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天使のホワイトデー 後編
ホワイトデーまで。あと少し。もう
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引き続き、ルイちゃんのお菓子講座の様子をお伝えする。
念のため確認しておくが、今回作成するお菓子はクッキー。こいつはお菓子の中でも、それほど作成する難易度は高くないらしい。
そりゃあチョコレートを豆からに比べたら。と思ったキミは正しい。
あれと比べるのもどうかと思うが、比べたら簡単だね。
必要かは分からないが材料も説明する。
まずは、バター(食塩不使用)。
いいか食塩不使用のやつだ。理由は知らん!
だが、これでないとダメらしい。美味しくしたいなら言われた通りにしなさい。いいね?
次に、粉糖(砂糖には違いない)。
これも粉糖でなくてはダメだ。これは理由が俺にも分かる。普通のだと混ざりにくいからだと思われる。
砂糖のジャリジャリ感も残るのだろう。なら、初めから粉糖を使うべき!
お次は、薄力粉(小麦粉には違いない)。
俺がほぼ正解だったのに不正解になったやつだ。
こいつは小麦粉と比べて粘りけが弱いらしい。お菓子作りに向いているやつである。
タンパク質が少ないから薄力粉。多いと強力粉となるらしい。ちなみに、俺が思いついたホットケーキミックスは代用品としてはありらしい。
あの時、ホットケーキミックスと言っていれば。そうすれば……。いかん、気にしてはいけない。
材料説明に戻るね。もう過ぎたことだからね。
次は、卵黄とバニラエッセンス。以上だ。
分からなければ自分で調べなさい。
あと、オーブンとクッキングシート。
まぜるやつにのばすやつ。ボウルとかも必要だ。
他は分からなければ自分で調べなさい。
そして美味しく作りなさい。
「お姉ちゃん。まざったよ」
「アタシもできた」
まずは最初にしてほぼ全部である、混ぜるが終わったようだ。
バターをほぐし粉糖と塩を入れ、泡立て器で混ぜる。そこに卵黄とバニラエッセンスを加えて混ぜる。さらにそこに薄力粉を入れて混ぜる。
ずっと見ていたがそれしかやってない。しかし、生地というのにはなっているようだ。
「じゃあ次はラップに包んで伸ばす。それで冷蔵庫に入れる。2時間くらいしたら取り出して、型抜きすれば焼くだけだ」
「結構、時間かかるんだねー」
「そうね。ここまで簡単だったから、そのまま出来上がると思ってたわ」
そんなに甘くはないだろう。お菓子だけど。
あまりお菓子を舐めていると、俺のようになってしまうよ。俺のようになりたくなければ、キミたちは黙って麺棒で生地を伸ばしたまえ。
「このくらい?」
「5ミリくらいになるようにだぞ。もうちょっとだな」
「ルイは上手ねー」「ねー」
「お世辞はいいから生地を伸ばせ。冷蔵庫に入れるから」
お菓子学校に行ってるくらいだから上手だろう。そうでなくてはお菓子屋さんにはなれないだろう。
行動に無駄がないし、足手まといが2人いても自分のやつに手を抜かないし。明らかに本気だし。
「よし、生地はこれでいい。生地を休ませてる間にこっちをやってみよう。おい、反省したなら入ってこい。してないならメールで話せ」
ルイは同じ場所にいる2人にではなく、同じ空間にいちお存在しているヤツに向けて話しかける。それは……俺にだ。
「──反省しました! もう二度とあのようなことはないようにいたします」
「次は家から追い出すからな?」
「──はい!」
まったく分からなかっただろうが俺は、ルイたちが作業している台所から追い出され、廊下から部屋の中の様子を見ていたのである。
何があったのは話さないのである。
「れーと。セクハラは犯罪だよ? 次は警察呼ぶからね?」
「──なんで言うんだよ! それに不可抗力だよ。元はと言えば、変なとこで転ぶミカが悪いんだろうが!」
「そんな……私が悪いだなんて。零斗さん、酷い」
「私が悪かったです。本当に申し訳ありませんでした」
訴えられたら負けだし、アミカちゃんモードにも負けだ。もう勝てる気がしない。
本当に俺が悪いんだと心底思ってしまう。ああ、俺はなんてことを……。
「いいからこっちに集中しろ!」
「「「はい」」」
「……ったく。で、このハチミツを使ってもう一種作りたいんだな?」
「はい。それを使えるなら是非」
材料説明にはなかったが、俺が持ってきた物の中に1つだけ現実には存在しない物がある。
それは瓶に入ったハチミツ。正確にはハチミツではないのだがミツだ。
ミカの部屋でしていたという匂いの正体にして、お茶菓子に出てきた飴。あれの材料がそのミツだ。
天使たちの住まう天国には、ある木が大量にある。
その木の名はアカシア。おそらく実際に存在するものと似てはいるんだろうが異世界にあるものだし、これほどの甘みを、普通のアカシアのハチミツは持ってない。
今回の異世界食材というというだ。
「ルシアも好きだったから、クッキーに入れられるなら使いたい。 ……できる?」
持ち込みの材料だし、これに気づいたのは昨日というか真夜中だった。
ミカがオヤツにと持っていた飴状のやつを、一粒もらった時に思いついたんだ。
出来るかどうかをルイに聞く暇もなかった。やはり難しいんだろうか?
