6 / 16
なぞのうらないし
姫の秘密を知る女
しおりを挟む「あら…気が付いた?」
目を開ける少し前、その声で起きたと言っても差し支え無いくらいの正確な声かけで俺は目を覚ます。
「ようこそ、マリーの騎士様。」
ニッコリと柔らかな微笑みとともに彼女はわらった。
黒の長い髪の毛に白いネグリジェの様なワンピース。
色んな所にすけ模様の柄が施してある。
「…ここはどこですか。」
「えーと、アレス国の隣…エリュシオンよ。」
ここら一帯は、元々一つ国でそれぞれは最初は町だった。
全部で6つ
エリュシオン、
アレス、
バリレル、
カアーテル、
ナテリス、
マエーレハ。
その国の長、王の名前を取りそう命名した。
その後、長のいざござで国を分けることになった。
「私は、エリュシオン・アリース。アリスでいいわ。
カルデア・キリシュくん。」
それだけ言うと、お茶入れてくるわとどこかへ行ってしまった。
辺りを見渡すときの焦げ茶色の少し寂れた色で家具が統一されている。
本棚や、椅子、机。
どこか、廃墟のような廃れた感じはあるが所々のランチョンマットやカーテンの柄。
差し色の様に綺麗に見える。
自分の現状の服は、通路に通ったせいか余計に汚くなっている。
と言うか、まずあの人は…
エリュシオンの家の次期当主の筈だ。
国の次期当主会議にも姫とともに出ていたし
「よしっ…スコーンを用意したけど。食べれないかな?
パンのおかゆも作ったわ…
後、輸入品なんだけどお米とかもあるのよ!」
白くて綺麗な食器達、ピカピカに磨かれた銀食器。
と共に、色とりどりの料理が出てくる。
「生姜紅茶とかも用意したわ。
でも、お肉とかは食べちゃダメよ
高カロリーのものいきなり食べるとお腹がびっくりしちゃうわ。」
そんな注意をすると、俺のコップに紅茶を注ぐ。
「面倒見いいんですね。」
「まぁ、姉のお世話でいつも、結構大変なのよ。
だから、お姉ちゃんがあなたを連れてきた時はびっくりした。」
「え。アリスさんが、俺を連れてきたんじゃないんですか?」
お姉ちゃん…当主に姉がいるなら姉が当主になるべきでは…
思想を巡らせて考えるがまずエリュシオンに当主以外に娘がいた事も驚きだし。
「やぁ…うちの妹にお世話してもらったかい?」
そんなことを言いながら出てくる黒髪の女。
俺は、そいつ知っていた。
そいつは俺の天敵だ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました
星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎
王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝――
路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。
熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。
「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」
甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。
よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、
気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて――
しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!?
「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」
年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。
ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
離した手の温もり
橘 凛子
恋愛
3年前、未来を誓った君を置いて、私は夢を追いかけた。キャリアを優先した私に、君と会う資格なんてないのかもしれない。それでも、あの日の選択をずっと後悔している。そして今、私はあの場所へ帰ってきた。もう一度、君に会いたい。ただ、ごめんなさいと伝えたい。それだけでいい。それ以上の願いは、もう抱けないから。
妻が通う邸の中に
月山 歩
恋愛
最近妻の様子がおかしい。昼間一人で出掛けているようだ。二人に子供はできなかったけれども、妻と愛し合っていると思っている。僕は妻を誰にも奪われたくない。だから僕は、妻の向かう先を調べることににした。
殿下、そんなつもりではなかったんです!
橋本彩里(Ayari)
恋愛
常に金欠である侯爵家長女のリリエンに舞い込んできた仕事は、女性に興味を示さない第五皇子であるエルドレッドに興味を持たせること。
今まで送り込まれてきた女性もことごとく追い払ってきた難攻不落を相手にしたリリエンの秘策は思わぬ方向に転び……。
その気にさせた責任? そんなものは知りません!
イラストは友人絵師kouma.に描いてもらいました。
5話の短いお話です。
冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件
水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」
結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。
出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。
愛を期待されないのなら、失望させることもない。
契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。
ただ「役に立ちたい」という一心だった。
――その瞬間。
冷酷騎士の情緒が崩壊した。
「君は、自分の価値を分かっていない」
開始一分で愛さない宣言は撤回。
無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。
以後、
寝室は強制統合
常時抱っこ移動
一秒ごとに更新される溺愛
妻を傷つける者には容赦なし宣言
甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。
さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――?
自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。
溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる