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第102話 変えられない未来
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アルザルド王国が温暖な気候と肥沃な土地を持ちながら、長い歴史を保っていられたのは地理的な恩恵が非常に大きい。
大陸から飛び出ているイタリア半島の様に細長い地形に加え、まるで蓋をするように山脈がそびえ立っているため攻めるに難く守りに易いのだ。
今回の戦争に置いても、従来通りいくつかの港を封鎖し、戦力のほとんどをモンターギュ砦、即ち山間の国境に振り分けている。
その上率いるのは長年国を守り続けたモンターギュ侯爵だ。
ちょっとやそっとで落ちる事はないだろう。
「特使が来たのか?」
グラジオスと私は王都でふんぞり返っていることなど出来ず、居城を砦に移していた。
もちろん、エマやハイネも一緒だ。
「は、はい。ですがその……」
グラジオスが先を歩く兵士を問い詰める。
兵士は歯切れが悪く、どう報告したものかと悩んでいる様だった。
「親書も何もないのがその理由って感じみたいね……」
うん、私はこんな事やりそうな人に覚えがある。
これから戦争を始めようって相手の砦に乗り込むなんていう大胆な事をやってしまえる人を。
「と、とにかく特使の方は応接間にいらっしゃいます」
「分かった」
私とグラジオスは歩くスピードを上げ、応接間へと向かった。
私達は勢いそのままに扉を開け……。
「やあ、遅かったね」
予想通り、そこにはルドルフさまが待っていた。
相変わらず穏やかな笑みを称え、優雅にソファを独占している。
背後には幾人かの護衛が立っているが、さしたる危機感は持っていない様に見えた。
「ルドルフ殿、でしたか」
グラジオスがルドルフさまの姿を認め、貯めていた息を吐き出す。
あまり驚いていないところを見ると、グラジオスも大体予想していたに違いない。
「ルドルフさまも壮健な様で何よりです」
私はにこやかな笑顔を浮かべながらカーテシーを行う。
正直、私は未だルドルフさまを憎み切れていない。こんな関係になっても歌好きの同志であるし、何より別れる際に見せたあの姿が泣き叫んでいる迷子の様で、むしろ同情すら覚えているのだ。
「キララもずいぶん元気になったみたいだね」
「はい、おかげさまで」
ただ現状害があるか否か、敵か味方かという話とは別だ。
軽く皮肉のジャブを打ち合った後、私とグラジオスはルドルフさまの対面に座る。
「そうそう、キララに返さなければならないものがあるんだ。私の馬車に忘れて行っただろう?」
「そういえばそうですね」
もともと急いで選んだ荷物だったので、そこまで大したものでもなかったし、何より今までが忙しかったので忘れていた。
「キララが私の下に来てくれるのならば返す必要はないんだけど?」
「いえ、今のところ公演以外で帝国に行く予定はありませんので。持ってきていただいて感謝します」
ルドルフさまは相変わらず表情を小動もさせずに背後の護衛に合図を送る。
護衛の兵士は指示に従い、私のランドセルと恐らく衣服をまとめた物であろう小さな包みを手に歩み寄って来た。
私はそれを受け取ると、足元に置く。
これで前哨戦は終了といったところか。
「それで、いかがなされました?」
グラジオスが白々しくも問いかける。
そう、一応帝国と王国は戦争などしていない。その姿勢を崩してはいけないのだ。
もし崩せば、連合王国自体が味方してくれるとはいえ、帝国の全軍が押し寄せてくる事になる。
そうなれば絶対に勝ち目などないだろう。
悔しいが、経済的にも戦力的にも双方の国における力の差は歴然なのだ。
帝国がくしゃみをするだけで王国は消し飛ばされてしまうだろう。
「いや、君の国が内戦で苦しくなるだろうから、その前にもう一度答えを聞きたくてね」
ルドルフさまが不敵に笑う。
先ほどもう答えを言ったようなものだが、もう一度きちんと言え、という事なのだろう。もしくは心変わりを期待しているのか。
もちろんそんな事はあり得ない。
