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二章 ガチムチ占い師のお導き~お前が占い師なのかよっ!~
●前から後ろから
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「ぁ……ンっ……ぁぁ……」
上体を起こされたオレは、前をアグードに、後ろをクウガに挟まれて、各々に弄られていく。
アグードはオレに唇を重ねたり、耳や首筋を味わうように舐ってくる。舌の感触がねっとりしてゾクゾクしてくる。手はさっさと人のシャツを脱がせて、オレの胸を弄り回してくる。もう手慣れた調子でオレを悦ばせてくれる。
対してクウガはまだ戸惑いがあるようで、オレのうなじや背中に恐々と唇を落とすばかりだ。
クウガの顔はなるべく見たくないんだが……。
オレは首を捻り、クウガの目を見つめて誘う。
少し半開きの唇を突き出してやれば、引き寄せられるようにクウガが口づけてくる。
舌を絡めて欲情を煽ってからキスを切り上げると、クウガの目がより熱さを増していた。
転生前はこういうことは興味まったくありませんって感じだったのに、コイツも雄だったんだな……と思っていると、
「ルカ兄、俺にも……」
嫉妬を滲ませたルカが、オレの胸の突起をギュッとつねってきた。
「うぅン……ッ……せかすなよ、ほら……」
思わず高い声を漏らし、身じろいでしまう。
唇を開いて迎えようとすると、痺れを切らせたようにアグードはオレの唇を貪る。
さっきまでのクウガとのキスを消し去って、自分の痕跡だけを残したそうな深いキス。
アグードのキスは好きだ。めちゃくちゃにしたいっていうのが強く伝わってきて、オレの望みに応えてくれるっていう期待が膨らむ。
オレはアグードの首に腕を巻いて、その体に身を預けようと前のめりになる。
クウガに腰を突き出すような形になることも気にせず、アグードの舌に自分からも舌を絡めていると、
「……んンッ……んぅ……ッッ……ンンッ!」
不意にオレの尾てい骨に柔らかいものが触れたと思った途端、ペロリと舐められて全身が大きく跳ねてしまう。
新たに淫紋が刻まれた場所。触られると激しく感じるだけじゃなく、そこは愛液が湧き出てしまう所。
オレにとって弱い所だと知ってしまったクウガが、尾てい骨の淫紋に口づけ、舐る感触に全身が快感に壊されていく。
「そ、そこ、は、舐めちゃイヤだ……あ、ぁ……んぁ――」
「でも、濡らさないほうが辛くなるから」
「べ、べ、別の方法、あるだろぉ……ひゃン……っ……」
「分かった。それもやる」
言いながらクウガは尾てい骨から唇を離してくれる。
でも今度は後孔に唇を落として、愛液と唾液を絡めるように舐め始めた。指で尾てい骨の淫紋を弄ることはやめないまま。
まだ奥を貫かれなくても、首を振り乱さずにはいられなかった。
上体を起こされたオレは、前をアグードに、後ろをクウガに挟まれて、各々に弄られていく。
アグードはオレに唇を重ねたり、耳や首筋を味わうように舐ってくる。舌の感触がねっとりしてゾクゾクしてくる。手はさっさと人のシャツを脱がせて、オレの胸を弄り回してくる。もう手慣れた調子でオレを悦ばせてくれる。
対してクウガはまだ戸惑いがあるようで、オレのうなじや背中に恐々と唇を落とすばかりだ。
クウガの顔はなるべく見たくないんだが……。
オレは首を捻り、クウガの目を見つめて誘う。
少し半開きの唇を突き出してやれば、引き寄せられるようにクウガが口づけてくる。
舌を絡めて欲情を煽ってからキスを切り上げると、クウガの目がより熱さを増していた。
転生前はこういうことは興味まったくありませんって感じだったのに、コイツも雄だったんだな……と思っていると、
「ルカ兄、俺にも……」
嫉妬を滲ませたルカが、オレの胸の突起をギュッとつねってきた。
「うぅン……ッ……せかすなよ、ほら……」
思わず高い声を漏らし、身じろいでしまう。
唇を開いて迎えようとすると、痺れを切らせたようにアグードはオレの唇を貪る。
さっきまでのクウガとのキスを消し去って、自分の痕跡だけを残したそうな深いキス。
アグードのキスは好きだ。めちゃくちゃにしたいっていうのが強く伝わってきて、オレの望みに応えてくれるっていう期待が膨らむ。
オレはアグードの首に腕を巻いて、その体に身を預けようと前のめりになる。
クウガに腰を突き出すような形になることも気にせず、アグードの舌に自分からも舌を絡めていると、
「……んンッ……んぅ……ッッ……ンンッ!」
不意にオレの尾てい骨に柔らかいものが触れたと思った途端、ペロリと舐められて全身が大きく跳ねてしまう。
新たに淫紋が刻まれた場所。触られると激しく感じるだけじゃなく、そこは愛液が湧き出てしまう所。
オレにとって弱い所だと知ってしまったクウガが、尾てい骨の淫紋に口づけ、舐る感触に全身が快感に壊されていく。
「そ、そこ、は、舐めちゃイヤだ……あ、ぁ……んぁ――」
「でも、濡らさないほうが辛くなるから」
「べ、べ、別の方法、あるだろぉ……ひゃン……っ……」
「分かった。それもやる」
言いながらクウガは尾てい骨から唇を離してくれる。
でも今度は後孔に唇を落として、愛液と唾液を絡めるように舐め始めた。指で尾てい骨の淫紋を弄ることはやめないまま。
まだ奥を貫かれなくても、首を振り乱さずにはいられなかった。
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