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嵐が去った海は、嘘のように穏やかだった。
波は凪ぎ、鉛色の雲が切れて、鋭い日差しが海面を照らしている。光の中に浮かび上がったのは、白い岩礁と朽ちた鉄が融合した島だった。
環礁都市、アストロラビウム。
その昔、観測都市として栄えた場所は、今は珊瑚に侵食された廃墟になっている。外周はおよそ二キロメートルほど。ドーナツ状の環礁の内側に、崩れかけた塔やドーム状の建造物が林立していた。
ラスティ・タートル号は、環礁の切れ目から内海へ滑り込み、石造りの岸壁に接岸した。
「……着いたぞ。ここが……アストロラビウム、か」
操舵室から出てきたガルドが、甲板の手すりに寄りかかった。
「……すげぇな。まさか生きてここを拝めるとは」
ガルドは頭を覆っていたバンダナを取り外し、短く錆びた色をした赤茶髪をくしゃりと掻いた。
船乗りたちが『船食いの海域』『墓場』と恐れていた場所。そこに今、自分たちは立っている。
アリアは甲板に立ち、目の前の光景に息を呑んだ。
白い珊瑚が、錆びついた巨大な歯車を飲み込んでいる。崩れた壁から、複雑なパイプラインが血管のように露出しており、人工物と自然物が長い時間をかけて混じり合い、一つの巨大な化石になっていた。
「……静かだわ」
鳥の声もしない。波が岸壁を洗う音だけが、一定のリズムで響いている。
「追手の軍艦は? どうなったのかしら」
「あの渦に巻かれて座礁したか、諦めて引き返したか。どっちにしろ、この海域に入ってこれたのは俺たちだけだろう」
レンがアリアの隣に立った。水は透き通り、海底に沈んだ瓦礫まで見える。
「アリア、時間がない」
レンは懐中時計を取り出し、空を見上げた。
「今は潮止まりだが、すぐに満ち潮が来る。満潮になれば都市の基部は水没する。歩いて探索できるのは、長くても数時間だ」
「数時間……」
アリアは日誌を抱きしめ、頷いた。
「俺と野郎どもはここで船の修理だ」
ガルドがスパナを片手に、甲板を叩いた。背後では船員たちが工具を持って慌ただしく動き回っている。
「レン、お前が封印をぶっ壊したせいで、エンジンの出力に船体がついていけてねぇ。配管からの蒸気漏れも酷い」
ガルドは船壁を、愛おしそうに撫でた。
「帰りもあの海流を越えなきゃならねぇからな。バラバラにならねぇよう、総出でネジを巻き直しておく」
そう言ったガルドは、首から下げていた小さな金属製の笛を外し、レンに向かって放った。銀色の、装飾のないシンプルな笛。
「持って行け。犬笛だ」
「犬笛?」
レンが怪訝な顔で受け取ると、ガルドはニッと笑った。
「ただの犬笛じゃねぇ。俺が改良した、遭難信号を広範囲に出す代物だ」
ガルドは鼻を鳴らす。
「人間の耳には聞こえねぇ高周波が出る。この島くれぇの大きさなら、端から端まで音が届く。何かあって逃げ場がなくなったら、作動させろ。船のマストで音を拾って、すぐに駆けつけてやっからよ」
「……わかった」
レンはその笛をポケットにしまった。
「行くぞ、アリア」
「ええ。行ってきます」
「おう! 気ぃつけていきな!」
ガルドの声を背に、二人はタラップを降りると、白く乾いた珊瑚の大地へ足を踏み入れた。
☆
上陸したレンとアリアは、日誌を広げながら廃墟の中を進んでゆく。
足元は悪く、崩れた石材や珊瑚の隆起が道を阻む。だが、レンの歩みに迷いはなかった。彼は時折立ち止まり、北港貨物区で手に入れた特殊レンズを取り出して、太陽の位置と廃墟の配置、そして日誌の星図を照らし合わせる。
「……北東へ三十度。あそこの崩れた回廊を抜ける」
レンが指差す先には、瓦礫の山にしか見えない場所がある。だが、近づくと、確かに人が通れる隙間が続いていた。
「すごい……どうして道が分かるの?」
「この星図は縮尺地図だ」
レンは歩きながら、レンズ越しに周囲を観察し続けた。
「君の父上は、君が迷わないように、一点だけを指し示してる。計算通りに進めば、自ずと道は開ける」
そう言うと、日誌にあるひとつの穴を指示した。その穴は星ではなく地点を示しているとレンは言う。それこそが目指すポイント・ゼロ。アリアは、レンの背中を見つめた。
スチールグレイの髪が海風に揺れている。冷静に、論理的に、道を切り開いていく。
十年前、母はアリアを守るために命を落とした。その母が、アリアに託した父の形見。父は、アリアを導くためにこの日誌を残した。そして今、レンがその答え合わせのために、共に歩いてくれている。
「……レン」
「ん?」
