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第二章 「深十島〇〇一作戦」
三章 ロリアエ(1)
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ネメシスの説明はとても丁寧であった。曖昧な言葉を使わず、誤解しないようにゆっくりと。
やはり着崩した服装よりも清楚な方が似合うのではないか。
「──それで、わたしとフリアエはその体を持ってきた訳なんです」
「えっと、つまりこうか? タイムスリップした先にはクローン工場があって、たまたま運良くフリアエのクローンがカプセルの中で製造された直後を狙って強奪し、スリープ状態のフリアエを持ってこの世界に戻り、今日、フリアエの人格を入れて目覚めさせたのだと」
「はいっ! しぃちゃん頭良いですねぇ」
美人を良いことに堂々と笑顔で受け答えをするネメシスに、あざとさを感じる。
しかしそれを好きになってしまうのがこの古代嗣虎、やっかいなものだ。
移動しながら会話をしていて周りを確認していなかったが、俺達はひと気の無い廊下へ辿り着いていた。
「ここは……どこだろう」
「あ、平和部が作戦会議時に使う専用の教室ですね。今は『人形』退治で忙しいってんで、誰もいないようです」
妙に詳しいが、こいつが平和部で活動したこと無かっただろ。
そうして沈黙が訪れる。
「……しぃちゃん、体育の時のこと、覚えてますよね」
「……ああ。忘れねぇよ」
何かをしなくては、そう思うと体が勝手に動き出し、ネメシスの右肩に手を掛けた。
「あっ……」
急に赤くなるネメシスを壁際に優しく寄せると、自然と距離が近くなる。
彼女の香りは今までを一瞬で別世界へと塗り変え、俺は人目を意識できない。
ネメシスが目を閉じ、受け入れる準備を整えた。
フリアエと比べて控え目なネメシスを、誰にも取られたくないなと強欲になりながら──。
「──ん、はぁ、ム、ちゅる、はぁ、む……」
びくびくと震えながら受け止める彼女に嗜虐心がのぼっていくと同時、愛らしく、より大切な存在になっていく。
独占欲は甘いふわふわで固まっていき、ネメシスがどれほど素晴らしい女性だったのか分かるようになった。
……いつの間にか俺を好きだと言って、いちゃつこうとしていたが、それはほんの軽いものだった。キスだとか、誘惑だとか、そんなことをしても本気でやらなかった。
フリアエに譲ろうとしていたのだ、多重人格の主導権を。
俺とフリアエが結ばれるとすれば、当然ネメシスは表に出づらくなる訳で、俺と出会う際はフリアエになる。
そうすればネメシスは心の中の存在になるか、はたまた時間と共に消え去っていただろう。
だから本気かどうかも怪しい俺にある程度いちゃついて、それで消えようとしていたはずだ。
……控え目なネメシスならば、そうしていた。
そして近い内にそうなる。どちらにしろネメシスは、控え目に去っていく……。
「ネメシス、好きだ」
「あ、え……? んっ……!」
ぶわっと涙を流すネメシスに再び唇を重ねた。
俺の中で、ネメシスは最高に印象に残る女の子だ。手放せるもんか、誰よりも……!
『……………………あら~…………』
──と、お熱い中、誰かの声が聞こえてくる。
チラッと横に視線を向けると、茶髪でニットの服を着た見覚えが凄くある母さんが居た。
……母さんが居た。
母さんが居たんだよ!!
