上 下
49 / 70
争奪戦勃発!?

48.否定されたようで納得いかないんだが

しおりを挟む
なんて体力の無ぇ身体だ・・・
いや、分かってはいた事なんだが、自分の身体が貧弱過ぎて困る。たかが1時間程度でかなり疲弊している。目的地はもう少しっぽいが、正直辿り着いたとしても、戦闘は出来ないだろう。
するのは俺じゃないが。
「どうしたご主人、そんなにゆっくり登りたいのか?」
死ね。
うるせぇよ。
足が前に進まねぇだけだバカヤロー。
「決戦に備えて、無駄な体力を使わないようにしているんだよ。」
「ご主人、だらしないぞ。」
このクソ犬!
若干呆れた目をして言いやがった。
最近、色んな事を察する能力が伸びてきやがったな。成長するとは生意気な。どうせなら胸を成長させろ。

「あれだ・・・思ったり大きいぞ・・・」
俺より先に進んでいたエリサが、立ち止まって静かに言った。その声は何となく、震えているように感じたのは気のせいだろうか。
俺もやっと視界にその姿を捉える事が出来た時、エリサはやはり震えていたんじゃないかと思わされた。
「こりゃ、死ぬかな。」
オールスグ山の中腹、そこからさらに山頂に伸びる山肌の窪みに、ドラゴンと呼ばれる生き物が横たわっている。黒・・・というより闇のような色をした皮膚は、それだけで恐怖の象徴と言っていいだろう。
「怖気付いたか?」
「そ、そんな事はないぞ!」
立ち止まったままのエリサを追い抜きながら、俺はそのドラゴンに向かって歩を進める。
生憎と、せっかくの山登りだってのに曇っている空は、その黒龍の存在を余計に禍々しく見せていた。
「あれに捕まったら即死だな。」
「捕まらなければ、いいぞ。」
「俺は無理だっての。」
「あたしが、何とかする。」
俺を庇って戦えるほど、呑気な相手じゃないだろうよ。そう思っても、それ以上言葉が続かなく、黒龍への歩みだけは続けた。それはエリサも同様だ。

「ぶはぁっ、疲れた。」
俺は黒龍の近くまで来ると、地面に座り込んで声を上げる。戦闘前に身体が疲れきっていてどうしようもない。
黒龍は寝ている雰囲気だったが、どうせ戦えないんだ、声を上げて気付かれようが知った事ではない。もうそんな気分だった。
「ご主人、緊張感がないぞ。」
「お前にだけは言われたくねぇな。」
俺の隣に、同じように座り込んだエリサがアホな事を言うので返しておく。
「懲りもせずよく来る。」
うぉ!
いきなり聞こえた声に、驚いて硬直する。黒龍の方に目を向けると、先程まで閉じられていた瞳がこっちに向けられていた。金色で獰猛な瞳は、見るだけで全身が動かなくなりそうな程だ。
「やるか、ご主人?」
「まぁ待て。俺は身体が動かん。」
「・・・ご主人、アホなのか?」
お前に言われたくねぇっての。
「とりあえず、会話からだ。」
他人の事に興味は無いが、自分の事なら話しは別だ。いきなり殴り合う趣味はねぇ。

「話しはしてもいいのか?」
「構わん。殺す前の余興程度でしかない。」
いや、怖ぇよ。何さらっと物騒な事を言ってやがんだ。
「とりあえず声が大き過ぎなんだが、何とかならないか?」
「個体が大きいのだ、仕方あるまい。」
あ、なるほど。言われてみればそうだな。こんな大きさの生き物に出会った事がないから考えなかったわ。しかも咆哮とかじゃなく、人語を喋るなんて尚更だ。
「何故討伐依頼が・・・って、これは愚問だな、人間が勝手にやった事だろう。何故此処に居るのかだな。」
黒龍は自分から話しをする気は無いのか、自分から口を開こうとはしないので、聞きたい事を口にしてみる。
「理由・・・か。あまりそれに触れてくる人間はおらぬな。」
心なしか、先程よりも声音に感じた棘が無くなった様な気がする。
「そりゃ、あんたをどうにかしようと来る連中ばかりだろうからな。」

