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いきなりトラブル発生!?!?(第2話)
しおりを挟むあれから1週間がたった。僕は高校に行きながらバイトをしていた。それは今流行のウーバー○ーツというものだった。給料もそこそこ良く、食べるのには困ってない。貯金もまぁまぁある。
そしてその日もウーバー○ーツの配達をしていた。
風魔「お待たせしました~。こちら頼まれていた《牛カルビスタミナ焼き肉丼》と皆大好き《風魔弁当》で~す。【※存在しません。空想です。】それでは失礼しました~!」
風魔 ー心の中ー(ふぅ。やっと配達終わった~~~!)
風魔「あれ?もうこんな時間だ。」
時計は22:52をさしていた。
風魔「あ~これは弁当確定かな~?」
な~んてな、そんなふざけた事をつぶやいて繁華街を歩いていると路地裏から声が聞こえてきた。耳を澄まして聞いてみると、
女の子「いや!やめてください!お願いします!いや!来ないで!キャーーーー!!!!」
中年男性A「このガキうるさいな~。ここは路地裏だからいくら騒いでも助けなんか来ないのに。」
中年男性B「そうだよ。さぁ。お兄さんたちとイイことしましょうねぇ~。」
風魔(女の子が襲われてる!どうしよう!?どうせ僕が行ったところで………あ!僕神様から良い力もらったじゃん!完っ璧に忘れてた!よしLet's go!!!!)
そうして風魔は走り出した。それから3秒後男たちの悲鳴が響いたのは言わなくとも分かるだろう。
当然のことで理解が出来ない女の子は呆然と倒れている男性二人を見つめていた。
女の子「ッハ!!!!えっ、えっと。先ほどは助けていただき、ありがとうございましたッ!!!!」
風魔「いえいえ。どういたしまして。……聞いていいのかわからないけど……えっと…その…君はどうしてこんなところにいるの?」
女の子「…………………」
風魔「嫌ならいいんだよ!嫌なら!無理に話さないで。」
女の子「いや。話します。……まず名前からですね。私の名前は″レイナ”……と言います。ここにいた理由ですが…………………。」
そして彼女は少しずつ話してくれた。自分は昨日親に捨てられ、今は捨て子で、そしてそこを人身売買している組織に見つかって連れ去られそうになった時に僕がが現れたのだと。
風魔「そう……だったんだね。」
レイナ「はい。なので私にあまり関わらない方がいいと思います..なので早々にお帰り願います。」
風魔「嫌だ。」
レイナ「へ?」
レイナはすっとんきょうな声を出した。
風魔「ここに1人で置いておくわけにはいかない。よかったら家に来る?」
レイナ「え?でも……私といてもメリットなんてないんですよ!?」
風魔「わかってる。家に親は居ないしお金も余ってる。さっき危ない目にあって怖いのは重々承知だ。頼む。」
レイナ「………、わかりました。ついて行きます。」
風魔「本当に!?やったー!これからよろしくね。レイナ。」
レイナ「はい。よろしくお願いします!風魔さん。」
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