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【薔薇のパル】になった件
充足感。
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目が覚めると目の前には美しい寝顔があった。
俺は下着を身につけるていた、メイさんが履かせてくれたんだろう。
すぅすぅと寝息が聞こえてくる、前回とは立場が逆転だ。
俺はこの寝顔を目に焼き付けようと、まじまじと眺めた。
普段眉尻が上がっている眉はなだらかになっている、すぅっと通った鼻筋に小さな小鼻、伏せられた瞳は銀色の濃く長いまつ毛に彩られている、すぅすぅと寝息を溢す唇は薄く形が綺麗だ。
だから、薄く浮かんだ隈と紫色に変色した頬、瘡蓋の張った口端が際立って痛々しい。
早く楽にさせてあげたい、そう思いながら跳ねた銀髪を優しく撫でた。
暫く見た目より固い髪の感触を味わっていると、メイさんが身動ぎゆっくりと瞼を上げた。
寝起きのぼんやりとした碧色の瞳と目が合う、パチパチと瞬きじぃっと見つめられる。
「おはよう、メイさん。」
「…おはよう、御形くん。」
少し掠れた声が返ってくる。
「…この間とは逆だね。」
「うん、メイさんは寝てても綺麗だね。」
「御形くんの寝顔も可愛かったよ。」
メイさんが腕を伸ばし俺の頭を抱き寄せ、髪に口付ける。
俺も背中へ腕を回し密着し首筋へ甘えるように擦り寄り、メイさんの香りをめいいっぱい吸い込む。
「御形くんは俺の匂い好きだよねェ。」
「ん…安心する。」
メイさんも俺の旋毛に鼻先を埋め、すんと鼻を鳴らす。
「俺も御形くんの匂い好き。体臭って相性があるんだって、なら俺らは相性抜群だね。」
そう言いメイさんは旋毛に鼻先を埋めたまま髪を優しく梳いた。
なんだか心が擽ったくて、誤魔化すように背中に回した腕の力を強めた。
メイさんの温もりが心地いい、嗚呼すっかりこの人にハマってしまっているなぁと思う。
メイさんが旋毛から鼻先を離し、溜息を吐いた。
「最中俺ね…御形くんが俺なしでは生きていけなくなってしまえ、って思っちゃった。」
懺悔する様な声色にハッと顔を上げる。
視界に入って来たメイさんの顔は、微笑んでいるが眉尻が下がり泣き出しそうだった。
俺は背中に回した腕を片方上げ、紫色に変色した頬にそっと触れ伸び上がり口付ける。
唇を離し頬を撫ぜると笑みを浮かべ、口を開いた。
「…もうなってるよ。」
パチパチと瞬き、メイさんはくしゃりと歪んだ微笑みを浮かべる。
メイさんはコツリと額を合わせた。
「だから…御形くんは男前なんだってば…。」
「メイさんは涙脆いよな。」
「まだ泣いてないしィ~!」
「ははっ!」
メイさんから擽られ身を捩る、そんな事をしながら暫くベッドの中で戯れた。
窓からは西日が差していた。
「すっかり日が暮れちゃったね。」
「そうだな。」
ベッドの上、メイさんの膝の間に座って凭れかかっていた。
窓の外は真っ暗だ。
「御形くんお腹空いてない?」
メイさんに問われ、逡巡するも素直な感想を返す。
「……まだ中に入ってる感覚が残っててお腹空いてないな。」
「ゔ……御形くん、それ殺し文句…。」
メイさんは俺の肩に額をぐりぐりと押し付けた。
腕が腹に回って来て、ぎゅうと抱き締められる。
「ごめん…?」
「いや…いいよ…でもちょっとはお腹に入れないとね、食堂でデザートでも食べようか。」
「うん。」
腹から離れていく腕を名残惜しく思いながら立ち上がる。
椅子からボトムスを取り上げ、脚を通しベルトのバックルをとめ上着を羽織る。
振り返るとメイさんも上着を着ており、手を伸ばされた。
その手を取ると抱き寄せられ、ちゅっと口付けられる。
抱き締める腕を解くと、メイさんは俺の肩を抱いて歩き始めた。
「メイさん?」
「ん?嫌?」
「嫌じゃないけど…」
「なら胸を張って、御形くんは俺の【薔薇のパル】なんだから。」
そう言ってメイさんはウインクした。
俺が頷けばメイさんも満足気に頷き、部屋を出て食堂へ向かった。
食堂着くまで視線が刺さっていたが、食堂に着くと更に視線が刺さって来た。
視線で穴が空きそうだ。
そんな中メイさんは何処吹く風だ、流石視線を浴びせられるのに慣れている。
「御形くん、何食べる?」
「んー…焼きプリンにしようかな。」
「じゃあ俺は親子丼にしよっと。」
二人で半券を買い、受付に渡し空いていた席につく。
対面じゃなくて隣同士だ、机の下で手を繋がれる。
俺からも握り返す、指先で手の甲を撫でられた。
