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短編小説 - 家族・友達・仲間くすぐり
私にだけ与えられる刺激 後編
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昼休みのくすぐりが終わり、私は午後の授業を受ける。
正直なことを言ってしまうと、つい5分前まで好き勝手やられていた体がおさまるはずがなく、実際、いろいろなところまだきゅんきゅんした感じになっていて、顔もまだ火照った状態なのだ。
だが、影が薄い私のその状態に気づくものはいず、今まで何回もやってきたが、視線すら感じたことはない。
あるとするなら、たまに噂で、私が昼休みどこにいくかについての話が聞こえるぐらいだ。
だが、その噂はすぐに消える。
なぜかと言うと、ある人がそこらへんを考慮してくれているからだ。
噂話が出る場合、必ず私の後をつける人がいるのだが、その場合、ある人が超小型カメラで察知し、その時はくすぐりを行わないようにしてもらっている。
私も私で、校舎裏にある草むらをいじるふりをしている。
こうすることで、噂を完全に消すことができるのだ。
ただ、くすぐりができなかった日は、そのまま一日やらずに過ごすわけではない。
先に言うと、私は昼休みの他に、放課後の親がまだ帰ってないときにもう一回行うのだが、出来なかった日はその後就寝時に行う。
夜行性かつショートスリーパーである私にとっては容易いもので、親も寝るのは早いので、ある人はそれまで起きている。
そしてくすぐる、と言った感じになっている。
そしてもう一つ、くすぐる瞬間がある。
私は普段、授業は普通に聞いているのだが、たまに自由時間となる時があり、授業の半分が自由になるときがある。
その場合、私は自分で腋腹を揉み、ある人に合図する。
するとある人は、笑うか笑わないかぐらいの焦らし程度のくすぐりを行う。
ちょうど今日はそういう日だったので、私は腋腹を揉んだ。
すぐに反応があり、腋に優しい感覚が伝わってくる。
「………………。」
この場合は、いくら教室内が騒がしくなるとは言えど、ちょっとした声も出せないような状況なので、優しかろうが私は本気で我慢する。
ただ、顔は少しばかり歪んでしまうので、本を読むふりをして隠す。
それに対抗するかのように、ある人は優しく色々なところをくすぐる。
(今回は腋とどこだろう…。)
この場合は大抵2箇所なのだが、なかなか両手腋くすぐりから離れない。
ずっとこのままでいくのかと私が思った瞬間、ある人は動き出した。
「ん!?…く…………。」
急な刺激に思わず私は声出したが、意外と小さい声であったため、誰も聞こえなかったようだった。
ある人は突然くすぐり方を変え、
腋腹のいろいろなところをツンツンし始めた。
ツンツンのくすぐったさはまた特異なもので、一回突かれるたびにピクピク反応してしまう。
見えないぐらいの反応ではあるが、耐えるには少し辛い反応なのだ。
今回、ある人は少しいじわる感じのようだ。
もちろん、耐えられる領域には抑えてあるが、辛いことに変わりない。
そのツンツンが約20分続いた。
「はぁ…はぁ…。」
聞こえない程度に息切れした。
席が端っこで本当に良かったと思う。
帰った後はまた本格的な方のくすぐりだ。
この時は、耐えさせる理由がないため、ある人の容赦がなくなる。
私は2回に行き、いつも通りビニール袋を用意し、布団の上に引く。
その状態で裸になる。
こうでもしないと、汗と体液で服が濡れ、家族にバレるかもしれないのだ。
私は大の字に体を開き、布団の隅を掴む。
すると、頭を撫でられるような感覚がくる。
これだけ聴くと、褒められているという合図になるかもしれないが、この時の場合のみそうではない。
頭を撫でる時は、ある人の妹さんも参戦してくるのだ。
言い忘れていたが、ある人もその妹さんも成人していて、2人ともお金持ちだ。
2人にくすぐられたときは、追加料金をもらえる。
私は、頭を撫でられたのを確認すると、覚悟をする。
その瞬間、くすぐりは一気にくる。
どちらがくすぐっているかは分からないが、腋と腋腹と内股を足裏をくすぐられている。
「あはははははははははは!むり!むりぃ!そんな!急に!あははははははは!」