カチン……と氷のように固まってしまった俺に異変を感じたネメシスは、とろけた瞳を開けて俺に向けた後、俺と同じ様に横に目線を向けた。
「んんぅ!?」
ネメシスらしくなく真っ赤に赤面してバッと俺の顔から離れ、また恐る恐る俺の母さんを見る。
母さんは口を押さえて呆気な顔をしており、気まずく俺達に近付いてくる。
慌ててしまう俺は取りあえずネメシスを引き寄せた。
「え!? し、しぃちゃん……?」
あ、今のネメシス可愛い。
手が届く辺りまで来ると、母さんは横に目を反らしながら口を開いた。
「とりあえず、シー君が元気で良かったわ」
「お、おう」
「その子は……綺麗な子ね。彼女さん?」
「い、いやー……キスする仲の友達なんていないよ……」
……と、ここでネメシスは俺から距離を取り、少し乱れた前髪を整えた後、赤いながらも姿勢良く真剣に母さんを見た。
「初めまして、わたしはミーザのネメシスです」
「あら、ミーザなの。シー君がミーザを彼女にするなんて、ないと思ってたわ……」
まあ、ジルダシリーズに嫌悪感を抱いていたからな……。
「はい。わたしは『結婚を前提』にお付き合いさせて頂いています。お母様、立派な嗣虎さんに比べれば不釣り合いで拙いわたしですが、少しずつでもお似合いの間柄になれますよう精進して参りますので、なにぶんよろしくお願い致します」
俺からすれば出来過ぎたパートナーに胸が痛くなるが、それをおいうちするかのようにきちんとお辞儀をする。
普段のおちゃらけた雰囲気は皆無であり、俺の将来の誇れる嫁であろうとしていた。
あまりの礼儀正しさ、誠実さに母さんは驚いてしまっている。
「た、大変できたガールフレンドね、シー君」
「あー、はは……」
「かーさん、こういう綺麗でベロちゅーもできて、行儀も良い女の子じゃなかったからびっくりしちゃったわ。これからどう接していこうね……?」
「母さんは綺麗だよ……。大丈夫、彼女は優しくて器用だから、母さんとも上手くいくって」
「そうなの……? あ、よく見たらネメちゃん私と同じくらいの体型だわ。顔も似てるし、肌も白い。かーさん恋しくってガールフレンドにしてまった?」
「外見だけで迫ったりしないよ母さん。……彼女は俺の大切な人なんだ」
ほえー……と口が半開きになる母さん。
ミーザなだけあって年を取らず俺と変わらないくらいの若さなだけなのだが、少し子供っぽい。
ネメシスはそんな母さんを前に、かしこまって何も言えずにいた。
やはり着崩した服装よりも清楚な方が似合うのではないか。
「──それで、わたしとフリアエはその体を持ってきた訳なんです」
「えっと、つまりこうか? タイムスリップした先にはクローン工場があって、たまたま運良くフリアエのクローンがカプセルの中で製造された直後を狙って強奪し、スリープ状態のフリアエを持ってこの世界に戻り、今日、フリアエの人格を入れて目覚めさせたのだと」
「はいっ! しぃちゃん頭良いですねぇ」
美人を良いことに堂々と笑顔で受け答えをするネメシスに、あざとさを感じる。
しかしそれを好きになってしまうのがこの古代嗣虎、やっかいなものだ。
移動しながら会話をしていて周りを確認していなかったが、俺達はひと気の無い廊下へ辿り着いていた。
「ここは……どこだろう」
「あ、平和部が作戦会議時に使う専用の教室ですね。今は『人形』退治で忙しいってんで、誰もいないようです」
妙に詳しいが、こいつが平和部で活動したこと無かっただろ。
そうして沈黙が訪れる。
「……しぃちゃん、体育の時のこと、覚えてますよね」
「……ああ。忘れねぇよ」
何かをしなくては、そう思うと体が勝手に動き出し、ネメシスの右肩に手を掛けた。
「あっ……」
急に赤くなるネメシスを壁際に優しく寄せると、自然と距離が近くなる。
彼女の香りは今までを一瞬で別世界へと塗り変え、俺は人目を意識できない。
ネメシスが目を閉じ、受け入れる準備を整えた。
