スローライフ 転生したら竜騎士に?

梨香

文字の大きさ
164 / 273
第八章 見習い実習

33  竜との相性

しおりを挟む
「おはよう、ユーリ、寮に帰っていたんだ」

 グレゴリウスは、エミリーの件でかなりショックを受けたが、こうして顔を見るとやはり好きな気持ちがこみ上げてくる。

「グレゴリウス皇太子殿下、おはようございます」

 ユーリとしては少な目の朝食を食べていたのだが、グレゴリウスも後からくるフランツも、トレイの上にはお茶とパン一個だけだ。

「もしかして、凄く騎竜訓練がハードな内容になっているの?」

 ユーリが心配しているうちに、エドアルドや、ハロルド達も、お茶のみをトレイに置いて持ってきた。

「ユーリ嬢、おはようございます……そんなに食べて大丈夫ですか?」

 ユーリはいつもより少ないハムエッグとパン一個だけの朝食を眺めて言いよどんだ。

「え~、いつもより少な目にしてるのよ。パンだって一個だけだもの。今、何を練習しているの? 先週は休んだから……凄く進んだの?」

 食べるのを止めて尋ねるユーリに、グレゴリウスは右旋回と左旋回だと教えた。

「僕は少し左旋回が苦手なんだ。またイリスを貸してくれる?」

 フランツのお願いに、ミューゼル卿が許可してくれたら良いわよと簡単に答える。

「あっ、まだお祖父様が騎竜訓練に来ているとか無いわよね? エドアルド皇太子殿下がいらっしゃるから、見にくるかしら? 機嫌が悪そうだから、嫌だわ」

 ユーリの情報は、見習い竜騎士の先輩方にも広がって、騎竜訓練の前から混乱してしまった。


「ジークフリート卿にユージーンも?」

 カザリア王国の指導の竜騎士であるラッセル卿や、パーシー卿が騎竜訓練に参加するのはイルバニア王国の訓練方法を学ぶ為かなと理解できた。外務省勤務のジークフリートや、ユージーンまで何故とユーリは訝しんだ。

 まだ、ジークフリートはグレゴリウスの指導の竜騎士で、普通の竜騎士とは違う立場なので少しは納得できる。ユージーンやシュミット卿と、ジークフリートは全く見習い竜騎士に係わる時間が違ったし、優先順位も違った。

 ジークフリートにとって最優先事項はグレゴリウスの安全を守る事だったし、外務省での本来の仕事より指導の竜騎士の方が重く考えられていた。 

「ユージーン? 何故、騎竜訓練につき合うの?」

「ああ、たまには文官でも騎竜訓練をしなくてはいけないんだ。どうせなら、ユーリの騎竜訓練の手伝いをしろと、アリスト卿に言われたからさ」

 嘘つきは外交官の始まりかも知れないと、ジークフリートはユージーンの大嘘に尤もらしく頷く。 

「ヘェ、そうなんだ、もしかして、武術訓練も?」

 恐る恐る聞くユーリに、義務では無いが自主的に参加するのを推奨されていると、半分真実交えて答える。ローラン王国の脅威が迫る政情なので、文官の竜騎士も騎竜訓練や、武術訓練を自主的に受ける者が増えてきていたのだ。

 ユーリはお祖父様とマゼラン卿が話しながら、騎竜訓練を眺めているのを遠くから見て、エドアルドがいる間はずっとかしらと溜め息をつく。

「グレゴリウス皇太子殿下、ユーリは、ジークフリート卿と、ユージーン卿と、私と5頭で飛行をする。エドアルド皇太子殿下と、フランツは見学していてくれ。次に同じのをするから、よく観察しておくように。右旋回と左旋回を交互にしたら降りるからな」

 ユーリもグレゴリウスも、ジークフリートとユージーンの竜騎士の能力を信じていたので、安心してミューゼル卿の指示通りに右旋回、左旋回をこなして降りてきた。

「ユーリ嬢は見事な騎竜ぶりですな」 

 マゼラン卿は基礎的な飛行訓練だが、綺麗な5頭飛行を誉めた。

「一緒に、ジークフリート卿や、ユージーン卿が飛んでいるから安心したのでしょう。彼等なら、接触とかは避けてくれますからね。次は、エドアルド皇太子殿下とフランツですな。フランツは少し左旋回のタイミングが遅れがちだな。エドアルド皇太子殿下はマルスとの絆も深いし、見事にこなしておられますな」

 マゼラン卿もエドアルドが張り切って騎竜訓練に臨んでいるのがわかったので、褒め言葉を喜んで受け取った。

 だが、イージス卿に指導を受けている息子達に目を向けて、あまりの下手さにクラクラしてくる。こちらも、竜騎士のイージス卿、ラッセル卿、パーシー卿の三人と、二人づつが飛行訓練していた。

「真っ直ぐ飛ぶだけなのに」

 等間隔に飛ぼうと相手を意識して、結果として近づきすぎたり、遠ざかり過ぎたり、酷い有り様だ。

「ミューゼル卿、イージス卿と交代してくれ」

 見かねたマキシウスは、指導の上手なミューゼル卿にハロルド達を任した。

 イージス卿は、竜騎士隊長の孫娘のユーリ嬢の指導は肩の荷が重いと溜め息をつく。しかし、安定した飛行隊形を維持する能力の高さを直ぐに認めて、流石は尊敬する竜騎士隊長のお孫さんだけあると賞賛する。

 フランツは、イージス卿から許可を得て、イリスに左旋回のコツを教えて貰った。ユーリは、フランツがイリスと飛んでいるので、大使館で元気の無さそうな様子だったカイト達の飛行訓練を眺めて、真っ直ぐ飛ぶだけなのに接触しそうなのに驚いた。

「エドアルド皇太子殿下、彼らは騎竜訓練が苦手なのかしら? それとも竜達の体調に問題があるのかしら?」

 エドアルドは竜達の体調と聞かされて驚いた。

「何故そのように思われるのですか?」

 ユーリの竜騎士としての能力には一目置いているので、自分が気づかない点があったのだと思った。

「大使館でカイト達が元気が無かったら、心配してましたの」

 エドアルドは大使館でカイト達がユーリ嬢に会って喜んでいたとしか見えなかったが、全幅の信頼を置いているので放置できないと考える。

「マゼラン卿、カイト、コリン、キャズの体調はどうなのだろう? 何か元気の無くす要因とかは無いのか?」

 エドアルドは、アリスト卿と下手な飛行をしているのハロルド達を眺めているマゼラン卿に尋ねる。

「何かユーリが失礼なことを言いましたでしょうか?」

 エドアルドとユーリが話しているのを見ていたマキシウスは心配して尋ねた。

「いえ、ユーリ嬢はカイト達が元気がない様子を心配して下さっただけなのです。でも、彼女は私より竜達の気持ちに敏感だから、気になってしまって」

 マキシウスはユーリを呼んで説明させた。

「カイトとコリンは、パートナーの相性はどうなのかしら? 何かチグハグな感じなの。もっと話してみれば、この違和感の正体が掴めそうなのだけど……キャズはジェラルドに信頼されてないと、いじけてる感じを受けとったけど、これも印象だけだから……」

 他国の竜と竜騎士の問題は慎重に扱わなくてはいけないが、マキシウスも同じく違和感を感じていたので、マゼラン卿に提案する。

「差し出がましいですが、一度あの三頭とユーリに話をさせて貰えませんか? 私も気になって仕方ないのです」

 確かに他国の竜騎士が口を出す問題では無いが、マゼラン卿はユーリの竜騎士の能力を買っていたので、竜騎士隊長のアリスト卿の申し出を受けた。それに酷いハロルド達の飛行訓練を、見ていられなかったのだ。

「イリス! ハロルド、ユリアン、ジェラルドを乗せて真っ直ぐ飛び方を教えてくれ」

 イリスはあまり嫉妬しないと約束はしたが、微妙な話し合いに邪魔をされては困るし、自信を無くしかけている三人には良い結果が出るかもと指示した。

 ユーリは一頭づつ話して、カイトとコリンはお互いのパートナーを交換したがっているのに気づいた。

『私はハロルドも好きだけど、ユリアンの方が気になって仕方ないんだ。ハロルドはほって置いても平気だけど、ユリアンからは危なっかしくて目が離せないのだ』

 カイトはハロルドとよく似合た世話焼きの性格で、末っ子で甘えん坊のユリアンが心配で仕方ないと訴えた。一方のコリンは少し甘えん坊で、しっかり者のハロルドに惹かれていた。

 ユーリは、この二頭はパートナーを交換すればハッピーになれるわと安堵する。でも、キャズの悩みは深かった。キャズは誇り高い性格で、ジェラルドも同じように誇り高かったので、お互いに惹かれ合いながらも、上手くコミュニケーションが取れて無かった。

