卑猥だ。
「っけほ、っぅ、ん、んぐ、っ」
「飲み込んでシグムント。できるでしょ」
「ん……っ……んく、っ……」
シグムントの喉が、ぎこちなく上下した。濡れた唇をぬぐうように親指を滑らせると、シグムントの唇を押し開く。精液がまとわりついた赤い舌がチラリと見えると、ルシアンは熱のこもった瞳で見下ろした。
「……本当に、俺はダメになっちまうかもしれない」
「てめえの承認欲求は変態くせえ。水よこせ。飲ませる」
「経口摂取で妊娠すればいいのにな」
「だとしたら間違いなく俺のガキだろう」
ルシアンから受け取った水を、イザルが煽った。口を抑えるシグムントへと顔を寄せると、濡れた唇を奪うようにして水を含ませる。
口内にルシアンの精液が残っている。それでも、イザルはシグムントを優先させたのだ。
水で冷えた舌が、薄い舌を押さえるように口移しをする。唾液混じりの水も、イザルの魔力が混じっているからほのかに甘い。細い喉を上下するように飲み込んだことに気がつくと、ゆっくりと唇を離した。
「……大丈夫かよ」
「シグ、無理をさせてごめんね」
「う……」
ギシリと音を立てて、ルシアンがシグムントの横に寝そべる。大柄な男二人にぎゅうぎゅうと挟まれるように横たわる華奢な体は、少しばかし窮屈そうだった。
長い蛇の尾が、甘えるように二人の足にくるんと巻き付く。ヒヤリとした鱗の感触が気持ちいい。イザルは腰を引くようにして性器を引き抜くと、シグムントが枕に顔を押し付けるように泣き出した。
「ひぅ……っ」
「おいでシグムント」
「せめえな……、ルシアンどっか行けよ」
「嫌だ」
シグムントの体を抱き込むようにして、ルシアンが横になる。二人して譲る気がないらしい。イザルが小さく舌打ちをすると、シグムントを真ん中に挟むようにして横たわった。
撥水生地によって水たまり状に溜まってしまった粗相が気になるらしい。シグムントが足を折りたたむようにして縮こまる。ルシアンの手が柔らかな尻に回ると、蕾から漏れ出る精液へと指を滑らせた。
「かき出せよイザル。腹壊したらどうすんだ」
「する前に抱き込んだのはてめえだろうが」
「ぉ、おれゃだ……って、い、ぃっ、たぁ……っけ、けん、か、ぁっ」
喧嘩じゃねえ。シグムントの声に、二人して反応を示す。見事なまでに声が揃っていた。イザルの掌が、シグムントの腰へ回る。濡れた頬に口付けると、細い足に己の足を絡ませた。
「俺の手にちんこ当てんじゃねえ」
「てめえがシグムントの尻から指抜きゃいいだろうがよ」
「もおぉ……! っン、う……」
にゅく、と音を立てて、イザルの指がシグムントの尻に差し込まれた。
背後にいるルシアンも、正面にいるイザルも。二人揃って唇と不穏な手つきで甘えてくる。
「ふ、二人とも、もうやめ」
「寝てていいよシグ。俺が始末しておくから」
「それは俺が言うセリフだなあ」
「始末って、処理のことか? なあそうだろう、あっン、あ、ぁとしょ、りのこと……っ、だよなっふぁ、っ」
にゅく、と太い指を二本腹に収めている。揃ってシグムントの腹をいじるせいで、腰が跳ねてしまう。小さな手を、イザルの胸板に置いた。ヘナヘナと蹲るように胸元に顔を埋めれば、額に口付けを落とされる。
こんな情けない姿を晒しても、可愛いと言ってくれるのか。シグムントの脳裏には、あの時の愛したと言った言葉が過ぎる。
二人はもしかして、きちんと俺のことを好いているのかもしれない。そんなことを思って、胸の奥をキュウっと絞る。好意をそこまで伝えられたことがないから、ただの自惚れかもしれないが。
「ゃ、あぁ……っ」
「は……、んな声出すな」
「ご、ごめ……っ」
「ちげえ、怒ってるとかじゃねえから」
イザルの切なそうな声が優しく耳朶をくすぐる。熱い吐息が耳にかかってくすぐったい。散々気持ちよくされた体は、二人の指の動きも生々しく受け止める。
ルシアンの熱い性器を挟むように尻を破り開かれ、足を引き寄せるように持ち上げられた。
