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ハッピーバレン··タイン····
しおりを挟む(······ん? 何か聞こえる····啓吾の部屋からだ)
「ぁにしてんだよ。探偵ごっこか?」
「ぴゃっ····八千ッ··しぃーっ!」
「あ? 啓吾と喧嘩でもしたんか。入りゃいいだろ」
「違、あの、今お取り込み中みたいで──わぁっ」
──ガチャ
「なに人の部屋の前で騒いでんの?」
「あ、啓吾····」
(わ··顔赤いや。すごいえっちだ····。ホントにシてたのかな····。おかず··? って、もしかして····)
「お取り込み··て、オナってただけかよ」
「ちょーっとぉ、覗かないでもらえますぅ?」
「野郎がシコってんの覗くか、バーカ。結人が覗いてたんだよ、なぁ?」
「のっ、覗いてないもん! なんか、その··えっちな声がね、聞こえたから····えっと、えっちな動画とか見てるのかなって····」
「あぁ、結人とのハメ撮りだけど?」
「はめ····鳥?」
(女の子の動画じゃないんだ····えへ。ん? 鳥見ながら····なの? て言うか鳥なんて見に行ったっけ··? はめ鳥なんて知らないんだけどな····)
「どんなの?」
「んぇ? 見たいの? なぁ、これ見せていいの?」
「本人が見てぇっつぅんだからいーんじゃねぇの」
「んー····そぉ? んじゃ、俺の部屋おいで♡ 場野もくる?」
「いい。お前の部屋目ぇイテェんだよ。後でヤリ部屋連れて来い」
「おっけー。つぅか目ぇ痛くねぇよ。なー、結人♡」
「う····ちょっとチカチカするかな。ヒョウ柄とか原色が多いんだもん」
「場野の真っ黒の部屋よか良くない?」
「あ? 落ち着いてて良いだろうが。ぁんだよ、朔の何もねぇ部屋よかマシだろ」
「なんだ、俺の部屋の悪口か?」
「あ、朔! 違うよ、悪口言ってたわけじゃないの」
「はは、分かってる。冗談だ。まぁ、誰の部屋も莉久に比べればまともだろ」
「「「····まぁ」」」
「なに? 呼んだ?」
「呼んでねぇわ。なんでこうワラワラ湧いてくんだよ」
「人を虫みたいに言うなよ。で、俺の部屋が何?」
「聞こえてんじゃん。いやさ、莉久の部屋に比べりゃ大概の部屋はマトモに見えんねってハナシ」
「は? 俺の部屋のドコが変なの?」
「全部だよ。僕、りっくんの部屋だけは入れないもん」
「え、なんで?」
「なんで?! ホントに分かんないの?」
「えぇ··うん。来ないなぁとは思ってたけど、結局いつも皆でするからヤリ部屋が都合いいだけだと思ってた····え、ホントに俺の部屋の何が変なの? めちゃくちゃ可愛いでしょ?」
「お前マジで頭ヤバかったんだな。そこまでとは思わなかったぞ」
「いやまぁ、相当ヤバいとは思ってたけどさ、マジか····。莉久、それはヤバいって」
「だからぁ! 何がダメなのさ!?」
「壁全面に結人の写真貼ってんだろ。ストーカーとかの域超えてんだよ。一緒に住んでんのにやる事じゃねぇだろうが」
「はぁぁぁ!!? ドコ見てもゆいぴが居るんだよ? ドコ見てもゆいぴと目合うし! 幸せ空間じゃん!」
「「キッモ····」」
「俺もアレはキモイと思うぞ。折角インテリアはセンス良いのに、アレじゃそもそも部屋に入れねぇだろ。中からの圧がすげぇ」
「よくあんな部屋で寝れるよね。って言ってもあんまり部屋で寝ないけどさ。僕もね、入らなきゃいいかなって思ってたけど、自覚がないのはちょっとヤバいと思うよ?」
「ゆいぴまで····。えっ、でも剥がさないからね!? 2人で寝たい時はゆいぴの部屋に行くからいいもん。なんなのさ、皆して····」
「なぁ莉久··、お前、もしかしてあの部屋でシコってんの?」
「ゆいぴに見せつけながらね。って、そういうの普通聞く?」
「普通は聞かねぇよ。お前の部屋が異常だから気になったの! つぅかマジか。いっくらなんでもキモすぎだって。あぁ、だったらもういっそ本人に見てもらえよ」
「····そっか。それいいね」
「え、待って、ヤダよ? 巻き込まないでよ」
「ヤリ部屋か俺の部屋、どっちがいい?」
「りっくんの部屋は入れない····」
「それじゃヤリ部屋だね。皆もする? 見せつけるの、結構イイよ」
「俺やる~! 開拓すんのスキ♡」
「俺はいい。明日出すレポートまとめてくる」
「アホくさ。俺もパスだわ。ビー····飲みもん買ってくるわ」
「お酒はダメだよ!」
「なんでそういうトコだけ察し良いんだよ。はぁ··、買わねーよ」
「ならいいよ。行ってらっしゃい」
(ちゅ)
「ん。あとで抱いてやっから、終わったら呼べよ。ちょっと間アホに付き合っとけな」
「····うん。頑張る」
「頑張るってなんだよぉ。頑張んのは俺と莉久だろ~。結人はただ見てたらいいからさ。ほら、俺が抱っこしてってやっからおいで♡」
「あ、狡い! 俺が抱っこする!」
「もう、自分歩けるよぅ····」
~~~
「ンッ··結人は一緒にシコんねぇの?」
「俺らの見ながらだったら、イけるかもよ?」
「や、やだ····も、ねぇ、えっち過ぎて見てらんないよぉ」
「ハ··ゆいぴ、顔隠さないで。いつもゆいぴを犯してるちんこが、どうやってイッてるのか··、ね、ちゃんと見てて♡」
「はぁ、ァ··やべ··マジで、見られんの結構イイかも」
「でしょ? 本人に見られんのマジでヤバい。写真とはやっぱ違うね。照れてんのか蔑んでんのか分かんないけど、その引き気味の目、はぁ··堪んない♡」
「ふぇ····りっくんキモチワルイ····」
「んぁ····ゆいぴ、もっと言って」
「んぇ? 何を?」
「俺の嫌なトコとか」
「えぇ····そんなのないよ。キモイワルイところも含めて好きだよ?」
「はぁっ、ありがとう♡ でも頑張って。俺の悪口とか言って? 嘘でもいいから」
「や··むりだよぉ····えっと、りっくんのばぁか。えっと、えーっと、あっ! 変態」
「うぁっ····やば、イッちゃった♡」
「お前罵られたい系? 実はMなの?」
「んなわけないだろ。涙目で一生懸命捻り出した悪口言わされてるゆいぴが可愛いの! 分っかんないかなー?」
「あ~····言わされてる感ってのはいいかも♡ 結人、俺がシコってんの実況して」
「····ん?」
「俺のちんこがどうなってるか実況して」
「そ、そんなの····ねぇ、もう許して? あっ、やっ、りっくんダメ、お尻今やだっ、あぁっ、お尻掴まないで、拡げないでぇっ」
「なんで?」
「····っ、やなのっ」
「言わなきゃ分かんないだけど」
「い、意地悪·····。りっくんと啓吾のお、オナニー見てたら、お尻、キュンキュンして····その、ちょっとだけイッちゃったから····お尻で····」
「ふ~ん。かぁわい♡」
「んあ゙っ····ぁ、ふ、ぅ····前立腺····イグ····」
「結人ぉ、早く実況してぇ」
「ほらゆいぴ、啓吾が待ってるよ。もっと近く行こうか」
「やっ、挿れたまま動かにゃっ、ひぁぁっ」
「あっは♡ 結人の息掛かってあっちぃ」
「ゆいぴ、ちゃんと実況しないと前立腺潰すよ」
「はぅ····け、啓吾のおちんち····ぐちゅぐちゅって、いっぱい擦ったら、先っちょお汁、出て··あぁっ♡ 僕も、出ちゃ····ん゙ん゙ん゙っ」
「結人、出そう····」
「へぁ····おちんちん、ビクビクしてぅ··あ、タマ、キュって··して··飲んでいい?」
「あー、やべ、出る、咥えて··ッ」
「おごっ··へぅ゙··ぁ゙、ぇ゙··ふ、んっ······ん、おいひ♡」
「なにそれぇっ! 俺も飲ませたら良かったぁ····」
「あっ、ふぅぅんっ··りっく··強ぃ····奥、入っちゃ····」
「入っちゃうんじゃなくて、挿れるんだよ」
「んっ、ぐぅっ····」
「結人、俺のもっかい咥えて。また喉奥挿れるよ」
「はぇ····ぅゔっ··ぇあ゙っ····」
「おい、終わったら呼べつったよな」
