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第49話 独り立ち
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謁見の間を出た私達は、グラジオスを先頭にそのまま静かに歩いていた。
しかし、だんだん私とオーギュスト伯爵の歩く速度が上がり、しまいにはグラジオスを追い抜いてしまう。
「グラジオス、ちょっと」
「殿下、失礼」
どうやらオーギュスト伯爵と私の心は一致していたようだ。二人で示し合わせたかのようにグラジオスの腕を取ると、ずんずん進んでいく。目的地はもちろん、安心して話せるであろうグラジオスの私室だ。
「な、なんだ。雲母、オーギュスト卿」
「いいからっさっさと歩く」
「ど、どうしたんすか、姉御」
ハイネは事情だけなら聞いて知っているのだが、実際にアレを見ていないから何も思わないのだろう。
一度でも見ていたら、きっと私と同じ行動をとったはずである。
「ハイネは周りに怪しい奴が居ないか注意してて」
「うっす」
居ないとは思うけど念のためだ。
謁見の間に並んでいた貴族連中の中に、これから話すことをヴォルフラム四世王にチクってゴマをすろうなんて考えるゲスが居ないとも限らない。
そうやって私達はグラジオスを連行していった。
「外には誰も居ないっす」
周囲の様子を見て回って来たハイネがグラジオスの私室へと帰ってくる。
「了解」
私は頷くと、グラジオスの方へと向き直った。
グラジオスは、仁王立ちの私としかつめらしい顔をしてるオーギュスト伯爵に挟まれて、先ほどまでの勇ましい姿はどこへやらずいぶんと居心地悪そうに縮こまっていた。
「グラジオス」
「な、なんだ?」
「殿下……」
「だからなんだ?」
グラジオスは何故かはわからないが相当怯えている様だった。
しかし私は構わず、
「やるじゃ~ん!」
グラジオスの頭をガッチリヘッドロックすると、ちょっとだけ荒っぽく揺さぶる。
一方オーギュスト伯爵は、我慢に我慢を重ねて堪えていた泉を決壊させてしまう。
「殿下……誠に、誠にお強くなられた……! この日の成長を、このオーギュストは待ち望んでおりましたぞ……!」
オーギュスト伯爵は妻を早くに亡くし、子どももおらず、再婚もしなかったため、不憫なグラジオスを子どもか孫のように考えているのかもしれなかった。
「お、おい。これはなんだ? は、離せっ」
「やだー。せっかくグラジオスがあの変態ロリコンジジイに一矢報いたんだよ? 嬉しいじゃん。お祝いしなきゃ」
腕の中でジタバタともがくグラジオスを逃がさないよう、私は腕を巻き付けていく。とはいえ男の腕力にはかなわず、無理やり引きはがされてしまった。
ん~? 顔が赤いのはもしかして照れてるのかにゃ~? 私にくっつかれて恥ずかしかったのかにゃ~?
なんだか楽しくなってきた私は、笑いながらグラジオスに掴みかかる。
グラジオスは必死になって私の手を叩き落としたり掴んだりして迎撃したが、私はしつこく何度も絡んでいく。
「あ、姉御。なんかそんなにだったんすか? 全然想像つかないんすけど」
一人この場のテンションについていけていないハイネは、頬を掻きながらそう質問する。
「そ~そ~。私は二回しか見てないんだけど、もう異常なの。いじめとか虐待っていうか、グラジオスが死んじゃってもいいって思ってるんじゃないかってくらいなの」
「ハイネ卿。陛下の殿下に対する行為は、失礼ながら度が過ぎておられた。いや、おられるな。この部屋を見れば理解も出来よう。カシミール殿下の部屋とは比べ物にならん。下手をすれば使用人の部屋の方が豪華なくらいでな」
とはいえハイネは一般兵士と同じ部屋にぶち込まれ、同じように生活しろと言われて小さなころから世俗に染まりまくった経緯を持っているので、多少みすぼらしい部屋でも何の感慨も湧かないようだが。
「というか頭おかしいんじゃないの? 初対面の私にグラジオスの靴の裏に口づけしろとか平気で言うんだから」
「はぁ? 姉御にそんな事を!?」
「そうそう」
「命知らずっすね、陛下」
そっちかい! ハイネの中で私がどんな存在になってるのかちょっと聞いてみたくなったな……。
ふと、私は前回までと明らかに違う事に気付いてしまった。
「……そういえばグラジオス。さっきから私達があのクソジジイの悪口言ってるのに全然庇わないね。前は、あれはあれで考えて下さってるのだー、とか言ってたのに」
「む」
グラジオスは、以前として私の手を迎撃することを止めないままに、器用に肩をすくめながらすました顔で、
「まあ、俺も少しは成長出来たという事だ」
なんてすかしたことを言ってのけた。
単に、ようやく嫌われてる事を認められたってだけでしょうに。
このっ、生意気!
