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第六話
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マリウス様に騙されてから次の日には私は身柄を拘束され正式に国外追放となった。
聖女の座もすぐにルーネスに代わられた。
国から出ようと思った時偶然リン婆に遭遇する。
「リン婆、私、私…」
今にも泣きだしそうに俯いている私の顔をリン婆は両手で上げると
パン!!
平手打ちをかましてきた。
「この嘘つき!」
「リン婆…」
「新聞見たよ、あんたが治療を全部自分のために使ってきたことも知ってる」
「私はそんなことしていない…」
「私たちの足元を見てお金を巻き上げてきたんでしょ。わざと治療の手を抜いて長引かせたんでしょ!」
リン婆の顔は親の仇を見るような表情だった。
リン婆は貯金がなく生活もかなり苦しい状態だったが腰痛がひどくなりすぎて治療を余儀なくされていた。
生活状況の悪化とマリウスによるガセネタによりその怒りが私に向いたのだ。
治療は本気でやっていた。
治療費だって他の人よりも安く設定していた。
なのにこの仕打ち。
この状況を見ていた他の人たちもまるでごみを見るような目で見てくる。
聖女なんてくそくらえ!
怒るリン婆を尻目に私は馬車の停留所に向かい目的地に向かう馬車に乗る。
お客は私一人だった。
普段から客はあまり来ないのだろう、運転手に限っては
「お客さん、これ北に向かう馬車だけど乗る馬車間違ってない?」
と聞いてきた。
私は間違っていない告げてそのまま馬車で北に進む。
目的地は転職の神殿だ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ジーナが追放されてから民衆はジーナの悪口ばかり口々につぶやいた。
その話題は次第に次の聖女はどんな人物であるかという話に変わっていく。
数日もしないうちに新しい聖女が教会から発表された。
もちろんルーネスだった。
ルーネスは聖女の任命式のスピーチを行うことになり多くの民衆がそのスピーチを見に来ていた。
「初めまして敬愛なる皆さま、この度聖女として選ばれましたルーネスといいます。どうぞよろしくお願いします」
民衆の反応はイマイチだった。しかしルーネスから放たれる次の言葉が民衆の心を動かす。
「先代の聖女ジーナは偽物でした。彼女が出来ることは肩こり腰痛などを治す程度、これが本当の聖女といえるのでしょうか?答えは否です。聖女とは人知を超えた力を持つ者。どうぞこちらへ」
スピーチのステージには左腕がない男性が現れた。
「彼は不慮の事故で左腕をなくしてしまいました。しかしもう大丈夫。私が苦しみから救ってあげます」
ルーネスが男のない左腕に両手をかざすとそこが光り始め見事に腕が再生したのだ。
腕を取り戻した男性は涙し民衆も大騒ぎ。
「これだけではありません」
ルーネスは祈るようなポーズをとると彼女の周りに透明な四角形の箱が出来上がる。
「私はこの結界で皆様をお守りいたします。どうかこれか応援よろしくお願いします」
その言葉とともに上がる大歓声。
ルーネスは一瞬で民衆の心を得たのだ。
聖女の座もすぐにルーネスに代わられた。
国から出ようと思った時偶然リン婆に遭遇する。
「リン婆、私、私…」
今にも泣きだしそうに俯いている私の顔をリン婆は両手で上げると
パン!!
平手打ちをかましてきた。
「この嘘つき!」
「リン婆…」
「新聞見たよ、あんたが治療を全部自分のために使ってきたことも知ってる」
「私はそんなことしていない…」
「私たちの足元を見てお金を巻き上げてきたんでしょ。わざと治療の手を抜いて長引かせたんでしょ!」
リン婆の顔は親の仇を見るような表情だった。
リン婆は貯金がなく生活もかなり苦しい状態だったが腰痛がひどくなりすぎて治療を余儀なくされていた。
生活状況の悪化とマリウスによるガセネタによりその怒りが私に向いたのだ。
治療は本気でやっていた。
治療費だって他の人よりも安く設定していた。
なのにこの仕打ち。
この状況を見ていた他の人たちもまるでごみを見るような目で見てくる。
聖女なんてくそくらえ!
怒るリン婆を尻目に私は馬車の停留所に向かい目的地に向かう馬車に乗る。
お客は私一人だった。
普段から客はあまり来ないのだろう、運転手に限っては
「お客さん、これ北に向かう馬車だけど乗る馬車間違ってない?」
と聞いてきた。
私は間違っていない告げてそのまま馬車で北に進む。
目的地は転職の神殿だ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ジーナが追放されてから民衆はジーナの悪口ばかり口々につぶやいた。
その話題は次第に次の聖女はどんな人物であるかという話に変わっていく。
数日もしないうちに新しい聖女が教会から発表された。
もちろんルーネスだった。
ルーネスは聖女の任命式のスピーチを行うことになり多くの民衆がそのスピーチを見に来ていた。
「初めまして敬愛なる皆さま、この度聖女として選ばれましたルーネスといいます。どうぞよろしくお願いします」
民衆の反応はイマイチだった。しかしルーネスから放たれる次の言葉が民衆の心を動かす。
「先代の聖女ジーナは偽物でした。彼女が出来ることは肩こり腰痛などを治す程度、これが本当の聖女といえるのでしょうか?答えは否です。聖女とは人知を超えた力を持つ者。どうぞこちらへ」
スピーチのステージには左腕がない男性が現れた。
「彼は不慮の事故で左腕をなくしてしまいました。しかしもう大丈夫。私が苦しみから救ってあげます」
ルーネスが男のない左腕に両手をかざすとそこが光り始め見事に腕が再生したのだ。
腕を取り戻した男性は涙し民衆も大騒ぎ。
「これだけではありません」
ルーネスは祈るようなポーズをとると彼女の周りに透明な四角形の箱が出来上がる。
「私はこの結界で皆様をお守りいたします。どうかこれか応援よろしくお願いします」
その言葉とともに上がる大歓声。
ルーネスは一瞬で民衆の心を得たのだ。
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第二話マリウスのセリフ、なんことだとあるが、なんのことだの間違いではないですか。