「わっ、びっくりした····。あ~、ごめーん。止まんなくてそのまま始まっちゃった」
「げほっげほっ、ごほっ··は··んっ」
「始まっちゃったじゃねぇだろ。結人、もうトロトロじゃねぇか」
「八千代、朔も····来て」
「ッハ····熱烈じゃねぇか。覚悟できてんだろうな」
「そんなに可愛いと、莉久と一緒に挿れちまうぞ」
「ん、いいよ。そにょ代わりね、誰か冷蔵庫からチョコ持ってきて? 今にゃられきしょうらから」
「おっけ。ちょっと待ってて、すぐ取ってくっから」
~~~
「ほい。で、何してくれんの」
「あー··」
「えw 俺が食わすの?」
「いいかゃ、口に入ぇて」
「へいへい」
「ん····啓吾、来て」
「あぁ、そういう事? んじゃ、いただきます♡」
「ん、ふ··ぁ、んん····──おいし?」
「結人ベロごと美味ぇ♡ ごちそーさま」
「ん♡ ちゅぎ!」
「酔っ払いかよ····。次俺、喉奥まで食ってやっからな」
「あ、はい! 結人に隠し味つって酒入れんの教えた」
「またお前かよ。イイ仕事すんじゃねぇか」
「あざーっす」
「あ、ゆいぴ今イッた♡ 喉奥想像したんだ~」
「ぇあ゙····ん゙、ぇ゙····はっ、ぁえ゙っ······はぁ、はぁ····」
「ん、うめぇ。今年はトリュフか。チョコだけは作んの上手くなってくんな」
「愛情なんじゃないか? 次は俺な」
「他のも、いっぱい愛情、込めてぅも··んっ」
「喋ってると喉詰めるぞ。口開けろ」
「··は、早く····んんっ、ふ··ぅ··ん····」
「本当だ。あんまり甘くねぇな。食いやすい」
「なんれ皆、口の中れチョコころころすぅの?」
「口移しだけじゃ寂しいんだよ。ゆいぴ、俺にもチョコ頂戴··っと、半回転させるよ」
「ひあっ、イッ··んんっ」
「ほーら、イッてないでチョコ頂戴?」
「ひぅ··りっくん、の··意地悪····ん、ぁ」
「ふ··ゆいぴ、美味しい♡ は··、美味し♡♡」
「ん、ふぅっ、奥、は····ぁ゙····」
「ったく、いちいち長ぇな。莉久、さっさと代われや」
「····もう、煩いなぁ。ゆいぴ、俺の上においで。よいしょっと」
「んぁっ····にゃに?」
「はい、待てないんだったら一緒に挿れちゃえばいいでしょ。ゆいぴ、自分でお尻広げて誘ってあげな?」
「んぇ····? 八千代、おっきぃおちんちん、りっくんのと一緒に挿ぇてぇ♡ ぎちぎちにゃの、気持ちぃんらぁ」
「ハッ、最っ高····」
「ひっ、んぎゅ····はっ、お尻··熱····」
「あれさぁ、この後俺らからもチョコあげんの分かってんのかな」
「あぁ、またチョコチンコするんだったか? いい加減普通に食わせてやればいいだろ」
「え~。んな事言ってぇ、結局さっくんもさせんだろ?」
「まぁな。後で普通のチョコもやれば問題ねぇだろ」
「それ。まぁ、口移しで··だけど♡」
「当然だな。今日は朝までコースだろうな」
「今日も、だろ?」
「あぁ、いつも通りだったな。よし、軽く一発出しとこうか。結人、喉奥犯してやる」
「んじゃ、俺耳犯そ~♡」
「お前ら鬼畜かよ」
「2本突っ込んでるお前に言われたかねぇな。結人、口開けろ」
「ひゃぃ♡」
「あっはは、ゆいぴと~ろとろ♡ 今年も、最高のバレンタインだね。ありがと♡」
(こちらこそだよ。ホントに、ハッピーバレン··タイン····だなぁ······)
「ちょ、結人寝るなよ!? さっくん、喉いって起こして」
「よし」
「んごっ!!? ぁ゙え゙ッ、んぶっ、あ゙、お゙ぇぇっ」
「ん、良かった、結人復活だな。朝まで楽しもうな」
「わー····言っといてなんだけど、さっくん鬼畜ぅ」
「落ちかけたヤツに食らわすイラマじゃねぇな。下手すっと死ぬぞ」
「あ~♡ 白目剥いてるゆいぴも可愛い♡」
(し、死なないうちにチョコ食べさせてもらえるかな····)
応援ありがとうございます!
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