「ハイネ、このあんぽんたんを拘束して」
「うっす」
ハイネは舎弟らしく私の命令通に従って手をワキワキさせながらグラジオスに迫っていく。
……ナニコレ、ちょっと美味しい絵なんだけど。
あっ、ハイネって私の言う事聞くんだからもっと早くにこうしとけばよかった。
「こ、こらハイネ、近づくな。これは命令だぞ」
さすがにハイネにはかなわないと見たのか、グラジオスは椅子から立ち上がるとじりじりと後ずさりしていく。
それをハイネが、獲物を狙う猫の様な感じでゆっくりと追い詰めていった。
「うっす。すんませんグラジオス様。自分、姉御の舎弟なんで姉御の命令しか聞かねえっす」
ハイネがどこかで聞き覚えのある言葉を口にする。
あれだろうか。舎弟と舎姉は似るってことなんだろうか。
「オーギュスト卿! 感動していないで加勢してくれっ」
「申し訳ありません殿下。成長したと仰るのならばご自分で解決なさいませ」
薄情なオーギュスト伯爵は、そそくさとその場を離れると、巻き込まれない位置にまで移動してしまう。
それでグラジオスの未来は決まってしまった。
「とりあえず、くすぐり地獄の刑ね」
「なんだそれはっ! おい、ちょっ、待てっ! 近寄るな、ハイネっ! 雲母っ!」
それからしばらくの間、私達の洗礼を受けたグラジオスは生まれて初めてじゃないかってくらいに笑い転げたのだった。
しかし、だんだん私とオーギュスト伯爵の歩く速度が上がり、しまいにはグラジオスを追い抜いてしまう。
「グラジオス、ちょっと」
「殿下、失礼」
どうやらオーギュスト伯爵と私の心は一致していたようだ。二人で示し合わせたかのようにグラジオスの腕を取ると、ずんずん進んでいく。目的地はもちろん、安心して話せるであろうグラジオスの私室だ。
「な、なんだ。雲母、オーギュスト卿」
「いいからっさっさと歩く」
「ど、どうしたんすか、姉御」
ハイネは事情だけなら聞いて知っているのだが、実際にアレを見ていないから何も思わないのだろう。
一度でも見ていたら、きっと私と同じ行動をとったはずである。
「ハイネは周りに怪しい奴が居ないか注意してて」
「うっす」
居ないとは思うけど念のためだ。
謁見の間に並んでいた貴族連中の中に、これから話すことをヴォルフラム四世王にチクってゴマをすろうなんて考えるゲスが居ないとも限らない。
そうやって私達はグラジオスを連行していった。
「外には誰も居ないっす」
周囲の様子を見て回って来たハイネがグラジオスの私室へと帰ってくる。
「了解」
私は頷くと、グラジオスの方へと向き直った。
グラジオスは、仁王立ちの私としかつめらしい顔をしてるオーギュスト伯爵に挟まれて、先ほどまでの勇ましい姿はどこへやらずいぶんと居心地悪そうに縮こまっていた。
「グラジオス」
「な、なんだ?」
「殿下……」
「だからなんだ?」
グラジオスは何故かはわからないが相当怯えている様だった。
しかし私は構わず、
「やるじゃ~ん!」
グラジオスの頭をガッチリヘッドロックすると、ちょっとだけ荒っぽく揺さぶる。
一方オーギュスト伯爵は、我慢に我慢を重ねて堪えていた泉を決壊させてしまう。
「殿下……誠に、誠にお強くなられた……! この日の成長を、このオーギュストは待ち望んでおりましたぞ……!」
オーギュスト伯爵は妻を早くに亡くし、子どももおらず、再婚もしなかったため、不憫なグラジオスを子どもか孫のように考えているのかもしれなかった。
「お、おい。これはなんだ? は、離せっ」
「やだー。せっかくグラジオスがあの変態ロリコンジジイに一矢報いたんだよ? 嬉しいじゃん。お祝いしなきゃ」
腕の中でジタバタともがくグラジオスを逃がさないよう、私は腕を巻き付けていく。とはいえ男の腕力にはかなわず、無理やり引きはがされてしまった。
ん~? 顔が赤いのはもしかして照れてるのかにゃ~? 私にくっつかれて恥ずかしかったのかにゃ~?
なんだか楽しくなってきた私は、笑いながらグラジオスに掴みかかる。
グラジオスは必死になって私の手を叩き落としたり掴んだりして迎撃したが、私はしつこく何度も絡んでいく。
「あ、姉御。なんかそんなにだったんすか? 全然想像つかないんすけど」
一人この場のテンションについていけていないハイネは、頬を掻きながらそう質問する。
「そ~そ~。私は二回しか見てないんだけど、もう異常なの。いじめとか虐待っていうか、グラジオスが死んじゃってもいいって思ってるんじゃないかってくらいなの」
「ハイネ卿。陛下の殿下に対する行為は、失礼ながら度が過ぎておられた。いや、おられるな。この部屋を見れば理解も出来よう。カシミール殿下の部屋とは比べ物にならん。下手をすれば使用人の部屋の方が豪華なくらいでな」
とはいえハイネは一般兵士と同じ部屋にぶち込まれ、同じように生活しろと言われて小さなころから世俗に染まりまくった経緯を持っているので、多少みすぼらしい部屋でも何の感慨も湧かないようだが。
「というか頭おかしいんじゃないの? 初対面の私にグラジオスの靴の裏に口づけしろとか平気で言うんだから」
「はぁ? 姉御にそんな事を!?」
「そうそう」
「命知らずっすね、陛下」
そっちかい! ハイネの中で私がどんな存在になってるのかちょっと聞いてみたくなったな……。
ふと、私は前回までと明らかに違う事に気付いてしまった。
「……そういえばグラジオス。さっきから私達があのクソジジイの悪口言ってるのに全然庇わないね。前は、あれはあれで考えて下さってるのだー、とか言ってたのに」
「む」
グラジオスは、以前として私の手を迎撃することを止めないままに、器用に肩をすくめながらすました顔で、
「まあ、俺も少しは成長出来たという事だ」
なんてすかしたことを言ってのけた。
単に、ようやく嫌われてる事を認められたってだけでしょうに。
このっ、生意気!
「ハイネ、このあんぽんたんを拘束して」
「うっす」
ハイネは舎弟らしく私の命令通に従って手をワキワキさせながらグラジオスに迫っていく。
……ナニコレ、ちょっと美味しい絵なんだけど。
あっ、ハイネって私の言う事聞くんだからもっと早くにこうしとけばよかった。
「こ、こらハイネ、近づくな。これは命令だぞ」
さすがにハイネにはかなわないと見たのか、グラジオスは椅子から立ち上がるとじりじりと後ずさりしていく。
それをハイネが、獲物を狙う猫の様な感じでゆっくりと追い詰めていった。
「うっす。すんませんグラジオス様。自分、姉御の舎弟なんで姉御の命令しか聞かねえっす」
ハイネがどこかで聞き覚えのある言葉を口にする。
あれだろうか。舎弟と舎姉は似るってことなんだろうか。
「オーギュスト卿! 感動していないで加勢してくれっ」
「申し訳ありません殿下。成長したと仰るのならばご自分で解決なさいませ」
薄情なオーギュスト伯爵は、そそくさとその場を離れると、巻き込まれない位置にまで移動してしまう。
それでグラジオスの未来は決まってしまった。
「とりあえず、くすぐり地獄の刑ね」
「なんだそれはっ! おい、ちょっ、待てっ! 近寄るな、ハイネっ! 雲母っ!」
それからしばらくの間、私達の洗礼を受けたグラジオスは生まれて初めてじゃないかってくらいに笑い転げたのだった。
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