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春の章
第3話 裏切りの始まり
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「え?またベトナムに行くの!?」
夕食時に真理子らしくない大きな声が出た。
「仕方ないだろ、仕事なんだから。」
「そうだけど・・・。来月は横浜で泊まるんでしょ!?」
「そんなにかからないよ。今回は短期だから。」
「そ、そうなの?」
不思議とうれしさと残念な気持ちが入り混じった。
「来週?」
「そう。来週。今度はホーチミン支社だけどな。」
「そう・・・。」
「14日には帰ってこれるから。」
真理子は夫のいない3日間に何ができるだろうかと考えてみた。真理子を満たしてくれそうなものは、あるのだろうか。気持ちを悟られぬよう、真理子はいつもの良妻に戻った。
ー次の朝ー
リビングのソファでスマホをいじる真理子。夫は今頃飛行機に乗っているだろう。
(私・・・何やってるのかしら・・・。でもこれはただ見てるだけだし。)
(どれもダメね・・・。いい感じの人がいないわ・・・。)
(そうよねー、こんなところにデートだけしてくれる人なんて・・・)
(??)
こんなプロフィールが真理子の目に留まった
ともや 大学4年生 〇〇区 真剣な交際もしくは結婚前提
「うふふ」
思わず笑ってしまう。こんなところで結婚相手を探そうなんて、さすが大学生。
「どういうことなの?もう。」
でも彼の住んでいる区は真理子の住んでいる区の隣だ。もしそのプロフィールが正しければ、だが。男性のプロフィールを閲覧するのに飽きていた真理子は、この彼に悪戯メッセージを送ることにした。
<ともや君、こんなところで結婚相手を見つけないほうがいいですよ。それに、まずは就職してね。byまり>
「送信っと」
家事に戻った真理子はほどなく、メッセージのことを忘れてしまった。まさか返信が来るとは思っていなかったからだ。それに気が付いたのは、夫からの到着の連絡を待っていた時だった。今夜はどうしようかあれこれ考えていた時に見慣れないアイコンに通知の赤いマークがついているのを見つけた。まさかと思ったが、やはりマッチングアプリの通知だった。画面をタップしメニューをたどると、返信が開いた。
<はじめまして。優しいアドバイスありがとうございます。僕は結婚願望が強くて、あんなこと書いちゃいました。ちなみに就職は決まっています。>
真理子を驚かせたのは添付された彼の写真だった。たくましい胸板にさわやかな顔立ちの好青年だ。髪の色が少し明る過ぎなのが気になったが、真理子のタイプであることには変わりなかった。
真理子はためらった。ここでやめないと、ハマってしまうかもしれない。いや、この写真が本当にメッセージの送り主とは限らない・・・。真理子は葛藤した。ほんの僅かなご縁で私はこの彼とつながっている・・・。そう思うと、真理子の中で何かがはじけた。
彼の写真をフルスクリーンでスマホに写し、真理子は足を広げた。スマホの中の彼は真理子のスカートの中を見ている。
「あん」
「見て。もっと見て。私の恥ずかしいところ・・・。」
真理子はさらに足を広げると、スカートが完全にたくし上げられた。そこには水色のフルバックのパンティが。もうシミができている。
「ここ・・・。ここを擦るのぉ」
クロッチの表から指でクリから膣口までを往復する。
「き・・・、気持ちいぃ・・・」
(あぁ、私、男子大学生に見られてる!オナニー見られてる!あぁ!もうこんなに濡れて・・・。)
羞恥心が真理子の劣情に油を注いだ。パンティを脱ぐと右足に引っ掛け、潤った膣に指を沈めた。
「うぅぅぅぅ」
(あああ、とまんない!ゆびがとまんない!ともや君にお、オナニーみられてるぅぅぅ)
出し入れが早くなってゆく真理子の美しい指。真理子は脳で感じるとき、潮を吹き気味になる。ふとスマホに目を向けると、ともや君がこちらを見ている。
「いやぁぁぁぁぁぁ」
指の出し入れが激しくなる。潮が飛び散る!
「イクイク!いっちゃう!あ、ああぁぁぁぁぁぁっ!」
絶頂に達した真理子はそのまま眠ってしまった。画面の中のともやは、そんな真理子をずっと見つめていた。
夕食時に真理子らしくない大きな声が出た。
「仕方ないだろ、仕事なんだから。」
「そうだけど・・・。来月は横浜で泊まるんでしょ!?」
「そんなにかからないよ。今回は短期だから。」
「そ、そうなの?」
不思議とうれしさと残念な気持ちが入り混じった。
「来週?」
「そう。来週。今度はホーチミン支社だけどな。」
「そう・・・。」
「14日には帰ってこれるから。」
真理子は夫のいない3日間に何ができるだろうかと考えてみた。真理子を満たしてくれそうなものは、あるのだろうか。気持ちを悟られぬよう、真理子はいつもの良妻に戻った。
ー次の朝ー
リビングのソファでスマホをいじる真理子。夫は今頃飛行機に乗っているだろう。
(私・・・何やってるのかしら・・・。でもこれはただ見てるだけだし。)
(どれもダメね・・・。いい感じの人がいないわ・・・。)
(そうよねー、こんなところにデートだけしてくれる人なんて・・・)
(??)
こんなプロフィールが真理子の目に留まった
ともや 大学4年生 〇〇区 真剣な交際もしくは結婚前提
「うふふ」
思わず笑ってしまう。こんなところで結婚相手を探そうなんて、さすが大学生。
「どういうことなの?もう。」
でも彼の住んでいる区は真理子の住んでいる区の隣だ。もしそのプロフィールが正しければ、だが。男性のプロフィールを閲覧するのに飽きていた真理子は、この彼に悪戯メッセージを送ることにした。
<ともや君、こんなところで結婚相手を見つけないほうがいいですよ。それに、まずは就職してね。byまり>
「送信っと」
家事に戻った真理子はほどなく、メッセージのことを忘れてしまった。まさか返信が来るとは思っていなかったからだ。それに気が付いたのは、夫からの到着の連絡を待っていた時だった。今夜はどうしようかあれこれ考えていた時に見慣れないアイコンに通知の赤いマークがついているのを見つけた。まさかと思ったが、やはりマッチングアプリの通知だった。画面をタップしメニューをたどると、返信が開いた。
<はじめまして。優しいアドバイスありがとうございます。僕は結婚願望が強くて、あんなこと書いちゃいました。ちなみに就職は決まっています。>
真理子を驚かせたのは添付された彼の写真だった。たくましい胸板にさわやかな顔立ちの好青年だ。髪の色が少し明る過ぎなのが気になったが、真理子のタイプであることには変わりなかった。
真理子はためらった。ここでやめないと、ハマってしまうかもしれない。いや、この写真が本当にメッセージの送り主とは限らない・・・。真理子は葛藤した。ほんの僅かなご縁で私はこの彼とつながっている・・・。そう思うと、真理子の中で何かがはじけた。
彼の写真をフルスクリーンでスマホに写し、真理子は足を広げた。スマホの中の彼は真理子のスカートの中を見ている。
「あん」
「見て。もっと見て。私の恥ずかしいところ・・・。」
真理子はさらに足を広げると、スカートが完全にたくし上げられた。そこには水色のフルバックのパンティが。もうシミができている。
「ここ・・・。ここを擦るのぉ」
クロッチの表から指でクリから膣口までを往復する。
「き・・・、気持ちいぃ・・・」
(あぁ、私、男子大学生に見られてる!オナニー見られてる!あぁ!もうこんなに濡れて・・・。)
羞恥心が真理子の劣情に油を注いだ。パンティを脱ぐと右足に引っ掛け、潤った膣に指を沈めた。
「うぅぅぅぅ」
(あああ、とまんない!ゆびがとまんない!ともや君にお、オナニーみられてるぅぅぅ)
出し入れが早くなってゆく真理子の美しい指。真理子は脳で感じるとき、潮を吹き気味になる。ふとスマホに目を向けると、ともや君がこちらを見ている。
「いやぁぁぁぁぁぁ」
指の出し入れが激しくなる。潮が飛び散る!
「イクイク!いっちゃう!あ、ああぁぁぁぁぁぁっ!」
絶頂に達した真理子はそのまま眠ってしまった。画面の中のともやは、そんな真理子をずっと見つめていた。
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