フリアエと比べて控え目なネメシスを、誰にも取られたくないなと強欲になりながら──。
「──ん、はぁ、ム、ちゅる、はぁ、む……」
びくびくと震えながら受け止める彼女に嗜虐心がのぼっていくと同時、愛らしく、より大切な存在になっていく。
独占欲は甘いふわふわで固まっていき、ネメシスがどれほど素晴らしい女性だったのか分かるようになった。
……いつの間にか俺を好きだと言って、いちゃつこうとしていたが、それはほんの軽いものだった。キスだとか、誘惑だとか、そんなことをしても本気でやらなかった。
フリアエに譲ろうとしていたのだ、多重人格の主導権を。
俺とフリアエが結ばれるとすれば、当然ネメシスは表に出づらくなる訳で、俺と出会う際はフリアエになる。
そうすればネメシスは心の中の存在になるか、はたまた時間と共に消え去っていただろう。
だから本気かどうかも怪しい俺にある程度いちゃついて、それで消えようとしていたはずだ。
……控え目なネメシスならば、そうしていた。
そして近い内にそうなる。どちらにしろネメシスは、控え目に去っていく……。
「ネメシス、好きだ」
「あ、え……? んっ……!」
ぶわっと涙を流すネメシスに再び唇を重ねた。
俺の中で、ネメシスは最高に印象に残る女の子だ。手放せるもんか、誰よりも……!
『……………………あら~…………』
──と、お熱い中、誰かの声が聞こえてくる。
チラッと横に視線を向けると、茶髪でニットの服を着た見覚えが凄くある母さんが居た。
……母さんが居た。
母さんが居たんだよ!!
カチン……と氷のように固まってしまった俺に異変を感じたネメシスは、とろけた瞳を開けて俺に向けた後、俺と同じ様に横に目線を向けた。
「んんぅ!?」
ネメシスらしくなく真っ赤に赤面してバッと俺の顔から離れ、また恐る恐る俺の母さんを見る。
母さんは口を押さえて呆気な顔をしており、気まずく俺達に近付いてくる。
慌ててしまう俺は取りあえずネメシスを引き寄せた。
「え!? し、しぃちゃん……?」
あ、今のネメシス可愛い。
手が届く辺りまで来ると、母さんは横に目を反らしながら口を開いた。
「とりあえず、シー君が元気で良かったわ」
「お、おう」
「その子は……綺麗な子ね。彼女さん?」
「い、いやー……キスする仲の友達なんていないよ……」
……と、ここでネメシスは俺から距離を取り、少し乱れた前髪を整えた後、赤いながらも姿勢良く真剣に母さんを見た。
「初めまして、わたしはミーザのネメシスです」
「あら、ミーザなの。シー君がミーザを彼女にするなんて、ないと思ってたわ……」
まあ、ジルダシリーズに嫌悪感を抱いていたからな……。
「はい。わたしは『結婚を前提』にお付き合いさせて頂いています。お母様、立派な嗣虎さんに比べれば不釣り合いで拙いわたしですが、少しずつでもお似合いの間柄になれますよう精進して参りますので、なにぶんよろしくお願い致します」
俺からすれば出来過ぎたパートナーに胸が痛くなるが、それをおいうちするかのようにきちんとお辞儀をする。
普段のおちゃらけた雰囲気は皆無であり、俺の将来の誇れる嫁であろうとしていた。
あまりの礼儀正しさ、誠実さに母さんは驚いてしまっている。
「た、大変できたガールフレンドね、シー君」
「あー、はは……」
「かーさん、こういう綺麗でベロちゅーもできて、行儀も良い女の子じゃなかったからびっくりしちゃったわ。これからどう接していこうね……?」
「母さんは綺麗だよ……。大丈夫、彼女は優しくて器用だから、母さんとも上手くいくって」
「そうなの……? あ、よく見たらネメちゃん私と同じくらいの体型だわ。顔も似てるし、肌も白い。かーさん恋しくってガールフレンドにしてまった?」
「外見だけで迫ったりしないよ母さん。……彼女は俺の大切な人なんだ」
ほえー……と口が半開きになる母さん。
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