144 / 306
第三章 カーナ王国の混迷
教会の献金横領
しおりを挟む
関係者が撤収した後の教会の敷地内の宿舎はがらんとしている。
ビクトリノはアイシャとトオン、それにルシウスを連れて宿舎の探索を行った。
「ルシウス、お前は探索スキルを持ってるって聞いてるぞ。この建物内を探索してくれるか?」
「構いませんが、何を探すつもりで?」
「まずは適当に建物全体を。気になるところがあればまずそこに行こうぜ」
ルシウスが腰回りにネオンブルーの魔力を帯びた白い環を出し、指示された通りに探索スキルを使う。
ふわ、と辺りに彼特有の松の芳香が漂った。
「……人が住んでいた形跡の部屋には、家具や雑貨が残っているだけのようだ。気になるところは……まず厨房」
四人は一階にある厨房へと向かった。
ルシウスがまず食堂から厨房に入り、そこで再び探索スキルを使った。
「ゴミ箱に大量の金貨が入ってますね」
「おう、アイシャ、トオン。確認するぞー」
「「はい!」」
それに慌てたのは厨房の料理人と下働きたちだ。
「な、生ゴミですよ? それ以外のものなんて入ってません!」
「語るに落ちてるじゃん。後日、ゴミ回収に出したと見せかけて金貨を引き取りに来るんだろ?」
「そ、それは……っ」
「ついでにお前たちもトンズラする気だったんだろ?」
「………………」
その後は食堂に移動して、アイシャたちが生ゴミの中から発見した、防水布に包まれたいくつもの金貨の袋をテーブルの上に置いた。
あとは聖者ビクトリノのお説教である。
「つまりこの金は教会への献金をちょろまかして貯め込んでたものだってか」
「……はい。帳簿の簿外のものになります」
「要するに裏金だな」
「で、ですが、司祭様たちからの指示ですし、それに私たちが贅沢するためのものではなくて、そのっ」
「その言い訳は厳しいのではないか?」
探索スキルを発動したままのルシウスが床を指差した。
サーッと料理人たちが青ざめている。なぜわかった? という顔だ。
金貨は教会に派遣されてきた国の騎士たちに任せて、宰相に届けてもらうことにした。大金なので一時預かってもらおう。
一行は料理人たちを連れて先ほどルシウスが指差した地下へと向かった。
そこにあったものとは。
「これ、お酒?」
宿舎の地下は複数セクションに分かれた倉庫になっている。その一角にずらりと酒瓶や酒樽が並んでいる。
「ん? おや、これはリースト侯爵領で作ってるウイスキーではないか。ははは、王家御用達の高級品なのに木箱二箱分もあるとは」
木箱を開けて中を確認したルシウスが笑っている。
アイシャとトオンも中を覗き込む。封蝋で封印されたお高そうなウイスキー瓶が詰まっていた。
「酒だけ、酒だけなんです。王家の方々のように豪遊するわけじゃなくて、酒だけが我らの楽しみだったんですううう……っ」
その後また食堂に戻って料理人や下働きの者たちに確認したところ、隠し通せないと諦めて白状した。
「一本で大金貨一枚(約二十万円)以上するウイスキーを箱買いしておいて、『贅沢ではない』は通用せんだろう」
実家で醸造して販売していたというウイスキーを一本持ってきて、瓶を突っつきながらルシウスが料理人たちに突っ込んだ。
ビールなど長期間の保存に向かない酒は少なく、ほとんどがワインやブランデー、ウイスキーといった長期保存で熟成し価値が高まる酒だった。
「つまり、裏金が増え過ぎて、でもお酒にしか使ってなかった。高いお酒でも買えるからってどんどん集めちゃったってこと?」
「……はい」
アイシャの確認に、料理人たちは土下座して半泣き状態だった。
本当ならアイシャやビクトリノの目を盗んで少しずつ地下倉庫からゴミに紛れさせて金貨と一緒に酒を運び出すつもりだったと。
「私腹を肥やした……といえばそうなんだろうけど」
「裏帳簿の裏金はさすがに見過ごせねえなあ~」
床で土下座している者たちがビクッと震える。
アイシャもビクトリノも脅すつもりはないのだが、何を言われるのかと緊張で吐きそうな顔をしていた。
「酒はこのまま新しく設置する神殿に奉納しよう。日持ちしない分は飲食店に安く卸してもいいし」
「それでもいいし、ここには聖なる魔力持ちが三人もいるんだ。それぞれ魔力を込めて販売して神殿の活動資金の原資に加えようぜ」