一人ですら予測できなかったくすぐりが、二人になると予測の「よ」の字もなくなり、秩序を忘れたようなくすぐりが私を襲う。
それに、人が違えば、攻め方も違ってくる。
一方は集中的にくすぐり、一方は色々なところをくすぐる。
一方は少しずつくすぐり方を変えるような指の動き、一方はずっと拘束で指を動かす。
くすぐられている時は、こんなこと考える余裕はないのだが、とにかく一言で言うと、これは耐え難いのだ。
「あはははははははははははひゃあは!?」
この段階でもう次のステップに入った。
拘束でくすぐる方がそのまま継続しているが、もう一方はくすぐりをやめ、乳首と股をを攻め始めた。
それも普通にせめているわけではない。
股の方は何かを使って固定された電マで刺激され、残った両手で両胸及び両乳首を責められる。
さらにこの段階で、くすぐっている方の感覚が変わった。
私が最も弱いと伝えた、爪でくすぐっているのだ。
「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
ここまでくると、頭がおかしくなってくる。
にもかかわらす、大の字をキープしている私もどうかしていると感じる。
私はこれが始まって20秒ほどでいろいろ放出した。
いろいろ放出すると電マはそのままで、再びくすぐりに戻る。
とりあえずいろいろな部位をくすぐられたが、思考能力が低下した状態の中では、どこをくすぐったとしても、媚薬を飲んだ後のような感覚だった。
「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!とめてぇ!とめてぇ!あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
こんな感じなのがしばらく続き…。
私が心の中で(もう無理…。)と思った段階で止まった。
最近は調節が上手いなとすごく感じる。
最初の方は、それこそ限度が分からず、気絶してしまうこともあった。
親にはまだ見られていないが、危なかったとその時の私はヒヤヒヤした。
今では、気絶寸前で止めることがしかなくなった。
ここまで上手い調節ができるのは才能だと言っていいかもしれない。
こうして私は少し休憩した後、びしょびしょになったビニール袋を洗面所に持っていき、洗ってしまい、証拠を消した。
正直なことを言ってしまうと、つい5分前まで好き勝手やられていた体がおさまるはずがなく、実際、いろいろなところまだきゅんきゅんした感じになっていて、顔もまだ火照った状態なのだ。
だが、影が薄い私のその状態に気づくものはいず、今まで何回もやってきたが、視線すら感じたことはない。
あるとするなら、たまに噂で、私が昼休みどこにいくかについての話が聞こえるぐらいだ。
だが、その噂はすぐに消える。
なぜかと言うと、ある人がそこらへんを考慮してくれているからだ。
噂話が出る場合、必ず私の後をつける人がいるのだが、その場合、ある人が超小型カメラで察知し、その時はくすぐりを行わないようにしてもらっている。
私も私で、校舎裏にある草むらをいじるふりをしている。
こうすることで、噂を完全に消すことができるのだ。
ただ、くすぐりができなかった日は、そのまま一日やらずに過ごすわけではない。
先に言うと、私は昼休みの他に、放課後の親がまだ帰ってないときにもう一回行うのだが、出来なかった日はその後就寝時に行う。
夜行性かつショートスリーパーである私にとっては容易いもので、親も寝るのは早いので、ある人はそれまで起きている。
そしてくすぐる、と言った感じになっている。
そしてもう一つ、くすぐる瞬間がある。
私は普段、授業は普通に聞いているのだが、たまに自由時間となる時があり、授業の半分が自由になるときがある。
その場合、私は自分で腋腹を揉み、ある人に合図する。
するとある人は、笑うか笑わないかぐらいの焦らし程度のくすぐりを行う。
ちょうど今日はそういう日だったので、私は腋腹を揉んだ。
すぐに反応があり、腋に優しい感覚が伝わってくる。
「………………。」
この場合は、いくら教室内が騒がしくなるとは言えど、ちょっとした声も出せないような状況なので、優しかろうが私は本気で我慢する。
ただ、顔は少しばかり歪んでしまうので、本を読むふりをして隠す。
それに対抗するかのように、ある人は優しく色々なところをくすぐる。
