3 / 12
3浮気相手 キャサリン視点
しおりを挟む
「私は、キャサリンさんをイジメてなどいませんっ!!」
必死に声を荒げるメリー。でも・・・残念・・・
「メリーって最低」
「まだ認めないとか、醜いわね」
「妬んでいるのよ」
うん、いい感じ。私の味方の令嬢たちがちょうどいい大きさの声でざわつき始める。あの子とあの子とあの子、それとあの子。いいわよ、いいわよ、ちゃーんと、私が王子妃になったら、いいポスト、いい相手、あとはご褒美をあげるから。
王家に嫁ぐなら、こういった人脈を大事にしないとね、メリー。
勉強ができて、立ち振る舞いが良くて、顔が整っていても、愛嬌とお金がないと国は治められないの。なんか、王様に気に入られてみたいだけれど、結婚するのはエドワード様ご本人。ちょっと、甘えて、褒めて、そして、悪いところは目をつぶったら私になびいてくれたわ。
逆にあなたはひどいわね。エドワード様がぼやいていたわ。
自分の悪いところを重箱の隅をつつくように指摘して嫌な想いをしたって。
そのおかげで、私は彼に都合のいいことを言って、あなたを貶めたらどんどん私を好いてくれたわ。
(あ・り・が・と)
口パクであなたに伝えたのだけど伝わったかしら?
なんなら、投げキッスも加えようかしら・・・
「エドワード様、冷静におなりください。今仰ったことはキャサリンさんがおっしゃったのですか?」
「俺の判断に口答えするのか」
いけいけ、エドワード様。頑張れっ!!
「いいえ、口答えではありません、確認です。国外追放は王家の方であってもそう簡単に決定を下すのであれば、私にも確認する権利があると思いますが、いかがでしょうか」
本当にうっざ。
まぁ、浮浪者や商人であれば、国外追放も容易いけれど、仮にも伯爵家の娘。法律にうっさいあの子なら当然言うと思ったわ。
(けどね、策士策に溺れるっていうのよ)
「私たちも見ましたっ!! メリーがキャサリン様をイジメているところをっ」
「私もっ!!」
第一の策。私の子分のアンナとソフィーの証言。その証言で周りの目はどんどんメリーを厳しい目で見ているわ。
「ほら、みろっ」
私の用意した援軍でエドワード様が愉悦の顔でメリーを見下していらっしゃいます。あぁ、素敵。中身はあまりないですけれど、私がちゃーんと、画策してあげますから、ちゃーーーんと、私を可愛がってくださいませ、エドワード様。
私はエドワード様に買っていただいた首飾りの宝石を撫でる。この宝石も綺麗だけれど、飽きてきたし、少し小さいからもっと大きいものを結婚したら買ってもらいましょうか―――
必死に声を荒げるメリー。でも・・・残念・・・
「メリーって最低」
「まだ認めないとか、醜いわね」
「妬んでいるのよ」
うん、いい感じ。私の味方の令嬢たちがちょうどいい大きさの声でざわつき始める。あの子とあの子とあの子、それとあの子。いいわよ、いいわよ、ちゃーんと、私が王子妃になったら、いいポスト、いい相手、あとはご褒美をあげるから。
王家に嫁ぐなら、こういった人脈を大事にしないとね、メリー。
勉強ができて、立ち振る舞いが良くて、顔が整っていても、愛嬌とお金がないと国は治められないの。なんか、王様に気に入られてみたいだけれど、結婚するのはエドワード様ご本人。ちょっと、甘えて、褒めて、そして、悪いところは目をつぶったら私になびいてくれたわ。
逆にあなたはひどいわね。エドワード様がぼやいていたわ。
自分の悪いところを重箱の隅をつつくように指摘して嫌な想いをしたって。
そのおかげで、私は彼に都合のいいことを言って、あなたを貶めたらどんどん私を好いてくれたわ。
(あ・り・が・と)
口パクであなたに伝えたのだけど伝わったかしら?
なんなら、投げキッスも加えようかしら・・・
「エドワード様、冷静におなりください。今仰ったことはキャサリンさんがおっしゃったのですか?」
「俺の判断に口答えするのか」
いけいけ、エドワード様。頑張れっ!!
「いいえ、口答えではありません、確認です。国外追放は王家の方であってもそう簡単に決定を下すのであれば、私にも確認する権利があると思いますが、いかがでしょうか」
本当にうっざ。
まぁ、浮浪者や商人であれば、国外追放も容易いけれど、仮にも伯爵家の娘。法律にうっさいあの子なら当然言うと思ったわ。
(けどね、策士策に溺れるっていうのよ)
「私たちも見ましたっ!! メリーがキャサリン様をイジメているところをっ」
「私もっ!!」
第一の策。私の子分のアンナとソフィーの証言。その証言で周りの目はどんどんメリーを厳しい目で見ているわ。
「ほら、みろっ」
私の用意した援軍でエドワード様が愉悦の顔でメリーを見下していらっしゃいます。あぁ、素敵。中身はあまりないですけれど、私がちゃーんと、画策してあげますから、ちゃーーーんと、私を可愛がってくださいませ、エドワード様。
私はエドワード様に買っていただいた首飾りの宝石を撫でる。この宝石も綺麗だけれど、飽きてきたし、少し小さいからもっと大きいものを結婚したら買ってもらいましょうか―――
800
あなたにおすすめの小説
結婚十年目の夫から「結婚契約更新書」なるものが届いた。彼は「送り間違えた」というけれど、それはそれで問題なのでは?
