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出会いは暗殺
エピソード6 sideルイ
しおりを挟む俺の名前はルイ・マクガーデン
暗殺の依頼を受けているいわゆる暗殺者だ。
自慢ではないが裏の業界ではそこそこ有名で知らないやつはいないと思う。
今回受けた依頼は
シンシア帝国の姫君リーゼ・シンシアの暗殺だ。
噂によるとかなりの美人でスタイルもよく、そして性格も悪くないらしい。
国の男性や隣国の皇子まで
彼女を一目おいてるとか。
それ故に嫉妬した令嬢からの依頼であった。
まぁ、正直ターゲットについて深入りはするつもりもないが
この世界が醜いのがよくわかる。
そしてそんな仕事をしている俺も間違いではない。
真夜になり帝国に侵入する。
とりあえず高いところに登りターゲットの部屋を確認する。
すると都合がいいことに彼女はバルコニーにでていた。
少し様子を伺って部屋に戻ろうとしたところでナイフを彼女の首にあてた。
「ごめんね。あなたの暗殺依頼を受けた者です。悪いけどあなたにはここで死んでもらいます。」
そう言った俺に対して彼女は震えている様子もなかった。
不思議に思いながらも
ナイフに力を入れようとした時に彼女は振り向いてきた。
「……!」
振り向いた彼女は月明かりに照らされて
闇夜に光る白銀の髪にキラキラ光るサファイアの瞳、つい見惚れてしまった。
誰もが一目置くのもよくわかる。
だが彼女の方は諦めがついていたのか
向き直り瞳を閉じ殺されるのを待っているようにガラス越しで見えた。
それがまた凛としていて美しかった。
そしてついそのピンク色の柔らかそうな唇にキスをしてしまった。
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