(今回は腋とどこだろう…。)
この場合は大抵2箇所なのだが、なかなか両手腋くすぐりから離れない。
ずっとこのままでいくのかと私が思った瞬間、ある人は動き出した。
「ん!?…く…………。」
急な刺激に思わず私は声出したが、意外と小さい声であったため、誰も聞こえなかったようだった。
ある人は突然くすぐり方を変え、
腋腹のいろいろなところをツンツンし始めた。
ツンツンのくすぐったさはまた特異なもので、一回突かれるたびにピクピク反応してしまう。
見えないぐらいの反応ではあるが、耐えるには少し辛い反応なのだ。
今回、ある人は少しいじわる感じのようだ。
もちろん、耐えられる領域には抑えてあるが、辛いことに変わりない。
そのツンツンが約20分続いた。
「はぁ…はぁ…。」
聞こえない程度に息切れした。
席が端っこで本当に良かったと思う。
帰った後はまた本格的な方のくすぐりだ。
この時は、耐えさせる理由がないため、ある人の容赦がなくなる。
私は2回に行き、いつも通りビニール袋を用意し、布団の上に引く。
その状態で裸になる。
こうでもしないと、汗と体液で服が濡れ、家族にバレるかもしれないのだ。
私は大の字に体を開き、布団の隅を掴む。
すると、頭を撫でられるような感覚がくる。
これだけ聴くと、褒められているという合図になるかもしれないが、この時の場合のみそうではない。
頭を撫でる時は、ある人の妹さんも参戦してくるのだ。
言い忘れていたが、ある人もその妹さんも成人していて、2人ともお金持ちだ。
2人にくすぐられたときは、追加料金をもらえる。
私は、頭を撫でられたのを確認すると、覚悟をする。
その瞬間、くすぐりは一気にくる。
どちらがくすぐっているかは分からないが、腋と腋腹と内股を足裏をくすぐられている。
「あはははははははははは!むり!むりぃ!そんな!急に!あははははははは!」
一人ですら予測できなかったくすぐりが、二人になると予測の「よ」の字もなくなり、秩序を忘れたようなくすぐりが私を襲う。
それに、人が違えば、攻め方も違ってくる。
一方は集中的にくすぐり、一方は色々なところをくすぐる。
一方は少しずつくすぐり方を変えるような指の動き、一方はずっと拘束で指を動かす。
くすぐられている時は、こんなこと考える余裕はないのだが、とにかく一言で言うと、これは耐え難いのだ。
「あはははははははははははひゃあは!?」
この段階でもう次のステップに入った。
拘束でくすぐる方がそのまま継続しているが、もう一方はくすぐりをやめ、乳首と股をを攻め始めた。
それも普通にせめているわけではない。
股の方は何かを使って固定された電マで刺激され、残った両手で両胸及び両乳首を責められる。
さらにこの段階で、くすぐっている方の感覚が変わった。
私が最も弱いと伝えた、爪でくすぐっているのだ。
「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
ここまでくると、頭がおかしくなってくる。
にもかかわらす、大の字をキープしている私もどうかしていると感じる。
私はこれが始まって20秒ほどでいろいろ放出した。
いろいろ放出すると電マはそのままで、再びくすぐりに戻る。
とりあえずいろいろな部位をくすぐられたが、思考能力が低下した状態の中では、どこをくすぐったとしても、媚薬を飲んだ後のような感覚だった。
「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!とめてぇ!とめてぇ!あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
こんな感じなのがしばらく続き…。
私が心の中で(もう無理…。)と思った段階で止まった。
最近は調節が上手いなとすごく感じる。
最初の方は、それこそ限度が分からず、気絶してしまうこともあった。
親にはまだ見られていないが、危なかったとその時の私はヒヤヒヤした。
今では、気絶寸前で止めることがしかなくなった。
ここまで上手い調節ができるのは才能だと言っていいかもしれない。
こうして私は少し休憩した後、びしょびしょになったビニール袋を洗面所に持っていき、洗ってしまい、証拠を消した。
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