姉の様子が、おかしいです。

38 ハンバーグが食べたい2

今日の予定にまったくなかった、スペード家が我が家に泊まる
事になった。

メイド達は、部屋を整える為に大慌てだ。



全員分の食事の準備が整って、さっそく席につく。

初めてみる、ハンバーグに目を輝かせている。

「では、さっそく頂きましょう。」

父が声をかけて、ナイフとフォークを手にする。

そして、ハンバーグを一口ぱくり。

「「「エイド〇アン神に、感謝を！」」」

父、母、クラウスがハンバーグの皿を掲げている。

いつもの我が家の光景だ。

なぜか、ジーク父、母、エリカ様がつられて

皿を掲げている。

「ブフォ～～～！」

ジークが、その光景をみて大きく咽た。

「これは、神の食べ物だ。」

父よ。やめてくれ～～～！

「そうですね。これは、なんとも不思議な料理ですね。
まさに、神の食べ物だ。」

ジーク父まで！

「お茶会のお料理もそうでしたが、はんばあぐ。というお料理も
大変珍しく、とても美味しいお料理ですわね。本当に、神の食べ物ですわ。」

ジーク母も！

「チーズ。のびる～。おいし～。神の食べ物！」

エリカ様も！

「うぉおお～。懐かしい～。」

ジークは完食し、おかわりを頼んでいる。

それを見た、父とジーク父、クラウスは急いで食べている。


今夜は、とても賑やかな晩餐だった。