「できるよ。ハチミツクッキーはあるし、普通にクッキーを作るのと大差ない。砂糖を入れずにハチミツを入れるくらいしか違いはないよ」
「そうなのか?」
「それに普通にやるのより、こっちにはもっと楽な方法がある。まずはビニール袋に薄力粉とサラダ油を入れる。んで、この状態でよく混ざるまで揉み込む」
ルイは量をはかりはするが、薄力粉と油をキッチンパックにぶち込んで、にぎにぎしていく。
クッキー作りを最初から見ていた感想としては、『意外と簡単じゃん!』そう思ってたのに……。
「均等になってきたら見た目はもうクッキー生地だ。ここにハチミツを入れて、ハチミツが全体に混じれば、生地の完成だ」
袋1つで完成してしまった……。
なんていうか、ちょうかんたんだった。
ここからの動きも先ほどと同じ。伸ばして冷蔵庫に入れるだけ。
「今ので終わり?」
「手も汚れないし、ベタベタにもならないし、片付けの手間もかからない」
「ミカ、これなら簡単だ。覚えろ! そして自分でやれ!」
なんのこっちゃ分からないでいるミカに、起きたことをありのまま伝える。
別にルイがやったやつでも構いやしないが、どうせなら自分でやるべきだ。簡単だったし。
「それ美味しいの?」
「それは焼いてみないとなんとも言えないな」
「なら、ルイがやったやつを食べてからでもいいと思う」
単にお腹が空いたのか、それともカッコつけたいのかは知らないが、ミカはそんなことを言う。
「どうしたんだ」
「作れてあと1回分しかないでしょ。念のためよ」
「なるほど。と言いたいが、それはいいのか?」
それとは、ミツが少ないのを気にしているミカからは見えない位置にいる。
この瞬間も瓶に指を入れては舐めをして、ミツをつまみ食いしているヤツのことである。
「何これ、美味しい。とまんない」
「一愛!? ちょっと、ダメよ。それしかないのよ。それだって勝手に持ってきたんだから!」
「もう少しだけ、もう少しだけちょうだい!」
まあ、こんな感じでクッキー作りは進んだ。
その後、上手に焼きあがったクッキーは、ミカの分と一愛のおやつ分を除いて、みんなでいただきました。
ハチミツクッキーも大変美味しく、天使のハチミツクッキーと命名しました。
念のため確認しておくが、今回作成するお菓子はクッキー。こいつはお菓子の中でも、それほど作成する難易度は高くないらしい。
そりゃあチョコレートを豆からに比べたら。と思ったキミは正しい。
あれと比べるのもどうかと思うが、比べたら簡単だね。
必要かは分からないが材料も説明する。
まずは、バター(食塩不使用)。
いいか食塩不使用のやつだ。理由は知らん!
だが、これでないとダメらしい。美味しくしたいなら言われた通りにしなさい。いいね?
次に、粉糖(砂糖には違いない)。
これも粉糖でなくてはダメだ。これは理由が俺にも分かる。普通のだと混ざりにくいからだと思われる。
砂糖のジャリジャリ感も残るのだろう。なら、初めから粉糖を使うべき!
お次は、薄力粉(小麦粉には違いない)。
俺がほぼ正解だったのに不正解になったやつだ。
こいつは小麦粉と比べて粘りけが弱いらしい。お菓子作りに向いているやつである。
タンパク質が少ないから薄力粉。多いと強力粉となるらしい。ちなみに、俺が思いついたホットケーキミックスは代用品としてはありらしい。
あの時、ホットケーキミックスと言っていれば。そうすれば……。いかん、気にしてはいけない。
材料説明に戻るね。もう過ぎたことだからね。
次は、卵黄とバニラエッセンス。以上だ。
分からなければ自分で調べなさい。
あと、オーブンとクッキングシート。
まぜるやつにのばすやつ。ボウルとかも必要だ。
他は分からなければ自分で調べなさい。
そして美味しく作りなさい。
「お姉ちゃん。まざったよ」
「アタシもできた」
まずは最初にしてほぼ全部である、混ぜるが終わったようだ。
バターをほぐし粉糖と塩を入れ、泡立て器で混ぜる。そこに卵黄とバニラエッセンスを加えて混ぜる。さらにそこに薄力粉を入れて混ぜる。
ずっと見ていたがそれしかやってない。しかし、生地というのにはなっているようだ。
「じゃあ次はラップに包んで伸ばす。それで冷蔵庫に入れる。2時間くらいしたら取り出して、型抜きすれば焼くだけだ」
「結構、時間かかるんだねー」
「そうね。ここまで簡単だったから、そのまま出来上がると思ってたわ」
そんなに甘くはないだろう。お菓子だけど。
あまりお菓子を舐めていると、俺のようになってしまうよ。俺のようになりたくなければ、キミたちは黙って麺棒で生地を伸ばしたまえ。
「このくらい?」
「5ミリくらいになるようにだぞ。もうちょっとだな」
「ルイは上手ねー」「ねー」
「お世辞はいいから生地を伸ばせ。冷蔵庫に入れるから」