私は他人を犠牲にしてでもこの愛を貫くと決めたのだから。
「その話はお断りしたと思います。私はグラジオスを……」
手を持ち上げて、隣に座るグラジオスの手と重ねる。
グラジオスは何も言わずとも指と指を絡ませ合ってくれ、固く私と手を握り合う。
それを見たルドルフさまの眉がピクリと動く。だが反応はそれだけで、笑顔を崩すようなことはなかった。
流石にこの程度では本心を出すことなどないのだろう。
「心から愛しています。私だけで帝国に行くことなどありえません」
逆に言えば、グラジオスと一緒ならば行ってもよいのだ。だがそれはルドルフさまの望みではない。
ルドルフさまは私だけが欲しいのだから。
「そうか、残念だよ。これで君たちを見る最後だと思うとね」
「そうですか? また帝国で公演させていただきたかったのですが」
「キララ一人であればいくらでも大歓迎だよ」
「それはお断りします」
私はグラジオスと離れられない。
言葉でどれだけ言われようとも無理なのだ。
身分の差があろうと、どんな反対があろうと、親友の恋敵が居ようとこの気持ちは止められない、止まらない。
私達は比翼の鳥だ。離れれば落ちて死ぬしかない。
そのぐらい私はグラジオスを求めていたし、グラジオスは私を求めてくれた。
「そうか……」
ルドルフさまは私の瞳からその決意を見て取ったのか表情を消す。
しかし瞬きするほどの時間で再び笑顔の仮面をつけ直していた。
「グラジオス殿は考え直したりなどしないのかな?」
私の説得は不可能と判断し、ルドルフさまはグラジオスに矛先を向けた。
「例え私が雲母に帝国に行くよう命じたとしても、雲母が聞くはずがないでしょう。大体そんな雲母であれば、ルドルフ殿はここまで執着しておられないのでは?」
「……そうだね」
……なんというか、それって私が我が儘いっぱいって言ってるような気がするんだけど。
私的に少し引っ掛かる言い方ではあったが、ルドルフさまも大いに納得しているようだった。
「さて、それじゃあ特使としての役目を果たそう。あの寄生虫からの伝言だよ。私の国を返せ、だそうだ」
やはりルドルフさまは今でもカシミールの事を名前すら口に出したくないほど嫌っているのだろう。かなり辛辣な言い方でカシミールの事を表現している。
そしてその内容もずいぶんすっきりしているが、その理由は……。
「ああ、何かごちゃごちゃと言っていたが、最後の言葉だけしか覚えていないんだ。でもこれで伝わるだろう?」
「そう……ですね」
グラジオスは頷くと、少し考えこむ。
「では、誰にも危害を加えないと約束し、一人で帰ってくるのならば王位は譲ろうとカシミールに伝えて貰えますか?」
それは為政者としてあるまじき言葉だろう。
グラジオスは簡単に王位を、即ち国民を捨てられると口にしてしまったのだから。
実際ルドルフさまはそれが信じられなかったのか、首を傾げていた。
「……君は抵抗している様だけど?」
「カシミールをよく知っているので。あいつは……私を信用していない。力で取り戻すことしかしないでしょう」
そう言って、グラジオスは寂しそうに笑った。
私としては、まだうじうじ言ってるのかと言いたいが、それがグラジオスなのだから仕方ない。そういうところも含めて好きになったのだ。
「確かにそうだね。一人でこの国に帰ってこられるような度胸などないだろうね」
万が一にも殺されることはないと理解していたとしても、たった一人で姿をさらすなど、カシミールには絶対不可能だろう。
その点、こうして堂々と姿を現しているルドルフさまはカシミールとは真逆と言える。
ルドルフさまは、殺されたら帝国がその後全力で潰しに来るという圧力を盾にしているものの、敵地のただ中で平然としているのだから。
「さて、それじゃあ私は務めを果たしたから帰るとしようかな」
最後の確認とばかりにルドルフさまはわざとらしく私へと目配せを送ってくるが、もちろん私はそれを笑顔でスルーしておく。
「案内は兵士にさせましょう」
私とグラジオスは一緒に立ち上がって見送りの準備をする。
そんな中、私はお別れの言葉を何にするか迷っていた。
