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22、褒賞金

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 ついに俺の初出勤?が決まった。3日後となった。あれから色々なことをナリーイさんやラーラちゃんに教えてもらった。

 この世界の物は、地球の物と似ていてほぼ使い方とかは同じ。お金も紙幣の柄が違うだけでほぼ同じ。少し違うのは物価。こちらは、好景気だってこと。あとは、この国は他の国より資源も豊かで比較的金持ちが多いということ。貧富の差はあるが、食べる物に困るほどの貧困はない。そして、まぁ良くある話しの魔法もある。魔法があるということは勇者とかもいるわけで、魔物もいるらしい。この辺りは都会のため、魔物はいない。ギルドもあるみたい。魔法は、誰でもみんな使えるみたい。俺も少し使える。スキルもある。俺にとって微妙なスキルだけどね。

 ブルーム王国というだけあって、王様もいるし貴族も存在する。クレイさんは貴族で三男だから領地を継げないから商売をしているらしい。支配人や店長もナリーイさんも爵位を継げない貴族の子息だって。ここら辺りで商売をしているのはそういう方が多いみたい。もともと?今も貴族?だからか、お客様はそういう方が多い。
たまにSランク級の冒険者も来店するみたい。とりあえず金持ちが多いってことは理解した。
 あと、ラーラちゃんのお尻に入れていたのは洗浄薬と避妊薬と聞いた。洗浄薬は便利だなと思う。でも、避妊薬って聞いてかなり驚いた。まぁ、男しかいない国なのだから、男が妊娠出産すると思っていたが、身近にそういうこと言われると怖い。 
 妊娠するには教会に行って子宮を作成する魔法をかけてもらうらしい。子宮を作成すると感度が良くなるらしく受けの男娼は教会で魔法をかけてもらっているみたい。だから、避妊薬必要なんだって。俺も教会に行ってスキルを教えてもらった。俺はと言うと子宮は存在しない。が、スキルに感度良好。受け入れ柔軟。愛液分泌となぜか男娼が欲しいスキルを持っていた。ラーラちゃんに羨ましいと言われたがこんなスキルいらん。
 高級男娼は、受け入れ柔軟のスキルがないとなれないらしい。あんなデカイもの入れるにはスキルがないと無理だと思うよ。同じ種族の獣人同士は入るらしいけどね。人間は必ず受け入れ柔軟スキルがあるらしい。だから余計に人気らしい。そんなものいらんって思うわ。

 まぁ、そんな感じで日々を過ごした。あと、接客の時にお客様ってみんな言っていて、お客様の名前をお呼びしないのが不思議だったから聞いたら、名前覚えられないからみんなお客様って言うらしい。なんだそれって感じで笑えた。俺がお客様の名前呼びしても良いか聞いたら、贔屓にしていたり、好きなタイプにはしている男娼もいるって言うから俺はなるべく名前呼びすることに決めた。

 そして、俺の接客部屋?俺の住む部屋も完成して、大きめシャツは、ここの男娼の新しい制服として採用された。かなりお客様に好評で、どの男娼も予約が一杯となりオーナーから30万の褒賞金をもらった。素股の褒賞金もそろそろもらえそうだ笑。
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