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年越し

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「結人、どう? ここ気持ちイイ?」

「んっ、はぁ····もう、そこばっかり、やだぁ」

「ホントに嫌? ここ当てて抉ったらずっと噴けんね」

「ひあ゙ぁ゙ぁっ!!? やじゃない··けろ、もう出にゃいぃ····んあぁっ、そこらめぇ!!」

「まだまだ噴けんだろ。ほら、もうすぐカウントダウン始まるよ?」

「ふぇっ、それどころじゃ····いにゃぁ゙ぁ゙ぁっ!!」

「あ~結人、カウントダウンして。はい、10··9··」

「んぁっ······4····しゃん··2····いっ──あ゙ぁ゙ぁ!!!」

「んっ、あけおめ。んはっ、初結腸♡」

「やらっ、けっちょ、もっ、うあ゙ぁ゙ぁっ」

「啓吾、落ち着きなよ。やり過ぎ」

「結人めちゃくちゃ泣いてんじゃねぇか。さっさと終わって代われや」

「ジャンケン勝ったからってはしゃぎ過ぎだろ。結人、次は俺が甘やかしてやるからな」

「ふぇ····次、朔····朔、ちゅぅしよ?」

「いいぞ。口開けろ」

「んぁ····ふぅっ、んっ、ふぁ····」

「ゆいぴ、キスしたがんの可愛いなぁ。て言うかアレ、年越したのわかってないんだろうね」

「だろうな。シラフん時もしたがりゃいいのにな」

「だね。まだ照れちゃって言えないみたいだもんね。それもまた可愛いんだけどさ」

「つい察して俺らからやっちまうもんなぁ。今年はしてもらいてぇな」

「そだねぇ。ほっぺにはしてくれるようになったからさ、上手くタイミング合わせたらいいんじゃない?」

「それだとただの事故だろ。ちゃんと、結人から口にさせんだよ」 

「僕、えっちしてない時も、皆とちゅぅ、したいよ」

「へぇ。だったらシてよ。俺らさぁ、顔合わす度にシてぇんだけどっ」

「んにゃぁぁっ!! する! すぅからぁ!! もう奥抉りゃないれぇ!!」

「ふっ····楽しみだな。結人からキスしてくれんのか。明日起きたら、あけおめのキスしような」

「今するぅ」

「ふはっ、そうか。そんじゃ結人、あけましておめでとう」

「ん、おめれとぅ····んぅ····」

「結人、俺もさっきあけおめって言ったんだけど? 聞こえてなかっただろ」

「んっ、ごめ····啓吾、あけまひておめれとん゙ん゙ん゙っ!!!?」

「は~い、おめでと。おめでとうのぐぽぐぽな」

「イ゙ッ、あ゙ぁ゙っ····ぐぽぐぽ、気持ぢぃ゙····」

「ゆいぴ、大変そうなとこ悪いんだけどさ、俺もあけおめのちゅーシたい」

「りっくん、来て······。おめれと。んー····」

「なんだよその可愛いヤツ。莉久、はよ代われ」

「えへへ····やちぉ、おめれとぉ····ちゅー····」

「あ、おい! 寝んなよ!? 結人、ほら起きろ。今年もよろしくな」

「んぇ? うん、よろひくね。んー····んっ」

「場野、起こしてやんなよな。結人ぉ、もっかい噴かせて寝かせてやるからな~」

「ひあぁっ!! けぇご、らめっ! 止まんないぃ····ふぁぁっ、あぁっ、やぁぁっ······」



「コイツも年始早々大変だな。俺ら全員相手すんの、しんどくねぇんかな」

「前に、負担じゃねぇつってたぞ。なんで負担になると思ってんのかわかんねぇんだとよ」

「ゆいぴらしいねぇ。失神するほど抱き潰されてんだから、カラダしんどいだろうにね」

「俺らももうちょい加減しねぇとだな。けどなぁ~····、イジめてほしそうな結人見てっと加減できなくなんだよなぁ」

「「「わかる」」」

「····僕、イジめてほしそうにしてるの?」

「起きてたんか。カラダ、しんどくねぇか?」

「大丈夫だよ。んふふ····八千代、撫でるの優しすぎて擽ったいよ」

「はは、嬉しそうな顔しやがって。お前なぁ、常にイジめてほしそうにしてんぞ」

「えー? 自分がどんな顔してるかなんてわかんないよ。けど····皆に滅茶苦茶にされるの、嬉しいよ。愛されてるなぁって思うから」

「抱かれてねぇと、安心できねぇのか?」

「そいうわけじゃないよ、朔。えっとね、求められるのが嬉しいんだと思う」

「俺らずっと結人の事求めまくってんじゃん。そんじゃ、ずっと喜んでくれてんだ?」

「えへへ。そうだよ。今年もいっぱい求めてくれたら嬉しい··し、僕もいっぱい皆の事、その····欲しいって言うからね」

「へぇ、それが今年の豊富か。それじゃぁ、早速欲しがってもらうか」

「んだな。うっし、俺から挿れてやるからケツ向けろ」

「んあぁっ····八千代、待って····」

「ん? どした?」

「まだ、ちゃんと挨拶してない」

「さっきしただろ」

「違····えっとね、皆、今年もよろしくね」

「おー、色々ヨロシクしてやるからな」

「俺も俺も! 結人、ことよろな☆」

「えへへ。啓吾のウインク軽いけど、好きぃ」

「結人、俺もウインクくらいしてやるから、今年もよろしくな」

「んわぁ····。朔のウインク、破壊力が凄いよぉ」

「ゆいぴ、俺もヨロシクしてあげるからね。とりあえず、しゃぶって?」

「んっ、んぐっ····」

「ハァ······。よし、朝までヤるからな。覚悟しろよ」

「ひぇ······はぁい」
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