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【完】幽霊さんは恋をする -智生の話-
第12話:知らない話
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「おい、智生!」
突然、後ろから引っ張られた。
俺は無意識に隣のクラスの奴の胸元をつかんでいたらしい。
その手を一本一本はがしているのは、金本だった。
「首突っ込みすぎ」
「でも」
「気持ちはわかる。でもここはいったん引け、な?」
金本の言葉で手からは力が抜ける。
でも依然、腹の中で感情がぐつぐつしていて気持ち悪い。
ビビった表情をしている隣のクラスのやつを一瞥すると、そいつらはさらに縮こまる。
自分でももうどんな顔をしているのかわからなかった。
「……行くぞ」
「……」
「行くぞって。な!?」
多分相手をにらみつけているのであろう俺を、金本がぐいぐい押す。
校舎裏を抜けるまで押されてようやく、俺は脱力した。
あまりの無力感に押しつぶされそうだ。
「ぐらぐらする……」
「だ、大丈夫かよ……」
しゃがみこんだ俺に金本が恐る恐る声をかけてくる。
金本が悪いわけじゃないのに俺はぎろりとにらんでしまう。
が、金本は強かった。むしろ心配そうに俺の背中に手を添えてくる。
「……金本、聞いてた?」
「ちょっとだけ。お前が扉ぶん殴ってるところ見て。そっから……」
「ああ……」
俺が俯くと背中をさすられる。
そうされると俺は弱くて。
言いたくもないのに、口からどんどん言葉が漏れた。
「知らないんだ俺。夕木がどんな事情があるのかとか、そういうこと全部」
「うん……」
「でも、かっとなって。最低だって、思って」
「そうだな……あれは、ないな……」
金本が同意する。
それは慰めではないようで、実際に金本も苦虫を嚙み潰したような顔をしていた。
その顔が珍しくて、俺はようやく少しだけいつもの自分を取り戻す。
「めずらし……お前のそんな顔」
「それ言ったらお前もだろ」
金本が俺の頬を引っ張った。
こわばっているのか全然伸びず、金本がすぐに手を放す。
そして、一息つくと話し出した。
「……夕木ってさ。俺、実は中学一緒なんだ」
「え……」
金本は懺悔するように俯く。
「だからその……さっきのやつらが言ってた、幽霊って言われてるって話、俺知ってた」
「……」
「俺もさ、智生と同じで『それはナイじゃん』って思ってるよ。でも……思ってるだけで、実際に周りを止めたこととかは、なかった」
「ごめん」とつぶやく金本。
……謝る相手が違う、と思う。
でも、俺もそう言える立場なのかわからなくて黙っていた。
「夕木はさ……その、周りにいるやつがよくいなくなるんだよ」
「は……? どういうこと?」
「実際に何が起きてたか、とかは知らない。でも……なんか、担任の先生とか部活の先輩とか。急にいなくなって」
どういうことだ?
意味が分からなくて金本を見つめると、金本が肩をすくめる。
「オカルトチックな消え方とかじゃねえぞ? 辞めたとか、転校したとか。そういうやつ」
「へえ……」
「夕木のことを気にかけていた先生とか、夕木にいつも話しかけていた先輩、とか。そういう人たちがさ、なんか連続でいなくなったんだよな」
「……」
「そんで、夕木自身が何考えてるかわかんない……ただあのすげー綺麗な、人形みたいな顔でいるから……周りが不気味がっちゃって」
「……そう」
何があったんだろう。
どうしてそうなったんだろう。
俺がこの夏、夕木と一緒に過ごした直感だけなら、夕木が悪いわけではないのだと。
そう自信を持って言えた。
(でも……俺は何も知らない)
好きだ。今も。
夕木の置かれてる状況を知っても、夕木のことを好きだと思う。
だからどうにかしたい。
でも、俺はどうにかできるのか。それすらもわからない。
(俺に何ができるだろう……)
黙り込んだ俺のことを金本がぽんぽんと叩いた。
「でもさ、だからってあんな風に気味悪がって、その上それを悪いように利用するとか。ありえねーよな」
「うん……」
「俺も、聞いててめちゃくちゃ嫌な気持ちになった。だから智生はかっこよかったと思う」
「……どこが」
思わず力なく笑う俺に、金本が笑い出す。
その笑顔を見ていて、俺はふいに思い立った。
「……一つだけ、できること思いついた」
「おっ、なに? どした」
「夕木のためになるかならないかは別として……」
俺は立ち上がる。
「隣のクラスに客一人もいれさせねーくらいうちのクラスが客とればいいんだ」
俺がそう言い切ると、金本が一瞬唖然とした顔をした。
そのあと、めちゃくちゃ笑い出した。
「ははははっ! すっげ、智生が燃えてる!」
「だって。ムカつくだろ、あんなん」
「やば、あんないつもやる気ねえのに……! 超アツいじゃん」
「なんだよ、からかってんの?」
「褒めてんだよ。いいねいいね、めっちゃいいじゃん。よし、俺も燃えてきたわ!」
金本が肩を組んでくる。
「がんばろーぜ!! 打倒! B組!」
「っし、ぶっ潰す」
こぶしを合わせる。
途端にちょっと照れてきたが、それでも意思は変わらない。
「んじゃ、早速教室いく? クラスの奴ら焚きつけようぜ」
「あーそうしたい、とこだけど……」
俺は金本に向きなおる。
「俺、行かなきゃいけないところがある」
「ハァ!? この流れで!?」
「準備、ぜってー手は抜かない。でも、今は行かなきゃいけないから」
後は頼んだ!と金本の肩を叩けば、金本は仕方ねえなとニッと笑ったのだった。
◆
金本と別れ、今度こそ旧美術室に全力ダッシュする。
(やばい、すげえ時間食った)
夕木は来ているだろうか。来ていてほしい。
文化祭準備にかかわっていないといいなと思った。
(あんなところで頑張らなくていいから)
なんでか俺が泣きたくなる。
(夕木のこと、何もわかってなかったくせに。俺、夕木の背中を押した)
B組のやつらに確かにめちゃくちゃムカついている。
でも、何も知らないくせに、理解者面して応援した自分にも腹が立っている。
実際何があったのかとか。夕木が一番何を怖がっているのかとか。
わからない。
俺は夕木のことを勝手に観察していただけで知ろうとしなかった。
(好きなのに。こんなに、すごく好きなのに)
階段を駆け上がって旧美術室に駆け込む。
「夕木!」
どう見ても聞いても人間の登場でしかありえない物音を立てて、教室に飛び込んだ。
が。
「いねーの……?」
いつもの黒板の下にも絵を描くときに座っている椅子にも夕木はいない。
(どこにいる? 帰った?)
それともほかのところで文化祭準備をしているのか。
焦りが募るのに、力が抜けて立ち尽くしてしまう。
(でも、もしどこかで作業をしているなら……)
悪意にさらされる必要はない。今すぐ抜け出させたい。
俺はわけもなく教室をうろうろしながら考えをめぐらす。
「文化祭準備なら、倉庫とか……いや、なによりまず教室」
B組覗いてみるか。
と、踵を返そうとした。その時だった。
――カタッ
「夕木……?」
小さな音。だが俺がたてたのではない音。
耳を澄ましてあたりを見回す。
一見誰もいないように見える。でも。
「夕木……いたら返事して?」