これらの酒は後に三人の聖なる魔力を込められ、ネオンカラーに光った酒瓶ごと爆売れした。
高価な酒は庶民でも参加できる野外オークションを開いて、裕福な者たちで競り落としてもらい、元の販売価格の七倍の金貨となったのだった。
「あ、あの。俺たちはやっぱり、ここは追い出されます……よね?」
恐る恐る料理人たちの一人が尋ねてきた。
アイシャはビクトリノと顔を見合わせた。ビクトリノは両肩をすくめている。アイシャが決めろということらしい。
ほとんどの教会関係者は追放され撤収していたが、教会の構成員とは別の労働者ギルド経由で事務など管理業務を請け負っていた職員たちはそのまま神殿設置後も王都に残る。
この料理人や下働きの者たちは彼らの食事の世話をするために残っていた者たちだ。
もっとも、残る職員たちは教会関係者たちのように宿舎は利用していなかった。
王都内の自宅から教会に出勤して仕事をするので、食堂の利用もランチタイムだけだ。
ということは、別に食堂で働く料理人たちはいなくても特に問題がない。職員たちには弁当でも各自で持参してもらえばよいのだ。
「裏金の金貨やお酒を引き取りに来る司祭たちの情報を明かしなさい。横領金額を調査して、あなたたちは……私欲に使った分は……」
国内で奉仕活動をせよ、と言いかけてアイシャは口ごもった。
これまでは、その罪人の『奉仕活動』を監督していたのが教会なのだ。
教会が解散した今はどうしたものかと考えていると、ルシウスが助け舟を出してきた。
「そ奴らは料理人なのだろう? なら私の飲食店で下働きをさせよう。これまでのチョロまかし相応の金額を給料天引きだ。私の配下が監視して逃亡もさせない。どうだ?」
「レストラン・サルモーネの下働き……そうね、ルシウスさんにお願いしてもいいかしら?」
もちろん、とルシウスは大きく頷いた。
料理人たちもホッとした顔になっている。彼らも王都で一躍有名店になったサルモーネのことは耳にしているようだ。
何よりオーナーが聖者でもあるルシウス。文句などあるはずがない。
「あんまり安心しないほうがいいよ。サルモーネのマネージャーは食えない男みたいだから」
トオンが横から釘を刺した。マネージャーはアイシャが〝悪人〟と称したルシウスのそっくりさんな、あの秘書ユキレラのことだ。
そうしてレストラン・サルモーネの下働きとして引き取られた料理人たち四名は秘書ユキレラに散々いびり倒されることになる。
だが最終的にはオーナーのルシウスの威光に染まって見事な『聖剣の聖者ルシウス様信者』に更生して関係者一同をいろいろな意味で唸らせることになる。
※リースト一族配下の構成員が着々と増えております😜
ビクトリノはアイシャとトオン、それにルシウスを連れて宿舎の探索を行った。
「ルシウス、お前は探索スキルを持ってるって聞いてるぞ。この建物内を探索してくれるか?」
「構いませんが、何を探すつもりで?」
「まずは適当に建物全体を。気になるところがあればまずそこに行こうぜ」
ルシウスが腰回りにネオンブルーの魔力を帯びた白い環を出し、指示された通りに探索スキルを使う。
ふわ、と辺りに彼特有の松の芳香が漂った。
「……人が住んでいた形跡の部屋には、家具や雑貨が残っているだけのようだ。気になるところは……まず厨房」
四人は一階にある厨房へと向かった。
ルシウスがまず食堂から厨房に入り、そこで再び探索スキルを使った。
「ゴミ箱に大量の金貨が入ってますね」
「おう、アイシャ、トオン。確認するぞー」
「「はい!」」
それに慌てたのは厨房の料理人と下働きたちだ。
「な、生ゴミですよ? それ以外のものなんて入ってません!」
「語るに落ちてるじゃん。後日、ゴミ回収に出したと見せかけて金貨を引き取りに来るんだろ?」
「そ、それは……っ」
「ついでにお前たちもトンズラする気だったんだろ?」
「………………」
その後は食堂に移動して、アイシャたちが生ゴミの中から発見した、防水布に包まれたいくつもの金貨の袋をテーブルの上に置いた。
あとは聖者ビクトリノのお説教である。
「つまりこの金は教会への献金をちょろまかして貯め込んでたものだってか」
「……はい。帳簿の簿外のものになります」
「要するに裏金だな」
