7 / 13
ゲーセン
しおりを挟む
「ペンダントと指輪ありがとうございます」
結構な出費になったが喜んでくれたなら買った甲斐がある。好きな人にプレゼントを渡し喜んでくれることがこんなに嬉しいとはな。まぁひかるの好きな人は別にいるのは残念だが。
「次はどこ行くよ」
「テラスモール出て松戸に行きましょう」
松戸か、あそこはゲーセンがたくさんある。だがゲーセン以外だとあまりないような。何が目的だろう?
「ゲーセンでほしいものがあるんですよ」
ユーホーキャッチャーか。あまり得意ではないが、ひかるのために何がなんでも取ってやるか。
「俺が取るよ。アニメのグッツか?」
「フリードいうキャラなんだですけど、あとポッチャマのぬいぐるみがほしいんです」
「まかせろ俺がほしいものを取ってきてやる」
「ユーホーキャッチャー得意ななんですか?」
「得意じゃないが、ひかるのためなら取れる気がするんだ」
今の俺は計算して動ける。つまり角度からどうやったら取れるのかが分かるってことだ。これが愛のなせる技だ。
「それじゃお願いします。私もあまり得意じゃないからいっつもお金をたくさん使っちゃうんですよ」
分からなくもないな。俺もほしいものは取れるまでお金を使うし。まぁ大体しのぶのフィギュアだったりぬいぐるみなんだが。
「やる気があるうちに行くか」
俺達はテラスモールを出て、歩いて新松戸に向かう。
「そういえばひかるってフェアリーテイル好きなんだな。俺はあまり見たことないけど面白いのか?」
俺が見るアニメは深夜アニメだから夕方に吠えそうされてるアニメと傾向が違う。夕方にやるアニメは少年向きで、深夜は男向けのアニメが多い。だから同じようなストーリーも多いんだが、意外に飽きないんだよな。
アニメ化するほど面白いのが多い。特にハーレムは男の夢だ。主人公を見て憧れを抱く気持ちもある。
「面白いですよ。特にバトルしてるシーンが迫力的でね」
「へぇーそれは興味が湧いてくる。今度観てみるか」
「是非観てみてください!」
それから好きなアニメの話題で盛り上がりながら歩いているとあっという間に駅に着いた。俺達は電車に乗ると、俺の青春ラブコメについて話し始めた。
「へぇー俺の青春ラブコメは間違っているって主人公ぼっちから始まるんですね。珍しい始まり方ですね。しかもぼっちだから解決方法が自己犠牲の方法なんですね」
「そうなんだよ自己評価が低いし、みんなに自分が入っていないんだよな。だけど優しいから関係ないやつも助けちゃうんだよな。いじめに発展しそうな問題も中にはあるし」
ほんと八幡って理解する人がいたらモテモテだよな。あそこまで優しい人ってそうはいないし。腐った目を除けばイケメンだし高スペックなんだよな。
「ぼっちてたまに思考が高度な人っていますよね。一人で考えることが多いから」
「まぁその分コミ力が高くないがな」
まじてぼっちは八幡のいうとおり高度な思考を持った生き物だが。同時にさみしがり屋で誰よりも温もりを求めたりする。八幡が本物を求めていたように。
「俺の青春ラブコメは間違ってる興味湧いたか全巻本屋で買ってみますね」
大人買いだな。さすがトップアイドルだ。俺は月に一回しか大きな買い物はしない。それが今日だったんだが。来月は握手会のチケットの抽選があるから大きな買い物はするが。ねるとかの握手券をたくさん買う。もちろんひかるのも買うぞ。家族になっても握手はできないからな。あの手の温もりは握手会でしか味わえないからだ。
「着いたみたいだな。まずはぬいぐるを取るか」
俺達はゲーセンに向かうため改札を通り、階段を降りると、ゲーセンが見えたので中に入る。
俺達は目的のものを探していると、しのぶのぬいぐるみを見つけた。後で取るか。そう思いながらフェアリーテイルのフリードを見つけた。ぬいぐるみだがイケメンさが伝わる。
まずは様々な角度からフリードのぬいぐるみを見つめる。そして計算式はできた。
俺は100円を入れて、まずはアームで取り出し口にぬいぐるみを近づけることにする。
そしてこれに四百円を費やしたが、なんとか近づけることができた。後は押し技を使って取るだけだ。
俺はアームでぬいぐるみを押し取ることに成功した。取り出し口からぬいぐるみを取ってひかるに渡す。ひかるは目を輝かせて受け取った。
「すごい、私なら千円以上使っちゃいますのに」
俺も普段ならそのくらい使っていただろう。だが今はひかるかっこいいところを見せたいと思い集中力が上がって計算もできたから取れたのだ。
「まぁあれだひかるが見てるから取れたようなものだ」
それからポッチャマも三回で取ってついでにしのぶのぬいぐるみも取った。ポッチャマはひかるに抱かれたとき嬉しそうな顔をしたような気がした。きっとこのポッチャマは雄なのだろう。くそポッチャマめ羨ましすぎる。俺もその胸に抱かれたい。
そんなことを思っていながら取る分は取り終わったのでプリクラをチラッと見た。ひかると撮りたいが、もし週刊紙に撮られたらアイドルをやめざる終えないんじゃないかと思うと二の足を踏んでしまう。
「あ、プリクラですよ。一緒に撮りましょう」
「いいのか、まだ正式な兄妹じゃないからばれたらカップルがとか言われないか?」
「大丈夫だよ。週刊紙の活動範囲は東京ですからね」
それなら安心だ。俺とひかるはプリクラコーナーに入った。
結構な出費になったが喜んでくれたなら買った甲斐がある。好きな人にプレゼントを渡し喜んでくれることがこんなに嬉しいとはな。まぁひかるの好きな人は別にいるのは残念だが。
「次はどこ行くよ」
「テラスモール出て松戸に行きましょう」
松戸か、あそこはゲーセンがたくさんある。だがゲーセン以外だとあまりないような。何が目的だろう?