「人間には信仰と思想というものがある。崇拝と指標にもなるだろうが、これに感情が混じるところが面倒だ。」
いきなり小難しい話しを始めやがったな。
「これは地域や人種によっても異なるが、竜はどうしてもその個体も力も強大だ。神と崇める人間共も居れば、悪魔と畏怖を抱く人間共も居る。」
なるほど。この黒龍に言っても意味は無いが、所謂人間の性なんだろう。それは地域によって異なる文明を築いている地球と大差ないだろうな。
「要は、煩わしくなっただけだ。何処へ行っても人間の居ない場所など無い。であれば、単に殺すか殺されるかの選択だけしかないこの地で、飽きるまで時の流れを享受してみるか、と。」
あぁ、ね。
「楽しいか?」
「馬鹿にしておるのか?今の件の何処からその判断に至った?」
いやまぁ、そうだけどさ。
「あんたはそれでいいのか?って話しだ。」
「そもそもそれは、人間で言うところの価値観の違いであろう?」
そうか、そうだよな。そもそも会話が出来るからと言って、価値観が共有できるかと言われれば別の話しだ。
人間同士でもそれは喧嘩の種であり、下手をすれば殺し合いにまで発展する。
「此処に居て襲われるより、各地の思想の方が面倒という判断なんだな。自分から人を襲う事は無いのか?」
「それは人間が儂を殺すための理由にしかならん。害が無い間は懸念で済むが、害になると分かった途端に狂気の如く儂を追い詰めに来るだろう。」
うわぁ、まったくその通りだろうね。しかし、人間以上に人間の事をよく判っている。


うーん、この黒龍は人間よりも頭の回転が速いな。いや、俺よりってだけだが。俺の言葉を掌で転がすようにあしらってくるな。
「ちょっと一服するわ。」
まだ話したい事はあるが、山登りで疲れたのもある。やはり、一服の必要はあるよな。むしろここで一服しなきゃ俺じゃねぇ気もする。そう思って煙管を取り出し、煙草を詰める。
その仕種を黒龍はずっと見ていたが、見られていると逆に恥ずかしいじゃねぇか。
「煙を吸うなど、正気の沙汰とは思えんな。」
火を点けて大きく吸い込み、上空に向かって勢いよく紫煙を吐き出すと黒龍が呆れた物言いをする。
「吸うか?」
煙管を向けて聞いてみるが、俺を軽く丸のみ出来そうなあの口で、どうやって吸うんだろうな・・・
「ふむ、鼻の穴に近付けてみろ。」
なるほど、鼻からか。俺は口の上に目を向けて、小さく開いた鼻孔を確認する。それでも人間の口よりは大きい。
「って、届かねぇよ。」
黒龍は目を細めると、仕方がないとばかりに顎を下ろす。俺は手の届くようになった鼻孔に煙管を近付けた。それでも、穴は大きかったが。
「その植物片を燃やして出た煙に、脳を刺激する成分が含まれているのか。おそらく中毒性のある、な。」
・・・
おいおい。
「そこまで分るのか?」
「人間共とは出来が違うのだ、一緒にしてもらっては困る。」
あっそ。
俺は人間のままで十分だ。いくら賢くて崇高だろうと、この巨体じゃ胸が揉めないじゃねぇか。

「それは酒か?」
匂いで分かったのか。
「あぁ。煙草を吸ったなら、休憩がてら酒を嗜むのも楽しみの一つだからな。飲むか?」
「酒は判断力を著しく低下させる。これから戦闘をするのだろう?」
あぁ、それな。何かどうでもよくなってきた。
「そう言えば、あんたって何を食って生きてんだ?」
つまみに持ってきた焼いた鶏肉を口に放り込んで、ふと思う。
「何も食わないが?」
生物ってのは、食わないと生きられないんじゃないか?
「そもそも他の生物と儂では身体の構造が根本的に違う。儂がこの身体を維持するための食事が必要だった場合、例えば石でも植物でも動物でも、一食どれほど食さねばならぬと考える?」
・・・
言われてみれば。生前に居た大型の動物ですら、餌に数十kgの量を食べると聞いた事がある。この黒龍がその巨体に見合った食事で維持しようと思うなら。
「例えば植物だったとして、この山だったら1カ月程度で丸裸になりそうだな・・・」
「その通りだ。まぁ、1カ月どころか1週間も持たんだろう。そもそも儂は呼吸さえ出来れば、空気中に含まれる微量な成分を体内で転換出来る。」
霞みを食う仙人かよ。
「つまり、空気が無けりゃ死ぬって事か。」
「賢しいな。だが、それはお前ら人間も、他の生物も同様であろう。」
まぁ、そうだが。
「じゃぁ、何も食わないのか?」
「愚問だな。貴様ら人間共は、同じものを食い続けるのか?」
・・・
「な、何をした!?」
俺はつまみ用に持ってきた焼いた鶏肉を黒龍の口に投げ入れた。
「味は分かるのか?」
「・・・当たり前だ。だが話しを聞いていただろう、食べる必要は無いと。」
「たまには違うものも取り入れたい、ともな。」
「これは人間の使う塩と胡椒だったか。儂は焼く事はあっても、調味料というものは無縁だからな。悪く無い味だ。」
良く知っている。