「で、ですが、司祭様たちからの指示ですし、それに私たちが贅沢するためのものではなくて、そのっ」
「その言い訳は厳しいのではないか?」
探索スキルを発動したままのルシウスが床を指差した。
サーッと料理人たちが青ざめている。なぜわかった? という顔だ。
金貨は教会に派遣されてきた国の騎士たちに任せて、宰相に届けてもらうことにした。大金なので一時預かってもらおう。
一行は料理人たちを連れて先ほどルシウスが指差した地下へと向かった。
そこにあったものとは。
「これ、お酒?」
宿舎の地下は複数セクションに分かれた倉庫になっている。その一角にずらりと酒瓶や酒樽が並んでいる。
「ん? おや、これはリースト侯爵領で作ってるウイスキーではないか。ははは、王家御用達の高級品なのに木箱二箱分もあるとは」
木箱を開けて中を確認したルシウスが笑っている。
アイシャとトオンも中を覗き込む。封蝋で封印されたお高そうなウイスキー瓶が詰まっていた。
「酒だけ、酒だけなんです。王家の方々のように豪遊するわけじゃなくて、酒だけが我らの楽しみだったんですううう……っ」
その後また食堂に戻って料理人や下働きの者たちに確認したところ、隠し通せないと諦めて白状した。
「一本で大金貨一枚(約二十万円)以上するウイスキーを箱買いしておいて、『贅沢ではない』は通用せんだろう」
実家で醸造して販売していたというウイスキーを一本持ってきて、瓶を突っつきながらルシウスが料理人たちに突っ込んだ。
ビールなど長期間の保存に向かない酒は少なく、ほとんどがワインやブランデー、ウイスキーといった長期保存で熟成し価値が高まる酒だった。
「つまり、裏金が増え過ぎて、でもお酒にしか使ってなかった。高いお酒でも買えるからってどんどん集めちゃったってこと?」
「……はい」
アイシャの確認に、料理人たちは土下座して半泣き状態だった。
本当ならアイシャやビクトリノの目を盗んで少しずつ地下倉庫からゴミに紛れさせて金貨と一緒に酒を運び出すつもりだったと。
「私腹を肥やした……といえばそうなんだろうけど」
「裏帳簿の裏金はさすがに見過ごせねえなあ~」
床で土下座している者たちがビクッと震える。
アイシャもビクトリノも脅すつもりはないのだが、何を言われるのかと緊張で吐きそうな顔をしていた。
「酒はこのまま新しく設置する神殿に奉納しよう。日持ちしない分は飲食店に安く卸してもいいし」
「それでもいいし、ここには聖なる魔力持ちが三人もいるんだ。それぞれ魔力を込めて販売して神殿の活動資金の原資に加えようぜ」
これらの酒は後に三人の聖なる魔力を込められ、ネオンカラーに光った酒瓶ごと爆売れした。
高価な酒は庶民でも参加できる野外オークションを開いて、裕福な者たちで競り落としてもらい、元の販売価格の七倍の金貨となったのだった。
「あ、あの。俺たちはやっぱり、ここは追い出されます……よね?」
恐る恐る料理人たちの一人が尋ねてきた。
アイシャはビクトリノと顔を見合わせた。ビクトリノは両肩をすくめている。アイシャが決めろということらしい。
ほとんどの教会関係者は追放され撤収していたが、教会の構成員とは別の労働者ギルド経由で事務など管理業務を請け負っていた職員たちはそのまま神殿設置後も王都に残る。
この料理人や下働きの者たちは彼らの食事の世話をするために残っていた者たちだ。
もっとも、残る職員たちは教会関係者たちのように宿舎は利用していなかった。
王都内の自宅から教会に出勤して仕事をするので、食堂の利用もランチタイムだけだ。
ということは、別に食堂で働く料理人たちはいなくても特に問題がない。職員たちには弁当でも各自で持参してもらえばよいのだ。
「裏金の金貨やお酒を引き取りに来る司祭たちの情報を明かしなさい。横領金額を調査して、あなたたちは……私欲に使った分は……」
国内で奉仕活動をせよ、と言いかけてアイシャは口ごもった。
これまでは、その罪人の『奉仕活動』を監督していたのが教会なのだ。
教会が解散した今はどうしたものかと考えていると、ルシウスが助け舟を出してきた。
「そ奴らは料理人なのだろう? なら私の飲食店で下働きをさせよう。これまでのチョロまかし相応の金額を給料天引きだ。私の配下が監視して逃亡もさせない。どうだ?」