「ゲーセンでほしいものがあるんですよ」
ユーホーキャッチャーか。あまり得意ではないが、ひかるのために何がなんでも取ってやるか。
「俺が取るよ。アニメのグッツか?」
「フリードいうキャラなんだですけど、あとポッチャマのぬいぐるみがほしいんです」
「まかせろ俺がほしいものを取ってきてやる」
「ユーホーキャッチャー得意ななんですか?」
「得意じゃないが、ひかるのためなら取れる気がするんだ」
今の俺は計算して動ける。つまり角度からどうやったら取れるのかが分かるってことだ。これが愛のなせる技だ。
「それじゃお願いします。私もあまり得意じゃないからいっつもお金をたくさん使っちゃうんですよ」
分からなくもないな。俺もほしいものは取れるまでお金を使うし。まぁ大体しのぶのフィギュアだったりぬいぐるみなんだが。
「やる気があるうちに行くか」
俺達はテラスモールを出て、歩いて新松戸に向かう。
「そういえばひかるってフェアリーテイル好きなんだな。俺はあまり見たことないけど面白いのか?」
俺が見るアニメは深夜アニメだから夕方に吠えそうされてるアニメと傾向が違う。夕方にやるアニメは少年向きで、深夜は男向けのアニメが多い。だから同じようなストーリーも多いんだが、意外に飽きないんだよな。
アニメ化するほど面白いのが多い。特にハーレムは男の夢だ。主人公を見て憧れを抱く気持ちもある。
「面白いですよ。特にバトルしてるシーンが迫力的でね」
「へぇーそれは興味が湧いてくる。今度観てみるか」
「是非観てみてください!」
それから好きなアニメの話題で盛り上がりながら歩いているとあっという間に駅に着いた。俺達は電車に乗ると、俺の青春ラブコメについて話し始めた。
「へぇー俺の青春ラブコメは間違っているって主人公ぼっちから始まるんですね。珍しい始まり方ですね。しかもぼっちだから解決方法が自己犠牲の方法なんですね」
「そうなんだよ自己評価が低いし、みんなに自分が入っていないんだよな。だけど優しいから関係ないやつも助けちゃうんだよな。いじめに発展しそうな問題も中にはあるし」
ほんと八幡って理解する人がいたらモテモテだよな。あそこまで優しい人ってそうはいないし。腐った目を除けばイケメンだし高スペックなんだよな。
「ぼっちてたまに思考が高度な人っていますよね。一人で考えることが多いから」
「まぁその分コミ力が高くないがな」
まじてぼっちは八幡のいうとおり高度な思考を持った生き物だが。同時にさみしがり屋で誰よりも温もりを求めたりする。八幡が本物を求めていたように。
「俺の青春ラブコメは間違ってる興味湧いたか全巻本屋で買ってみますね」
大人買いだな。さすがトップアイドルだ。俺は月に一回しか大きな買い物はしない。それが今日だったんだが。来月は握手会のチケットの抽選があるから大きな買い物はするが。ねるとかの握手券をたくさん買う。もちろんひかるのも買うぞ。家族になっても握手はできないからな。あの手の温もりは握手会でしか味わえないからだ。
「着いたみたいだな。まずはぬいぐるを取るか」
俺達はゲーセンに向かうため改札を通り、階段を降りると、ゲーセンが見えたので中に入る。
俺達は目的のものを探していると、しのぶのぬいぐるみを見つけた。後で取るか。そう思いながらフェアリーテイルのフリードを見つけた。ぬいぐるみだがイケメンさが伝わる。
まずは様々な角度からフリードのぬいぐるみを見つめる。そして計算式はできた。
俺は100円を入れて、まずはアームで取り出し口にぬいぐるみを近づけることにする。
そしてこれに四百円を費やしたが、なんとか近づけることができた。後は押し技を使って取るだけだ。
俺はアームでぬいぐるみを押し取ることに成功した。取り出し口からぬいぐるみを取ってひかるに渡す。ひかるは目を輝かせて受け取った。
「すごい、私なら千円以上使っちゃいますのに」
俺も普段ならそのくらい使っていただろう。だが今はひかるかっこいいところを見せたいと思い集中力が上がって計算もできたから取れたのだ。
「まぁあれだひかるが見てるから取れたようなものだ」
それからポッチャマも三回で取ってついでにしのぶのぬいぐるみも取った。ポッチャマはひかるに抱かれたとき嬉しそうな顔をしたような気がした。きっとこのポッチャマは雄なのだろう。くそポッチャマめ羨ましすぎる。俺もその胸に抱かれたい。
そんなことを思っていながら取る分は取り終わったのでプリクラをチラッと見た。ひかると撮りたいが、もし週刊紙に撮られたらアイドルをやめざる終えないんじゃないかと思うと二の足を踏んでしまう。
「あ、プリクラですよ。一緒に撮りましょう」
「いいのか、まだ正式な兄妹じゃないからばれたらカップルがとか言われないか?」
「大丈夫だよ。週刊紙の活動範囲は東京ですからね」
それなら安心だ。俺とひかるはプリクラコーナーに入った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる