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新章 青色の智姫
第122話 成長すれどもはるか遠く
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シアンがダイアの剣術を見るようになってから十日ほどが経過した。
ダイアの剣術を見ることによって、シアンの腕前もじわじわと上がり始めていた。
さすがは両親ともに剣術の腕前があるだけあってか、双方ともに伸び具合が著しかった。
今日はいよいよ打ち合いを行っている。
「たああっ!」
「甘いですよ、ダイア様。まだ脇に隙があります」
「うっ!」
こつんと、シアンに言われた通りに脇に土の棒をぶつけられて、ダイアはぴたりと動きを止めていた。
「まだまだ動きが散漫ですよ、ダイア様。私とて剣術はまだまだ素人でございますから、私くらいは簡単に勝てるようになって頂きませんとね」
「そんなことを言われましても、お兄様と違って私は剣術に親しんできませんでしたから……」
シアンの説教じみた言葉に、ダイアはちょっと凹みながら口答えをしている。
それを言えばシアンだってそうだ。弟のモーフは今も剣術をしっかり学んでいるが、シアンはこれといって剣術を学んだことはない。前世も含めてまともに剣術に打ち込んだのは、去年からなのである。
しかしながら、そこはペイルとロゼリアの娘ということで、体にはそれなりの才能が眠っていたのだろう。武術大会でも三回戦に進めるまでの実力を発揮できたのである。
ダイアが声を掛けてきたのはそういう背景があるからだ。ここまで時間がかかったのは、やはり王女としての立場のようなものがあったからなのだろう。
基本的に令嬢は剣術を学ぶことはなく、魔法が主体となる。男は守るもの、女は守られるものという考え方が主流なためである。
とはいえ、今の王家はシルヴァノもペシエラも、どちらも守り守られという関係性が成り立っているために、少し考え方が変わっているようだ。
特にペシエラの存在は大きく、女性でも騎士を目指す人物は増えてきている。
環境の変化というものは大きいもので、庭園でシアンとダイアが剣の打ち合いをしていても、庭師を中心に微笑ましくその様子を眺めるようになっていた。
「はあはあ……、シアンお姉様にはまったく敵いませんね」
数回打ち合いをしてみたものの、結局すべてシアンがダイアをあしらってみせていた。
「ダイア様もさすがにご両親から才能を受け継いでいらっしゃるのか、少しずつですけれども隙がなくなってきています。この分では私が負けるのも時間の問題でしょうね」
「そ、そうでしょうか……」
シアンの見立てに、ダイアはちょっと困惑気味に反応している。
しばらく休憩していると、庭園が騒がしくなる。
「あら、ずいぶんと賑やかになってきましたね」
「本当ですね。一体何があったのでしょうか」
思わず顔を見合わせてしまうシアンとダイアである。
次の瞬間、その騒ぎの原因が分かる。
「王女が二人も揃って、こんなところで何をしておりますのかしら」
そこに現れたのはペシエラだった。突然の王妃の出現に、二人揃って驚いている。
「お母様?!」
「こ、これはペシエラ様」
口を両手で塞ぐダイアと淑女の挨拶をするシアン。いい反応だとペシエラが少し笑った気がした。
段々とペシエラがシアンたちに近付いてくる。その目は、シアンとダイアが手に持っているものをしっかりと見ているようだ。
「なるほどですわね。ダイアが剣術を始めたというのは耳に入っていましたが、本当のようですわね」
「あ、これは……!」
ペシエラの視線に気が付いたダイアは、右手に持っていた土の棒を慌てて背中に隠している。
「ふふっ、いいのですわよ、ダイア。わたくしの娘ですもの、そのくらいの想像はつくというものですわ」
「お、お母様……」
にこやかに話すペシエラに、ダイアは恥ずかしそうに肩をすくめながら立っている。
ダイアの姿を見ながら、ペシエラは魔法を発動させる。何をしたかと思えば、シアンやダイアが持っているような土の棒を作り出していた。
「少しくらいなら時間がありますから、ちょっと面倒を見てあげましょうか」
ペシエラが半身の状態で構えている。やる気の見える姿勢に、シアンもダイアも思わず息を飲んでしまう。
「さあ、ダイア。どこからでもかかってらっしゃい。遠慮はいりませんわよ」
「うっ……。わ、分かりました、お母様」
両手で土の棒を握り、ペシエラに向かっていくダイア。
一方のペシエラは、片手ながらにも軽くダイアの攻撃を捌いてしまっている。さすがは、最初の時間軸でモスグリネ軍に対して一人で善戦してみせただけのことはあるというものだ。
ダイアは全力で打ち込んでいるというのに、ペシエラは涼しい顔をして片手で軽々と振るっている。その実力差は歴然という他なかった。
「王妃様、もうそろそろお時間ですよ」
「あら、そうですのね。残念、もう少し面倒を見てあげていたかったのですが、時間では仕方ありませんわね」
「お、お母様、強すぎます……」
汗だくになりながら、地面に両手をついて息が上がっているダイア。
「ダイア、筋はいいですわよ。わたくしほどまでとは申しませんが、まだまだ強くなりますわ。精進なさい」
「は、はい、お母様……」
ペシエラの言葉に、ダイアは返事をする。
「では、シアン王女。ダイアのことをよろしく頼みましたわ」
「はい、お任せ下さい」
シアンとダイアにそれぞれ声を掛けたペシエラは、汗ひとつなく普段と変わらぬ様子で歩いて庭園を去っていった。
「あれが、お母様……。今の私では足元にも及びません」
ダイアのショックは大きかった。パンツスタイルの自分に対して、ペシエラはドレス姿だったのだ。なのに、すべての攻撃をいなされてしまっていた。
「仕方ありませんよ、ダイア様。私とて、ペシエラ様にはまったく歯が立ちませんもの。目標にはできますが、次元が違い過ぎます」
しばらく立ち直れそうにないダイアだったので、シアンは仕方なく肩を貸して庭園を離れる。今日はこれ以上は無理だと判断したからだ。
お風呂に入って汗を流すと、ダイアを慰めようとして、シアンはお茶会を開いて過ごしたのだった。
ダイアの剣術を見ることによって、シアンの腕前もじわじわと上がり始めていた。
さすがは両親ともに剣術の腕前があるだけあってか、双方ともに伸び具合が著しかった。
今日はいよいよ打ち合いを行っている。
「たああっ!」
「甘いですよ、ダイア様。まだ脇に隙があります」
「うっ!」
こつんと、シアンに言われた通りに脇に土の棒をぶつけられて、ダイアはぴたりと動きを止めていた。
「まだまだ動きが散漫ですよ、ダイア様。私とて剣術はまだまだ素人でございますから、私くらいは簡単に勝てるようになって頂きませんとね」
「そんなことを言われましても、お兄様と違って私は剣術に親しんできませんでしたから……」
シアンの説教じみた言葉に、ダイアはちょっと凹みながら口答えをしている。
それを言えばシアンだってそうだ。弟のモーフは今も剣術をしっかり学んでいるが、シアンはこれといって剣術を学んだことはない。前世も含めてまともに剣術に打ち込んだのは、去年からなのである。
しかしながら、そこはペイルとロゼリアの娘ということで、体にはそれなりの才能が眠っていたのだろう。武術大会でも三回戦に進めるまでの実力を発揮できたのである。
ダイアが声を掛けてきたのはそういう背景があるからだ。ここまで時間がかかったのは、やはり王女としての立場のようなものがあったからなのだろう。
基本的に令嬢は剣術を学ぶことはなく、魔法が主体となる。男は守るもの、女は守られるものという考え方が主流なためである。
とはいえ、今の王家はシルヴァノもペシエラも、どちらも守り守られという関係性が成り立っているために、少し考え方が変わっているようだ。
特にペシエラの存在は大きく、女性でも騎士を目指す人物は増えてきている。
環境の変化というものは大きいもので、庭園でシアンとダイアが剣の打ち合いをしていても、庭師を中心に微笑ましくその様子を眺めるようになっていた。
「はあはあ……、シアンお姉様にはまったく敵いませんね」
数回打ち合いをしてみたものの、結局すべてシアンがダイアをあしらってみせていた。
「ダイア様もさすがにご両親から才能を受け継いでいらっしゃるのか、少しずつですけれども隙がなくなってきています。この分では私が負けるのも時間の問題でしょうね」
「そ、そうでしょうか……」
シアンの見立てに、ダイアはちょっと困惑気味に反応している。
しばらく休憩していると、庭園が騒がしくなる。
「あら、ずいぶんと賑やかになってきましたね」
「本当ですね。一体何があったのでしょうか」
思わず顔を見合わせてしまうシアンとダイアである。
次の瞬間、その騒ぎの原因が分かる。
「王女が二人も揃って、こんなところで何をしておりますのかしら」
そこに現れたのはペシエラだった。突然の王妃の出現に、二人揃って驚いている。
「お母様?!」
「こ、これはペシエラ様」
口を両手で塞ぐダイアと淑女の挨拶をするシアン。いい反応だとペシエラが少し笑った気がした。
段々とペシエラがシアンたちに近付いてくる。その目は、シアンとダイアが手に持っているものをしっかりと見ているようだ。
「なるほどですわね。ダイアが剣術を始めたというのは耳に入っていましたが、本当のようですわね」
「あ、これは……!」
ペシエラの視線に気が付いたダイアは、右手に持っていた土の棒を慌てて背中に隠している。
「ふふっ、いいのですわよ、ダイア。わたくしの娘ですもの、そのくらいの想像はつくというものですわ」
「お、お母様……」
にこやかに話すペシエラに、ダイアは恥ずかしそうに肩をすくめながら立っている。
ダイアの姿を見ながら、ペシエラは魔法を発動させる。何をしたかと思えば、シアンやダイアが持っているような土の棒を作り出していた。
「少しくらいなら時間がありますから、ちょっと面倒を見てあげましょうか」
ペシエラが半身の状態で構えている。やる気の見える姿勢に、シアンもダイアも思わず息を飲んでしまう。
「さあ、ダイア。どこからでもかかってらっしゃい。遠慮はいりませんわよ」
「うっ……。わ、分かりました、お母様」
両手で土の棒を握り、ペシエラに向かっていくダイア。
一方のペシエラは、片手ながらにも軽くダイアの攻撃を捌いてしまっている。さすがは、最初の時間軸でモスグリネ軍に対して一人で善戦してみせただけのことはあるというものだ。
ダイアは全力で打ち込んでいるというのに、ペシエラは涼しい顔をして片手で軽々と振るっている。その実力差は歴然という他なかった。
「王妃様、もうそろそろお時間ですよ」
「あら、そうですのね。残念、もう少し面倒を見てあげていたかったのですが、時間では仕方ありませんわね」
「お、お母様、強すぎます……」
汗だくになりながら、地面に両手をついて息が上がっているダイア。
「ダイア、筋はいいですわよ。わたくしほどまでとは申しませんが、まだまだ強くなりますわ。精進なさい」
「は、はい、お母様……」
ペシエラの言葉に、ダイアは返事をする。
「では、シアン王女。ダイアのことをよろしく頼みましたわ」
「はい、お任せ下さい」
シアンとダイアにそれぞれ声を掛けたペシエラは、汗ひとつなく普段と変わらぬ様子で歩いて庭園を去っていった。
「あれが、お母様……。今の私では足元にも及びません」
ダイアのショックは大きかった。パンツスタイルの自分に対して、ペシエラはドレス姿だったのだ。なのに、すべての攻撃をいなされてしまっていた。
「仕方ありませんよ、ダイア様。私とて、ペシエラ様にはまったく歯が立ちませんもの。目標にはできますが、次元が違い過ぎます」
しばらく立ち直れそうにないダイアだったので、シアンは仕方なく肩を貸して庭園を離れる。今日はこれ以上は無理だと判断したからだ。
お風呂に入って汗を流すと、ダイアを慰めようとして、シアンはお茶会を開いて過ごしたのだった。
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