「ありがとう。あなたがいなかったら、私きっと入り口で立ち尽くしていたわ」
「礼はまだ早い。……見えてきたぞ」
レンが足を止めた。二人が辿り着いたのは、島の中心部に位置する、巨大なドーム状の建造物だった。
他の建物が風化し、珊瑚に埋もれている中で、そこだけは不思議なほどに美しいままそこにある。白亜の壁は滑らか。ドームの屋根は半透明の水晶のような素材で覆われ、太陽の光を透過して、内部が淡く発光している。
「ここが……星図の中心……なの?」
声が震えるアリア。レンも少しの感情の揺れの籠った声で応える。
「あぁ……ここがポイント・ゼロ。この日誌が示す場所だ」
日誌の最後のページ。無数の穴が導いた終着点。
入り口に扉はなく、暗い空洞が口を開けている。二人は顔を見合わせ、頷き合うと、その闇の中へ足を踏み入れた。
内部は、外観から想像するよりも遥かに広かった。
高い天井から外光が差し込み、中央の空間を照らしている。空気は冷たく肌を這い、なぜか潮の匂いが無く、代わりに古い紙と鉄の匂いがした。
そして、中央。そこには光の真下に鎮座している、巨大な天球儀がある。
大人の背丈の三倍はありそうな高さ。純白の石と透明度の高い水晶、そして磨き上げられた真鍮の枠組みで構成されている。何層ものリングが音もなくゆっくりと回転しているにもかかわらず、動力源は見当たらない。だが、それは重力を無視して優雅に回っていた。
表面には無数の星々が宝石で象嵌され、光を受けるたびに、ドームの壁面に星空を投影した。
「……綺麗」
アリアが息を漏らす。
レンも巨大な球体を見上げた。
継ぎ目が見当たらない。金属の加工精度は現代の技術を遥かに凌駕している。回転軸の摩耗も、錆ひとつない。数十年、あるいはもっと長い時を、誰の手も借りずに動き続けている。
レンは無意識のうちに近づき、その台座に触れようとして、手が止まった。
「……これは機械じゃない」
レンが呟く。
「誰も手にしたこともない、特級の芸術品だ。機能のためだけに作られたものじゃない」
アリアもレンの隣に並び、天球儀を見上げた。
「ここなのね。父様が、私に見せたかったものは」
「間違いない。ここが君の父上が導いた場所」
レンが答えると同時に、天球儀の中心部が、カチリと小さな音を立てた。
回転するリングの隙間から、何かが漏れ出し始めている。
まばゆい、純白の光だった。
波は凪ぎ、鉛色の雲が切れて、鋭い日差しが海面を照らしている。光の中に浮かび上がったのは、白い岩礁と朽ちた鉄が融合した島だった。
環礁都市、アストロラビウム。
その昔、観測都市として栄えた場所は、今は珊瑚に侵食された廃墟になっている。外周はおよそ二キロメートルほど。ドーナツ状の環礁の内側に、崩れかけた塔やドーム状の建造物が林立していた。
ラスティ・タートル号は、環礁の切れ目から内海へ滑り込み、石造りの岸壁に接岸した。
「……着いたぞ。ここが……アストロラビウム、か」
操舵室から出てきたガルドが、甲板の手すりに寄りかかった。
「……すげぇな。まさか生きてここを拝めるとは」
ガルドは頭を覆っていたバンダナを取り外し、短く錆びた色をした赤茶髪をくしゃりと掻いた。
船乗りたちが『船食いの海域』『墓場』と恐れていた場所。そこに今、自分たちは立っている。
アリアは甲板に立ち、目の前の光景に息を呑んだ。
白い珊瑚が、錆びついた巨大な歯車を飲み込んでいる。崩れた壁から、複雑なパイプラインが血管のように露出しており、人工物と自然物が長い時間をかけて混じり合い、一つの巨大な化石になっていた。
「……静かだわ」
鳥の声もしない。波が岸壁を洗う音だけが、一定のリズムで響いている。
「追手の軍艦は? どうなったのかしら」
「あの渦に巻かれて座礁したか、諦めて引き返したか。どっちにしろ、この海域に入ってこれたのは俺たちだけだろう」
レンがアリアの隣に立った。水は透き通り、海底に沈んだ瓦礫まで見える。
「アリア、時間がない」
レンは懐中時計を取り出し、空を見上げた。
「今は潮止まりだが、すぐに満ち潮が来る。満潮になれば都市の基部は水没する。歩いて探索できるのは、長くても数時間だ」
「数時間……」
アリアは日誌を抱きしめ、頷いた。
「俺と野郎どもはここで船の修理だ」
ガルドがスパナを片手に、甲板を叩いた。背後では船員たちが工具を持って慌ただしく動き回っている。
「レン、お前が封印をぶっ壊したせいで、エンジンの出力に船体がついていけてねぇ。配管からの蒸気漏れも酷い」
ガルドは船壁を、愛おしそうに撫でた。
「帰りもあの海流を越えなきゃならねぇからな。バラバラにならねぇよう、総出でネジを巻き直しておく」
そう言ったガルドは、首から下げていた小さな金属製の笛を外し、レンに向かって放った。銀色の、装飾のないシンプルな笛。
「持って行け。犬笛だ」
「犬笛?」
レンが怪訝な顔で受け取ると、ガルドはニッと笑った。
「ただの犬笛じゃねぇ。俺が改良した、遭難信号を広範囲に出す代物だ」
ガルドは鼻を鳴らす。
「人間の耳には聞こえねぇ高周波が出る。この島くれぇの大きさなら、端から端まで音が届く。何かあって逃げ場がなくなったら、作動させろ。船のマストで音を拾って、すぐに駆けつけてやっからよ」
「……わかった」
レンはその笛をポケットにしまった。
「行くぞ、アリア」
「ええ。行ってきます」
「おう! 気ぃつけていきな!」
ガルドの声を背に、二人はタラップを降りると、白く乾いた珊瑚の大地へ足を踏み入れた。
☆
上陸したレンとアリアは、日誌を広げながら廃墟の中を進んでゆく。
足元は悪く、崩れた石材や珊瑚の隆起が道を阻む。だが、レンの歩みに迷いはなかった。彼は時折立ち止まり、北港貨物区で手に入れた特殊レンズを取り出して、太陽の位置と廃墟の配置、そして日誌の星図を照らし合わせる。
「……北東へ三十度。あそこの崩れた回廊を抜ける」
レンが指差す先には、瓦礫の山にしか見えない場所がある。だが、近づくと、確かに人が通れる隙間が続いていた。
「すごい……どうして道が分かるの?」
「この星図は縮尺地図だ」
レンは歩きながら、レンズ越しに周囲を観察し続けた。
「君の父上は、君が迷わないように、一点だけを指し示してる。計算通りに進めば、自ずと道は開ける」
そう言うと、日誌にあるひとつの穴を指示した。その穴は星ではなく地点を示しているとレンは言う。それこそが目指すポイント・ゼロ。アリアは、レンの背中を見つめた。
スチールグレイの髪が海風に揺れている。冷静に、論理的に、道を切り開いていく。
十年前、母はアリアを守るために命を落とした。その母が、アリアに託した父の形見。父は、アリアを導くためにこの日誌を残した。そして今、レンがその答え合わせのために、共に歩いてくれている。
「……レン」
「ん?」
「ありがとう。あなたがいなかったら、私きっと入り口で立ち尽くしていたわ」
「礼はまだ早い。……見えてきたぞ」
レンが足を止めた。二人が辿り着いたのは、島の中心部に位置する、巨大なドーム状の建造物だった。
他の建物が風化し、珊瑚に埋もれている中で、そこだけは不思議なほどに美しいままそこにある。白亜の壁は滑らか。ドームの屋根は半透明の水晶のような素材で覆われ、太陽の光を透過して、内部が淡く発光している。
「ここが……星図の中心……なの?」
声が震えるアリア。レンも少しの感情の揺れの籠った声で応える。
「あぁ……ここがポイント・ゼロ。この日誌が示す場所だ」
日誌の最後のページ。無数の穴が導いた終着点。
入り口に扉はなく、暗い空洞が口を開けている。二人は顔を見合わせ、頷き合うと、その闇の中へ足を踏み入れた。
内部は、外観から想像するよりも遥かに広かった。
高い天井から外光が差し込み、中央の空間を照らしている。空気は冷たく肌を這い、なぜか潮の匂いが無く、代わりに古い紙と鉄の匂いがした。
そして、中央。そこには光の真下に鎮座している、巨大な天球儀がある。
大人の背丈の三倍はありそうな高さ。純白の石と透明度の高い水晶、そして磨き上げられた真鍮の枠組みで構成されている。何層ものリングが音もなくゆっくりと回転しているにもかかわらず、動力源は見当たらない。だが、それは重力を無視して優雅に回っていた。
表面には無数の星々が宝石で象嵌され、光を受けるたびに、ドームの壁面に星空を投影した。
「……綺麗」
アリアが息を漏らす。
レンも巨大な球体を見上げた。
継ぎ目が見当たらない。金属の加工精度は現代の技術を遥かに凌駕している。回転軸の摩耗も、錆ひとつない。数十年、あるいはもっと長い時を、誰の手も借りずに動き続けている。
レンは無意識のうちに近づき、その台座に触れようとして、手が止まった。
「……これは機械じゃない」
レンが呟く。
「誰も手にしたこともない、特級の芸術品だ。機能のためだけに作られたものじゃない」
アリアもレンの隣に並び、天球儀を見上げた。
「ここなのね。父様が、私に見せたかったものは」
「間違いない。ここが君の父上が導いた場所」
レンが答えると同時に、天球儀の中心部が、カチリと小さな音を立てた。
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