「ちなみに、毒とかは効くのか?」
ここまで来たら、聞いた方が早い。
「おそらく効かぬ。」
ま、本人が言うのだから間違いないだろう。
「おそらくとは?」
「人間が使うそれが、どのような効果なのか不明だからだ。おそらく身体に入り込んでも生命活動に必要なものに転換してしまうのだろう。」
あぁ、そりゃ駄目だ。もう俺の出番は無し。効果があるとすれば黒龍の周囲に真空状態を創り出す事だろうが、この世界でそれが出来るとも思えない。それだけの技術があれば、この世界じゃ頂点に立てそうだな。
「毒でも使おうと思ったのか?」
「殺されるくらいなら、試そうと思っているだけだ。」
ま、初めから予想は付いていた事だ。濃度を上げて強力にしようが、蚊ほどにも感じないかもしれん。
「お主からは、そこのワーウルフと違って戦う意思を感じんな。」
「俺は戦闘したいわけじゃねぇ、楽に愉快に生きたいだけなんだよ。」
「変わった人間だな。」
「俺はあんたも変り者だと思うがな。襲いに来た人間とこんな会話している時点で、そうとう酔狂だろう。」
「長年生きている儂にとって、瞬時の事でしかない。」
そうかい。

「ご主人・・・」
「なんだ?」
ずっと黙って聞いていたエリサが、不服そうな顔で話し掛けてくる。多分、闘うために来たのだからだろう。
「あたしは、自分の力を試したいぞ。」
それは黒龍も察していた事だな。
「戦闘になったら、殺すのか?」
俺は黒龍に聞いてみる。正直、闘わずに済むならそれがいいが、エリサに死なれると俺が困るからな。
「殺意には殺意だ。だが、そのワーウルフの娘は違うようだが?」
「あたしは、あたしの力がどれくらいなのか、試したいだけだ。」
「暇なら、遊んでやってくれないか?」
エリサはそれが目的で来ているんだ。俺は、何しに来たんだろうな。あわよくば毒が聞いたらいいなぁ程度だ。ギルドからの報酬もかなりの額だったから、得られたら良い程度にな。
「お主はそれでいいのか?」
「生かして帰してくれるんなら、一服しながら眺めるだけだな。別に闘いたくて来ているわけじゃないし。」
「ふむ・・・そのワーウルフもか?」
「俺には必要なんだ、出来れば生かして欲しいな。」
そんな会話をしている間に、エリサは狼化を始めている。黒龍が話しの分かる奴で良かったよ、これなら死なずに帰れそうだ。
「ご主人すまない、あたしは、本気でやりたいんだ・・・」
いつになく真面目な声で、エリサが言ってきた。勘弁してくれよ、何故そんな面倒なものだけ大事に持ってやがんだ。
「お前な、俺だけ残して勝手に居なくなんじゃねぇよ。」
「ご主人と居るのは楽しい。でも、それ以上にあたしの血は・・・」
うぜぇ。
「分かった、生きてたら金貨をやろう。」
「お金じゃ、誇りは戻って来ない。」
面倒くせぇ。
此処に来て本当に面倒だな、このクソ犬。

そう思った瞬間、エリサの狼化が解除されて元に戻った。
「あ、れ・・・、なんでだ?」
自分の身体を不思議そうに見るエリサ。だが何故そうなったかは、黒龍を見れば想像出来た。先程よりも開いた黄金の瞳孔が、突き刺さるようにエリサに向けられていた。
「闘うまでも無いってか?」
「そうだ。」
「どういう、事だ?」
「ワーウルフの強さは肉体にあるのではない。揺るがぬ精神と、頂点に立とうとする闘志が狼化を成し遂げる。肉体はその器でしかない。」
「分かってるよ!」
「仮初の狼化では儂と闘うに値せん。」
「・・・」
下手に戦闘を始めて返り討ちにするよりも、こっちの方が精神的には効くだろうな。それは絶望を味わわせるためなのか、こっちに気を遣ったのかは不明だが。
しかし納得いかねぇな。俺の作った薬が駄目みたいじゃねぇか。いや、そうなんだろう。
「再戦を要求する。」
「え・・・?」
俺が言った事に、エリサは疑問を漏らし、黒龍は目を細めた。
「茶番に付き合う気はそれほど無いぞ。」
「ワーウルフに関してはあんたの言う通りかもしれん。だが、肉体と狼化の膂力は切っても切り離せるもんじゃないとも思う。俺の薬が失敗作みたいで納得がいかないし、そのクソ犬の精神はある程度何とかしよう、だからもう一回クソ犬に機会をくれないか?」
今のエリサじゃ、今後に続かない気がしたんだろう。特に考えがあったわけじゃないが、そう口にしていた。