びっくりするぐらい心配そうな声になった。
そっと隠れられそうなところを探す。
すると。
「あ……っ」
物置台と化した古い教卓の下。
いつもの夕木の黒板下の定位置からさほど離れていないところに、夕木はいた。
だけど。
「……っ、泣いてんじゃん……」
見た瞬間、俺まで泣けてきてその場にしゃがみこんだ。
夕木が泣いている。
なんで、どうして。
「ゆ、幽霊さん……いたんだ、ね?」
夕木が手で涙を拭いてごまかそうとしてる。
でも、拭いても涙が浮かんでしまうようで。
最終的に夕木は顔を隠すように膝を抱えてしまった。
その膝に――あの黒猫のお面が抱えられているのが見えてしまって。
「っ……」
(なんで……)
俺の目から、ついに涙がこぼれた。
突然、後ろから引っ張られた。
俺は無意識に隣のクラスの奴の胸元をつかんでいたらしい。
その手を一本一本はがしているのは、金本だった。
「首突っ込みすぎ」
「でも」
「気持ちはわかる。でもここはいったん引け、な?」
金本の言葉で手からは力が抜ける。
でも依然、腹の中で感情がぐつぐつしていて気持ち悪い。
ビビった表情をしている隣のクラスのやつを一瞥すると、そいつらはさらに縮こまる。
自分でももうどんな顔をしているのかわからなかった。
「……行くぞ」
「……」
「行くぞって。な!?」
多分相手をにらみつけているのであろう俺を、金本がぐいぐい押す。
校舎裏を抜けるまで押されてようやく、俺は脱力した。
あまりの無力感に押しつぶされそうだ。
「ぐらぐらする……」
「だ、大丈夫かよ……」
しゃがみこんだ俺に金本が恐る恐る声をかけてくる。
金本が悪いわけじゃないのに俺はぎろりとにらんでしまう。
が、金本は強かった。むしろ心配そうに俺の背中に手を添えてくる。
「……金本、聞いてた?」
「ちょっとだけ。お前が扉ぶん殴ってるところ見て。そっから……」
「ああ……」
俺が俯くと背中をさすられる。
そうされると俺は弱くて。
言いたくもないのに、口からどんどん言葉が漏れた。
「知らないんだ俺。夕木がどんな事情があるのかとか、そういうこと全部」
「うん……」
「でも、かっとなって。最低だって、思って」
「そうだな……あれは、ないな……」
金本が同意する。
それは慰めではないようで、実際に金本も苦虫を嚙み潰したような顔をしていた。
その顔が珍しくて、俺はようやく少しだけいつもの自分を取り戻す。
「めずらし……お前のそんな顔」
「それ言ったらお前もだろ」
金本が俺の頬を引っ張った。
こわばっているのか全然伸びず、金本がすぐに手を放す。
そして、一息つくと話し出した。
「……夕木ってさ。俺、実は中学一緒なんだ」
「え……」
金本は懺悔するように俯く。
「だからその……さっきのやつらが言ってた、幽霊って言われてるって話、俺知ってた」
「……」
「俺もさ、智生と同じで『それはナイじゃん』って思ってるよ。でも……思ってるだけで、実際に周りを止めたこととかは、なかった」
「ごめん」とつぶやく金本。
……謝る相手が違う、と思う。
でも、俺もそう言える立場なのかわからなくて黙っていた。
「夕木はさ……その、周りにいるやつがよくいなくなるんだよ」
「は……? どういうこと?」
「実際に何が起きてたか、とかは知らない。でも……なんか、担任の先生とか部活の先輩とか。急にいなくなって」
どういうことだ?
意味が分からなくて金本を見つめると、金本が肩をすくめる。
「オカルトチックな消え方とかじゃねえぞ? 辞めたとか、転校したとか。そういうやつ」
「へえ……」
「夕木のことを気にかけていた先生とか、夕木にいつも話しかけていた先輩、とか。そういう人たちがさ、なんか連続でいなくなったんだよな」
「……」
「そんで、夕木自身が何考えてるかわかんない……ただあのすげー綺麗な、人形みたいな顔でいるから……周りが不気味がっちゃって」
「……そう」
何があったんだろう。
どうしてそうなったんだろう。
俺がこの夏、夕木と一緒に過ごした直感だけなら、夕木が悪いわけではないのだと。
そう自信を持って言えた。
(でも……俺は何も知らない)
好きだ。今も。
夕木の置かれてる状況を知っても、夕木のことを好きだと思う。
だからどうにかしたい。