「挿れてい……?」
「う、うん」
「シグムント、力抜いてろ」
「ぁ、また、む、むね……っ」
イザルのゆびが引き抜かれ、掌が胸へと這わされる。指の隙間に挟むように突起を刺激されたかと思うと、ルシアンの濡れた性器の先端がシグムントの蕾に押しつけられた。
縁を広げるように、ゆっくりと侵入する。イザルによって解されたそこを、今度はルシアンが犯すのだ。
「ふぁ、……ぁ、ン……っ」
「あっつ……、すげ、も……、絡みつく……」
「誰が仕込んだと思ってやがる」
「っ、まじで喋るな……」
シグムントの媚肉は、ルシアンの性器をちゅうちゅうと吸うように絡みつく。男の体とは思えないほどのこなれた肉に、整った顔を歪めるようにして性感をやりすごす。一度射精をしたが、このままではあまりもちそうもない。
シグムントの体が馴染むまで待つつもりではあったが、理性の糸は切れそうだった。
「ルシアン、待てだ」
「んで、てめえのいうこと聞かなきゃ」
「る、ルシ……っ、まっへ……っ」
「シグ、まで」
ヒック、と喉を震わせたシグムントが、イザルの胸板に置いた手を猫のように丸めて堪える。ルシアンの性器が弱いところにしっかりとはまってしまったのだ。
イザルの大きな掌が、胸元を撫で上げるようにしてシグムントの顎に添えられる。イザルはわざと水音を立てるようにシグムントの口端に口付けた。
「気持ちいいなあ」
「ぅ、ン……っ、ぅん、……」
「かぁわい」
「ぅ、ぅく、っ……」
シグムントとセックスをしているのはルシアンだ。それなのに、イザルはシグムントを甘やかして意識をずらそうとする。
性器を固く張り詰めさせたまま、待てを言い渡されたルシアンはぐるりと喉を鳴らした。
「シグムント、っ」
「きゃ、うっゃ、ふ、ふか、ぃい……っ」
ルシアンが、シグムントの体に縋るように距離を縮める。イザルとともに挟むように挿入を深めれば、イザルの腹筋にパシャパシャと潮がかけられた。
「ガキ」
「弟だから甘えたっていいだろう」
「ぁ、ぁ、く……っ、お、おぐ、へ……ン、っ」
「は……、ン、すげ……っ」
腰が抜けそうなほど気持ちがいい。ルシアンはだらしなく唾液をこぼしながら、ぐっ、ぐっ、と挿入を深めようと腰を動かす。
イザルの手が、ルシアンの性器によって膨らんだ腹に触れる。おそらく先端だろう部分を指圧すれば、ルシアンが小さく息を詰めた。
「ここまで入ってんのか、すげえな」
「ぁ、は……っ……」
「さわ、んな……っ、くそ、気持ちいい……し、ぐ、っ」
「へん、っ……も、へ、ん、ら……っ、かぁ……っ」
全身の神経が泡立って、シグムントの胸の突起がピクンとたつ。それを面白がるようにイザルが弄るせいで、快感の逃げ場がない。下半身はバカになって、己の意図せぬままにルシアンの性器を絞る。
イザルによって仕上げられたこなれた肉は、その蠕動で性器を結腸へと招いていた。
シグムントの視界には、星が散っていた。頭がふわふわになり、視界がチカチカと瞬く。瞼が痙攣して、眠くないのに眠気と戦っているような感覚だ。
逃げ場を探すように彷徨う手を、イザルが指を絡めるようにして拘束する。ルシアンの手がシグムントの腰を鷲掴むと、下生えを押し付けるように腰で尻を持ち上げた。
「ぁあ、あーーっ‼︎ あっ、ゃら、あ、あっあっ」
「っ、ここ、っ、ここに、入れ、させて」
「はい、ぁな、っや、ひゃ、らっイ、ぐ、イぐがら、っ」
「泣くほど気持ちいいんかお前。なら素直にいきゃあいいだろうに」
イザルによって耳を甘噛みされ、胸の突起を引っ張られるように刺激される。だらしなく唾液をこぼし、全身を真っ赤に染めるように乱れるシグムントの細い足は、ルシアンの容赦のない律動によって跳ねていた。
死んでしまう。そう思うくらい余裕がなかった。イザルによって頸を噛まれ、ルシアンは濡れた音を立てるようにして激しく腰を打ちつける。細い体で受け止める大柄な男二人の愛情表現に翻弄されるように、シグムントは声が掠れるほど乱れた。
