姉の様子が、おかしいです。

39 女性陣が涙する。

明日の朝ごはんは、何にしよう。

ベッドで、ゴロンと寝転がって考える。

エリカ様が喜びそうなメニューにしよう。

そうだ！パンが固いので、厚めに切って、フレンチトーストにしてみよう。

まだ、一度も作ってなかったな～。

明日は、早めに起きて厨房へ行こう。

という事で、おやすみなさ～い。







今朝は、いつもより早起きしたよ。

朝食を作る為に、厨房へＧＯ！

「たのも～。」

料理長と料理人が朝食の準備に忙しく動き回っていた。

「お嬢様、こんな朝早く、どうされたのですか？」

料理長が駆け寄ってくる。

「スペード公爵夫人とエリカ様の為に、朝食を用意しようと思って。」

「新たな神の食べ物を作るのですね。食材は何をご用意しましょうか？」

「パンと卵とミルク、砂糖とバターよ。」

「さっそく、用意します。」

料理長が料理人に声をかけ、用意する。


大きなボールに卵、ミルク、砂糖を入れ混ぜる。

パンをいつもより厚めに切り、用意された大きめのバットに

並べて、混ぜ合わせた卵液を流し込み浸す。

しばらく漬け込んでから、フライパンにバターを入れ、溶かしてから

卵液に浸したパンを焼いていく。

「おいしそう～。」

お腹が空いてきた。

隣で作業をしていた料理長も無言でうんうん。と頷いている。


あとは、盛り付けなど、仕上げを料理長に頼んで

食堂へ行きましょう。