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episode1 ~佐倉麻美side~
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高校2年の春、クラス替えが行われた。
舞子と数人の子は文系でクラスが離れたが、
何人かの子は同じクラスになってしまった。
テニス部の子たちは多少の入れ替わりがあったものの、相変わらずクラスの中心だった。
たまに私を見てクスリと笑う。
それは決して舞子が私に声をかけてくれた日の微笑みではなく、私を話題にして見下して笑っているものだった。
ただ最もクラスの注目の的のグループはテニス部ではなかった。
1年の頃からイケメンだと噂だったサッカー部の大宮蓮と藤崎恭平が揃ってうちのクラスだったのだ。
彼らはサッカー部では行動せずに小林夏菜と3人で行動していた。
話では3人は中学時代からの親友らしい。
普通なら小林さんは女子から妬みを買い、いじめの対象になるはずだが、彼女は小柄で可愛らしいルックスと誰にでも平等に接する優しい性格から「天使」と呼ばれ、クラスの人気者だった。
そして、注目されているもうひとつの理由は去年から小林さんと共に行動するようになった北村真姫の存在である。
「北村さんって何であのグループにいるの?
大宮君と藤崎君と小林さんは親友なんでしょ?」
テニス部が私の席の近くで北村さんの話を始める。
「私も気になってた~!
しかも北村さんって気が強そうだし小林さんとは合わないでしょ?」
「あー、真姫ね。
うちら去年いつめんだったけど
あの子めっちゃキレやすいしワガママだから
なんか合わなくていつの間にかグループ抜けてたんだよね。」
「そんで、一人になった真姫を放っておけなかった
天使夏菜が声かけて仲良くなった的な。」
「えーそれあんたらが悪者になってるぽくない?
小林さん、あんたらを悪くして正義ぶってんじゃないの?」
「夏菜はそんな器用なタイプじゃないよ。
超天然だし、いじめとか何それ美味しいの?状態だし。
多分、一人でいたから声かけただけだよ。」
「そうかな~?
親友とか言って男二人に媚売ってそう。」
「やめなよ。夏菜はほんとにそんなタイプじゃないし、
これ以上言うと大宮にキレられるよ!」
「え?そうなの?小林さんのこと好きとか?」
「なんか理由は教えてくれないけど夏菜が恩人なんだって!
だから夏菜のこと悪く言う人は許さないらしいよ。」
「何の話?」
テニス部の盛り上がった空気に水を差すような冷たい声がした。
「夏菜がどうかした?」
大宮君がテニス部に詰め寄る。
「え、なになに?私の話してたの?テレる!」
大宮君と対照的な明るい声は小林さんの声だ。
「夏菜の天使さ加減について話してたんだよ。
夏菜ってほんとにいい子だよね!」
小林さんをずっとかばっていた清水さんが小林さんの頭を撫でながら言うと小林さんはほんとに照れたように微笑んだ。
「清水、ありがとな。」
大宮君はさっきとは違う優しい声をだし、清水さんの肩を叩いた。
テニス部の話題は大宮君のかっこよさへと変わった。
私はふと不思議に思った。
多分、大宮君の言ったありがとうは小林さんをかばったことだ。
そうだとすると、テニス部の話を聞いていたことになる。
そこで疑問になるのが、小林さんだ。
ずっと大宮君と一緒にいたはずなのに自分の話をしていたと知って嬉しそうにしていたし、清水さんの言葉に本気で照れていた。
…聞こえてなかったのかな。小林さんには。
昼休み。
お弁当を食べる準備をしていると声をかけられた。
「麻美ちゃんだよね!
私たち食堂に行くんだけど一緒に行かない?」
顔をあげると小林さんが満面の笑みでこっちを見ていた。
教室のドアを見ると、大宮君、藤崎君、北村さんの3人もこっちを見ている。
私は一早く北村さんの不安そうな表情に気がついた。
「私、お弁当持ってきてるからいいよ。」
もう一度視線を下げながら呟くと、小林さんが机より低い位置までしゃがんで私を見上げて、目を合わせた。
「私もお弁当持ってきてるよ!
食堂でお弁当食べるんだぁ~。」
えへへ。と笑って、もう一度、行こうよ!と言う小林さん。
小林さんは本当に純粋に私と一緒に学食に行きたい雰囲気だった。
「じゃあ、お邪魔します。」
私がそう言うと小林さんは花が咲いたような笑顔を見せた。
「麻美ちゃん連れてきたよ~!」
小林さんが私の手を引いて3人の元へ駆け寄った。
「じゃあ行こうか。」
大宮君がさっき清水さんに見せた笑顔を私に向けた。
「夏菜、遅いよ!」
北村さんが小林さんのお弁当を持っている腕に北村さんの腕を絡めた。
藤崎君は既に大宮君と歩き出している。
食堂までの道のりは北村さんが小林さんにずっと話しかけていたが、小林さんはその話題を私にも振ってくれた。
どうしても北村さんの顔を見ることは出来なかった。
食堂に着くと男子2人は学食を取りに行き、女子3人は先に席についた。
「麻美ちゃんは食堂初めて?」
小林さんが私に声をかけた。
「ううん。去年、舞子たちと1回来て…あ」
舞子の名前をふと出し、自分で困惑した。
舞子との関係を聞かれたら?
噂の真相を聞かれたら?
…なんて答えればいい?
「そのときは学食を食べたの?」
小林さんは私の不安を消し去るように訊ねてきた。
「うん。」
「おいしいよね!
私たちも食べたことあるもんね!」
小林さんはそれまで黙って聞いていた北村さんに、ね!と同意を求めた。
そこでやっと私は北村さんと目を合わせた。
北村さんはまだ私を不安そうに見ている。
私の噂を聞いて怖がっているのか。
小林さんが取られる気がして怖いのか。
私は明らかに後者な気がした。
「お待たせ。」
大宮君と藤崎君が席につき、私たちは食事を始めた。
「なに頼んだの?」
「ハンバーグセット。食べる?」
「お前らカップルかよ。」
「恭平の美味しそう。ちょーだい!」
「あげねーよ。」
「お前らこそカップルかよ。」
親友と噂の3人はコントかのような会話をする。
そんな3人を見て笑ってる北村さんと目が合った。
「コントかよってね。」
はっきりと私に北村さんが話しかけた。
「だね。」
小林さんはそんな私たちを見て嬉しそうに笑い、
「コントじゃないよ~。」
とおどけた。
その後も昼食は3人のコントのような会話を中心に楽しく過ぎ去っていった。
だからといって簡単に受け入れて貰えることはない。
休み時間。
小林さんが北村さんと共に私のもとまでやって来た。
「麻美ちゃん!何してるの?」
私は早く終わらせようと今日出された宿題をしているところだった。
「あ!今日の数学の宿題?
私も授業中に内職でしてたんだけど、
問4がどうしても分からなくって!
麻美ちゃん分かった?」
「また内職してたの?」
私のプリントを覗きこむ小林さんに北村さんから厳しい声が上がる。
「だって内職しなきゃ寝ちゃうもん~。」
小林さんは傷付く素振りもなく北村さんに笑いかけた。
北村さんは不機嫌そうにそっぽを向く。
「もしわかったら教えてね!
宿題の邪魔してごめんね!」
申し訳ないと言うふうに両手を顔の前で合わせて、行こう!と北村さんの手を引いて小林さんは席へ戻った。
多分、北村さんのご機嫌を取るためだろう。
小林さんは北村さんが不機嫌になる理由を分かっている気がする。
だから私から離れて機嫌を取っているのだ。
ふとテニス部が言っていた言葉を思い出す。
「そんで、一人になった真姫を放っておけなかった
天使夏菜が声かけて仲良くなった的な。」
小林さんは一人でいる私を放っておけなかったから声をかけてくれたのだろうか。
ありがたいことなのに何故か悲しくなる。
そこに小林さんの優しさがあることも小林さんの正義があることもなんとなく分かる。
でも、同情されたい訳じゃない。
そう考えてから思う。
私は何でこんなにムキになっているのだろう。
例え、同情だろうと声をかけてくれたことは嬉しかった。
テニス部の子たちに合わせて無理をしてるときより小林さんたちのコントを見ながら昼食を取る方が何倍も楽しかった。
なのになんで…。
あぁ、惹かれてしまったからか。
小林さんを守っている大宮君に。
親友2人をさりげなく見守る藤崎君に。
感情を素直に表に出すことが出来る北村さんに。
誰にでも平等に手を差し伸べてくれる小林さんに。
傍にいたいと思ってしまった。
私も同じように大事にしたいと思ってしまった。
大事にされたいと思ってしまった。
だから同情されたくなかったのだ。
ふと視線を向けると機嫌を取り戻した北村さん、
そして、大宮君、藤崎君、小林さんが談笑している姿が目に入る。
私は机の上のプリントを手に取り、駆け出した。
きっとストレートな言葉じゃなくていい。
ドラマのような素敵な台詞じゃなくていい。
分かってくれるはずだ。
「問4!解けたよ!」
私は笑顔で小林さんに声をかけた。
小林さんも笑顔を返してくれる。
「ありがとう!教えて下さい!」
北村さんが呆れたように息をついた。
困ったように笑っている。
堪えきれないような笑い声に視線をあげると
大宮君と藤崎君が顔を見合わせ笑っていた。
次の瞬間、大宮君と目が合う。
「いらっしゃい。」
「よろしくお願いします!」
深々と頭を下げながら大声を出すと周りの視線がくすぐったかった。
もうその視線に痛みは感じなかった。
舞子と数人の子は文系でクラスが離れたが、
何人かの子は同じクラスになってしまった。
テニス部の子たちは多少の入れ替わりがあったものの、相変わらずクラスの中心だった。
たまに私を見てクスリと笑う。
それは決して舞子が私に声をかけてくれた日の微笑みではなく、私を話題にして見下して笑っているものだった。
ただ最もクラスの注目の的のグループはテニス部ではなかった。
1年の頃からイケメンだと噂だったサッカー部の大宮蓮と藤崎恭平が揃ってうちのクラスだったのだ。
彼らはサッカー部では行動せずに小林夏菜と3人で行動していた。
話では3人は中学時代からの親友らしい。
普通なら小林さんは女子から妬みを買い、いじめの対象になるはずだが、彼女は小柄で可愛らしいルックスと誰にでも平等に接する優しい性格から「天使」と呼ばれ、クラスの人気者だった。
そして、注目されているもうひとつの理由は去年から小林さんと共に行動するようになった北村真姫の存在である。
「北村さんって何であのグループにいるの?
大宮君と藤崎君と小林さんは親友なんでしょ?」
テニス部が私の席の近くで北村さんの話を始める。
「私も気になってた~!
しかも北村さんって気が強そうだし小林さんとは合わないでしょ?」
「あー、真姫ね。
うちら去年いつめんだったけど
あの子めっちゃキレやすいしワガママだから
なんか合わなくていつの間にかグループ抜けてたんだよね。」
「そんで、一人になった真姫を放っておけなかった
天使夏菜が声かけて仲良くなった的な。」
「えーそれあんたらが悪者になってるぽくない?
小林さん、あんたらを悪くして正義ぶってんじゃないの?」
「夏菜はそんな器用なタイプじゃないよ。
超天然だし、いじめとか何それ美味しいの?状態だし。
多分、一人でいたから声かけただけだよ。」
「そうかな~?
親友とか言って男二人に媚売ってそう。」
「やめなよ。夏菜はほんとにそんなタイプじゃないし、
これ以上言うと大宮にキレられるよ!」
「え?そうなの?小林さんのこと好きとか?」
「なんか理由は教えてくれないけど夏菜が恩人なんだって!
だから夏菜のこと悪く言う人は許さないらしいよ。」
「何の話?」
テニス部の盛り上がった空気に水を差すような冷たい声がした。
「夏菜がどうかした?」
大宮君がテニス部に詰め寄る。
「え、なになに?私の話してたの?テレる!」
大宮君と対照的な明るい声は小林さんの声だ。
「夏菜の天使さ加減について話してたんだよ。
夏菜ってほんとにいい子だよね!」
小林さんをずっとかばっていた清水さんが小林さんの頭を撫でながら言うと小林さんはほんとに照れたように微笑んだ。
「清水、ありがとな。」
大宮君はさっきとは違う優しい声をだし、清水さんの肩を叩いた。
テニス部の話題は大宮君のかっこよさへと変わった。
私はふと不思議に思った。
多分、大宮君の言ったありがとうは小林さんをかばったことだ。
そうだとすると、テニス部の話を聞いていたことになる。
そこで疑問になるのが、小林さんだ。
ずっと大宮君と一緒にいたはずなのに自分の話をしていたと知って嬉しそうにしていたし、清水さんの言葉に本気で照れていた。
…聞こえてなかったのかな。小林さんには。
昼休み。
お弁当を食べる準備をしていると声をかけられた。
「麻美ちゃんだよね!
私たち食堂に行くんだけど一緒に行かない?」
顔をあげると小林さんが満面の笑みでこっちを見ていた。
教室のドアを見ると、大宮君、藤崎君、北村さんの3人もこっちを見ている。
私は一早く北村さんの不安そうな表情に気がついた。
「私、お弁当持ってきてるからいいよ。」
もう一度視線を下げながら呟くと、小林さんが机より低い位置までしゃがんで私を見上げて、目を合わせた。
「私もお弁当持ってきてるよ!
食堂でお弁当食べるんだぁ~。」
えへへ。と笑って、もう一度、行こうよ!と言う小林さん。
小林さんは本当に純粋に私と一緒に学食に行きたい雰囲気だった。
「じゃあ、お邪魔します。」
私がそう言うと小林さんは花が咲いたような笑顔を見せた。
「麻美ちゃん連れてきたよ~!」
小林さんが私の手を引いて3人の元へ駆け寄った。
「じゃあ行こうか。」
大宮君がさっき清水さんに見せた笑顔を私に向けた。
「夏菜、遅いよ!」
北村さんが小林さんのお弁当を持っている腕に北村さんの腕を絡めた。
藤崎君は既に大宮君と歩き出している。
食堂までの道のりは北村さんが小林さんにずっと話しかけていたが、小林さんはその話題を私にも振ってくれた。
どうしても北村さんの顔を見ることは出来なかった。
食堂に着くと男子2人は学食を取りに行き、女子3人は先に席についた。
「麻美ちゃんは食堂初めて?」
小林さんが私に声をかけた。
「ううん。去年、舞子たちと1回来て…あ」
舞子の名前をふと出し、自分で困惑した。
舞子との関係を聞かれたら?
噂の真相を聞かれたら?
…なんて答えればいい?
「そのときは学食を食べたの?」
小林さんは私の不安を消し去るように訊ねてきた。
「うん。」
「おいしいよね!
私たちも食べたことあるもんね!」
小林さんはそれまで黙って聞いていた北村さんに、ね!と同意を求めた。
そこでやっと私は北村さんと目を合わせた。
北村さんはまだ私を不安そうに見ている。
私の噂を聞いて怖がっているのか。
小林さんが取られる気がして怖いのか。
私は明らかに後者な気がした。
「お待たせ。」
大宮君と藤崎君が席につき、私たちは食事を始めた。
「なに頼んだの?」
「ハンバーグセット。食べる?」
「お前らカップルかよ。」
「恭平の美味しそう。ちょーだい!」
「あげねーよ。」
「お前らこそカップルかよ。」
親友と噂の3人はコントかのような会話をする。
そんな3人を見て笑ってる北村さんと目が合った。
「コントかよってね。」
はっきりと私に北村さんが話しかけた。
「だね。」
小林さんはそんな私たちを見て嬉しそうに笑い、
「コントじゃないよ~。」
とおどけた。
その後も昼食は3人のコントのような会話を中心に楽しく過ぎ去っていった。
だからといって簡単に受け入れて貰えることはない。
休み時間。
小林さんが北村さんと共に私のもとまでやって来た。
「麻美ちゃん!何してるの?」
私は早く終わらせようと今日出された宿題をしているところだった。
「あ!今日の数学の宿題?
私も授業中に内職でしてたんだけど、
問4がどうしても分からなくって!
麻美ちゃん分かった?」
「また内職してたの?」
私のプリントを覗きこむ小林さんに北村さんから厳しい声が上がる。
「だって内職しなきゃ寝ちゃうもん~。」
小林さんは傷付く素振りもなく北村さんに笑いかけた。
北村さんは不機嫌そうにそっぽを向く。
「もしわかったら教えてね!
宿題の邪魔してごめんね!」
申し訳ないと言うふうに両手を顔の前で合わせて、行こう!と北村さんの手を引いて小林さんは席へ戻った。
多分、北村さんのご機嫌を取るためだろう。
小林さんは北村さんが不機嫌になる理由を分かっている気がする。
だから私から離れて機嫌を取っているのだ。
ふとテニス部が言っていた言葉を思い出す。
「そんで、一人になった真姫を放っておけなかった
天使夏菜が声かけて仲良くなった的な。」
小林さんは一人でいる私を放っておけなかったから声をかけてくれたのだろうか。
ありがたいことなのに何故か悲しくなる。
そこに小林さんの優しさがあることも小林さんの正義があることもなんとなく分かる。
でも、同情されたい訳じゃない。
そう考えてから思う。
私は何でこんなにムキになっているのだろう。
例え、同情だろうと声をかけてくれたことは嬉しかった。
テニス部の子たちに合わせて無理をしてるときより小林さんたちのコントを見ながら昼食を取る方が何倍も楽しかった。
なのになんで…。
あぁ、惹かれてしまったからか。
小林さんを守っている大宮君に。
親友2人をさりげなく見守る藤崎君に。
感情を素直に表に出すことが出来る北村さんに。
誰にでも平等に手を差し伸べてくれる小林さんに。
傍にいたいと思ってしまった。
私も同じように大事にしたいと思ってしまった。
大事にされたいと思ってしまった。
だから同情されたくなかったのだ。
ふと視線を向けると機嫌を取り戻した北村さん、
そして、大宮君、藤崎君、小林さんが談笑している姿が目に入る。
私は机の上のプリントを手に取り、駆け出した。
きっとストレートな言葉じゃなくていい。
ドラマのような素敵な台詞じゃなくていい。
分かってくれるはずだ。
「問4!解けたよ!」
私は笑顔で小林さんに声をかけた。
小林さんも笑顔を返してくれる。
「ありがとう!教えて下さい!」
北村さんが呆れたように息をついた。
困ったように笑っている。
堪えきれないような笑い声に視線をあげると
大宮君と藤崎君が顔を見合わせ笑っていた。
次の瞬間、大宮君と目が合う。
「いらっしゃい。」
「よろしくお願いします!」
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