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最強の呪術【蠱毒】・呪いによる大戦争【巫蠱の乱】
蠱毒とは、古代中国で行われていた呪術で、
中国華南の少数民族の間で受け継がれています。
ヘビ、ムカデ、ゲジ、カエルなどの毒を持った生物を同じ容器で飼育し、
互いに共食いさせ、勝ち残ったものが神霊となるとされています。
その神霊の毒を呪いたい対象の食事に盛り、摂取させることで危害を加えたり、
自らの富を増やしたりなどさまざまなことができました。
この毒による症状はさまざまですが、
ほとんどの場合は、呪われた人は一定期間経つと亡くなるとされています。
犬神や猫鬼と並ぶ動物を使った呪術の一種で、
蠱道、蠱術、巫蠱などとも呼ばれていました。
(『百怪図巻』より「犬神」)
巫蠱とは、木製の人形を土に埋め相手をのろう呪法のことで、
こちらも蠱毒同様、中国の少数民族の間で利用されていました。
大昔の中国では、
庶民だけでなく、宮廷の人々も呪いといった神秘的なものを強く信じていました。
漢の武帝の時代には、巫蠱が流行し、特定の人物に呪いをかけるためによく行われました。
しかし巫蠱の呪いを使用したことがバレると、厳しく罰せられます。
そのため、自分の政敵を失脚させるために冤罪を押し付けるといった事案も多く、
こういった時代背景のもと、巫蠱を巡った大乱を【巫蠱の乱】と言います。
(江充のイメージ画像)
【巫蠱の乱】では江充という人物が原因で起きた大乱です。
その内容は、
中国の皇帝(日本でいう天皇)と皇太子(皇帝の長男)による戦争です。
江充という人物が、皇太子を陥れるために皇帝に嘘の密告をしました。
その密告とは、
「皇太子が皇帝に巫蠱の呪いをかけている」
というものです。
それに怒った皇帝は真実を確かめるために調査をします。
すると本当に皇帝が巫蠱を行っていた証拠が出てくるのです。
しかしそれは全て江充が仕組んだことでした。
皇太子が江充の策略に気付き江充を処刑しましたが、
その行動が皇帝には皇太子の反逆に見えたのです。
これによって、大乱に発展し5日間の戦いの後
皇太子が敗れ、処刑されました。
その後、全てが江充の仕業ということを知った皇帝は、
江充の遺族を処刑し、長男を失った悲しみに明け暮れた。
というのが巫蠱の乱です。
詳しく知りたい方は下記のサイトをご覧ください。
↓
https://ameblo.jp/worldhistory-univ/entry-12154563387.html
巫蠱も蠱毒も古代中国が発祥とされている呪術です。
長い歴史を持つ中国ではそういった力を持つ人が多くいたのかもしれません。
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