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二人の関係
第十七話
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公爵家としての初デートの後、ローズはリアムにまた一歩 歩み寄っていた。
呪われている身でありながら自分に甘えろと迫ってきたリアムに多少の信頼をおいたのだ。
「今日は遅くなりそうだから先に休んでいろ。」
朝食を2人で取りながらリアムがグラスに注がれた水をグイッと飲み干しながらローズに言った。
「かしこまりました。」
出かける準備を済まし、玄関に向かうとローズがリアムのステッキを持って待っていた。
「お前に見送られると仕事に行く気が起きんな、なんなら屋敷で仕事を、、、」
思いついたかのように言うリアムにレオの顔色が徐々に悪くなる。
それを察したローズは急いでステッキを渡してそっとリアムに耳打ちをした。
「お帰りをお待ちしておりますから早く終わらせてくださいませ。」
至近距離からのローズの声が心地よくてそのまま頬にリアムはキスを落とした。
「あぁ、早く終わらせてこよう。」
そうして颯爽と出ていった玄関のドアを暫く真っ赤な顔で見つめているローズであった。
リリーに促され部屋に戻ると紅茶を含みほっと一息をつく。
「奥様、だいぶこちらの生活に慣れてこられたのではございませんか?」
リリーがスイーツを差し出しながらにっこりと微笑む。
「えぇ、私のことを受け入れてくださったのにいつまでもウジウジなどしていられないから。」
紅茶のカップを弄りながらローズは呟いた。
「ですが、奥様が本邸に来られて城の雰囲気はだいぶ明るくなったのですよ?奥様に出逢われる前の公爵様はまるで氷のような表情でございましたから。」
「そうなの?」
「えぇ、この城に来て無礼を働いた伯爵などはその場で切り捨てられるというのも不思議ではありませんでしたから。常に緊張が続く城でございました。」
「でも、、、私も明るい方ではないと思うのだけど。」
「何を仰います!お庭で花を愛でられるときや街にお出かけになった際など奥様は非常に優しく素敵な笑顔で過ごされているのですよ?そのお姿は本当にお美しく愛らしいことこの上ありません。」
次々と出る褒め言葉に思わず俯くローズ。
「公爵様も私の容姿に、、、」
そう呟いたローズの言葉はリリーに届くことは無かった。
「公爵様は非常に寂しい子供時代を送られておいでですから、奥様のお優しいお心とお姿に心を奪われたのでございましょう。」
リリーの言葉にローズが顔を見上げる。
(寂しい子供時代?)
「ご家族は、、、」
「たしか、先代が戦死なさって、大奥様はご病気で亡くなられたかと」
次回につづく!
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「かしこまりました。」
出かける準備を済まし、玄関に向かうとローズがリアムのステッキを持って待っていた。
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それを察したローズは急いでステッキを渡してそっとリアムに耳打ちをした。
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至近距離からのローズの声が心地よくてそのまま頬にリアムはキスを落とした。
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「奥様、だいぶこちらの生活に慣れてこられたのではございませんか?」
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紅茶のカップを弄りながらローズは呟いた。
「ですが、奥様が本邸に来られて城の雰囲気はだいぶ明るくなったのですよ?奥様に出逢われる前の公爵様はまるで氷のような表情でございましたから。」
「そうなの?」
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「でも、、、私も明るい方ではないと思うのだけど。」
「何を仰います!お庭で花を愛でられるときや街にお出かけになった際など奥様は非常に優しく素敵な笑顔で過ごされているのですよ?そのお姿は本当にお美しく愛らしいことこの上ありません。」
次々と出る褒め言葉に思わず俯くローズ。
「公爵様も私の容姿に、、、」
そう呟いたローズの言葉はリリーに届くことは無かった。
「公爵様は非常に寂しい子供時代を送られておいでですから、奥様のお優しいお心とお姿に心を奪われたのでございましょう。」
リリーの言葉にローズが顔を見上げる。
(寂しい子供時代?)
「ご家族は、、、」
「たしか、先代が戦死なさって、大奥様はご病気で亡くなられたかと」
次回につづく!
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