ナターリエの事……は多分無理だろう。私が言ってもきっと届かない。
結局私に出来る事は、自分の意思を貫くだけなのだろう。
他者を傷つける事を覚悟して。
「お別れですね、ルドルフさま」
「……本当に考えは変わらないかい?」
「はい」
その後の言葉は飲みこむ。
どれだけ言葉を重ねたところで未来は変わらないのだから。
「……残念だよ」
ルドルフさまはそれだけ言い残すと護衛を連れて去っていった。
そして、戦争が始まった。
大陸から飛び出ているイタリア半島の様に細長い地形に加え、まるで蓋をするように山脈がそびえ立っているため攻めるに難く守りに易いのだ。
今回の戦争に置いても、従来通りいくつかの港を封鎖し、戦力のほとんどをモンターギュ砦、即ち山間の国境に振り分けている。
その上率いるのは長年国を守り続けたモンターギュ侯爵だ。
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予想通り、そこにはルドルフさまが待っていた。
相変わらず穏やかな笑みを称え、優雅にソファを独占している。
背後には幾人かの護衛が立っているが、さしたる危機感は持っていない様に見えた。
「ルドルフ殿、でしたか」
グラジオスがルドルフさまの姿を認め、貯めていた息を吐き出す。
あまり驚いていないところを見ると、グラジオスも大体予想していたに違いない。
「ルドルフさまも壮健な様で何よりです」
私はにこやかな笑顔を浮かべながらカーテシーを行う。
正直、私は未だルドルフさまを憎み切れていない。こんな関係になっても歌好きの同志であるし、何より別れる際に見せたあの姿が泣き叫んでいる迷子の様で、むしろ同情すら覚えているのだ。
「キララもずいぶん元気になったみたいだね」
「はい、おかげさまで」
ただ現状害があるか否か、敵か味方かという話とは別だ。
軽く皮肉のジャブを打ち合った後、私とグラジオスはルドルフさまの対面に座る。
「そうそう、キララに返さなければならないものがあるんだ。私の馬車に忘れて行っただろう?」
「そういえばそうですね」
もともと急いで選んだ荷物だったので、そこまで大したものでもなかったし、何より今までが忙しかったので忘れていた。
「キララが私の下に来てくれるのならば返す必要はないんだけど?」
「いえ、今のところ公演以外で帝国に行く予定はありませんので。持ってきていただいて感謝します」
ルドルフさまは相変わらず表情を小動もさせずに背後の護衛に合図を送る。
護衛の兵士は指示に従い、私のランドセルと恐らく衣服をまとめた物であろう小さな包みを手に歩み寄って来た。
私はそれを受け取ると、足元に置く。
これで前哨戦は終了といったところか。
「それで、いかがなされました?」
グラジオスが白々しくも問いかける。
そう、一応帝国と王国は戦争などしていない。その姿勢を崩してはいけないのだ。
もし崩せば、連合王国自体が味方してくれるとはいえ、帝国の全軍が押し寄せてくる事になる。
そうなれば絶対に勝ち目などないだろう。
悔しいが、経済的にも戦力的にも双方の国における力の差は歴然なのだ。
帝国がくしゃみをするだけで王国は消し飛ばされてしまうだろう。
「いや、君の国が内戦で苦しくなるだろうから、その前にもう一度答えを聞きたくてね」
ルドルフさまが不敵に笑う。
先ほどもう答えを言ったようなものだが、もう一度きちんと言え、という事なのだろう。もしくは心変わりを期待しているのか。
もちろんそんな事はあり得ない。
私は他人を犠牲にしてでもこの愛を貫くと決めたのだから。
「その話はお断りしたと思います。私はグラジオスを……」
手を持ち上げて、隣に座るグラジオスの手と重ねる。
グラジオスは何も言わずとも指と指を絡ませ合ってくれ、固く私と手を握り合う。
それを見たルドルフさまの眉がピクリと動く。だが反応はそれだけで、笑顔を崩すようなことはなかった。
流石にこの程度では本心を出すことなどないのだろう。
「心から愛しています。私だけで帝国に行くことなどありえません」
逆に言えば、グラジオスと一緒ならば行ってもよいのだ。だがそれはルドルフさまの望みではない。