「はい、った……っ」
「かふ、っ……!」
ルシアンの性器によって、イザルの精液が押し出される。二人して、細い体で押さえつけながらのセックスに、シグムントはもう意識を保ってはいられなかった。
「ーーーーっ……」
「っァは、……っ」
ルシアンが吐息を吐き出すように笑った。熱で湯だった思考に犯されるように深く腰を押しつけ流し込む。獣のように息を荒げ、唾液を垂らすようにしてシグムントの首筋に噛み付くルシアンに、イザルはその頭を押し返すように口を離させる。
「は、ぁ……くそ、っ」
「出したんならぬけ」
「は、っ……しぐ、……シグムント……」
情けない状態で身を投げ出すシグムントの腹から、腰を引くようにしてルシアンは性器を引き抜いた。とたん、栓を失った蕾から溢れる二人分の性液が、泡立ちながら生地に溢れる。
「シグムント、おい。……だめだ、完全に気絶してる」
「気絶してても可愛い……ああ、本当に俺だけのものになればいいのに」
「もう盛るな。明日に響くだろ」
「後処理だけにしとかねえと、くそ、起きてシグ。俺にキスして」
細い体を隠すようにして、イザルとルシアンはシグムントの細い首筋に鼻先を寄せる。汗の匂いまで麻薬のようだと感じるほど、二人して依存していた。
本能を剥き出しにされるような香りでも放っているかのようだ。イザルはそんなことを思うと、ルシアンと共に後処理をするべく、蕾に指を這わせたのであった。
「っは……おま、……っめ、すいき……っ」
「は……ぁ……っん、んぅ……っ」
「くそ、俺がさせたかった……っ」
腹の奥で、トクトクと脈打ちながら注がれたイザルのそれに、シグムントの長い尾がびくんと反応を示す。白い蛇の尾は美しく光沢を帯び、シグムントの体が魔力を受け止めたことを示していた。
薄い舌に押し付けるように、ルシアンが性器を含ませる。大きな掌が幹に添えられると、シグムントは無意識のうちに性器へと吸い付いた。
「お前は入れねえのかよ」
「っ……うるせ、……イきそうなんだからしゃべるな」
こめかみに青筋を浮かばせたルシアンが、シグムントの頭を撫でるように舌の上に性器を滑らせる。
熱くとろけた口内へと、ルシアンは味を教え込むように吐精した。細い喉が震える。飲みきれなかった精液が口端から溢れる様子がひどく卑猥だ。
「っけほ、っぅ、ん、んぐ、っ」
「飲み込んでシグムント。できるでしょ」
「ん……っ……んく、っ……」
シグムントの喉が、ぎこちなく上下した。濡れた唇をぬぐうように親指を滑らせると、シグムントの唇を押し開く。精液がまとわりついた赤い舌がチラリと見えると、ルシアンは熱のこもった瞳で見下ろした。
「……本当に、俺はダメになっちまうかもしれない」
「てめえの承認欲求は変態くせえ。水よこせ。飲ませる」
「経口摂取で妊娠すればいいのにな」
「だとしたら間違いなく俺のガキだろう」
ルシアンから受け取った水を、イザルが煽った。口を抑えるシグムントへと顔を寄せると、濡れた唇を奪うようにして水を含ませる。
口内にルシアンの精液が残っている。それでも、イザルはシグムントを優先させたのだ。
水で冷えた舌が、薄い舌を押さえるように口移しをする。唾液混じりの水も、イザルの魔力が混じっているからほのかに甘い。細い喉を上下するように飲み込んだことに気がつくと、ゆっくりと唇を離した。
「……大丈夫かよ」
「シグ、無理をさせてごめんね」
「う……」
ギシリと音を立てて、ルシアンがシグムントの横に寝そべる。大柄な男二人にぎゅうぎゅうと挟まれるように横たわる華奢な体は、少しばかし窮屈そうだった。
長い蛇の尾が、甘えるように二人の足にくるんと巻き付く。ヒヤリとした鱗の感触が気持ちいい。イザルは腰を引くようにして性器を引き抜くと、シグムントが枕に顔を押し付けるように泣き出した。