お菓子学校に行ってるくらいだから上手だろう。そうでなくてはお菓子屋さんにはなれないだろう。
行動に無駄がないし、足手まといが2人いても自分のやつに手を抜かないし。明らかに本気だし。
「よし、生地はこれでいい。生地を休ませてる間にこっちをやってみよう。おい、反省したなら入ってこい。してないならメールで話せ」
ルイは同じ場所にいる2人にではなく、同じ空間にいちお存在しているヤツに向けて話しかける。それは……俺にだ。
「──反省しました! もう二度とあのようなことはないようにいたします」
「次は家から追い出すからな?」
「──はい!」
まったく分からなかっただろうが俺は、ルイたちが作業している台所から追い出され、廊下から部屋の中の様子を見ていたのである。
何があったのは話さないのである。
「れーと。セクハラは犯罪だよ? 次は警察呼ぶからね?」
「──なんで言うんだよ! それに不可抗力だよ。元はと言えば、変なとこで転ぶミカが悪いんだろうが!」
「そんな……私が悪いだなんて。零斗さん、酷い」
「私が悪かったです。本当に申し訳ありませんでした」
訴えられたら負けだし、アミカちゃんモードにも負けだ。もう勝てる気がしない。
本当に俺が悪いんだと心底思ってしまう。ああ、俺はなんてことを……。
「いいからこっちに集中しろ!」
「「「はい」」」
「……ったく。で、このハチミツを使ってもう一種作りたいんだな?」
「はい。それを使えるなら是非」
材料説明にはなかったが、俺が持ってきた物の中に1つだけ現実には存在しない物がある。
それは瓶に入ったハチミツ。正確にはハチミツではないのだがミツだ。
ミカの部屋でしていたという匂いの正体にして、お茶菓子に出てきた飴。あれの材料がそのミツだ。
天使たちの住まう天国には、ある木が大量にある。
その木の名はアカシア。おそらく実際に存在するものと似てはいるんだろうが異世界にあるものだし、これほどの甘みを、普通のアカシアのハチミツは持ってない。
今回の異世界食材というというだ。
「ルシアも好きだったから、クッキーに入れられるなら使いたい。 ……できる?」
持ち込みの材料だし、これに気づいたのは昨日というか真夜中だった。
ミカがオヤツにと持っていた飴状のやつを、一粒もらった時に思いついたんだ。
出来るかどうかをルイに聞く暇もなかった。やはり難しいんだろうか?
「できるよ。ハチミツクッキーはあるし、普通にクッキーを作るのと大差ない。砂糖を入れずにハチミツを入れるくらいしか違いはないよ」
「そうなのか?」
「それに普通にやるのより、こっちにはもっと楽な方法がある。まずはビニール袋に薄力粉とサラダ油を入れる。んで、この状態でよく混ざるまで揉み込む」
ルイは量をはかりはするが、薄力粉と油をキッチンパックにぶち込んで、にぎにぎしていく。
クッキー作りを最初から見ていた感想としては、『意外と簡単じゃん!』そう思ってたのに……。
「均等になってきたら見た目はもうクッキー生地だ。ここにハチミツを入れて、ハチミツが全体に混じれば、生地の完成だ」
袋1つで完成してしまった……。
なんていうか、ちょうかんたんだった。
ここからの動きも先ほどと同じ。伸ばして冷蔵庫に入れるだけ。
「今ので終わり?」
「手も汚れないし、ベタベタにもならないし、片付けの手間もかからない」
「ミカ、これなら簡単だ。覚えろ! そして自分でやれ!」
なんのこっちゃ分からないでいるミカに、起きたことをありのまま伝える。
別にルイがやったやつでも構いやしないが、どうせなら自分でやるべきだ。簡単だったし。
「それ美味しいの?」
「それは焼いてみないとなんとも言えないな」
「なら、ルイがやったやつを食べてからでもいいと思う」
単にお腹が空いたのか、それともカッコつけたいのかは知らないが、ミカはそんなことを言う。
「どうしたんだ」
「作れてあと1回分しかないでしょ。念のためよ」
「なるほど。と言いたいが、それはいいのか?」
それとは、ミツが少ないのを気にしているミカからは見えない位置にいる。
この瞬間も瓶に指を入れては舐めをして、ミツをつまみ食いしているヤツのことである。
「何これ、美味しい。とまんない」
「一愛!? ちょっと、ダメよ。それしかないのよ。それだって勝手に持ってきたんだから!」
「もう少しだけ、もう少しだけちょうだい!」
まあ、こんな感じでクッキー作りは進んだ。
その後、上手に焼きあがったクッキーは、ミカの分と一愛のおやつ分を除いて、みんなでいただきました。
ハチミツクッキーも大変美味しく、天使のハチミツクッキーと命名しました。
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