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二章 ガチムチ占い師のお導き~お前が占い師なのかよっ!~
●まだ満たされない
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「あぁぁッ、んっ、ぁ、アッ、ぁぁ……ッ」
脚から力が抜けて崩れ落ちそうになり、オレはアグードにしがみつく。
突然乱れ出したオレに、アグードがたじろぐ。
でも一瞬だけ。オレの下腹部に手を伸ばしながら、耳元で熱く湿った声で囁く。
「俺でも乱れて……ルカ兄、こっちも悦んでくれるし……」
前よりも大きく広がってしまった下腹の淫紋と一緒に、オレの硬くなったものをアグードが撫でてくる。
淫紋は触られただけでヤバい。頭がトぶ。前と後ろで一緒にやられたら――。
「――……ッッッ!!!」
中が大きく弾ける。全身が痺れて、ガクガクと振るえてしまう。目の前もチカチカと激しく点滅して、アグードにしがみつくこともままならない。
もう力が入らなさ過ぎてぐったりとなるオレの後孔を、クウガの指が拡げてくる。
昼間に散々ヤりまくったせいなのか、淫紋のせいなのか、面白いほどにあっさりとクウガの指を呑み込んでしまう。そして指を動かすほどにクチクチと音が鳴り、淫らな液が内腿を伝っていく感触を覚える。
全身が脈打つ度に意識がトび、快楽の沼に引きずり込まれてしまう。
鼓動はバクバクと速くなるばかり。
一回の脈動で体中に甘い痺れが走って、意識が一瞬だけ途切れる。
でも気絶はできない。
すぐに意識が戻り、さらに快楽の深みにハマる準備をしてしまう。
しかもイきまくって頭がおかしなことになっているのに、まったく足りない。
むしろ気持ちよくなるほどに、もっと欲しくて仕方がなくなる。
理性も羞恥も粉々になって、欲情のままにオレは動いていた。
「……っ……も、ガマンできない……ッ……」
目の前のアグードを押し倒して、オレは太くそそり立ったものを頬張る。
見た目はグロテスクなのに、熱く脈打つ感触に愛しさすら込み上げてくる。
そして舐めながら後ろを見やると、腰を揺らしてクウガを誘う。
「くれよ、ホラ……あぁ……ッッ」
オレ同様に理性を失くしたのか、クウガが躊躇わずにオレの腰を掴み、はち切れそうな昂ぶりを後孔に捻じ込んだ。
愛液でぬかるみ、解れ切った後孔は嬉々としてクウガのものを呑み込んでいく。
口と後孔をみっちりと埋められて、今までになく満たされる。
ずっと欲しかったものが手に入ったような満足感。
――でも、足りない。
「んぐっ、ンッ、んむぅ……っ……は、ン……んンッッ――」
上と下で咥え込んでいない時よりも、イく時の快感が深い。
こんなの覚えたら、絶対に普通になんか戻れない。
どっちかが動くだけでイくし、頭やら背中やらを撫でられるだけでもイくし、淫紋触られたらもう底なしで快楽の深淵に沈んでしまう。
そして口の中のものが膨らみ、熱く弾けて苦みが広がる。
ほぼ同時に腹の奥でも熱が注がれて、やけに飢えてしまったオレを満たそうとしてくれた。
「は……ぁ、ぁぁ……」
ハァ、ハァ、と息を切らせ、オレはベッドにぐったりと横たえる。
多幸感と脱力感に包まれているけれど――やっぱり足りない。
「まだ……おわるなよ……早く――」
オレの力ない誘いにアグードもクウガも目を見張る。
でもやめようとは誰も言わなかった。
各々にオレに近づき、手を伸ばしてくる。
二人を誘うように淫紋は妖しい緋色の微光を放ち、ますますオレを淫らな生き物に変えた。
脚から力が抜けて崩れ落ちそうになり、オレはアグードにしがみつく。
突然乱れ出したオレに、アグードがたじろぐ。
でも一瞬だけ。オレの下腹部に手を伸ばしながら、耳元で熱く湿った声で囁く。
「俺でも乱れて……ルカ兄、こっちも悦んでくれるし……」
前よりも大きく広がってしまった下腹の淫紋と一緒に、オレの硬くなったものをアグードが撫でてくる。
淫紋は触られただけでヤバい。頭がトぶ。前と後ろで一緒にやられたら――。
「――……ッッッ!!!」
中が大きく弾ける。全身が痺れて、ガクガクと振るえてしまう。目の前もチカチカと激しく点滅して、アグードにしがみつくこともままならない。
もう力が入らなさ過ぎてぐったりとなるオレの後孔を、クウガの指が拡げてくる。
昼間に散々ヤりまくったせいなのか、淫紋のせいなのか、面白いほどにあっさりとクウガの指を呑み込んでしまう。そして指を動かすほどにクチクチと音が鳴り、淫らな液が内腿を伝っていく感触を覚える。
全身が脈打つ度に意識がトび、快楽の沼に引きずり込まれてしまう。
鼓動はバクバクと速くなるばかり。
一回の脈動で体中に甘い痺れが走って、意識が一瞬だけ途切れる。
でも気絶はできない。
すぐに意識が戻り、さらに快楽の深みにハマる準備をしてしまう。
しかもイきまくって頭がおかしなことになっているのに、まったく足りない。
むしろ気持ちよくなるほどに、もっと欲しくて仕方がなくなる。
理性も羞恥も粉々になって、欲情のままにオレは動いていた。
「……っ……も、ガマンできない……ッ……」
目の前のアグードを押し倒して、オレは太くそそり立ったものを頬張る。
見た目はグロテスクなのに、熱く脈打つ感触に愛しさすら込み上げてくる。
そして舐めながら後ろを見やると、腰を揺らしてクウガを誘う。
「くれよ、ホラ……あぁ……ッッ」
オレ同様に理性を失くしたのか、クウガが躊躇わずにオレの腰を掴み、はち切れそうな昂ぶりを後孔に捻じ込んだ。
愛液でぬかるみ、解れ切った後孔は嬉々としてクウガのものを呑み込んでいく。
口と後孔をみっちりと埋められて、今までになく満たされる。
ずっと欲しかったものが手に入ったような満足感。
――でも、足りない。
「んぐっ、ンッ、んむぅ……っ……は、ン……んンッッ――」
上と下で咥え込んでいない時よりも、イく時の快感が深い。
こんなの覚えたら、絶対に普通になんか戻れない。
どっちかが動くだけでイくし、頭やら背中やらを撫でられるだけでもイくし、淫紋触られたらもう底なしで快楽の深淵に沈んでしまう。
そして口の中のものが膨らみ、熱く弾けて苦みが広がる。
ほぼ同時に腹の奥でも熱が注がれて、やけに飢えてしまったオレを満たそうとしてくれた。
「は……ぁ、ぁぁ……」
ハァ、ハァ、と息を切らせ、オレはベッドにぐったりと横たえる。
多幸感と脱力感に包まれているけれど――やっぱり足りない。
「まだ……おわるなよ……早く――」
オレの力ない誘いにアグードもクウガも目を見張る。
でもやめようとは誰も言わなかった。
各々にオレに近づき、手を伸ばしてくる。
二人を誘うように淫紋は妖しい緋色の微光を放ち、ますますオレを淫らな生き物に変えた。
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