「ひぅ……っ」
「おいでシグムント」
「せめえな……、ルシアンどっか行けよ」
「嫌だ」
シグムントの体を抱き込むようにして、ルシアンが横になる。二人して譲る気がないらしい。イザルが小さく舌打ちをすると、シグムントを真ん中に挟むようにして横たわった。
撥水生地によって水たまり状に溜まってしまった粗相が気になるらしい。シグムントが足を折りたたむようにして縮こまる。ルシアンの手が柔らかな尻に回ると、蕾から漏れ出る精液へと指を滑らせた。
「かき出せよイザル。腹壊したらどうすんだ」
「する前に抱き込んだのはてめえだろうが」
「ぉ、おれゃだ……って、い、ぃっ、たぁ……っけ、けん、か、ぁっ」
喧嘩じゃねえ。シグムントの声に、二人して反応を示す。見事なまでに声が揃っていた。イザルの掌が、シグムントの腰へ回る。濡れた頬に口付けると、細い足に己の足を絡ませた。
「俺の手にちんこ当てんじゃねえ」
「てめえがシグムントの尻から指抜きゃいいだろうがよ」
「もおぉ……! っン、う……」
にゅく、と音を立てて、イザルの指がシグムントの尻に差し込まれた。
背後にいるルシアンも、正面にいるイザルも。二人揃って唇と不穏な手つきで甘えてくる。
「ふ、二人とも、もうやめ」
「寝てていいよシグ。俺が始末しておくから」
「それは俺が言うセリフだなあ」
「始末って、処理のことか? なあそうだろう、あっン、あ、ぁとしょ、りのこと……っ、だよなっふぁ、っ」
にゅく、と太い指を二本腹に収めている。揃ってシグムントの腹をいじるせいで、腰が跳ねてしまう。小さな手を、イザルの胸板に置いた。ヘナヘナと蹲るように胸元に顔を埋めれば、額に口付けを落とされる。
こんな情けない姿を晒しても、可愛いと言ってくれるのか。シグムントの脳裏には、あの時の愛したと言った言葉が過ぎる。
二人はもしかして、きちんと俺のことを好いているのかもしれない。そんなことを思って、胸の奥をキュウっと絞る。好意をそこまで伝えられたことがないから、ただの自惚れかもしれないが。
「ゃ、あぁ……っ」
「は……、んな声出すな」
「ご、ごめ……っ」
「ちげえ、怒ってるとかじゃねえから」
イザルの切なそうな声が優しく耳朶をくすぐる。熱い吐息が耳にかかってくすぐったい。散々気持ちよくされた体は、二人の指の動きも生々しく受け止める。
ルシアンの熱い性器を挟むように尻を破り開かれ、足を引き寄せるように持ち上げられた。
「挿れてい……?」
「う、うん」
「シグムント、力抜いてろ」
「ぁ、また、む、むね……っ」
イザルのゆびが引き抜かれ、掌が胸へと這わされる。指の隙間に挟むように突起を刺激されたかと思うと、ルシアンの濡れた性器の先端がシグムントの蕾に押しつけられた。
縁を広げるように、ゆっくりと侵入する。イザルによって解されたそこを、今度はルシアンが犯すのだ。
「ふぁ、……ぁ、ン……っ」
「あっつ……、すげ、も……、絡みつく……」
「誰が仕込んだと思ってやがる」
「っ、まじで喋るな……」
シグムントの媚肉は、ルシアンの性器をちゅうちゅうと吸うように絡みつく。男の体とは思えないほどのこなれた肉に、整った顔を歪めるようにして性感をやりすごす。一度射精をしたが、このままではあまりもちそうもない。
シグムントの体が馴染むまで待つつもりではあったが、理性の糸は切れそうだった。
「ルシアン、待てだ」
「んで、てめえのいうこと聞かなきゃ」
「る、ルシ……っ、まっへ……っ」
「シグ、まで」
ヒック、と喉を震わせたシグムントが、イザルの胸板に置いた手を猫のように丸めて堪える。ルシアンの性器が弱いところにしっかりとはまってしまったのだ。
イザルの大きな掌が、胸元を撫で上げるようにしてシグムントの顎に添えられる。イザルはわざと水音を立てるようにシグムントの口端に口付けた。
「気持ちいいなあ」
「ぅ、ン……っ、ぅん、……」
「かぁわい」
「ぅ、ぅく、っ……」
シグムントとセックスをしているのはルシアンだ。それなのに、イザルはシグムントを甘やかして意識をずらそうとする。
性器を固く張り詰めさせたまま、待てを言い渡されたルシアンはぐるりと喉を鳴らした。
「シグムント、っ」
「きゃ、うっゃ、ふ、ふか、ぃい……っ」
ルシアンが、シグムントの体に縋るように距離を縮める。イザルとともに挟むように挿入を深めれば、イザルの腹筋にパシャパシャと潮がかけられた。
「ガキ」
「弟だから甘えたっていいだろう」
「ぁ、ぁ、く……っ、お、おぐ、へ……ン、っ」
「は……、ン、すげ……っ」
腰が抜けそうなほど気持ちがいい。ルシアンはだらしなく唾液をこぼしながら、ぐっ、ぐっ、と挿入を深めようと腰を動かす。
イザルの手が、ルシアンの性器によって膨らんだ腹に触れる。おそらく先端だろう部分を指圧すれば、ルシアンが小さく息を詰めた。
「ここまで入ってんのか、すげえな」
「ぁ、は……っ……」
「さわ、んな……っ、くそ、気持ちいい……し、ぐ、っ」
「へん、っ……も、へ、ん、ら……っ、かぁ……っ」
全身の神経が泡立って、シグムントの胸の突起がピクンとたつ。それを面白がるようにイザルが弄るせいで、快感の逃げ場がない。下半身はバカになって、己の意図せぬままにルシアンの性器を絞る。
イザルによって仕上げられたこなれた肉は、その蠕動で性器を結腸へと招いていた。
シグムントの視界には、星が散っていた。頭がふわふわになり、視界がチカチカと瞬く。瞼が痙攣して、眠くないのに眠気と戦っているような感覚だ。
逃げ場を探すように彷徨う手を、イザルが指を絡めるようにして拘束する。ルシアンの手がシグムントの腰を鷲掴むと、下生えを押し付けるように腰で尻を持ち上げた。
「ぁあ、あーーっ‼︎ あっ、ゃら、あ、あっあっ」
「っ、ここ、っ、ここに、入れ、させて」
「はい、ぁな、っや、ひゃ、らっイ、ぐ、イぐがら、っ」
「泣くほど気持ちいいんかお前。なら素直にいきゃあいいだろうに」
イザルによって耳を甘噛みされ、胸の突起を引っ張られるように刺激される。だらしなく唾液をこぼし、全身を真っ赤に染めるように乱れるシグムントの細い足は、ルシアンの容赦のない律動によって跳ねていた。
死んでしまう。そう思うくらい余裕がなかった。イザルによって頸を噛まれ、ルシアンは濡れた音を立てるようにして激しく腰を打ちつける。細い体で受け止める大柄な男二人の愛情表現に翻弄されるように、シグムントは声が掠れるほど乱れた。
「はい、った……っ」
「かふ、っ……!」
ルシアンの性器によって、イザルの精液が押し出される。二人して、細い体で押さえつけながらのセックスに、シグムントはもう意識を保ってはいられなかった。
「ーーーーっ……」
「っァは、……っ」
ルシアンが吐息を吐き出すように笑った。熱で湯だった思考に犯されるように深く腰を押しつけ流し込む。獣のように息を荒げ、唾液を垂らすようにしてシグムントの首筋に噛み付くルシアンに、イザルはその頭を押し返すように口を離させる。
「は、ぁ……くそ、っ」
「出したんならぬけ」
「は、っ……しぐ、……シグムント……」
情けない状態で身を投げ出すシグムントの腹から、腰を引くようにしてルシアンは性器を引き抜いた。とたん、栓を失った蕾から溢れる二人分の性液が、泡立ちながら生地に溢れる。
「シグムント、おい。……だめだ、完全に気絶してる」
「気絶してても可愛い……ああ、本当に俺だけのものになればいいのに」
「もう盛るな。明日に響くだろ」
「後処理だけにしとかねえと、くそ、起きてシグ。俺にキスして」
細い体を隠すようにして、イザルとルシアンはシグムントの細い首筋に鼻先を寄せる。汗の匂いまで麻薬のようだと感じるほど、二人して依存していた。
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