『ジェラルドは、私を信頼してくれていない。私が駄目な竜だと疑っているのだろう』

 ユーリは、キャズに貴方は良い竜だわと何度も言い聞かせる。

『ユーリがそう言ってくれると、ホッとするよ。このままジェラルドとパートナーを解消されても、相性が悪かったのだと納得できるかもしれない。初めてジェラルドに会った時は、絆の竜騎士を見つけたと嬉しかったのだけどね』

 ユーリは竜の直感を信じているので、キャズがジェラルドを一目惚れしたのを重く考える。

『キャズ! ジェラルドも悪いけど、貴方も悪いわ。一目惚れした相手を、簡単に諦めては駄目よ。イリスなんか、凄く強引だったのよ。このまま引き下がったら、ジェラルドを他の竜に取られるわよ』

 ユーリの叱咤激励で、キャズは落ち込んでる場合じゃないと目を覚ました。

『ジェラルドが他の竜の絆の竜騎士になるなんて嫌だ。ジェラルドは私の絆の竜騎士になるんだ』

 丁度、イリスとの飛行訓練から降りてきたジェラルドは、熱い告白を聞いてキャズの元に走ってきた。一頭と一人がラブトークに思える熱い愛の籠もった言葉を交わすのに遠慮して、ユーリはイリスに走り寄って抱きついた。

『また、他の竜と話していたんだ』

 少し嫉妬しているイリスに、カイトとコリンのパートナー交代と、キャズが多分ジェラルドと絆を結ぶ事を話して聞かせる。

『今回は仕方ないけど、なるべく他の竜と話さないでね』

 やはりイリスの嫉妬深さは変わらないなと、ユーリは溜め息をつく。

『人の竜の心配をしている場合じゃないわね。イリス、大好きよ! 愛しているから信頼してほしいの』

 熱烈な愛の告白を端で聞いていた両皇太子殿下達は、最大のライバルはイリスかもと苦笑する。


 昼食の間にユーリはマキシウスとマゼラン卿に、カイトとコリンがパートナー交代を望んでいる事を説明した。

「竜が、パートナー交代を望んでいるのですか?」

 流石のマゼラン卿も半信半疑だったので、マキシウスは昼からパートナーをそれぞれ交代して騎竜訓練をすると言って、試してみようと提案する。

「午前中にイリスに騎竜したから、変には感じないでしょう。エドアルド皇太子殿下にも、イリスに乗って貰えば参考になると思いますよ」

 ジェラルドがキャズの絆の竜騎士になるかもしれないと聞かされて、マゼラン卿は疑う。

「失礼ですが、ジェラルドは一番年上ですし、あまり騎竜訓練も上手だとは言えません。パートナーを変えるべきかもと、私も悩んでいたのです」

 三人の中でもジェラルドとキャズは一番上手くいってなかったので、それが絆を結ぶかもと言われても信じ難いマゼラン卿だ。

「だって、キャズはジェラルドに一目惚れしたのよ。お互いにプライドが高くて上手くいって無かったけど、ラブラブなんですもの。もう少しジェラルドが、キャズを信頼すれば絆を結べると思うわ」

 人間の恋心にあれほど鈍いユーリなのにと、内心で突っ込んだマゼラン卿だった。


 昼からは打って変わったキャズとジェラルドのラブラブモードに全員が呆れてしまう。ハロルドとコリン、ユリアンとカイトも相性が良く、真っ直ぐに飛ぶのは全員が合格点を貰えた。

 マゼラン卿、ラッセル卿、パーシー卿は、コリンとカイトと話し合って、ハロルドとユリアンにパートナーの交代を告げた。 

「何故ですか? カイトは好きなのに」

「え~? コリンと仲良くなりかけているのに」

 ハロルドとユリアンは、突然パートナー交代を言われて、驚いて抗議した。

「ハロルド、コリンと飛んでどう思った? ユリアンも、カイトと飛んでどう感じた? 大切な事だから、正直に答えなさい」

 二人とも2ヶ月パートナーとしていた竜より、交代した竜と飛ぶ方が楽しいと後ろめたく感じていたので、俯いて小声で了解した。

「これで竜達も幸せになるな。ユーリ嬢が、竜達が元気がないと心配されたのだ。ハロルド、コリンは甘えん坊だから、ちゃんと世話を焼いてやらないと拗ねるぞ。ユリアン、カイトは世話焼きで少し口うるさいかも知れないが、君のことが好きなのだから我慢してやりなさい」

 ジェラルドがキャズとラブラブモードなのは、ハロルドとユリアンも気づいていたので、これもユーリが何か手を打ったのだと察した。

「父上、他国の竜と竜騎士のパートナーシップに口を出すのは御法度では?」

 竜騎士としての最低限のマナーだが、そんなの元々考えるようなユーリなら、ここにいる三人は竜騎士になれなかったと無視することにした。

「そんなの関係ない。なにせ、ユーリ嬢のされることだからな」

 ハロルド達は無茶苦茶なマゼラン卿の言葉に爆笑してしまう。


 リューデンハイムの竜舎に帰ると、前のパートナーのカイトに少し未練は感じたが、新しいパートナーのコリンに甘えられてデレデレのハロルドは、ユーリに教えて貰ったように目の縁をかいてやる。

『前から、好きだったんだ』

 甘えてくるコリンに、大好きだよと返事をしているハロルドに、エドアルドは呆れてしまう。 

 振り返るとユリアンも、カイトにあれこれ指示されながらラブラブで目の縁をかかされているし、ジェラルドもキャズとイチャイチャ話している。

『私も、目の縁をかいて欲しい』

 エドアルドは、騎竜のマルスからの要望に喜んで応えた。

「何だか熱々カップルだらけだね」 

 カザリア王国の竜と見習い竜騎士達のイチャイチャぶりに、リューデンハイムの竜舎にいた竜達も刺激されて、それぞれのパートナーや、絆の竜騎士達を呼び出したので、竜騎士でない人が見たら呆れかえるような有り様になっていた。

 ユーリ、グレゴリウス、フランツも竜と親睦を深めたが、日頃からスキンシップが足りているのと、騎竜訓練で疲れていたのか竜達は満足して寝てしまったのだ。

「そろそろ寮に帰らないと、夕食を食べ損ないますよ」

 エドアルド達に声をかけると、名残惜しそうに竜達から離れた。夕食を食べながら、ハロルド、ユリアン、ジェラルドは、ユーリに心のこもったお礼を言った。

「そんなの良いのよ。竜達が幸せならば、私も幸せですもの」

 グレゴリウスとフランツは、相変わらずユーリの気の良さに呆れてしまう。

 しかし、ユーリは不幸な竜達の存在をまだ知らなかった。
しおりを挟む
感想 82

あなたにおすすめの小説

貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ

ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます! 貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。 前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?

ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします

未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢 十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう 好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ 傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する 今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった

空手馬鹿の俺が転生したら規格外の治癒士になっていた 〜筋力Eのひ弱少年治癒士が高みを目指す!?〜

くまみ
ファンタジー
 前世は空手部主将の「ゴリラ」男。転生先は……筋力Eのひ弱な少年治癒士!?  「資質がなんだ!俺の拳は魔法を超える!……と、思うけど……汗」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  俺は五里羅門(ごり・らもん) 35歳独身男だ。硬派すぎて女が寄り付かず。強すぎる空手愛と鍛え抜かれた肉体のせいで不本意ながら通称「ゴリラ」と呼ばれていた。  仕事帰りにダンプに跳ねられた俺が目覚めると、そこは異世界だった。だが転生した姿は前世とは真逆。  病弱で華奢。戦闘力最低と言われる職業の「治癒士」(ヒーラー)適正の10歳の少年・ノエル。  「俺は戦闘狂だぞ!このひ弱な体じゃ、戦えねぇ!  「華奢でひ弱な体では、空手技を繰り出すのは夢のまた夢……」  魔力と資質が全てのこの世界。努力では超えられない「資質の壁」が立ちふさがる。  だが、空手馬鹿の俺の魂は諦めることを知らなかった。  「魔法が使えなきゃ、技で制す!治癒士が最強になっちゃいけないなんて誰が決めた?」  これは魔法の常識を「空手の技」で叩き壊す、一人の少年の異世界武勇伝。    伝説の騎士、美少女魔術師、そして謎の切り株(?)を巻き込み、ノエルの規格外の挑戦が今始まる!    

99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える

ハーフのクロエ
ファンタジー
 夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。  主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました

いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。 子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。 「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」 冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。 しかし、マリエールには秘密があった。 ――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。 未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。 「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。 物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立! 数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。 さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。 一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて―― 「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」 これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、 ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー! ※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!

ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。 悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス

於田縫紀
ファンタジー
 雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。  場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。

処理中です...