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「お前との婚約は破棄する!」
アモン王子に婚約破棄された。
私カレンは気がつくと悪役令嬢に転生していた。そして、悪役令嬢には幸せがこないことも知っていた。
私は悪役令嬢回避めざした。
しかし、あっというまに婚約破棄されてしまった。しかも、アモン王子は浮気までしている。
「どうしたら......」
思わず涙がでた。
「おい、泣くことないだろ......」
アモン王子は涙を拭った。
「君が悪いんじゃない。僕が悪いんだ」
アモン王子はぎゅっと抱きしめてくれた。
「アモン王子........知ってます」
「知ってます?とは?」
「知ってますよ。あなたが浮気してること、ちゃんと証拠もあります」
写真をチラつかせるとアモン王子はぎくっというような表情をみせた。
「どうしてカレンがそれを」
「どうしてもなにも、わたしにはこれしかないんです。それでアモン王子?婚約破棄は正気ですか?」
「......いや、間違いだったかもしれない。すまん」
アモン王子は青ざめた表情で婚約破棄をなかったことにしてくれた。
悪役令嬢も様になってるかも......。そんなことを考えながら私は自室へと戻った。
アモン王子に婚約破棄された。
私カレンは気がつくと悪役令嬢に転生していた。そして、悪役令嬢には幸せがこないことも知っていた。
私は悪役令嬢回避めざした。
しかし、あっというまに婚約破棄されてしまった。しかも、アモン王子は浮気までしている。
「どうしたら......」
思わず涙がでた。
「おい、泣くことないだろ......」
アモン王子は涙を拭った。
「君が悪いんじゃない。僕が悪いんだ」
アモン王子はぎゅっと抱きしめてくれた。
「アモン王子........知ってます」
「知ってます?とは?」
「知ってますよ。あなたが浮気してること、ちゃんと証拠もあります」
写真をチラつかせるとアモン王子はぎくっというような表情をみせた。
「どうしてカレンがそれを」
「どうしてもなにも、わたしにはこれしかないんです。それでアモン王子?婚約破棄は正気ですか?」
「......いや、間違いだったかもしれない。すまん」
アモン王子は青ざめた表情で婚約破棄をなかったことにしてくれた。
悪役令嬢も様になってるかも......。そんなことを考えながら私は自室へと戻った。
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