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それでも可愛い結人(2周年記念

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 夏を目前に、まだ皆が少し忙しくしていた頃の小噺

🍒🍒🍒

「なー、誰か俺のピンクのパーカー知らねぇ?」

「昨日リビングここのソファに脱ぎっぱで置いてたヤツ? 知らなーい」

「知ってんじゃん」

「脱ぎっぱなのは知ってたけど、消えた真相は知らないつってんの! 誰かが洗濯に出してくれたんじゃないの?」

「無かったから探してんだよ。今日着ようと思ってたんだけどなー····」

「なぁ、あれはピンクとは言わないだろ。あの派手さはショッキングピンクって言うんじゃねぇか? そもそも1色じゃなかったよな····。あぁ、ちなみに俺も知らねぇぞ。どうせまた結人だろ」

「あれは落ち着いてるほうだからピンクでいいんですぅ~。えー、まーたかよ~。俺の他にも2枚くらい無いんだけど」

「あれ可愛いよね~♡ 俺のも2枚行方不明になってる」

「そう言えば、俺のシャツも何枚か無くなってたな。まぁ、明日着ていく分があればいいけど」

「そういう問題じゃねぇだろ、アホか。まず行方不明じゃねぇわ、結人んトコだろうが」

「もうアホでいいけどさ、ソファに収納あんの見つけた瞬間のゆいぴ見た? にぱぁって、にぱぁぁって! 宝物見つけた子供みたいなさ、純真無垢な笑顔でさ、見てないフリしたけど心臓ぶち抜かれたかと思った」

「その瞬間は見てねぇけど、俺はそこにコソコソ服隠してんの見たぞ。俺らが収納のこと知らねぇ思ってんだろ。でもアレ、罪悪感あるんだろうな。隠したあとショボンって顔して『ごめんね』って呟いてて犯しそうになった」

「あ? ンだよそれ。ぁんでアイツが謝んだよ、クソッ····」

「お前も朔も、最近忙しいつってヤリ部屋来んの2、3日に1回とかだったじゃん? 昨日は俺もバイトで帰んの遅かったし。やっぱ俺らが揃ってないとダメなんよな~」

「昨日、俺が抱き潰して寝かせたんだけど、朝方コソッと皆の服抱いてた。んで、服抱いたままベッドに戻ってきて寝ちゃって····ってかアレ絶対寝ボケてたんだと思うよ。相当寂しいんじゃない? って、あー··あん中にピンクのパーカーあったかも」

「マジか。結人まだ寝てるよな? 取れねぇじゃん」

「はぁ····くそ可愛いな。催促されてる資料まとめたら抱くか。シャツも回収しねぇとだしな」

「俺もコンビニ行ってから~··の前に、後でちょっとバイト先顔出だなきゃなんだわ」

「俺ァ今から抱く。インナー回収しねぇとだしな」

「お前、自分もやられてるくせによく強気で言えたな。っていつもの事か··。俺も後で行くから潰すなよ。2日抱いてないからな、潰してたらキレるぞ」

「知らねぇわ。んならさっさと来いや」

「ゆいぴ、毎日この調子で身体もってんのが凄いよねぇ」

「「「······だな」」」

「それよか最近さぁ、結人酷くねぇ? 、しょっちゅうされんだけど」

「あーうん、ちょっとねぇ····そろそろキツいかも。てか啓吾さぁ、部屋で着替えなよ。その脱いだヤツまたここに置いてく気だろ」

「ちゃんと部屋に持っていきますぅー」

「そう言っていつも置いてくんじゃん。あ、ほら、一旦そこに置くから忘れんだろ!」

「今日は忘れねぇようにすっからさ☆ んな事よかさ、結人のアレの話だろ」

「アレ、俺もこの間されたけど別に平気だったぞ。結人が寝たらそっと挿れて、そのまま寝たからな。寝ながら喘ぐ結人も可愛いよな」

「可愛いんは知ってっけどよ、お前も大概感覚イカれてんよな。つぅか誰だよ、最初にさせたヤツ」

「ごめん、俺。だってぇ、ゆいぴが『おちんちんしゃぶってたら眠くなってきたぁ』ってちんこに頬ずりしながら可愛く言うんだもん。ムリじゃない?」

「あれずりぃよなぁ。けどなぁ、確かに可愛いよ? かぁいいけどさ、俺らのちんこはおしゃぶりじゃねーのよ」

「ちんこ型おしゃぶり····ぶはっ····」

「さっくぅん、笑い事じゃないかんね? まぁ、チン毛に埋もれてヨダレ垂らして寝てんの、アレはさすがに笑ったけど。動けねぇし犯したくなるしでマジでキツい。で、誰が結人に言うよ?」

「嫌がってるお前らのうちの誰かが言えばいいだろ。俺は今のままでも構わねぇからな」

「んじゃ毎日朔のしゃぶって寝りゃいーだろ」

「だね。あんな可愛いの見せられたまま犯さないで寝れないよ」

「だよな。いっつも喉奥使いそうになんのめっちゃ我慢してんだよな~」

「あぁ、そろそろやらかしそうだわ。けど、アイツが満足そうに寝落ちしそうになってんのもクソ可愛いかんなぁ」

「お前ら、理性死んでんのか?」

「寝てるゆいぴにコソッと突っ込んでる朔に言われてもなんだけど」

「つかさっくんが1番理性死んでんじゃん。俺ら毎回挿れんのも喉使うのも我慢してっかんね?」

「あぁ、そうだな。わりぃ、俺の理性が最弱だったな。お前ら、アレされて挿れねぇとか、ちんこ死なねぇのか?」

「ねぇ、誰かさっくんにここまでの話もっかいしたげて? 俺もうめんどくさい」

「俺もだわ」

「えー、俺もやだよ。とりあえずさ、1回ゆいぴに話してみようよ」

「まぁ、変な癖が根付く前にやめさせんのが得策だろうな。で、誰が言うんだ?」

「「「うーん······」」」

「ね、ねぇ····僕がおちんちん抱いて寝るの、そんなに辛かったの? ごめんね····」

「ゆいぴ!? 起きたの? え、いつから聞いてたの!?」

「えっと、朔が『催促されてる資料まとめたら抱くか』って息荒くしてたとこ····」

「············めっちゃ前じゃん! んぇーっと? ってコトはちんこのくだりは全部聞いてたんだ」

「うん。すごい迷惑かけてたみたいでごめんね。あと、ヨダレ垂らしててごめんね。も、恥ずかし··お願いだから忘れてぇ····」

「ムリだよ、写真撮っちゃったもん。つか可愛いだけだかんね?」

「ヨダレ垂らしてちっ····毛に埋もれて寝てる間抜け面が可愛いわけないでしょ!?」

「それがな、結人だと可愛いんだ。不思議だよな」

「不思議すぎるよぉ······」

「ゆいぴ、この際だから言うね」

「ぅ? ····うん。なんでも言ってね。ちゃんとダメな所直すから」

「ちんちん抱いて寝てもいいけど、寝てても犯しちゃうからね」

「··んぇ··んっと······分かった! ちゃんと覚悟しろってことだよね」

「覚悟があっていいな。カッコイイぞ」

「「いや、そうじゃねぇだろ····」」

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