「ご主人・・・」
「お前の精神の貧弱さが招いたんだ。少しは成長してみせろ。」
泣きそうな顔をするエリサに呆れを含んで言ってやる。
「儂に付き合えと?」
「暇だろ?」
「貴様、自分の立場が理解出来ておらぬのか?この儂に何かを乞えるとでも?」
そう言われるとなぁ。
「勝手に来たのは悪いと思っているさ。それにこの話しも、話しついでに頼めないかという一方的な我儘だよ。」
都合の良い事を言っているのは分かっている。それで殺されても仕方が無い。とは思わないが、納得出来ねぇもんは出来ないからな。
・・・
エリサの事は言えないか、これじゃ。
「長い余生の一時、戯れ程度に相手をしてくれてもいいんじゃないか?」
「それを貴様に言われる謂れはない。」
分かってるよ。
「・・・」
黒龍はそれ以降、言葉を発する事も無くずっと俺を睨んでいた。睨み殺されるんじゃないかと、だんだん怖くなってきた。

「良いだろう。だが、儂はこの住処を気に入っている。出来れば別の場所がいい。」
我儘だな。
「狼化したそやつと、儂が動けば少なからず地形に変化が出る事も想像できるだろう。」
えぇ・・・
そんな激しい戦闘は望んでないんだがな。俺は俺の薬の効果が実証されればいいだけで。
しかし場所ねぇ。そんなものはいくらでも在りそうなんだが、問題はその辺で戦闘を始めて、その場所が誰かのものだった時だよな。見られて変に騒ぎを起こされても困るし。いや、騒ぎになるのが一番面倒だな。だって騒ぐのは人間だろ。
そうなれば、今度こそ討伐だのなんだの、絶対大事になるって・・・
となると、ディディに場所の提供でも頼んでみるか?それもなぁ、逆に付け込まれそうで嫌だな。それに、そんな広い場所をこっそり用意してくれるとも思えない。
「そのワーウルフの狼化は、お主がしておるのか?」
場所について考えていると、黒龍が口を開いた。自分から興味を示すとは珍しいな。
「あぁ。自分で出来ないって言うから、補助的なものだがな。」
「ふむ、面白い事を考えるものだ。そもそも人間とワーウルフが、その様な関係である事自体が珍しい。」
お!
そうだ。人間との関係性で思い出した。あそこならかなり広くて気にしなくてもいいんじゃないか。
「少し遠くても問題ないか?」
「儂に出向けと?」
「此処じゃないならいいんだろ?」
「分かった。暇つぶしに付き合ってやろう。」
良し、乗ってきやがった。

「一応確認なんだが、破壊衝動に駆られるとか、生物を虐殺したいとかは無いんだよな?」
自分からは仕掛けない様な事は言っていたが、念のため確認しておく。
「それは人間の勝手な妄想だ。自ら行う事は無い。」
その点から言えば、一方的な言い掛かりで攻撃されている可哀想なドラゴンって感じだな。
「ギルドに出ている討伐依頼、下げれるか聞いてみるよ。」
「何故お主がそれを行う。」
「ん?単に俺が納得いかねぇだけだよ。害意は無いのに、一方的なのがな。」
「やはり、変わった人間だな。」
「まぁな。」
普通とか言われたらクソ面白くねぇし。後は、あれだな・・・



それから、俺とエリサは山を降りた。決戦は10日後に決め、場所も伝えた。
「ご主人、ありがとな。」
未だに立ち直っていないエリサが、覇気のない声で言った。
「いつまで落ち込んでんだよ。次はちゃんとやるんだろ?」
「うん。そもそもあたしが自力で狼化出来ていれば問題なかったんだ。」
いや、むしろその方が好都合だ。
「それはワーウルフの中でも限られた存在だろう?」
「そうだけど。」
「俺はもう少し薬を改良する。お前は睨まれた程度で怯むその精神を何とかしろ。俺が思うに自力で狼化とか、そんなに関係無いと思うぞ。」
多分な。
精神論が関わっている時点で、自力で狼化出来たら解除されないとか都合の良い展開はないだろう。精神にしろ闘志にしろ、自分の中の意志でしかない。だったら、狼化を維持するのは精神でも、狼化するのは精神である必要はない。
「分かった。頑張ってみる。」
「薬での狼化は問題無い筈だ。後はお前の気の持ち様だろう。」
「うん。」
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

異世界薬剤師 ~緑の髪の子~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:85pt お気に入り:178

魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:582pt お気に入り:9,823

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:4,231pt お気に入り:3,822

迷宮都市の錬金薬師 覚醒スキル【製薬】で今度こそ幸せに暮らします!

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:156pt お気に入り:2,978

無能な癒し手と村で蔑まれ続けましたが、実は聖女クラスらしいです。

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:85pt お気に入り:7,089

天使志望の麻衣ちゃん

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:1

異世界バーテンダー。冒険者が副業で、バーテンダーが本業ですので、お間違いなく。

Gai
ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:6,632pt お気に入り:569

処理中です...