「レストラン・サルモーネの下働き……そうね、ルシウスさんにお願いしてもいいかしら?」
もちろん、とルシウスは大きく頷いた。
料理人たちもホッとした顔になっている。彼らも王都で一躍有名店になったサルモーネのことは耳にしているようだ。
何よりオーナーが聖者でもあるルシウス。文句などあるはずがない。
「あんまり安心しないほうがいいよ。サルモーネのマネージャーは食えない男みたいだから」
トオンが横から釘を刺した。マネージャーはアイシャが〝悪人〟と称したルシウスのそっくりさんな、あの秘書ユキレラのことだ。
そうしてレストラン・サルモーネの下働きとして引き取られた料理人たち四名は秘書ユキレラに散々いびり倒されることになる。
だが最終的にはオーナーのルシウスの威光に染まって見事な『聖剣の聖者ルシウス様信者』に更生して関係者一同をいろいろな意味で唸らせることになる。
※リースト一族配下の構成員が着々と増えております😜
20
あなたにおすすめの小説
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
公爵令嬢は結婚式当日に死んだ
白雲八鈴
恋愛
今日はとある公爵令嬢の結婚式だ。幸せいっぱいの公爵令嬢の前に婚約者のレイモンドが現れる。
「今日の結婚式は俺と番であるナタリーの結婚式に変更だ!そのドレスをナタリーに渡せ!」
突然のことに公爵令嬢は何を言われたのか理解できなかった。いや、したくなかった。
婚約者のレイモンドは番という運命に出逢ってしまったという。
そして、真っ白な花嫁衣装を脱がされ、そのドレスは番だという女性に着させられる。周りの者達はめでたいと大喜びだ。
その場所に居ることが出来ず公爵令嬢は外に飛び出し……
生まれ変わった令嬢は復讐を誓ったのだった。
婚約者とその番という女性に
『一発ぐらい思いっきり殴ってもいいですわね?』
そして、つがいという者に囚われた者の存在が現れる。
*タグ注意
*不快であれば閉じてください。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
【完結】婚約破棄、その後の話を誰も知らない
あめとおと
恋愛
奇跡によって病を癒す存在――聖女。
王国は長年、その力にすべてを委ねてきた。
だがある日、
誰の目にも明らかな「失敗」が起きる。
奇跡は、止まった。
城は動揺し、事実を隠し、
責任を聖女ひとりに押しつけようとする。
民は疑い、祈りは静かに現実へと向かっていった。
一方、かつて「悪役」として追放された令嬢は、
奇跡が失われる“その日”に備え、
治癒に頼らない世界を着々と整えていた。
聖女は象徴となり、城は主導権を失う。
奇跡に縋った者たちは、
何も奪われず、ただ立場を失った。
選ばれなかった者が、世界を救っただけの話。
――これは、
聖女でも、英雄でもない
「悪役令嬢」が勝ち残る物語。
なぜ、私に関係あるのかしら?
シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」
彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。
そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。
「…レオンハルト・トレヴァントだ」
非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。
そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。
「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」
この判断によって、どうなるかなども考えずに…
※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。
※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、
※ 画像はAIにて作成しております
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。