ルドルフさまは私だけが欲しいのだから。
「そうか、残念だよ。これで君たちを見る最後だと思うとね」
「そうですか? また帝国で公演させていただきたかったのですが」
「キララ一人であればいくらでも大歓迎だよ」
「それはお断りします」
私はグラジオスと離れられない。
言葉でどれだけ言われようとも無理なのだ。
身分の差があろうと、どんな反対があろうと、親友の恋敵が居ようとこの気持ちは止められない、止まらない。
私達は比翼の鳥だ。離れれば落ちて死ぬしかない。
そのぐらい私はグラジオスを求めていたし、グラジオスは私を求めてくれた。
「そうか……」
ルドルフさまは私の瞳からその決意を見て取ったのか表情を消す。
しかし瞬きするほどの時間で再び笑顔の仮面をつけ直していた。
「グラジオス殿は考え直したりなどしないのかな?」
私の説得は不可能と判断し、ルドルフさまはグラジオスに矛先を向けた。
「例え私が雲母に帝国に行くよう命じたとしても、雲母が聞くはずがないでしょう。大体そんな雲母であれば、ルドルフ殿はここまで執着しておられないのでは?」
「……そうだね」
……なんというか、それって私が我が儘いっぱいって言ってるような気がするんだけど。
私的に少し引っ掛かる言い方ではあったが、ルドルフさまも大いに納得しているようだった。
「さて、それじゃあ特使としての役目を果たそう。あの寄生虫からの伝言だよ。私の国を返せ、だそうだ」
やはりルドルフさまは今でもカシミールの事を名前すら口に出したくないほど嫌っているのだろう。かなり辛辣な言い方でカシミールの事を表現している。
そしてその内容もずいぶんすっきりしているが、その理由は……。
「ああ、何かごちゃごちゃと言っていたが、最後の言葉だけしか覚えていないんだ。でもこれで伝わるだろう?」
「そう……ですね」
グラジオスは頷くと、少し考えこむ。
「では、誰にも危害を加えないと約束し、一人で帰ってくるのならば王位は譲ろうとカシミールに伝えて貰えますか?」
それは為政者としてあるまじき言葉だろう。
グラジオスは簡単に王位を、即ち国民を捨てられると口にしてしまったのだから。
実際ルドルフさまはそれが信じられなかったのか、首を傾げていた。
「……君は抵抗している様だけど?」
「カシミールをよく知っているので。あいつは……私を信用していない。力で取り戻すことしかしないでしょう」
そう言って、グラジオスは寂しそうに笑った。
私としては、まだうじうじ言ってるのかと言いたいが、それがグラジオスなのだから仕方ない。そういうところも含めて好きになったのだ。
「確かにそうだね。一人でこの国に帰ってこられるような度胸などないだろうね」
万が一にも殺されることはないと理解していたとしても、たった一人で姿をさらすなど、カシミールには絶対不可能だろう。
その点、こうして堂々と姿を現しているルドルフさまはカシミールとは真逆と言える。
ルドルフさまは、殺されたら帝国がその後全力で潰しに来るという圧力を盾にしているものの、敵地のただ中で平然としているのだから。
「さて、それじゃあ私は務めを果たしたから帰るとしようかな」
最後の確認とばかりにルドルフさまはわざとらしく私へと目配せを送ってくるが、もちろん私はそれを笑顔でスルーしておく。
「案内は兵士にさせましょう」
私とグラジオスは一緒に立ち上がって見送りの準備をする。
そんな中、私はお別れの言葉を何にするか迷っていた。
ナターリエの事……は多分無理だろう。私が言ってもきっと届かない。
結局私に出来る事は、自分の意思を貫くだけなのだろう。
他者を傷つける事を覚悟して。
「お別れですね、ルドルフさま」
「……本当に考えは変わらないかい?」
「はい」
その後の言葉は飲みこむ。
どれだけ言葉を重ねたところで未来は変わらないのだから。
「……残念だよ」
ルドルフさまはそれだけ言い残すと護衛を連れて去っていった。
そして、戦争が始まった。
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