でも、俺はどうにかできるのか。それすらもわからない。
(俺に何ができるだろう……)
黙り込んだ俺のことを金本がぽんぽんと叩いた。
「でもさ、だからってあんな風に気味悪がって、その上それを悪いように利用するとか。ありえねーよな」
「うん……」
「俺も、聞いててめちゃくちゃ嫌な気持ちになった。だから智生はかっこよかったと思う」
「……どこが」
思わず力なく笑う俺に、金本が笑い出す。
その笑顔を見ていて、俺はふいに思い立った。
「……一つだけ、できること思いついた」
「おっ、なに? どした」
「夕木のためになるかならないかは別として……」
俺は立ち上がる。
「隣のクラスに客一人もいれさせねーくらいうちのクラスが客とればいいんだ」
俺がそう言い切ると、金本が一瞬唖然とした顔をした。
そのあと、めちゃくちゃ笑い出した。
「ははははっ! すっげ、智生が燃えてる!」
「だって。ムカつくだろ、あんなん」
「やば、あんないつもやる気ねえのに……! 超アツいじゃん」
「なんだよ、からかってんの?」
「褒めてんだよ。いいねいいね、めっちゃいいじゃん。よし、俺も燃えてきたわ!」
金本が肩を組んでくる。
「がんばろーぜ!! 打倒! B組!」
「っし、ぶっ潰す」
こぶしを合わせる。
途端にちょっと照れてきたが、それでも意思は変わらない。
「んじゃ、早速教室いく? クラスの奴ら焚きつけようぜ」
「あーそうしたい、とこだけど……」
俺は金本に向きなおる。
「俺、行かなきゃいけないところがある」
「ハァ!? この流れで!?」
「準備、ぜってー手は抜かない。でも、今は行かなきゃいけないから」
後は頼んだ!と金本の肩を叩けば、金本は仕方ねえなとニッと笑ったのだった。
◆
金本と別れ、今度こそ旧美術室に全力ダッシュする。
(やばい、すげえ時間食った)
夕木は来ているだろうか。来ていてほしい。
文化祭準備にかかわっていないといいなと思った。
(あんなところで頑張らなくていいから)
なんでか俺が泣きたくなる。
(夕木のこと、何もわかってなかったくせに。俺、夕木の背中を押した)
B組のやつらに確かにめちゃくちゃムカついている。
でも、何も知らないくせに、理解者面して応援した自分にも腹が立っている。
実際何があったのかとか。夕木が一番何を怖がっているのかとか。
わからない。
俺は夕木のことを勝手に観察していただけで知ろうとしなかった。
(好きなのに。こんなに、すごく好きなのに)
階段を駆け上がって旧美術室に駆け込む。
「夕木!」
どう見ても聞いても人間の登場でしかありえない物音を立てて、教室に飛び込んだ。
が。
「いねーの……?」
いつもの黒板の下にも絵を描くときに座っている椅子にも夕木はいない。
(どこにいる? 帰った?)
それともほかのところで文化祭準備をしているのか。
焦りが募るのに、力が抜けて立ち尽くしてしまう。
(でも、もしどこかで作業をしているなら……)
悪意にさらされる必要はない。今すぐ抜け出させたい。
俺はわけもなく教室をうろうろしながら考えをめぐらす。
「文化祭準備なら、倉庫とか……いや、なによりまず教室」
B組覗いてみるか。
と、踵を返そうとした。その時だった。
――カタッ
「夕木……?」
小さな音。だが俺がたてたのではない音。
耳を澄ましてあたりを見回す。
一見誰もいないように見える。でも。
「夕木……いたら返事して?」
びっくりするぐらい心配そうな声になった。
そっと隠れられそうなところを探す。
すると。
「あ……っ」
物置台と化した古い教卓の下。
いつもの夕木の黒板下の定位置からさほど離れていないところに、夕木はいた。
だけど。
「……っ、泣いてんじゃん……」
見た瞬間、俺まで泣けてきてその場にしゃがみこんだ。
夕木が泣いている。
なんで、どうして。
「ゆ、幽霊さん……いたんだ、ね?」
夕木が手で涙を拭いてごまかそうとしてる。
でも、拭いても涙が浮かんでしまうようで。
最終的に夕木は顔を隠すように膝を抱えてしまった。
その膝に――あの黒猫のお面が抱えられているのが見えてしまって。
「っ……」
(なんで……)
俺の目から、ついに涙がこぼれた。
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