カジュアルセックスチェンジ

天国

十九も離れた若者に、四十二の自分がいとも簡単にイカされ、それも一回のセックスで七回…
美沙は腰が抜けたようになった。

しかし、美沙とて、年長者の意地があるとばかりに、愛液まみれで精液が滲み出る翔のペニスを咥え込み、自らの唾液できれいに舐め切った。

そこからフェラを始めた美沙は、意地でもイカせたいと必死に頑張ったが、射精直後のペニスは、いくら若い翔といえど、回復までは時間がかかってしまい、イカせるどころか、勃起させることも不可能だった。

逆に、インターバルを置いて復活した翔は、フェラの継続を許さず、また、美沙の秘所にその大きなペニスを挿入。

今度は七回連続イキを達成。

美沙は、その日二十回も昇天し、完全に自我が崩壊。

ただのメス豚に成り下がってしまった。

もはや翔無しでは生きられない
そういう体に、一日にして調教されてしまったのだった。




美沙は翔との情事について、自分の心境も含めて詳しく美智香に語った。


「美沙、それで…
その後も？」


「うん。
彼から会いたいって言ってくれるし、私からも言う時もあって…
その度に…」


「美沙はどう思ってるの？
萩原君の事を」


「もう、死ぬほど好きよ！
考えただけで頭がおかしくなるほど…

ねえ、美智香
私どうしたらいい？

毎日胸が苦しくて苦しくて」


「それは旦那さんへの罪悪感から？」


「そんなのこれっぽっちもないわ

この十数年、指一本触れてもこないし、会話はメシ、風呂、寝る
それに、前に浮気された事があったけど、子供がまだ小さかったし、その時は許したわ、仕方なくね。

だから罪悪感なんて旦那には全くない。
息子にはあるけど…」


「で、どうしたいの？」


「出来ることなら、この関係を続けたい。」


「彼は？」


「彼もそう言ってる。
私の家庭を壊すつもりはないけど、もし、私が彼のところに来るって言うなら責任は取るって」


「えっ、それって、美沙と？」


「うん、私さえその気があれば、向こうは結婚したいって言ってくれてる。


もう、真弥クンといい翔クンといい、あの世代の子達って一体何なのよ！
オバサンにマジになんなよな！」


「その話聞いて、私も冷静な意見は言えないけど、やっぱり二十近く歳が離れた彼と付き合うのって、世間の目とかもあるし、色々考えて尻込みしちゃうところがあるのは仕方ないって思う。
でも、私の場合は心をフラットにして、彼のことを信じて、その胸に飛び込むことにしたの。
まあ、私は独身だったし、美沙とは置かれた環境が全然違うけど…」


「ありがとう、美智香
こんな事相談できるの美智香しかいないもん。
また相談に乗ってね。」

美沙はそう言って肩を落とした。