ぽんた
恋愛
レミ・マカリスター侯爵夫人は、夫と政略結婚をして十年目。侯爵夫人として、義父母の介護や領地経営その他もろもろを完ぺきにこなしている。そんなある日、王都に住む夫から「結婚契約更新書」なるものが届いた。義弟を通じ、夫を追求するも夫は「送り間違えた。ほんとうは金を送れというメモを送りたかった」という。レミは、心から思った。「それはそれで問題なのでは?」、と。そして、彼女の夫にたいするざまぁがはじまる。
※ハッピーエンド確約。ざまぁあり。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
2番目の1番【完】
綾崎オトイ
恋愛
結婚して3年目。
騎士である彼は王女様の護衛騎士で、王女様のことを何よりも誰よりも大事にしていて支えていてお護りしている。
それこそが彼の誇りで彼の幸せで、だから、私は彼の1番にはなれない。
王女様には私は勝てない。
結婚3年目の夫に祝われない誕生日に起こった事件で限界がきてしまった彼女と、彼女の存在と献身が当たり前になってしまっていたバカ真面目で忠誠心の厚い騎士の不器用な想いの話。
※ざまぁ要素は皆無です。旦那様最低、と思われる方いるかもですがそのまま結ばれますので苦手な方はお戻りいただけると嬉しいです
自己満全開の作品で個人の趣味を詰め込んで殴り書きしているため、地雷多めです。苦手な方はそっとお戻りください。
批判・中傷等、作者の執筆意欲削られそうなものは遠慮なく削除させていただきます…
【完結】「婚約者は妹のことが好きなようです。妹に婚約者を譲ったら元婚約者と妹の様子がおかしいのですが」
まほりろ
恋愛
※小説家になろうにて日間総合ランキング6位まで上がった作品です!2022/07/10
私の婚約者のエドワード様は私のことを「アリーシア」と呼び、私の妹のクラウディアのことを「ディア」と愛称で呼ぶ。
エドワード様は当家を訪ねて来るたびに私には黄色い薔薇を十五本、妹のクラウディアにはピンクの薔薇を七本渡す。
エドワード様は薔薇の花言葉が色と本数によって違うことをご存知ないのかしら?
それにピンクはエドワード様の髪と瞳の色。自分の髪や瞳の色の花を異性に贈る意味をエドワード様が知らないはずがないわ。
エドワード様はクラウディアを愛しているのね。二人が愛し合っているなら私は身を引くわ。
そう思って私はエドワード様との婚約を解消した。
なのに婚約を解消したはずのエドワード様が先触れもなく当家を訪れ、私のことを「シア」と呼び迫ってきて……。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。
※表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
妹が私こそ当主にふさわしいと言うので、婚約者を譲って、これからは自由に生きようと思います。
雲丹はち
恋愛
「ねえ、お父さま。お姉さまより私の方が伯爵家を継ぐのにふさわしいと思うの」
妹シエラが突然、食卓の席でそんなことを言い出した。
今まで家のため、亡くなった母のためと思い耐えてきたけれど、それももう限界だ。
私、クローディア・バローは自分のために新しい人生を切り拓こうと思います。
実兄の嘘で悪女にされた気の毒な令嬢は、王子に捨てられました
恋せよ恋
恋愛
「お前が泣いて縋ったから、この婚約を結んでやったんだ」
婚約者である第一王子エイドリアンから放たれたのは、
身に覚えのない侮蔑の言葉だった。
10歳のあの日、彼が私に一目惚れして跪いたはずの婚約。
だが、兄ヘンリーは、隣国の魔性の王女フローレンスに毒され、
妹の私を「嘘つきの悪女」だと切り捨てた。
婚約者も、兄も、居場所も、すべてを奪われた私、ティファニー16歳。
学園中で嘲笑われ、絶望の淵に立たされた私の手を取ったのは、
フローレンス王女の影に隠れていた隣国の孤高な騎士チャールズだった。
「私は知っています。あなたが誰よりも気高く、美しいことを」
彼だけは、私の掌に刻まれた「真実の傷」を見てくれた。
捨てられた侯爵令嬢は、裏切った男たちをどん底へ叩き落とす!
痛快ラブ×復讐劇、ティファニーの逆襲が始まる!
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
買われた彼を解放しろと言うのなら返品します【完】
綾崎オトイ
恋愛
彼を解放してあげてください!お金で縛り付けるなんて最低です!
そう、いきなり目の前の少女に叫ばれたルーナ。
婚約者がこの婚約に不満を感じているのは知っていた。
ルーナにはお金はあるが、婚約者への愛は無い。
その名前だけで黄金と同価値と言われるほどのルーナの家との繋がりを切ってでも愛を選びたいと言うのなら、別に構わなかった。
彼をお金で買ったというのは、まあ事実と言えるだろう。だからルーナは買ってあげた婚約者を返品することにした。
※勢いだけでざまぁが書きたかっただけの話
ざまぁ要素薄め、恋愛要素も薄め
妹が公爵夫人になりたいようなので、譲ることにします。
夢草 蝶
恋愛
シスターナが帰宅すると、婚約者と妹のキスシーンに遭遇した。
どうやら、妹はシスターナが公爵夫人になることが気に入らないらしい。
すると、シスターナは快く妹に婚約者の座を譲ると言って──
本編とおまけの二話構成の予定です。
「お前との婚約はなかったことに」と言われたので、全財産持って逃げました
ほーみ
恋愛
その日、私は生まれて初めて「人間ってここまで自己中心的になれるんだ」と知った。
「レイナ・エルンスト。お前との婚約は、なかったことにしたい」
そう言ったのは、私の婚約者であり王太子であるエドワルド殿下だった。
「……は?」
まぬけな声が出た。無理もない。私は何の前触れもなく、突然、婚約を破棄されたのだから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる