誰でも良くない、貴方のトクベツになりたい。

小鳥遊 華凜

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ʕ•̫͡•

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わたしはわたしを大切にしてくれない、想ってくれない人とは一緒にいたくないの。
わたしだって、わたしだって、『自分だけの唯一』がほしいだけなのに。
なんで、なんで理解(わかって)してくれないの!!

もう、疲れた。想うのも、傷つくのも、苦しむのも…。


おえ…。最悪な朝の目覚めだ。なんか、あんまし覚えてないけどめちゃくちゃ女々しい自分とユメの中で戦っていたような気がする。おええ、ガチで気持ち悪い。

あー、うん。朝からヘラるうー。
あー、コーヒーが美味い。コーヒー最高ー。

モヤモヤ、イライラ、朝からクソでか感情だ。わーい。お気に入りのクッションを抱きしめながらマグカップに淹れたコーヒーを飲み終えて2杯目を飲もうと立ち上がると同時にリビングの戸が開いた。

あれ?今日は起きるの早いんだね。おはよ。
おはよー!意味なく早くに目が覚めて二度寝も出来そうになかったから起きてコーヒー飲んでた。飲むよね?準備するねえ。
ありがとー。

。。が洗面台へ向かうのと同時に自分のマグカップを片手に持ち、準備をする。
んー、気分切り替えて今日も気張りますか。

改めて、おはよ。
おはよ、牛乳多めに入れてるからね。
ありあとー。

。。と朝のまったり時間を過ごしつつ、互いに休日だったため今日の予定を決めている最中。。の端末から通知音が鳴った。その瞬間、ほんわりとしていた空気感が一切なくなり張り詰めた空気感に変わった。

ごめん、今日から忙しくなりそう。次、会えるのいつになるか正直わかんないや。
んー、長期間の「忙しい」ね…。アイツ帰ってきたん?

思わず少しだけ口調が悪くなったが愛嬌だ。
言葉を言いおえた後に首を軽く傾げたら。。は困った笑みを作ったが言葉は何も語らなかった。きっと、それが答えだ。

対面で座っていた場所から隣に移動して、至近距離。キスができそうな距離感…でも、しない。臆病なわたしは「できない。」肩が当たると少し。。が揺れて無言でどれくらい刻が経ったか分からないが再度、通知音が鳴るまでお互いの『音』だけが流れていた。

荷物込みで、忘れもんない?
大丈夫だよ。心配してくれてありがとう。
居なくてもご飯しっかり食べてね、連絡は出るときがあったらするから…。
そこまでイマは悪い状態じゃないから大丈夫だよ。

心配かけまい。と笑顔で見送りを終えて残酷にも重く響く玄関の戸が閉まるオトが脳内を支配する。己の呼吸音が荒れ始めるのを感覚的にも物理的にも感じる。行ってほしくない、行ってほしくない。アイツの近くにいてほしく…、はあ、ガチつらい、泣きそう。
わたしだけの唯一じゃないのは知ってる。でも、安心できる「息ができる場所」が一時的でも無くなることがひどく耐え難いのだ。おええ、、、。
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