呼ばれるまで互い無言で指先を絡め合った。
俺は焼きプリンを早々に食べ終え、メイさんの横顔を眺めていた。
耳に髪をかける仕草がセクシーだ。
不意に視線がかち合う、メイさんがペロリと唇を舐める。
「御形くん焼きプリンじゃちょっと足りないでしょ?少し食べる?」
「え?…少しなら。」
「じゃあ、口開けて。」
「え?」
「ほら、早く。」
慌てて口を開くとメイさんが親子丼をスプーンですくい、俺の口へと運んだ。
俺が口を閉じると、するりとスプーンが抜けて行く。
周りがざわめく中、俺は大人しく咀嚼する。
少し甘めの味付けで美味しい、今度俺も頼もうと頭の片隅で考えた。
「美味しいでしょ?」
「ん。」
メイさんはにこりと笑うと、俺が満腹だと伝えるまで数度俺の口へと親子丼を運ぶのを繰り返した。
残りをメイさんが完食すると、二人でトレーを返却し食堂を出る。
俺らが食堂を出るまでざわめきは止まなかった。
メイさんは俺の部屋の前まで送ってくれた。
「御形くんがよかったら、明日は街まで出ない?」
「え?」
「デート、しよ?」
メイさんがこてんと首を傾げ、銀髪がさらりと肩を滑る。
あざとい…メイさんの誘いを断れる訳も無く、俺は頷いた。
「いいよ。俺まだAmberくらいしか知らないし、メイさんのおすすめスポット連れてって。」
「やった~!御形くん好き!」
抱きすくめられ、慌てて周りを見回す。
人は居ないようだ、安心して溜息を吐くとその唇を掠める様に口付けられた。
「メイさんここ廊下!」
「へへっごめん。」
へらへらと笑う顔に分かっているのかと疑問を持ちつつも、嬉しそうだからいいかと思った。
もう随分とこの人に絆されてしまっている。
メイさんはゆっくりと抱き締める腕を解くと一歩離れた。
「それじゃあ、名残惜しいけど部屋に戻るね。明日は九時に迎えに来るよ。」
「ん、わかった。おやすみ、メイさん。」
「うん。おやすみ、御形くん。」
ひらりと手を振ると踵を返し廊下を歩いて行った。
俺はメイさんの背中が見えなくなるまで見送り、部屋へ入った。
鍵をドアの隣にあるフックへかけ、そのままの足でベッドへ倒れ込む。
「……まだ入ってる感覚がする。」
仰向けに寝返りを打ち、下腹を擦る。
はぁ…と熱い吐息が溢れた。
今日は凄かったなぁ…メイさんの怒張を思い出して中が疼く。
あんなに熱くて太くて長いモノが自分の中に挿入っていたのだ。
人体の不思議だ。
ベッドからガバッと起き上がる。
明日の為にも早めに寝よう、セーターを脱ぎ手に持ちお風呂場へ向かった。
部屋に着き上着を脱ぎ、ベッドへうつ伏せに倒れ込む。
すぅーっと息を吸い込むとほんのり御形くんの香りがする。
「はぁ……今日の御形くん凄かった…。」
中のうねりもあえかな嬌声も、蕩けた顔も全て自分のものだと思うと、とてつもない充足感が襲う。
と同時にズボンが窮屈になった。
自身の素直さと元気さに乾いた笑いが溢れる。
「御形くん相手だと俺はケダモノだなァ~。」
抜いてしまおうとベッドから身体を起こし、風呂場へ向かった。
俺は下着を身につけるていた、メイさんが履かせてくれたんだろう。
すぅすぅと寝息が聞こえてくる、前回とは立場が逆転だ。
俺はこの寝顔を目に焼き付けようと、まじまじと眺めた。
普段眉尻が上がっている眉はなだらかになっている、すぅっと通った鼻筋に小さな小鼻、伏せられた瞳は銀色の濃く長いまつ毛に彩られている、すぅすぅと寝息を溢す唇は薄く形が綺麗だ。
だから、薄く浮かんだ隈と紫色に変色した頬、瘡蓋の張った口端が際立って痛々しい。
早く楽にさせてあげたい、そう思いながら跳ねた銀髪を優しく撫でた。
暫く見た目より固い髪の感触を味わっていると、メイさんが身動ぎゆっくりと瞼を上げた。
寝起きのぼんやりとした碧色の瞳と目が合う、パチパチと瞬きじぃっと見つめられる。
「おはよう、メイさん。」
「…おはよう、御形くん。」
少し掠れた声が返ってくる。
「…この間とは逆だね。」
「うん、メイさんは寝てても綺麗だね。」
「御形くんの寝顔も可愛かったよ。」
メイさんが腕を伸ばし俺の頭を抱き寄せ、髪に口付ける。
俺も背中へ腕を回し密着し首筋へ甘えるように擦り寄り、メイさんの香りをめいいっぱい吸い込む。
「御形くんは俺の匂い好きだよねェ。」
「ん…安心する。」
メイさんも俺の旋毛に鼻先を埋め、すんと鼻を鳴らす。
「俺も御形くんの匂い好き。体臭って相性があるんだって、なら俺らは相性抜群だね。」
そう言いメイさんは旋毛に鼻先を埋めたまま髪を優しく梳いた。
なんだか心が擽ったくて、誤魔化すように背中に回した腕の力を強めた。
メイさんの温もりが心地いい、嗚呼すっかりこの人にハマってしまっているなぁと思う。
メイさんが旋毛から鼻先を離し、溜息を吐いた。
「最中俺ね…御形くんが俺なしでは生きていけなくなってしまえ、って思っちゃった。」
懺悔する様な声色にハッと顔を上げる。
視界に入って来たメイさんの顔は、微笑んでいるが眉尻が下がり泣き出しそうだった。
俺は背中に回した腕を片方上げ、紫色に変色した頬にそっと触れ伸び上がり口付ける。
唇を離し頬を撫ぜると笑みを浮かべ、口を開いた。
「…もうなってるよ。」
パチパチと瞬き、メイさんはくしゃりと歪んだ微笑みを浮かべる。
メイさんはコツリと額を合わせた。
「だから…御形くんは男前なんだってば…。」
「メイさんは涙脆いよな。」
「まだ泣いてないしィ~!」
「ははっ!」
メイさんから擽られ身を捩る、そんな事をしながら暫くベッドの中で戯れた。
窓からは西日が差していた。
「すっかり日が暮れちゃったね。」
「そうだな。」
ベッドの上、メイさんの膝の間に座って凭れかかっていた。
窓の外は真っ暗だ。
「御形くんお腹空いてない?」
メイさんに問われ、逡巡するも素直な感想を返す。
「……まだ中に入ってる感覚が残っててお腹空いてないな。」
「ゔ……御形くん、それ殺し文句…。」
メイさんは俺の肩に額をぐりぐりと押し付けた。
腕が腹に回って来て、ぎゅうと抱き締められる。
「ごめん…?」
「いや…いいよ…でもちょっとはお腹に入れないとね、食堂でデザートでも食べようか。」
「うん。」
腹から離れていく腕を名残惜しく思いながら立ち上がる。
椅子からボトムスを取り上げ、脚を通しベルトのバックルをとめ上着を羽織る。
振り返るとメイさんも上着を着ており、手を伸ばされた。
その手を取ると抱き寄せられ、ちゅっと口付けられる。
抱き締める腕を解くと、メイさんは俺の肩を抱いて歩き始めた。
「メイさん?」
「ん?嫌?」
「嫌じゃないけど…」
「なら胸を張って、御形くんは俺の【薔薇のパル】なんだから。」
そう言ってメイさんはウインクした。
俺が頷けばメイさんも満足気に頷き、部屋を出て食堂へ向かった。
食堂着くまで視線が刺さっていたが、食堂に着くと更に視線が刺さって来た。
視線で穴が空きそうだ。
そんな中メイさんは何処吹く風だ、流石視線を浴びせられるのに慣れている。
「御形くん、何食べる?」
「んー…焼きプリンにしようかな。」
「じゃあ俺は親子丼にしよっと。」
二人で半券を買い、受付に渡し空いていた席につく。
対面じゃなくて隣同士だ、机の下で手を繋がれる。
俺からも握り返す、指先で手の甲を撫でられた。
呼ばれるまで互い無言で指先を絡め合った。
俺は焼きプリンを早々に食べ終え、メイさんの横顔を眺めていた。
耳に髪をかける仕草がセクシーだ。
不意に視線がかち合う、メイさんがペロリと唇を舐める。
「御形くん焼きプリンじゃちょっと足りないでしょ?少し食べる?」
「え?…少しなら。」
「じゃあ、口開けて。」
「え?」
「ほら、早く。」
慌てて口を開くとメイさんが親子丼をスプーンですくい、俺の口へと運んだ。
俺が口を閉じると、するりとスプーンが抜けて行く。
周りがざわめく中、俺は大人しく咀嚼する。
少し甘めの味付けで美味しい、今度俺も頼もうと頭の片隅で考えた。
「美味しいでしょ?」
「ん。」
メイさんはにこりと笑うと、俺が満腹だと伝えるまで数度俺の口へと親子丼を運ぶのを繰り返した。
残りをメイさんが完食すると、二人でトレーを返却し食堂を出る。
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「ん、わかった。おやすみ、メイさん。」
「うん。おやすみ、御形くん。」
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人体の不思議だ。
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すぅーっと息を吸い込むとほんのり御形くんの香りがする。
「はぁ……今日の御形くん凄かった…。」
中のうねりもあえかな嬌声も、蕩けた顔も全て自分のものだと思うと、とてつもない充足感が襲う。
と同時にズボンが窮屈になった。
自身の素直さと元気さに乾いた笑いが溢れる。
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